野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

下水道事業と泉井のため池整備工事 ~総務産業委員会~

2022-04-29 01:50:18 | 議会や町の動き
相変わらず遅ればせの報告です。
忙しすぎて落ち着いてブログを書く時間がないと言えばないのですが・・・・
それでも書いておくと後日、振り返る時に自分にとっても役に立ちます。
書くと同時に忘れてしまうことが多いのですが。(^-^;

4月27日午後から委員会でした。
1.町の下水道事業の現状と今後の取り組み


町には公共下水、農業集落排水、町型浄化槽があります。
予算決算の自由討議の際に、3つの方法による負担の仕方に差異があるとの意見があったこともあり、
委員会で調査することになりました。
担当は4月から守備範囲や名前が変わった上下水道課。
◆公共下水 (毛呂山・越生・鳩山公共下水道組合)
〇経費回収率(使用料で回収すべき経費の割合)は72%。
 これって使用料ではまかなえていないということ。
 県平均は87%、近隣では東松山市101%、飯能市84%、坂戸・鶴ヶ島下水道組合97%、日高市104%
〇使用料 現在108.8円
 埼玉県平均120.7円、東松山市138.7円、飯能市131.4円、坂戸・鶴ヶ島下水道組合155.1円、日高市193.2円
〇下水道人口
・2030年には約88%に減少する見通し。
 現在 37574人→10年後 32870人
〇今後の整備計画
・管きょ 点検費用50万円を毎年計上。
 最も建設年度が古い管きょが50年を経過した2029年度以降は、点検・調査に450万円計上する。
・ポンプ場 2027年度以降に改築・更新を行う。
 今宿東中継ポンプ場、鳩山ニュータウン第2ポンプ場はマンホールポンプ形式での改築とする。
 ※マンホールポンプって?宝塚市の資料はこちら
・処理場(毛呂山処理センター)
 将来的な水量減少を見込んだ施設整備方針を立案し、改築を行う。
〇社会資本整備総合交付金の重点配分対象条件
 令和7年度以降、供用開始後30年以上経過しているが、使用料単価が150円/㎥未満、かつ経費回収率が80%未満、
 かつ15年以上使用料改定を行っていない場合は重点配分から外れます。
〇使用料の改定も視野にあるようです。
・当初改定で経費回収率80%をめざす。
・令和32年度までに経費回収率100%を達成する。
・令和32年度までに使用料単価150円/㎥を達成する。


◆農業集落排水
・普及率6.37%、1ヶ月20㎥当たりの家庭料金1925円、処理区域人口853人。
・水洗化率86.4%で、類似団体平均の58%を上回っている。
・平成29年度に機能診断実施。施設本体は供用開始が15年で耐用年数を超えていないので更新の必要はなし。
 機器については年数を重ねるたびに各機器の故障が懸念される。
・使用料見直しは下水道組合と協議し、同時期に実施する。
◆特定地域生活排水処理事業(町型浄化槽)
・普及率5.08%、1ヶ月20㎥当たり過程料金2600円、処理区域人口680人。
・経費回収率は71.92%、類似団体平均は50.7%
・年1回の定期検査、年4回の保守点検、年1回の清掃業務が必要。

2.泉井地区ため池整備工事
・令和2年度 8か所のため池の改修調査・測量・設計業務 3531万円(埼玉西部環境保全組合からの地元対策費)
・令和3年度 工事設計、地質調査、浚渫工事等 4053万円
・令和4年度 北ヶ谷沼 改修工事実施設計・改修工事
       北ヶ谷戸沼 改修工事実施設計・改修工事・用地買収
      葭ヶ谷沼漏水対策工事実施設計・漏水対策工事
      八幡谷沼改修工事実施設計・改修工事
      稲荷谷沼改修工事実施設計・改修工事
      9919万円(地元対策費9690万円)

新沼です。


かご工です。



浚渫工事が行われました。


今年度 実施の北ヶ谷沼です。




秋頃、水を抜くそうです。好奇心がむくむくと・・・見てみたい。
       



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