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500 MILES (ch.o1)

俳優チェ・ミンシク氏ファンが綴る覚え書き+韓国旅+勉強ブログ。

全羅道の旅(その8)

2007-08-28 | 韓国旅行記(旅程)
8月17日(金)。
キム先生の実のオンニ宅にお泊りした朝。
ココ(@犬)はいつものように先生のオンニと一緒の部屋で寝てたのですが、
ワタシの部屋へ遊びに行こうとするのでドア閉めたり大変だったそうです。
フフフ、好かれてもうた└(´▽`*)┘(ちなみにココはオス!!)

体調が悪いことを気遣ってくださって、松の実のお粥さんを作ってくださいました。
本当にお世話になりましたm(_ _)m
(何か日本から持っていけば良かったと大後悔・・・その分、しっかり韓国語で日記を書きます!!@宿題)

8時過ぎにキム先生と2人で出発。
先生が通う高麗大学までバスで一緒に行きます。
(※外国で韓国語を教える教師の研修のため、1ヶ月間通ってはるのです)

高麗大はめっさキャンパスが広くて、地下鉄の駅2つぶんあります。
先生の授業がある国際館を案内してもらい、一旦お別れ。
(やっぱ日本人もいらっしゃいました。いいなぁ、留学してみたいッス~)

それから大学内を探検ッ!!
高麗大学というと、1つ思い出すことがありました。
『クライング・フィスト』でスンボム氏演じるサンファンが犯罪を犯してしまう駐車場(笑)。
たぶんここかなぁっていう場所で数枚撮ってきましたよ。
もちろん先生にはナイショです~(笑)。


スーパーマンのTシャツ着たスンワン監督が自ら見本を見せるのが1番印象に強いかもしれない(笑)。

売店でT-MONEYをチャージしたりして、先生オススメの京東市場へ。
有名な市場ですけども、まだ行ったことがなかったんですよ。
微妙な距離だけど、暑いのでバスに乗って行きました。(@停留所3つぶん)

漢方薬専門市場のイメージだったのですが、
魚、果物、肉、とにかく何でも揃っている市場なんですねッ。


でもモンモンを切り開いて丸売りしてたのはグロテスクやった・・・退散。

1時間ほど歩き回って、またバスで高麗大へ戻ってきました。
キャンパス内にスタバがあるので、そこで休憩。(シウォネ~♪)
あまり利用する人もいなく、奥の方の席に座ったので、いつの間にか居眠りしてました。。。

12時に再びキム先生と待ち合わせ。
大学内の学生食堂でランチです。
昨日あることでワタシが負けたので、今日はワタシのおごり。
支払いで「一緒です~」と言ったら、レジの人が驚いた顔してワタシたちを確認したんです。
あとで「『なんで年下が払うんやろ?』って顔してたよね!!」
と先生が日本語で笑ってはりました(笑)。



全部で3500ウォンだったかな。安ッ!!
ピビンパッなんて200円弱ですよ~ッ!!(値段の割にウマイし)
やっとチヂミを完食できるぐらい、胃も回復してきました^Q^

先生は13時からの授業に戻り、ワタシはウルチロ3ガのホテルに戻り。
フロントの人が知っている方だったので旅の報告して、部屋へ。
お風呂場で洗濯したり、荷物片付けたり、テレビ観たり・・・

しばらくするとMお姉さんが語学学校から帰ってきたと内線が入りました。
これからチムジルバンへ行く予定ですが、Mお姉さん行きつけは、ここから行きにくく遠いそうなので、パソコンで新しく調べてると、、、やはり近い明洞はケタが違うので却下(苦)。
ソウル駅近くにある「シルロアムサウナ」が良さげな雰囲気じゃない?つーことで、地下鉄の乗り換えが面倒だったのでバスに乗って行きました。
(このたび木浦、全州、鎮安、ソウルと市内バスに乗りましたが、いずれも1000ウォン(@大人・現金払い)と、また値上がったようですね。乗るときに1000ウォン札を握り絞めていれば良いのは楽ですが・・・)

デジカメの電池を充電中だったので持っていっていませんが、
なかなか快適でしたよ。この時間帯で7000ウォンでしたっけ?
少し日本語も通じるし、日本語表記の案内板も少しあるからオススメ。
アカスリもしてもらいスッキリ極楽(´▽`*)
風呂上りはゴロ寝して喋ってました。
あまり人がいない時間だったので、広くて静かで良かったですよね。
フロアガイド見てたら娯楽施設が豊富に整っているようです。
ここリピーターになること決定ッ(・∀・)♪

