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銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

近鉄特急3線制覇

2024年10月13日 | Hの生きる喜び、それは

奈良へは近鉄電車で行きましょう

阪急梅田駅でも、今、大々的に奈良をアピール

こんなことができたらいいな!?と、
前々から思っていた、列車三昧乗り継ぎ旅”近鉄バージョン”が実現しました!

近鉄電車は、様々な観光列車を走らせており、
そのどれもが、趣向を凝らしており、味があります

《賢島駅でしまかぜが3台並んだ!》

ひとつのツアーで、たいていひとつの観光列車しか乗りませんが、
この際、全部乗ってしまおう、ということで、

最新特急「あをによし」

快適乗り心地抜群「しかまぜ」

高級感「青の交響曲」

3兄弟を一日でつなぎました

切符発売日は、1ヶ月前の10:30
あっという間に売り切れ、ゲットできたのはわずか6枚

伊勢志摩ライナー含め、4つの特急に乗ったので、
4×6枚=24枚 +添乗員分 を何度も確認して、今日を迎えました

乗り継ぎ時間がわずかなので、到着ホームと発車ホームを確認し
最短距離の乗り継ぎルートをチェック

添乗員が一緒に乗れない観光列車も一部あり(チケットが取れなかった)、
後から追いかけて、皆さまを追い越して、皆さまを迎えて、乗り換えるという
アクロバティックな瞬間もあり、終始冷や冷や

のんびり景色でも見ながら本を読もうと思っていたのですが、

列車に乗れたことにホッとして、終始、寝ていました・・・

皆さまは?

後からお伺いすると、

「ゆっくりできて良かったですよ」

「乗りごたえあったわ~」と

今回、一番遠くの目的地は「賢島」でした

秋晴れに海の青が映えて、なんとも行楽日和

遊覧船でも乗りたい気分でしたが、あっという間に折り返して大阪へ

もったいないですが、今回はこれでいいのです?

列車に乗ることが目的…なんて、ちょっと変わり種のツアーに
お付き合いいただいた皆さまに感謝です

合計乗車時間 = 340分
5列車を乗り継ぎました

無事、近鉄観光列車、制覇です

■10月日帰り旅行ラインナップ■

10/18(金) 竹田城跡を歩く

10/27(日) 【歩こう60回】生きた建築めぐり

10/28(月) 《鉄印帳》若桜鉄道とパンケーキ

10/29(火) 鷹峯・おたぎの懐石

10/30(水) 山の辺の道を歩く

10/31(木) 秋バラ咲くローザンベリー多和田

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co
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立山黒部アルペンルートと弥陀ケ原の星空

2024年10月06日 | Hの生きる喜び、それは

立山黒部アルペンルートは
標高3000m級の山々が連なる北アルプスを貫く世界でも有数の山岳観光ルート

最高所の室堂(2,450m)がちょうど紅葉が見頃を迎えているとあって
それはそれは、すごい数の観光客

大阪の地下鉄以上の間隔で、50名乗りの大型バスが満席のお客様を乗せて立山駅を次々出発、

山、くずれないかな、、、と心配になるぐらいです

が、そこは銀のステッキ

多くの観光客や登山客が「立山駅」を出発地点にするところを

逆の扇沢から出発することで、多少の混雑を回避

さらに、一日で通り過ぎる観光客がほとんどですが、
弥陀ケ原で途中下車して、一泊するという行程の余裕

これが、室堂(全ての観光客が立ち寄るポイントなので終日大混雑)ではなく
弥陀ケ原(半分以上の観光客が通り過ぎる)であえて泊まるところが◎

天気も味方し、紅葉もバッチリで、ひとり参加の女性ばかりだったので、
相部屋でもあり、学生時代の修学旅行気分で大盛り上がり

私もすっかりその中に交じらせてもらって、楽しい思い出をたっぷり紡いできました

まずは、皆さまが期待していた黒部ダムの放水

虹のかかり方まで、完璧です

当時、世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘
多くの犠牲者を出しながらも、ダム建設に命をかけて闘ってくれた先人たちの
強い思いがあふれ出るような、大迫力の放水でした

新展望所が出来ており、放水を真横から眺められるようになりました

ケーブルに乗り・・

トンネルをくぐり抜け・・・

ロープウェイにも乗り・・・

立山の雄姿を目に焼き付けます

室堂に着くと、さすがの賑わい

これぞ”立山室堂”と言わんばかりの一枚「みくりが池」

ここまでくると、さすがに疲れた銀ステ一行は、ホテル立山のカフェでスイーツへ
余裕があるので、のんびり休憩
ライチョウのビスケットがキュート

一日たっぷり歩いて、遊んで、食べて、しゃべって?
弥陀ケ原に着いたら、ほっとひといき、と思いきや!

