goo blog サービス終了のお知らせ 

銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

「美しき」誤解

2017年03月17日 | のほほん同志Aの日常

最近、銀ステはお弁当ブーム。
お昼は外食ではなく、自分で作ったお弁当派、というスタッフがひとり増え、ふたり増え…。
このブームを作ったのは、私だと自負しています(たいそうな)。

でも、手作り弁当って、ホントふしぎ。
入ってるものといったら、ゆうべの残り物と卵焼きぐらいで、
あとは白いご飯に梅干しかお漬物。

たいしたものなんて何も入っていないし、たいてい毎日同じメニューなのに、ふしぎと飽きない。
きれいに残さず食べては、「あ~おいしかった!」 いつも、思うのです。

そして、きのう。
いつものように晩ごはんのおかずを、明日のお弁当に少し残しながら、
米びつのなかにお米が残っていないことに気づきました。
ごはんは毎回カンショクしてはその都度炊くので、炊飯器のなかも空っぽです。

おかずはあるのに、ごはんがない。
明日のお弁当、どうしよう。

そのとき、ぽんっと、お弁当仲間の後輩の顔が浮かびました。

あすのシフトはどうなってたっけ?
彼女、明日は事務所だっけ?

「あした、ごはんだけ、持ってきて」

よほど、そうメールしようかと思いましたが、シフトもよう分からんし、
都合のいいときだけ連絡するのもなんだかなぁ(いつもだけど)

「やっぱりやめとこう」、自制しました。

翌朝、おかずだけ入った弁当をカバンにいれ、
途中のコンビニに立ち寄って、おにぎりを買って出勤。

あれ、彼女も来ています。

なんだ。

お昼タイム。
お弁当を開きながら、言いました。

「わたし、よっぽど昨日、メールしよか思たんよ。
 ごはんだけ持ってきてって」

えっ?と後輩。

なぜかとてもうれしそうな、
なついた犬が尻尾をふって寄ってくるときのような顔になって、

「わたしの分のおかずも持ってきてくれたんですか?」

……。

美しい誤解が生まれたのでした。


******************************
さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
それが何かは、わかりません。
*******************************

早春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第4回は・・・

「猪名川・町道原広根線の桜並木」
日時: 4月4日(火)
集合:能勢電鉄「日生中央駅」・改札口10:00集合
料金:500円
約4.5㎞、2.5時間

今年は日常にウォーキングを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行

TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つるべすし弥助

2017年03月16日 | Hの生きる喜び、それは

人もそうですが、お店も見かけで判断してはいけません

今日訪れた「つるべすし弥助」
私は知っていました
初見で皆さまきっとゾッとされるだろうと・・

はっきり言って、今にも崩れ落ちそうな木造三階建て
(特に、店の裏側)

歌舞伎 義経千本桜 三段目の舞台で創業800年以上ということを差し置いても
この外観はちょっと・・・でも
お料理はちゃんと出てくるはず・・(予約しているのですから当然でしょう)

ですから、到着前に皆さまに重々お伝えしておきました

「とにかく、ボロボロですけど、ビックリされないでくださいね!」
(弥助さん、ごめんなさい)

皆さま「それがいい味出すのよ~」「そんなところの方が好き」
と、あろうことか逆に期待値を高めて到着してしまいました

店をご覧になって、皆さま

「・・・・・。」「営業しているのかしら・・」

私「大丈夫です!(多分・・)」

恐る恐る扉を開けると

よかった!ちゃんとお迎えの方が出てきてくださり、
3階のお庭が見渡せるお部屋へご案内くださいました

落ち着いた間取り
昭和のすえた香り
薄暗い灯り
時が止まったような静けさ

「こりゃええわあ」「どこぞの料亭と違って落ち着く」「こういうところが好きなんや」
男性のお客様がしみじみと仰いました

何となく分かる気がする、そう思いました

ホッとひといき、お茶をいただいていると
お料理が運ばれてきました

前菜から鮎のあんかけ、

そしてメインの鮎鮨、お吸い物、デザートまで

そのどれもが、素朴で心がこもっていて、つまり美味しい!

