銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

夏祭り① 尾張津島の天王祭

2023年07月24日 | のほほん同志Aの日常

世間でも盛んに言われていますが、
今年は4年ぶりの夏!
祭りと花火のある夏!

というわけで、銀のステッキ、夏祭り1陣は、尾張津島の天王祭でした。



なんと、600年前からの歴史を重ねるという津島神社の祭礼。



月も出てきて、幻想的。
あ、金星も見えています。
水面を吹く風も心地よく、、と思っていたのは最初のうち。

「まだ~?」

せっかちな我々関西人は、祭りのハイライト「まきわら船」が、
なかなか姿を見せないことに、お尻がむずむず。

待ちきれず、観覧席を立って、様子を見に行くと、、、



わぁっ!

白い紙ちょうちんに、ひとつひとつ、ろうそくの火を灯し、
それを所定の場所に吊り下げていく、その作業もクライマックス。

船の真ん中からそびえたつ柱のところには、一年の月の数(12個)
その下の半円形の部分は、一年の日の数(365個)
正面にはひと月の日数(30個)

まさに、時を刻んでいくようなお祭り。

弘治4年(1558)には、信長も、この天王祭を観覧したと伝わります。

時は戦国の世。
1日を、ひと月を、一年を、生きて積み重ねていくことの意味は、
今よりもっと、重かったのかもしれません。



明けて翌朝の「朝祭り」。



迎え船に始まり、



一夜のうちに、装いを新たにした「まきわら船」が勢ぞろいし、出陣!



今年は4年ぶり開催ということで、
お祭りを運営される方々にはたいへんなご苦労もあったかと察しますが、
600年続く尾張津島の「天王祭」、無事、翌年へと時がつながれたのでした。

そして銀のステッキでも、今年は4年ぶりの本格的な祭りの夏。
来週からは、相馬野馬追(福島)、宮島管弦祭(広島)、赤川の花火(山形)、
そして大曲の花火(秋田)へ…と、夏祭りシーズンの幕開けです。

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