夕方、ホテルスタッフのガイド案内で、弥陀ケ原湿原の散策
夕陽が落ちる直前のセピア色が印象的

あれよあれよという間に、落日

これで長い一日が終わったと思いきや・・・まだまだ!

今回の旅のメインイベント、星空観望会です

ホテルでは年に数回、富山県天文学会の講師の方による、スターウォッチングが開催されます

夕方になって、しょぼしょぼ雨が降ってきましたが、果たして・・・??

 

じゃん!

講師の方からいただいた、深夜1時ぐらいの星空写真

大三角にカシオペア、木星・・・ 

食後。外に出た時も夜空は満天で、皆さんで寝転がって星を眺めていると
流れ星もひとつ、ふたつ

もうこれで満足!全員でにっこり、深夜、ようやく寝床につき、
長ーい長ーい一日が終了しました

翌日は、ゆっくり出発だったので、各自思い思いのお時間

ラウンジでのんびり湿原を眺めたり

湿原を散歩したり・・・

長いようで、あっという間の三日間
気付けば、報告も長くなってしまいましたが、
久しぶりに、”暑い暑い”と言うこともなく、爽やかな気候の中
大自然の中でたっぷり過ごして、身体中が生き返ったような感じがしました

3日分の荷物をリュックで背負って歩くことも、
ひとり参加も、相部屋も、
初めてづくしの方もおられましたが

最後は「思い切って参加して良かった!私、できたわ」と自信につながったようでした

私は、旅の復習として、今から「黒部の太陽」を見ようと思います

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がんばれ!京都丹後鉄道

2024年09月29日 | Hの生きる喜び、それは

鉄印帳シリーズを始めて以来、
全国各地でがんばる第三セクターの列車に乗車してきました

その中のひとつ、京都丹後鉄道

「レストラン列車」なるものを10年前にはじめ
海の景色と、地元食材たっぷりのお食事が人気

でもこの列車、歴史はうんと長くて、
宮津線は今年で開通100周年!

おめでとうございます!

宮津線は1924年に舞鶴~宮津間が開通したのを皮切りに、
その後も延伸を続け、1932年に舞鶴~豊岡間が全通

一時は廃線の危機に瀕しましたが、
「鉄道として存続させる」という沿線住民の悲願を達成するため、
1990年に北近畿タンゴ鉄道宮津線として転換開業を遂げました

つまり、蘇った線路なのです

地方のがんばりを全国の人に知ってもらうため
あの手この手で一生懸命PR

そのひとつが、鉄印帳であり、レストラン列車でもあるのです

たった一両のかわいいコトコト列車

駅で止まる度に、地元レストランで作ったお料理を積み込み
車両の端っこの狭い一角で盛り付け

それがこの素敵なお料理

一皿、一皿、アテンダントの方が丁寧に説明してサーブ

全部、徹底的に地元食材なのが嬉しい

日本海の穏やかな景色が嬉しい

そして、アテンダントの方の、地元のいいところを一生懸命
伝えようとする姿勢や、私たちへの心遣いがまた嬉しい

最近、過剰なサービスを詰め込んだ観光列車が増えてきましたが、
そんなんではなく、地道にシンプルに・・・

まさに京都丹後鉄道は、地方のがんばる鉄道

次の100年へ向かってがんばってください!

これからも応援します

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萩の白毫寺と、高畑の新薬師寺

2024年09月28日 | Hの生きる喜び、それは

春日原始林に連なる高円山を背に、
新薬師寺、白毫寺といった古刹が点在する高畑界隈

東大寺や興福寺のあたりは、観光客と鹿の群れで大賑わいですが
ほんの少し移動して高畑界隈にくると
驚くほど静かで、落ち着いていて、しっとりとした風情が漂っています

ところで、今回の訪問地は

白毫寺と、新薬師寺

「白毫寺」とパソコンで調べると、
真っ先に、”藤”、”丹波”と出てくるので、
お客様の中には、「あら、あの白毫寺じゃないの?すっかりそう思って…」という方も

丹波ではなく奈良で、藤ではなく萩です

最初に訂正して、次へ話をすすめると

「新薬師寺って、薬師寺の何か?」とのお声

いえ、残念ながら違うんです

薬師寺は、あの有名な管長「高田好胤さん」と、国宝の薬師三尊像が有名で
新薬師寺とは宗派も年代も全く異なり、関係のない別のお寺です


こちらが新薬師寺
無駄がなく、均整のとれた美しい本堂(国宝)

