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銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ドイツ旅行の宿題

2010年04月21日 | のほほん同志Aの日常
「忙しく駆け巡るツアーは嫌なの。
 ドイツだけに絞って行きたいの」

そんなお客様の声から生まれた南ドイツ9日間の旅。
1ヶ月後に出発が迫るなか、
今日、ご参加者の方にお集まりいただき、
ツアーの説明会を行ないました。

大阪の梅田でお茶を飲みながら、
初対面のお客様もいらっしゃるなか、お顔合わせ。

ホテルと飛行機、日々の行程を記した資料をご覧いただきながら、
最初にこう申し上げました。

今回の旅で訪ねるのは南ドイツだけ。しかも連泊中心。
ですから、「隙間の時間」がたくさんあります。
その隙間を皆さんのご希望を伺いながら、埋めていきましょう。
お食事も、お決まりのスリーコースばかりではなく、
ご希望をうかがいながらアレンジしたいと思っています。
グループ旅行の安心感と、個人旅行の自由気ままさ、
その2つを兼ね備えた旅になれば…。

今日、お話をするなかでもいろいろ出てきました。

「高級レストランよりも、地元の人で賑わうビアホールに行きたい」
「前パンフレットに載ってたザワークラウト。 あれを食べたいんだけど」
「いや、あれはあんまり美味しいものじゃないよ」
「そうそう、簡単にいうと、ホットドッグの中に入っているキャベツよね(笑)」

「ドイツはキッチン用品が有名だから、その専門店に行きたいわ」
「ほら、あっちの人って不器用だから、変わった台所用具があるんよね。」
「芋の皮むき機も、変わったのがあるみたいよ」
「えー、芋の皮むき機なら家にあるからいらない(笑)」

お茶を飲みながら大笑いする午後のひととき。
初対面とは思えぬ和やかさに包まれました。

最後、皆さんに宿題をお出ししました。
隙間の時間の過ごし方のリクエストをご記入いただく「ご要望シート」。

隙間を隙間としてのんびり過ごすもよし。
せっかく訪ねた町だからくまなく足を伸ばすもよし。
心地よい時間の過ごし方は人それぞれです。

それぞれの方にとっての「心地よさ」、
そしてご興味の「ツボ」が
1枚のシートから見えてくるのではないかと期待しています。

「宿題かぁ…。学生時代以来やわー」と言いながら、
梅田の町へと散っていかれた皆さん。

もう、旅は始まっています。


▼我が街再発見の旅、最新コースはこちら
http://ameblo.jp/arailuka/theme-10018600189.html

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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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異国の丘に立つ石塔

2010年04月21日 | Hの生きる喜び、それは
石塔寺へ最初に行ったのは、ずいぶん前のことだが、
あの端正な白鳳の塔を見て、私ははじめて石の美しさを知った
朝鮮にも似たような塔はあるが、
味といい、姿といい、
これは日本のものとしかいいようがなく、
歴史や風土が人間に及ぼす影響を今更のように痛感した

(白洲正子著『かくれ里』より)



「石塔寺に行けば近江が分かる」
というのが、草津在の友人の説であった
どうわかるのか、この長い石段を登りつめてみねばならない
のぼりつめれば頂上の伽藍かなにかあるのですか、
と同行のひとにきくと、
「いいえ、建物はいっさいありません」
ただ、不思議な石造の巨塔が一基、
天にむかって立っているだけだという

最後の石段をのぼりきったとき、
眼前にひろがる風景のあやしさについては、
私は生涯忘れることができないだろう

(司馬遼太郎著『歴史を紀行する』)


東近江「石塔寺」を訪ねるツアー(6/23出発)が
銀ステ内で密かなブームを巻き起こしています
観光地化されていない「世を避けて隠れ忍ぶ村里」
独自の視点で見つけ出した、その場所を
白洲正子は「かくれ里」という本にまとめました
その“石の章”に石塔寺が紹介されているのです

白洲正子さんを尊敬し、憧れる方は多いことでしょう
お申し込みの多さがそれを如実に語っています

滋賀は、京都・奈良とはまた違った素朴な風景が広がり、
独特の風情があります
これから先、白洲正子さんのかくれ里をめぐるツアーを
順番にご案内していきたいと思いますので、
まずは次号ご案内を楽しみにお待ち下さい!



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