現ご主人は49代目 宅田 弥助

わざわざお越しいただいたお客様に
せめてここの歴史を知っていただきたいと、お食事後に
弥助の歴史を説明してくださいました

熱心に耳を傾ける皆さま
興味深いお話しばかりでした

お店の名前の由来となった釣瓶(つるべ)
ここに鮎寿司を入れて、京の都、仙洞御所まで運んでいたそう

 

作家の村上春樹氏もここ弥助を訪れています

講談社の文芸雑誌「群像」(1983年1月号)で季語暦語「奈良の味」というエッセイを寄せ、
弥助をこう紹介しています

どうやら、京都食については決してよく書いておらず、それと比較して・・

「…それに比べて奈良の料理は決して凝ったものではないのだけれど、
そのぶん素朴で、不思議に心になじむところがある
田舎料理といえば田舎料理だけど、ここにはまだ生活の匂いのようなものがある
値段も安いし、観光客の数も京都ほど多くない
今回の収穫は矢田寺の宿坊と吉野の「弥助」の鮎料理と二階堂の「綿宋」のうなぎ料理だった」

外観のことばかりごちゃごちゃ言い訳した自分が恥ずかしい・・
この境地に至るには、私はまだまだのようです
が、確かに鮎寿司は美味しかったのです

皆さまがそのことを一番よく分かってくださっていました

******************************
さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
それが何かは、わかりません。
*******************************

早春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第4回は・・・

「猪名川・町道原広根線の桜並木」
日時: 4月4日(火)
集合:能勢電鉄「日生中央駅」・改札口10:00集合
料金:500円
約4.5㎞、2.5時間

今年は日常にウォーキングを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行

TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種ヲマカズニ芽ニナラズ

2017年03月15日 | 見かけだおしNのつぶやき

3月なのになんだか寒い日。

 

スタッフの1人が、冷たい早春の風に吹き飛ばされながら、

日課のビラ配りに出ました。

 

本人は、多分やらされた感でやっていることでしょう。

でもね。

 

当時、何もない中で、広告予算もなく、ビラ配りだけが営業だった頃、

たった一枚のビラで今に繋がっている方が

どれだけいらっしゃるでしょうか。

まぁ、これが本当に沢山なのです!

 

昨日もばったり、逆瀬川の銀行でお会いした方、

「主人の病もあって、この度、介護ホームに入ることにしたの」

奥さま、ケラケラ笑って、あっけらかんと、そう仰いました。

この方、たった一枚のビラで、あり余るご縁を紡いでくださいました。

もう、数えきれないほど沢山です!

 

「当面、私はどこにも行けないけど、銀ステさんのことは、これからもPRするから」

2日前の、これ、別れ際の言葉でした。

 

この方が、7年前ですか、最初にお申し込みくださった時、

こう、仰ったのです。

「旦那が、逆瀬で、女の子ばっかりで、会社立ちあげたらしい。

応援してやれよ、って。だから、、、」

女の子ってとこは、平謝ります。

 

そのご主人が、今は病に伏せておられます。

久しぶりにお会いした奥様は、元気そうでした。

だって、そう、他人には見せる方だから。

完璧に。

 

「Tさんの紹介で、お電話入りました」

ここ数日、このセリフ述べる、うちのスタッフ。

困っていた、観劇チケットが、完売しました。

全てTさんのご紹介でした。

 

ごめんなさい、うっかり私に会ってしまって、、、

ご本人は、今がほんとうに大変な時なのに、

家のことや、介護のことや、お金のことや(ご本人談)

それでも、

きっと、ご主人の言葉を思い出されたのでしょう。

「可愛い女の子、助けてやって」と。

可愛い、、、えっ⁉️

 

今日、春のきまぐれ強風に、けんもほろろに、

ビラ配り後、事務所に戻ってきたスタッフ。

 

そんな厳しいなかで、手渡しできた、たった一枚が、

今の銀ステの血肉になっていることを、知って欲しいな。

何かをするとき、無駄なんて、何もない。

とにかく、「やってみた」

それが、今に、未来に、通じているってことを

知って欲しい。

 

今日、突然訪問してくださったお客様。

「ずいぶん前に、バスの手配で資料もらっていたから」

その資料に添えられた名刺。

懐かしい名前がそこにはありました。

昨年退社したスタッフの名前。ありがとうね。

結果は、すぐとは限らない。

彼女の残してくれた財産。

めぐり巡って、この春、芽がでそうです。

 

******************************

さて、突然ですが、

銀のステッキでは、スタッフを募集します。

当社のホームページをご覧の上、

業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。

詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。

「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!

でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!