と、また訂正

何事も、知名度 二番手となると・・・ 一番には及びもせず

日本一の山は富士山、とはだれもが知っていますが
二番目は?即答できる方は少ないかもしれません(ちなみに北岳)

「二番手」といいましたが、
本当は、一番も二番もないんですが、、、

1300年以上、萩の名所として万葉集にも謳われてきた白毫寺でしたが、
ここ数年の暑さで、すっかり元気がなくなってしまい、
心寂しく感じていましたが・・・

午後に訪ねた元興寺では、彼岸花とあわせて、秋の到来を感じることができました

さながら、民藝館のようなお食事場所は、
棟方志功に影響を受けた、佐藤勝彦氏の作品がお部屋を彩ります

  

食器もすべて、こだわりの民芸品
ずらりと並ぶ蕎麦猪口に、馬の目皿

やさしく親切なご夫婦が経営されています

お食事にもそのやさしさがあふれている、素朴でとても美味しい
今回の旅行にぴったりのお食事でした

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二条城本丸御殿公開、はじまる

2024年09月20日 | Hの生きる喜び、それは

いやいや、まだまだ真夏の熱波(この日は京都37度…)

秋の雲はどこへ。。。

今日は二条城です

京都観光の定番中の定番、

外国人の観光客にとっては、二条城、清水寺、伏見稲荷、嵐山、あたりはマストでしょう

しかし、観光客と学生であふれているイメージもあり、
銀のステッキではほぼご案内したことがないので、初めての二条城です

徳川幕府の栄枯盛衰を見つめ、明治以降は皇室の離宮となった二条城

主に、二の丸御殿(国宝)と、本丸御殿(重文)と、庭園から成ります

本丸御殿は、かつては春秋の期間限定で公開されていましたが

耐震不足のため、2007年から非公開に

2017年から耐震補強をはじめ、屋根の葺き替えや障壁画の修復など

大規模修理がおこなわれ、今年、7年におよぶ工事が完了し、

18年ぶりの公開となったのです

中は撮影禁止(障壁画がすべて原画で展示されていますので!)

当日直接行って、おいそれと見学できるわけではなく、

時間ごとに完全事前予約制、事前カード決済、変更不可

この厳しさ、先週も桂離宮参観の際に味わったような?

京都も観光客があふれる一方なので、どんどんこの方式になっていきそうです

ここは宮家の御殿の主要部を移築した建物なので、そこかしこに宮家を感じる建築美、
そして美しい”原画のままの”障壁画(237面!)、繊細かつみやびやかな装飾

見応え、見どころたっぷりでした

手前の二の丸御殿は予約不要のため多くの観光客であふれていましたが
こちら本丸御殿は事前予約制のおかげで、実にすいていて、人混みを気にすることなく
ゆっくり、じっくり見学できるので、よかったです

暑さにぐったりしてバスに戻り、午後の訪問地、出町柳の常林寺へ

花たちもちょっと暑そうですが、、

この暑さの中でも暦どおり咲いていた萩の花
季節のうつろいを感じることができて、ほっと胸をなでおろしました

 

~2024年秋旅のご案内です~

<日帰り旅行>

・9/27(金) 奈良 白毫寺の萩 出発決定

・10/10(木) 梅芸「モーツァルト」 残席僅か!

<宿泊旅行>

・10/1(火)~3(木) 奄美大島と田中一村展  出発決定!

・10/4(金)~6(日) 弥陀ヶ原ホテルの星空 出発決定

・10/9(水)~11(金) 東北・安比高原リゾート 出発決定!

・10/16(水)~17(木) 厳島観月能「黒塚」出発決定!

・10/21(月)~23(水) 黄葉の八ヶ岳高原 …出発決定!

・10/24(木)~26(土) 天狗高原ハイキング …キャンセル待ち

・10/29(火)~30(水) 尾道ベラビスタ スパ&マリーナ 出発決定

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