今回は鳩山町にとって重~い内容の補正予算が可決されました。
議案は3件。すべて提案通り、可決・認定されました。
埼玉西部環境保全組合個人情報保護条例の改正
情報提供等記録の提供先が、総務大臣から内閣総理大臣に変更されます。
デジタル関連法の施行に伴い、条例が変わります。
私の反対討論:
本議案は、5月に「デジタル改革関連法」が可決成立したことを受けての条例の一部改正です。
同法は、デジタル化による利便性を強調していますが、野党や法律家からは本人の同意なく
目的外でも個人情報が政府に吸い上げられ、監視が強まるのではないかと
大きな懸念が出ている中での成立でした。
「個人情報の保護」よりも「データの利活用」を優先しており、
これまで各自治体等が細心の注意を払って取り組んできた個人情報保護を国の基準に緩和するとしています。
デジタル改革で目指しているのは、国と自治体の個人情報の取扱いの規律を統一化して、
個人情報を利用する側にとって、より利用しやすい仕組みにすることです。
基準を緩和するのであれば、行政機関や民間が個人情報をどのように扱うのか、
監視・監督する「個人情報保護委員会」の独立性と権限の強化が必要であるのに、それはされていません。
これでは、本人の同意がないままに個人情報が利活用されたり漏洩したりする危険性も増します。
デジタル庁のトップは内閣総理大臣です。
デジタル情報を集約するデジタル庁がすべての官庁の上に立つようなことになれば、
各省庁、警察などが持つ個人情報が一元管理され、監視社会に繋がる懸念はぬぐえません。
以上の理由から賛成することはできません。
令和3年度一般会計補正予算(第1号)
・周辺対策事業交付金2億円が皆減され、更新施設建設基金に戻されます。
・原因は官製談合事件。鳩山町の事業執行に対して疑義があり、今後、原因究明、再発防止策などが
講じられて、事業執行できる状況であると構成市町間で確認できた場合に再交付されます。
・周辺対策交付金は、「(仮称)鳩山新ごみ焼却施設の運営等に関する協定書」(8億円を上限とする)、
「(仮称)鳩山新ごみ焼却施設整備に係る地元対策費の交付に関する確認書」(地元対策費は8億円を上限とし、
その交付期間は平成31年度から平成34年度まで。各年度に2億円を定額交付することを基本とする)
に基づいて交付されています。
鳩山町の議員3人、毛呂山・越生の議員2人の5人(議員は15人)が反対。
私の反対討論:
(仮称)鳩山新ごみ焼却施設は、厳しい暑さの中でも着々と工事がすすめられています。
まずもって工事に関わってくださっている皆様に深く感謝申し上げます。
これまでの新施設をめぐる経過は、紆余曲折があり、候補地が確定するまでに
長い時間を要してしまいました。
高倉の皆様には何度も協定の変更を受け入れてくださり、感謝しています。
また期間が延びたが故に、工事価格の上昇、また稼働延長のために
高倉クリーンセンターの補修費用もかさむこととなり、
構成市町の皆様には大変申し訳なく思っております。
そして今回の官製談合事件です。
皆様には大きなご心配をおかけしてしまい、重ねて申し訳ありません。
元職員の逮捕・起訴という町が始まって以来の不祥事です。
鳩山町には、管理上の責任があり、事件発覚後、早々に全職員に対して
コンプライアンス研修を実施したと聞いております。
「鳩山町不正事件に係る再発防止対策基本方針」を定め、「鳩山町不正事件再発防止対策検討本部」
「同有識者会議」を設置し、事件の原因究明、再発防止策などの調査検討をすすめているところです。
鳩山町議会としても調査し、必要な改善策を提言していきます。
今回、官製談合事件により、周辺対策交付金を皆減されるという対応には、驚きを越えて、困惑しています。
すでに地元の皆様の要望に応えて予算付けし、今年度事業をすすめようとしているところです。
これから長年、焼却施設を稼働することを受け入れて下さっている地元の皆様には、
直接関係がない原因に基づいており、地元の皆様に対して申し訳なく、そして私も納得がいきません。
地元の皆様と約束し、予定していた事業が遅れること、難しくなることがあってはならないと思います。
泉井・上熊井地区の皆様と締結した(仮称)鳩山新ごみ焼却施設の運営等に関する協定書、
地元対策費の交付に関する確認書に基づいて、地元との約束を履行していただくことを切望します。
鳩山町・鳩山町議会としては、構成市町の皆様にご納得いただけるよう早急に改善策を講じ、
今後このようなことが再発せぬよう努めていくことをお約束いたします。
しかし今回の補正予算には賛成することはできません。
令和2年度一般会計決算
予算現額:30億7909万9000円
収入済額:30億4884万6926円
支出済額:30億1684万6570円
差引 :3200万356円
主な事業
修繕料:1億4141万円
委託料:8億9670万円
工事請負費:10億2180万円
ごみ量実績
家庭系:3万1882トン(対前年度3.15%増)
事業系:7272トン ( 8.97%減)
毎年、ごみ量トップの鳩山町です。(ToT)
ごみ減らそ!
