銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

花咲か添乗員

2014年04月13日 | のほほん同志Aの日常
添乗員にとっての恐怖ツアー。
それは、花火と桜だといいます。

花火は、夜、人ごみ、大音量の三重苦のなかで
いかに快適に、安全に、そして疲れずに
お客さまに花火を楽しんでいただけるか。

これには、手配の的確さ(ツアーとしての完成度)が最重要で
あとは添乗員の段取り、慣れ、声量と背の高さがあれば、なんとかなります。

私が長年、秋田・大曲の花火の添乗に
恐怖を感じずにすんできたのも、それゆえです。

けれども桜ツアーは、そうはいきません。

桜は、気まぐれです。

まだ3月下旬だというのに、ぽかぽか陽気が数日もつづくと
あっという間に満開になってしまったりします。

京都・奈良など近場の日帰りから、
北海道や東北の桜、またときにはお隣の韓国の桜まで。
例年の見ごろの時期にあわせてツアーを組んでいるこちらとしては
もう、やきもきしどおしなわけで…。

日帰りツアーなら、桜が開花してからの状況に応じて
日程を変更することも、ままあります。

ただ、それでもその日を迎えるまでの2~3日の天候で
目算が大きくはずれる場合もありますし、
宿泊や海外ツアーの場合は、そもそも日程変更がむずかしい。

というわけで、

まだ、つぼみ。
あるいは、桜吹雪もとうに終わって、もう葉桜。

そうと分かって、お客さまを迎える朝もあるわけです。

「そんな日のユウウツときたら!」
「でも、みんな避けては通れない道やから」
「そうそう、ここで添乗トークが磨かれるんよね」

…と身内でうなずきあいながら、はて?と思いました。

私がこれまでご一緒した桜ツアー、
つぼみも葉桜もなかったような。

ユウウツに迎えた朝もなかったし、
添乗トークもたいして磨かれてないような…。

日本全国津々浦々、おとなり韓国の桜の湊町まで
どこの桜を訪ねても、かならず、満開なのです。
10年以上やっていて、これってすごい!

人はこれを、心がけ、といいます。

というわけで、きのう訪ねた桜ツアー、
兵庫県下一、樹齢1000年のエドヒガン桜(支えられ具合がすごい)、
「樽見の大桜」もバッチリ満開でした!


それにしても、花火添乗にせよ桜添乗にせよ
運だけで乗り切ってこれたことがよく分かりました。


******桜が終わればゴールデンウィークです*****

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