野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

一般質問が終わりました

2018-03-12 20:37:11 | 議会や町の動き
終わったのは8日(木)なのですが、花粉症のピークで
ナマケモノしておりました。
まだまだ おもっ!だるっ!かゆっ!は継続中ですが、ここはため込んでは拙いのでガンバ。
首相官邸前でも集会中なのですが、鳩山から思いを合わせて「ウソツキ政権は退陣」


久しぶりの一般質問、皆さんの質問も聞き応えがありました。
・多世代活動交流センター改修
・ハートランドのお風呂休止
・公共交通網再編
・町有地への太陽光パネル設置の可能性
など


私の一般質問を簡単にお知らせします。
1、高齢者の生活支援について
(1)高齢者のごみ出しの大変さについて状況を把握しているか
  ・鳩山の高齢化は県内1位。2月1日現在、41.35%。ニュータウンだけでは50.1%。
   高齢者だけの世帯は亀井・今宿地区は24%・25%。ニュータウンは54.9%(うち単身は467世帯)
  ・町内在住で介護認定を受けていない65歳以上の1000人を対象に介護予防・日常生活圏域実態調査を実施。
   買物ができない人が30人、3.5%。ごみ出しについては項目がなく、把握していない。
(2)支援の必要性は。
  ・筋力の低下、関節疾患のある高齢者にとって、大きなごみ袋、重い袋を集積所に運ぶことは大変なこと。
  ・自力でごみを出し続けることによるケガののリスク。
  ・ごみ出しができなくなると、住環境が不衛生になり、近隣住民とのトラブルにもなりかねない。
(3)社協など町内におけるごみ出し支援の取り組み状況
  ・社協「はとやまふれあい在宅サービス」住民参加型家事援助
  ・シルバー人材「家事援助サービス」庭木の剪定など。家庭ごみ搬出は例がない。
  ・鳩山ニュータウン新自治会「お困りごとお助け隊事業」庭木の剪定、粗大ごみの搬出 
  ・いずれも有料
(4)他の自治体の取り組み 
  ・2015年の国立環境研究所の調査で、23%の自治体で実施。
   政令指定都市で83%、町村では8.3%。
  ・近隣では坂戸市、鶴ヶ島市の一部で実施。他に川越市、ふじみ野市、富士見市、川口市、所沢市など。
(5)鳩山町で支援を行うための方法は。
  ・直接支援型:自治体が直営のごみ収集を行うか、業者に委託し高齢者のごみを戸別に収集。
  ・コミュニティ支援型:自治会、NPOなどの支援団体が収集し、自治体が金銭的に支援する。
(6)鳩山町独自の支援モデルを住民と一緒に検討し、構築していけないか。
  ・町内全域で支援団体や協力員を均等に確保することは大変むすかしい。
  ・町による直接支援型を基に検討していくことが現実的と考える。
まずはニーズ調査からとのこと。近所の助け合いですむのでは・・・との意見もありますが、
   それで済まない人もいます。支援する方は何でもなくても支援してもらう人は気兼ねが積み重なっていきます。
   自治体としての仕組みを有料であれ、無料であれ、構築する必要があると思います。
   困っている人の意見・気持ちをしっかり聞いて取り組んで欲しいと思います。

2.図書館の現状と今後について
(1)「図書館の自由に関する宣言」を館内・ホ-ムページに掲示・掲載しないか

  
   ・図書館活動における最も基本的な理念。いつも目につくように検討する。
(2)利用状況
   ・平成20年度 37664人
   ・平成25年度 32345人(-14.1%)
   ・平成28年度 29003人(-10.3%)
(3)食事スペ-スの利用は
   ・毎日ではないが利用されている。
(4)図書館協議会について
   ・委員構成は町内の小学校長など2人、体育協会会長など2人、ボランティア団体関係者2人、学識経験者2人の9人。
   ・公募できないかという意見も出ている。条例を改正する必要がある。
(5)図書館の課題は
   ・ゆったり読書するスペースを新たに確保すること、食事スペースを隔離することなど大規模改修をしなければ困難。
   ・司書資格を有する職員を専門職として採用できない。
   ・適切な図書の更新が難しい。
(6)指定管理者制度について
   ・平成29年10月に「鳩山町財政健全化集中改革基本方針(平成30~34年度)が策定された。
    導入について検討し、「導入は可能である」と政策財政課あてに回答した。
   ・近隣では鶴ヶ島市と毛呂山町が導入。部分委託は東松山市と日高市。
   ・メリットはサービスの向上と経費削減。
    デメリットは交わした協定に縛られ、弾力的で柔軟な運営ができにくくなる。
    教育委員会の一機関として生涯学習、社会教育の一部門を担っているが、
    図書館の経験を活かしてまちづくりを行うことができなくなる。
   ・教育委員会で指定管理者導入するかしないか原案を作成、それを基に町が決定する。
    住民には特に投げかけことはしない。図書館協議会に諮問し委員の意見を聞きながら検討し
    町が判断する。指定管理者の指定手続き等に関する条例に基づき決めていく、。

「図書館の自由に関する宣言」の掲示は前向きに検討してもらえそう。
    指定管理者制度の検討は具体化していくのかもしれません。
    鳩山町の図書館は住民が強く望み、深く関わって作り上げたものと聞いています。
    住民と一緒に図書館のあり方について意見交換し、指定管理者導入するかどうかも
    検討していただきたいと思います。


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