議案は3件。すべて提案通り、可決・認定されました。
埼玉西部環境保全組合個人情報保護条例の改正
情報提供等記録の提供先が、総務大臣から内閣総理大臣に変更されます。
デジタル関連法の施行に伴い、条例が変わります。
私の反対討論:
本議案は、5月に「デジタル改革関連法」が可決成立したことを受けての条例の一部改正です。
同法は、デジタル化による利便性を強調していますが、野党や法律家からは本人の同意なく
目的外でも個人情報が政府に吸い上げられ、監視が強まるのではないかと
大きな懸念が出ている中での成立でした。
「個人情報の保護」よりも「データの利活用」を優先しており、
これまで各自治体等が細心の注意を払って取り組んできた個人情報保護を国の基準に緩和するとしています。
デジタル改革で目指しているのは、国と自治体の個人情報の取扱いの規律を統一化して、
個人情報を利用する側にとって、より利用しやすい仕組みにすることです。
基準を緩和するのであれば、行政機関や民間が個人情報をどのように扱うのか、
監視・監督する「個人情報保護委員会」の独立性と権限の強化が必要であるのに、それはされていません。
これでは、本人の同意がないままに個人情報が利活用されたり漏洩したりする危険性も増します。
デジタル庁のトップは内閣総理大臣です。
デジタル情報を集約するデジタル庁がすべての官庁の上に立つようなことになれば、
各省庁、警察などが持つ個人情報が一元管理され、監視社会に繋がる懸念はぬぐえません。
以上の理由から賛成することはできません。
令和3年度一般会計補正予算(第1号)
・周辺対策事業交付金2億円が皆減され、更新施設建設基金に戻されます。
・原因は官製談合事件。鳩山町の事業執行に対して疑義があり、今後、原因究明、再発防止策などが
講じられて、事業執行できる状況であると構成市町間で確認できた場合に再交付されます。
・周辺対策交付金は、「(仮称)鳩山新ごみ焼却施設の運営等に関する協定書」(8億円を上限とする)、
「(仮称)鳩山新ごみ焼却施設整備に係る地元対策費の交付に関する確認書」(地元対策費は8億円を上限とし、
その交付期間は平成31年度から平成34年度まで。各年度に2億円を定額交付することを基本とする)
に基づいて交付されています。
鳩山町の議員3人、毛呂山・越生の議員2人の5人(議員は15人)が反対。
私の反対討論:
(仮称)鳩山新ごみ焼却施設は、厳しい暑さの中でも着々と工事がすすめられています。
まずもって工事に関わってくださっている皆様に深く感謝申し上げます。
これまでの新施設をめぐる経過は、紆余曲折があり、候補地が確定するまでに
長い時間を要してしまいました。
高倉の皆様には何度も協定の変更を受け入れてくださり、感謝しています。
また期間が延びたが故に、工事価格の上昇、また稼働延長のために
高倉クリーンセンターの補修費用もかさむこととなり、
構成市町の皆様には大変申し訳なく思っております。
そして今回の官製談合事件です。
皆様には大きなご心配をおかけしてしまい、重ねて申し訳ありません。
元職員の逮捕・起訴という町が始まって以来の不祥事です。
鳩山町には、管理上の責任があり、事件発覚後、早々に全職員に対して
コンプライアンス研修を実施したと聞いております。
「鳩山町不正事件に係る再発防止対策基本方針」を定め、「鳩山町不正事件再発防止対策検討本部」
「同有識者会議」を設置し、事件の原因究明、再発防止策などの調査検討をすすめているところです。
鳩山町議会としても調査し、必要な改善策を提言していきます。
今回、官製談合事件により、周辺対策交付金を皆減されるという対応には、驚きを越えて、困惑しています。
すでに地元の皆様の要望に応えて予算付けし、今年度事業をすすめようとしているところです。
これから長年、焼却施設を稼働することを受け入れて下さっている地元の皆様には、
直接関係がない原因に基づいており、地元の皆様に対して申し訳なく、そして私も納得がいきません。
地元の皆様と約束し、予定していた事業が遅れること、難しくなることがあってはならないと思います。
泉井・上熊井地区の皆様と締結した(仮称)鳩山新ごみ焼却施設の運営等に関する協定書、
地元対策費の交付に関する確認書に基づいて、地元との約束を履行していただくことを切望します。
鳩山町・鳩山町議会としては、構成市町の皆様にご納得いただけるよう早急に改善策を講じ、
今後このようなことが再発せぬよう努めていくことをお約束いたします。
しかし今回の補正予算には賛成することはできません。
令和2年度一般会計決算
予算現額:30億7909万9000円
収入済額:30億4884万6926円
支出済額:30億1684万6570円
差引 :3200万356円
主な事業
修繕料:1億4141万円
委託料:8億9670万円
工事請負費:10億2180万円
ごみ量実績
家庭系:3万1882トン(対前年度3.15%増)
事業系:7272トン ( 8.97%減)
毎年、ごみ量トップの鳩山町です。(ToT)
ごみ減らそ!
明日、全員協議会で執行部から、私も組合議員としてこの件を報告します。
決まったばかりだから地元説明はまだだと思います。町の対応をしっかり組み立ててからでないと、地元説明はできないかも。
できるだけ早急に有効な対策を検討します。
協定が履行できないですよね?
N君が聞いたらまたこじれそうな予感しかないですが・・・