それが何かは、わかりません。

*******************************

早春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第4回は・・・

「猪名川・町道原広根線の桜並木」
日時: 4月4日(火)
集合:能勢電鉄「日生中央駅」・改札口10:00集合
料金:500円
約4.5㎞、2.5時間

今年は日常にウォーキングを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行

TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お水取りが終わると、、、

2017年03月14日 | ムムムッのMは紙一重

「これが終わると春が来る」

奈良・東大寺二月堂の「お水取り」に行って来ました。

二月堂の本尊十一面観音に、東大寺の僧侶が人々にかわって罪を懺悔して

国家の安泰と万民の豊楽を祈る法要で、10人のお坊さんが順番に

松明を掲げて舞台を歩き、火の粉を落とす。

その火の粉を浴びると無病息災で居られるそう。

 

毎年3月1日から二週間に渡って行われるこの行事。

本来は修二会(しゅにえ)と呼ばれ、二月堂に納められている

秘仏「十一面観世音菩薩」(一度も開扉されたことがない仏像)に

お水をお供えする際、足元を松明でてらしたのがその始まり。

西暦752年から始まって以来、どんな災害、戦争に見舞われても一度も

中止されたことのない行事です。

 

夜、二月堂に到着すると既に火の粉を浴びられる場所には大勢の人だかりが。

(でも見るだけでもご利益はあります、きっと)

そして19時、始まったお水取り。

お坊さんが掲げる松明は長さが約7mもあり、相当な重さになります。

見ていると面白いのが、松明をうまく燃やせる人とそうでない人がいること。

盛大に轟々と燃えている松明の火の粉をこれでもか!と振り落とす人もいれば

あまり良く燃やせず、消えるかも・・・。とハラハラする人もいました。

(その人の性格が出ているのかも?)

ともあれ、無事に終わったお水取り。

冬もそろそろ店じまい。

暖かな春はすぐそこです。

 

このツアーで合わせて訪ねたのが「菅原天満宮」の盆梅祭。

梅をこよなく愛した菅原道真の生誕地と言われる場所に

建てられたお社に、縁起の良い梅がありました。

その名も「落ちない梅」。

普通、梅の実は夏に収穫されるもので、秋になる前には

全て枝から落ちるそうですが、こちらの梅の実は干からびた

ようになっているものの、辛抱強く枝にくっついて居ました。

受験生にとっては大変ありがたい「落ちない梅」。

無事、サクラが咲いてくれますように。

******************************

さて、突然ですが、

銀のステッキでは、スタッフを募集します。

当社のホームページをご覧の上、

業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。

詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。

「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!

でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!

それが何かは、わかりません。

*******************************

早春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第4回は・・・

「猪名川・町道原広根線の桜並木」
日時: 4月4日(火)
集合:能勢電鉄「日生中央駅」・改札口10:00集合
料金:500円
約4.5㎞、2.5時間

今年は日常にウォーキングを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行

TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花火、ときどき牛

2017年03月12日 | のほほん同志Aの日常

話が脱線しがち。
なんだか違うものまで見えてしまう。

というのが最近の私の傾向で、
それならいっそ、「脱線」OK、「違うもの」OKの、
別コーナーをHP上に設けたら?という話になって、
そうねえ、どんなタイトルにしようかなぁと考えていて、
今日、ハッと、ひらめきました。

「花火、ときどき牛」

これ、どうでしょう?

ここ最近、脱線するのはたいてい、花火のほうへ(ときどき牛)。
こう見えてしまう、というのも、たいてい、花火(ときどき牛)。なので。

たとえば先週訪ねていたラオス。
私の目にはずっと、「花火」が見えていました。

…といっても、実際の花火を目にしたわけではありません。


きっかけは、この赤い花でした。




満開に咲く前の花火。






考えてみたら、花火は、その名も「花」「火」なんですものね。


 









近年、半円形の、こんな花火もあります。



こんなすだれ状の花火も。




こちらなんて、まさに花火。五重芯、かな。







ラオスを代表する花、甘い香りのプルメリア。

ですが、私の頭のなかはというと、
この白を、この黄を、そして、このねじれぐあいを花火で表現するにはどうしたらいいか。

…すっかりマインドは、にわか「花火師」なのでした。


そして、ときどき、牛。




最近、視線はこんなものばかり、追いかけています。


「花火、ときどき牛」(仮題)、そのうちスタートです。


******************************

さて、突然ですが、

銀のステッキでは、スタッフを募集します。

当社のホームページをご覧の上、

業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。

詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。

「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!

でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!

それが何かは、わかりません。

*******************************

早春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第4回は・・・

「猪名川・町道原広根線の桜並木」
日時: 4月4日(火)
集合:能勢電鉄「日生中央駅」・改札口10:00集合
料金:500円
約4.5㎞、2.5時間

今年は日常にウォーキングを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行

TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************

 




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする