銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ミスは許されるか、否か

2012年05月26日 | 見かけだおしNのつぶやき
手配で失態を続けてしてしまいまいました

原因は、こちらの「うっかり」です

うっかりなんて、表現は火に油ですが、
本当のことです

どちらのお店からも、かなりお叱りを受けました
その、ご指摘は全て正しく、
ただ、ただ、こちらもミスです

私が、それでも
お叱りを受けながら、感じたことは・・・

「このお店に、とにかくお客様をお連れしたい」

なるべく、食事場所は、地元で評判のお店を
ご紹介したい、これが銀ステの思いです

でも、そういう場所はキャパ(最大人数)が
決まってきます

団体慣れしていない、そこが、またいいのです・・・

今回、お叱りをうけた場所は
個人のお客様でも、人気のお店
それに、団体予約をしたのですが・・・
人気店の故、こちらの人数調整が遅く・甘く

結果、お叱りを受けました

どちらも地元で評判のお店です
平謝りしながら、私が感じたのは・・・

「さすが!」

どちらもオーナーさんが電話に出られ、
きちんと、正論の後は、
声のトーンも変わり

「でも、お客様にはご満足いただけるようにします」

銀ステの手配には大いに不満
でも、それとお客様は別、という姿勢に
また感謝

お客様の多くが
お食事を楽しみに、銀ステを指示して下さいます

団体では、ツアーでは、行きにくい場所
「美味しい場所」に連れて行ってくれる
そこに付加価値を持っていただいているようです 

ですから手配する側も
ご期待に沿う食事への手配が
必須となります

今回、二度も、キャパの限られた、人気のお店に
ご迷惑をかけてしまいました

でも、直接、そのオーナーさんとお話したことで
このお店が流行っている理由も分かりました

「お客様のため」

全てはそこなんですね

厳しいお叱りの後、
何事もなかったように、
メニューの内容確認を始められたことに
プロを感じました

こちらの未熟な手配にも関わらずです

ありがとうございます
あとは、その心意気ある、若きシェフの店に
お客さまをお連れするだけです

****************************************貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…銀のステッキ旅行TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)■公式ホームページ:http://www.gin-st.com■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka

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まだ旅を続けていますか

2012年05月25日 | 見かけだおしNのつぶやき
手書きのはがきが友人から届きました
久しぶりですね
今や、メールが主流で、アナログのお便りは久しぶり

スゴク嬉しいものです

そこに書かれていたのは・・・・

「これ、覚えている?
机の奥底に、見つけました。
もう、あんな旅はできない?できる?
あなたは、今もそんな旅を続けていますか」

〝・・・いえ、続けていません、いけません”

その葉書の裏面は
フィリピンの乗り合いタクシーの絵
派手な装飾と、
誰がみてもクッションの悪そうな椅子席

懐かしいな

アジアで乗り合いタクシーの利用は難しいのです
何がって、料金の交渉!
料金はあって、ないもの

旅行者はボッタくりされることが日常

若気のいたり?
それにとことん抵抗した時がありました
考えたら、100円未満の交渉ですが

日本人=金持ち
そう思われてはいけない、その一心でした
でも、お金持ちなんですよね、
ほんとうのところは

現地の人からすれば・・・日本人は

だいたい一人旅でしたが、彼女とは気が合い
何度かザックを背負ってアジアを旅しました

そのひとつがフィリピン

想像どおりマニラはどぶ臭く・・・
でも、少し離れた島は
驚くほど紺色の海に囲まれた美しい島でした

その島で、ひとつベットをシェアして過した
ジットリ蒸し暑い日々

もう随分昔のことです
彼女も今や二人の子持ち
肝っ玉母さん!

にもかかわらず、私は
「まだ、あんな旅しているんでしょうね、あなたは」
と、たいがい年賀状に書かれます
(しかも同じ人から同じ内容で)

いえ、スミマセンがあのような(どのような?)
旅は、すっかり卒業しています

だって、身体か持ちません
綺麗なホテルで眠りたい、
ベットは清潔、冷暖房完備は当然、
何より、値段交渉はなしよ、面倒くさいから、

あら、私、贅沢ですか?
贅沢ですよね

一枚のはがき

それは、10年数年前、当たり前に
私が「これぞ旅」と信じていた旅

それが届きました

今、私は、その旅ができません

でも、これを書きながら、そうかな・・・?
もしかしたら、充分に時間があれば
又、

「時間はあるが、金はない」
寅さんになって旅をする日がくるかもしれないな

久しぶりに私、
旅がとても好きなことを思い出しました

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例えば挫けそうになる時

2012年05月24日 | 見かけだおしNのつぶやき
先日猫が死んだ時、さすがに心がくじけました
まさかです

うだうだ心の葛藤があって、
まあ、また日常に何とか軌道修正しました

私は、基本めちゃくちゃ強いのですが、
それでも、金環日食なみに折れる時もあります
その時、思い出すのは、ある日々です

それは、とても過酷な日々でした

銀ステのお客様には
「まだ若いのに、何を」と
一笑されるでしょう

確かに、ささいなことです
でも、人によって過酷な日々は違うと思います

私にとっては、幸か不幸か
中学生の時でした

これは多感です
はたから見ても・・・

なので、小さなことが
とても大きく・・・
膨れ上がったのかもしれません

その頃を思うと、いまを生きれます

「チキショー、あんとき乗り越えたんだから
こんなこと平気」
と、心の転換ができます

なので、ある人の言葉がスゴク胸に響きます

「あなたを支えるのは、過去のあなだけです」

私、その多感な中学の頃も
必死に頑張って、ある目標を達成しました

恥ずかしながら、過去最高の頑張りがそこでした

おかげさまで、いま
世間で、気持ちよく、オバサンと位置付けされる中、
または、何の因果か小さいながら会社を経営する中、

チキショー(お里がしれますね)と叫ぶたび、
あの時の自分よりはまし、といいきかせ、
前を向くことにしています

自分を救うのは、厳しいことに打ち勝った自分だけ

これっていい言葉と思いませんか

若い人に伝えたいな

って、これが金八先生の言葉って・・・あきませんか

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ミカンの里の同窓会

2012年05月22日 | 見かけだおしNのつぶやき
楽しい旅にご一緒しました

いわゆる同窓会の旅です
しかも小学校、中学校と続く
「愛媛の、とある同窓生の旅」

まず、私の添乗での初体験がありました
それは・・・

バスの配車先が「大阪南港」
愛媛から、前夜出て、早朝着のフェリーに乗っての
ハードスケジュール
皆さんお疲れでしょうに、妙にハイテンション!

そして続く、乗車地は京都
新幹線で東から、西からのご参加者です

普通でしたら、バスの中で待たれるのですが、
この度のお客様は、全員バスを降りられ、
各地から集まられる、皆さんを
今か、今かと、京都は八条口で待たれます

「どうぞ、バスでお待ち下さい」と
お伝えしたものの
それは、無粋とすぐ理解

随時現われる方を前に、皆さん歓喜の声

「久しぶり、元気だったか」
抱擁の連続
そして、伊予弁が飛び交います

なんと、50年ぶりの再会なる方も・・・

面白いことに、皆さん同窓生でも
それぞれの生きてきた過程で、なんとなく
その人の顔皺は決まります(ですよね?)

ですから、初めて御目にかかる私としては
どなたも個性に満ちて・・・
(え?皆さん同じ年ですか?)

何といっても
「50年ぶり」の感覚に興味を持ちました

この旅、同級生の皆さんも注目した
その同級生

私には経験のない50年ぶりの感想を聞いてみました

「そうやな、実は誰も面影なく、分からんかった」

え~?

「でも、初恋の人だけは、そう言われれば・・・あの頃を思い出したな」
と、その方(かつての色男?)

中学時代のト・モ・ダ・チ

初めてご一緒したから言えます

「皆さん、変わっていませんよ」

どう考えても、
この方がやんちゃ坊主
もてましたね、女子の中で、
優等生ですね、絶対に


などなど、ある地方の、ある時代の教室
それが鮮明に浮かんできました

変わらないんだな~根本は

それぞれの方に、「今の顔」があるのでしょう
でも、今日ばかりは・・・

愛媛の、ミカンの里の、その頃の
童心の顔で、誰もが過されました

宴会の時
皆で、円陣を組まれ、歌われたのは
もちろん
中学校の校歌でした

笑顔、笑顔です

さて今日、ご参加の方から一枚のはがきが届きました
そこには、旅のお礼と共に
ミカンの花が押し花にして添えられていました

いいなぁ、こういうの

ありがとうございました

私も、うん十年ぶりに田舎の友に連絡してみようか
そんな感覚に珍しく囚われました

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福島で花をもらう

2012年05月14日 | のほほん同志Aの日常
あったかいものを、もう何度も感じました。

「宝塚・須賀川 ボタンを掛け合い隊」と題した
1泊2日の福島県須賀川市応援ツアー。

牡丹園は見事な花を咲かせ、つつじ山も花盛りでした。
でも、帰宅後、思い浮かぶのは
牡丹よりもツツジよりも、お世話になった方々の顔です。


3か月前のまだ冬の寒い日、下見で訪ねたとき、
何より感じたのは、市民の方々がごくふつうに、静かに、
しかし大きな不安を感じながら暮らしておられることでした。

地域のTVニュースは放射能数値。

だから今回のツアーでは、
そうした日常のなかでの暮らしにおけるお話をこそ伺いたいと
1泊2日の行程のなかに、交流会の時間を設けていました。


須賀川市の観光課の方。
JAの婦人部の方々。
市民ガイドの方。
東北一の売り上げを誇るという農産物直売店はたけんぼからは、
出荷をされている農家の方々。

たくさんの方々にご出席をいただき
地震当日の様子から、1年以上たつ中での現状にいたるまで
さまざまなお話を伺うことができました。

けれども…

 はぁ…
 う~ん…

出るのはため息ばかり。
答えなんてもちろん出ません。

ただただ大きな宿題をいただく交流会となりました。

そんな交流会の最後には、
須賀川の方々から思いがけず芝桜のプレゼント!


実は…その前にもお花をいただいているのです。

ツアー1日めの昨日。
自由食としていた夕食では、皆さんで小さな居酒屋を訪ねました。
お酒を召し上がらない方も多く、
注文した定食メニューは
たっぷりのボリュームになんともお手頃価格。

ブリカマ定食とサラダ…で800円。
ヅケ丼定食ともろきゅう…で850円。

「お金を落としにきて、これじゃあ申し訳ないわね」

と口々に言いながら支払を済ませ、
ホテルへと帰途についていたときでした。

「オキャクサーン!」と後ろから呼ぶ声。
何かしらと振り向くと、お店のお姉さんが走って追いかけてきます。

やっとこさ追いついたお姉さん。

はいこれ、今日は……の日でっしょ、
と渡されたのは、人数分のカーネーション。

そう、お姉さんから銀ステ世代のお客様へ、
母の日のカーネーションのプレゼントだったのでした。


須賀川の皆さん。
応援ツアーと銘打ちながら、
お時間も、お花も、そしてお気持ちも。
こちらがたくさんのものをいただいたように思います。
本当にありがとうございました。


<追記>

さきほど帰宅後、いただいた芝桜を部屋に飾り、
遅めの夕食をいただきながら、数日分たまった新聞を読みました。

あれ、福島のニュースが載っていないなと思いました。

この違和感、なくさずにいようと思いました。




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