今夜はMお姉さんの友達、韓国人のCくんと夕食を共にするというので、
ワタシも御一緒させてもらうことに。(お邪魔ムシですか?/笑)
ロッテデパートの前で待ち合わせ、夕食へ。
終始照れてまくりのMお姉さんを見るのが楽しかったです( ̄▽ ̄)
しかし、評判通りの好青年でしたわー。
ヌナと呼ばれてみたかったかったです(笑)。
あ、せやMお姉さんのナンピョンの話したら、後で怒られましたっけㅋㅋㅋ

この日はそのままホテルに戻って、24時頃に就寝。

全羅道の旅(その7)

2007-08-27 | 韓国旅行記(旅程)
全州・市外バスターミナルへ戻ってきました。
そん時、ちょっと旅を振り返ってたんですけど、
「1人でここまで来たの?」とビックリされるとヒジョーに快感を感じました(笑)。
見た目から頼りない風貌なんで、よぅ言われまして、、、
あと韓国では女性が1人旅っていうのが、あまりないのですかね?
欲を言えば予定通りでない部分もありますが(クァンジュゥ~(´Д`))、
初めてで無事に回れたことが何よりも良かったなぁと。
それから身近に感じるのは良いけど、「外国」であることを忘れちゃいけませんよねッ!!

歩いて高速バスターミナルへ移動。(最初逆方向に歩いてたという、、、汗)
ソウル行きのバスは沢山出ていて、いま14時台なんて5~10分間隔。便利ッス~。


少し値上がりました?


優等座席なので、ゆったり快適(・∀・)v乗客は10人くらい。

車内テレビでやってる韓国の水泳大会(たぶん日本でいう日本選手権レベル?)を見てたんですが、いつの間にか爆睡してました。
(高速は分かりますが、地方のクネクネ道でも平気で寝られる人はスゴイなぁと、いつも関心してしまいます^^;;;)
途中事故と工事渋滞があり、3時間半ほどかかってソウルの高速ターミナルへ到着。
今日はちゃんとした降り場に停まったので、すぐに地下鉄へ乗り換えることが出来ました。
でも逆に、こっから乗るのは一苦労しそうやなぁ(´▽`;)←やっぱり方向音痴

一旦、トランクを預けているウルチロ3ガのホテルへ。
荷物を少し入れ替えて、昨日から宿泊してはるM姉へメモを残して、
風変わりなおっちゃん(@日本人)と韓国語で話して(なんでやねんッ!!/笑)、
地下鉄でチョンニャンニ駅へッ!!
韓国語の先生、キム先生と待ち合わせです。
今日は先生の実のオンニ宅へミニホームステイ(・∀・)q

駅から少しバスに乗ったアパート群・・・の18階。
1枚だけ、こっそり写真を撮ってみました。


ちょっと歪んじゃったけど景色チョアでしょー。
玄関側からは南山タワーまで見れました。
しかし高所恐怖症なので下は見ないようにして・・・(笑)。

チムジルバンへ行く予定でしたが2人とも疲れており、
先生はこないだ、ワタシも明日カスリ予定なので、今日はシャワーで済ませました。

その後、夕食のため近くの飲食店街へ。
食欲がないので「栄養炊きこみご飯」を選んでもらいました。
隣はサムギョプサルやプルコギやら美味しそうだったのになぁ、、、。
先生は「マッコリ一緒に飲むの楽しみにしてたのに~」と、
勝手にワタシのことスルゴレ(=のんべぇ)にされてました(笑)。ちゃいますよッ!!

帰り道、散歩してるときに、ちょっと賭けをしまして。
大したことないんですけど、ワタシが負けて翌日の昼食をおごることになりました。

部屋に戻ると、実のオンニが帰っていらっしゃって御挨拶。

半日ですが韓国の高層アパートで生活してみて気付いたことをいくつか。

●エレベーターで罰金?!
各2基ずつあって、奇数階専用と偶数階専用にわかれています。
まぁこれは日本でもありますけど・・・。
人が乗り込み終わり、ワタシが「閉」ボタンを押すやいなや、
「はい、罰金~♪」って先生がおっしゃるんです。
何のことか分からなくて、先生が差し示す注意書きシールを読むと、
「行き先の階数を押し、そのあと「閉」ボタンを押したら罰金600ウォン」
どうやら節電のため、そんな制度があるみたいです。知らんつーのッ(笑)。
「パルリ~パルリ~」精神の国で成り立つんかいなッつーう疑問はありますが、
一応他の人が乗り合わせているときは誰も押したがらないそうです。
まぁそれは、ちょっとやり過ぎ感がありますが、
ホールや通路なんかの人が通るときだけ電気がつくシステムは
日本でも取り入れたら良いのになぁと、いつも思います。

他には、やっぱ集団生活に対する注意書きが多かったですかねぇ。
「部屋を出る前にチャックすること」を箇条書きにしてたり。
火事になったら、どうやって逃げるんでしょ、、、。

●部屋
オンニは1人暮らしなのに、2LDK・・・広い~ッ!!
つい「角部屋だし良いですね」と言っちゃったんですけど、
実は韓国では端っこ(角部屋や最上階)の方が安いんですって。
理由の1つに、真ん中に挟まれる部屋に比べて冬は寒いからだそう。
日本人の間隔やったら、角部屋の方を好みますよね???

●トイレ
これ1番心配してたんですよーッ!!
外出先なら使用済み紙でもポイッと横のくず入れに捨てることは出来ますが、
こう家庭生活の中では抵抗がある・・・じゃないですか。
ホテルで友達と合い部屋になったら、気をつけながらソロ~リ流しますが、
ここは18階やし水圧弱そう、、、やし、さっき覗いたけど、くず入れなんかなかったよッ。
これはキム先生に、こっそり日本語で質問しました(笑)。
そしたらワタシの考えは田舎くさいらしく(笑)、
大抵は流して大丈夫と、逆に質問したことに驚かれてしまいました。
まぁ何処でも「前の人に習え」で良いんですよね、きっと。

●冷蔵庫
お1人で暮らしてはるのに、これまたデカイ!!
キム先生の日本の家(@3人家族)と同じサイズですって。
浄水器が冷蔵庫についてる(内臓されている)のが韓国ちっく。
まぁまとめ買いが基本の国ですから大きさには納得ですけども、
これに物足りず、いつかはキムチ冷蔵庫も欲しいんですって。

ちなみにリビングは、でっかい薄型テレビに平行して並ぶソファ。
映画なんかで見る光景そのままで、ついはしゃいでました(笑)。

●ペット
先生のお姉さんは小型の犬を飼ってはりました。名前はココ。
ワタシ、幼少の頃にハムスターに指を噛まれて以来、動物には心を開けないのですが(笑)、
このココには何故か大変気に入れられ、おそるおそる(笑)沢山遊びました。
もちろん命令は韓国語ですよ。パンマルの練習です(笑)。
ホンマにカワイくて、写真撮り忘れたのが残念、、、。
でもキム先生曰く、「ウチの犬の方がワカイイもぉ~ん」(日本語)を吐き捨ててはったのがオモロかったです。

Mオンニん家はネコを飼ってはるし、小型なら(あまり迷惑をかけない動物であれば)アパートでも飼って良いようです。

『ケロロ軍曹』やサッカーを見ながら就寝~。

全羅道の旅(その6)

2007-08-26 | 韓国旅行記(旅程)
帰国後、初めての休日だったのですが色々してたら、あっちゅう間に1日が終わってしまいました。「嗚呼、夏休みの宿題どうしようぅ、、、」小学生の頃から変わってないな、ワタシ。。。

8月16日(木)。
昨日モーテルに帰ったとき、階段でアジョッシ(ご主人)と会いました。
何処どこ行ってきたとか、そんな話をしてるうち・・・
「塔寺(タプサ)は良いですよ~」と語りだして、
「明日行く予定ですよ」と言ったら、
「停留所まで送ってあげるますから9時10分に1階に降りてきてください」と。
ここで”停留所”とおっしゃってたけど、
てっきり”市外バスターミナル”のことだと思い込んでたんです。
そっから鎮安行きのバスに乗り、さらに乗り換えて馬耳山(塔寺)へ行くもんだと調べてたので。

で、当日朝少し早めに降りてアジョッシと話してると、
どうやら全州から塔寺へ直通で出てるバスが1日に2便あるんですって。
4日分の荷物を背負うワタシに「荷物は大丈夫?重くない?」と気遣ってもらうも、
それでも市外バスターミナルが始点だと思い込んでいたんで、
そこでロッカーに預ければいいやと、「クェンチャナヨ~」と笑ってたんです。
結局ワタシの勘違いで、
「9時半にバスがあるんですよ。そこまで送ってあげましょう」
気付いたときは言い出せず、そのまま登る決心をしました。

しばらくしてワタシには右も左もわからないところのフツーの停留所へ到着。
市内のバスと同じフツーの停留所です。
すぐ隣のスーパー(小売店)でチケットを売ってて、確か3900ウォンだったかな、、、。
バス待ちしてた人の中から「塔寺へ行かれる方はいらっしゃいませんか?」と声をかけ、
アジュンマに「この方を連れていってあげてください」と託し託され、別れました。
アジョッシは優しいうえに、ずっと敬語(ヘヨ体)で喋ってきはります。
次に全州泊まるときも、このモーテルに確定ッ(・∀・)!!!

アジュンマに教えてもらって乗車。
2×2シートではなく、フツーの市内バスと一緒。
運転手さんが「塔寺」の表示板を出してはったので。ここが始点なのかも。
いつものように運転手近くの席に座ったら、あのアジュンマが「こっちへ来なさい」と後ろの方の隣の席に誘われました。


出発してまもなく全州駅が見えたので、その周辺だったんでしょうね。

しばらくして大通りを外れて田舎道へ。
そしてホンマに落ちるかと思った山超えです(苦笑)。
片道1車線のクネクネ道を、結構なスピードで一気に登って行くんです。
後ろの方に乗ってたこともあり、体が遠心力で左右に揺れる揺れる。
乗り物に弱い方にはオススメできないコースなのは間違いありません^^;;;

登りきって平坦な道になった頃、家もチラホラ出てきた頃、数人が降りました。
もちろん明確なバス停などなく、降りる手前で運転手さんに交渉です(笑)。
ワタシ、アジュンマ、その友達の3人だけになってしまいました。

途中どっかでチラッと馬耳山が見えて、なるほど不思議なカタチだなと。

1時間ほど走り、バスはある駐車場に停まりました。
ここが終点・南部駐車場のようです。
アジュンマについて行くと、すぐにチケット売り場があり、
「日本からのお客様だよ。パンフレットを渡しておやり!!」
若い兄ちゃんから日本語のパンフレットをいただきました。
アジュンマたちは顔パスのよう。
山道の両側には商店が並んでて、実はそこの経営者だったんスね。
丁寧に御礼を言い、1人タプサを目指しました。
平日の11時前で、そんなに人はいませんでしたが、
すれ違う人や、肉(めっさエエニオイですねん、これが/笑)をススメてくる人たちに「アンニョンハセヨ~」と挨拶したら、ちゃんと返ってくるのが嬉しいなぁと。


この向こうが馬耳山です~。
アヒルボート、さすがに1人で乗る勇気はないですね。。。


1.5キロほど歩いて、ついに塔寺へ到着~。
あまりに不思議な空間に、しばらく腰を降ろして眺めてました。
せっかくなので上がって、お参りしてきました。

次に雄馬耳峰へ。

ここはベストショットのポイントらしく、記念写真屋さんが営業してはりました。
ちょうと家族団体を捕まえて交渉していたので、そのスキに激写。
いやぁ、空が青いねッ!!


これが雄馬耳峰。(手前が雌馬耳峰の一部)
山の右側に爆撃を受けたかのような小さな穴がいくつか見えますでしょ?
タフォニ現象といって、珍しいモンなんですって。


2つの山の間、こんな階段を登っていきます。
4日分の荷物を背負って、しかも猛暑日だったのでホンマに大変でした。
足がケラケラ笑ってるの、久しぶりに感じました(笑)。
あとで書きますが、華厳窟へははいつくばって登り、
何だか山岳救助隊の練習気分でしたよ^^;;;
家族組が多かったですが、若いお兄さんもみんな汗だくで息を切らしてました。
そんな高くないし、本格的な格好や気合入れんでも大丈夫やろ~と、
生半可で挑んだ方が大半のように感じました。かくいうワタシもかッ(笑)。
下ってるときは、よく「あとどれくらい登るんだ?」と聞かれ、
途中で諦めて引き返す人もいらっしゃいました。
まぁ名前にもなってる馬の耳のカタチを見るには、
ちょっと離れなければならないんですが。

そんなこんなで、無事に反対側へ降りてきましたが、
南部駐車場から来たので北部のバス乗り場が全く分かりません。
すれ違いの人に尋ねても、大抵マイカーか団体バスなので「知らない」って。
店があったので、レジ番してた子供に聞くと、しっかり教えてくれました。
が、その後に子供相手に尊敬語で聞いてしまったことに気付きましたがなッ。
「~御存知ですか?」って^^;;; ま、日本人なんやからいっか。

で、言われた通り、店が並び車がいっぱい(停まれる)大きな駐車場に着いたのですが、
肝心のバス停(らしきもの)が見当たりません。
お昼時もあって、いたる木陰ではアジュンマたちが集団で弁当を食べてます。
結局、駐車場入口まで来ちゃって、切符売りのアジョッシに訊ねたら、
「あそこにトイレがあるだろ?あの横あたりだよ」
そこ通ってきたけどアジュンマが占領してて、でも時刻表や看板も見当たらなかったよ、、、なーんて思ってると、ちょうどバスが!!
田舎で逃すと次どれだけ待たされるか。。。
ダッシュで、そのトイレの横あたりへ走りましたよッ。
確かにトイレの横あたりにバスも停車(笑)。
ワタシだけを乗せて、5秒で発車。とりえずホッとしましたー。

鎮安バスターミナルに着いて、すぐに全州行きのチケットを購入。
乗り場を見渡すと、全州直行らしきバスが乗車ドアを閉め今にも発車しそう。
運転手が「コイツ乗りたいんかいな?」目で見てくれてたんで、←想像
ドアを叩いて乗せてもらって、すぐに発車~。
乗り継ぎ良すぎッ!!(でもお陰で鎮安の写真が撮れず・・・)


そのバスの中で撮影。馬の耳に見えますか?

全羅道の旅(その5)

2007-08-26 | 韓国旅行記(旅程)
8月15日(水)。韓国では光復節で休日です。
こんなときこそ韓国の方と触れ合わなければッと、
大田に住むMオンニと遊ぶ約束しました(・∀・)v

天気もなかなか回復していたので、モーテルの近所を散歩することに。
モーテルのアジョッシには、「もう一泊しますし荷物は置いて行きます。掃除も結構です」と伝え、歩いて5分程の慶基殿(キョンギジョン)へ。
最初、観光案内所で「モーテルの近くにキョンギジョンがあるから・・・」と話されたとき、
そんな街中に”競技場”(キョンギジャン)があるんだと勘違いしてビックリしました(笑)。

そのまま隣の全州聖堂へ。ここも外装を工事中でした。
中は誰もいなくて厳かな雰囲気・・・。
そして道路を渡り豊南門まで歩いて、市内バスに乗ってバスターミナルまで。
大田行きは、どっちのバスターミナル発着か調べ忘れてしまって、
賭けで円形の「高速」の方へ行ったら当たってました(笑)。


10時過ぎにバスに乗って大田へ。所要時間は1時間程度。
到着場所にオンニが待っていてくださいました^^

「日本にも同名の都市があるでしょ?そこと姉妹都市なの」
と教えてもらって、真っ先に思い浮かんだのが群馬県の太田市。
でも「てん」があるので違って、正しくは島根県の大田市のようです。
最近、世界遺産に登録された石見銀山のトコ。

市内を回ってみて、名古屋のような雰囲気を感じました。
地下鉄に関しては、まだあまり発達されてないのですが・・・。
市庁がすんごい立派。でっかい公園もあります。

まず連れていってもらったのが「プリ公園」。
「プリ」=「木の根っこ」ですね。
ミンシクオッパが劇団「プリ」出身なのでソッコー覚えた単語です(笑)。
ここは姓氏別の祖先をまつるモニュメントが並んでるところ。
なるほど、「プリ」という名前がつけられたことにも納得。ルーツってことね。


オンニの苗字ハン(韓)や、
ウリオッパのチェ(崔)とか例えて説明してくれて面白かったです。
同じチェでも地方によって違うみたいで複数ありました。さすが五大姓。
日本に比べたら数は少ないけど、姓氏に対する尊重心は格段の差がありそう。
結婚するときに・・・とも聞きますしね。

公園を1周して、お腹がすいてきたのでお昼御飯へ。
まだ調子が良くないので「あまり辛くないものが良いのですが・・・」とリクエストすると、
そば屋さんに案内してくれました。


「日本のスタイルと違うでしょ?」と聞かれたけど、
大根おろしや刻みネギや、、、ほぼ一緒じゃないかなぁ。
キムチがあることを除いてはッ(笑)。
天ぷらもボリュームありました。
中でもエビが丸ごとでカリカリ美味しかった~。
ここで何と、どっかの放送局が取材に来ていて、
オンニに食べてるところを撮らせて欲しいと交渉に。(美人やもんッ!!)
最初は恥ずかしがって断ってはったんですが、スキを見てカメラ回してました(笑)。
感想も求められて、「美味しいです~。今日は日本の友達を連れてきたんですよ~」とかって、、、嗚呼、オンエアー見たかったなぁ(´▽`*)

次に向かったのはエキスポ公園。
大田は「科学都市」と呼ばれていて、93年に科学エキスポが開かれたそうな。
最初はテーマパークみたいなところへ行く予定だったのですが凄い人で、
急遽隣の国立中央科学館へ変更。でもこちらも結構人が多く。
今日は光復節のため入場無料なんですって。
ちょっと言葉少なめに日本人も入場・・・(笑)。


地球が誕生してからの韓半島の歴史を順に追えるのですが、
やはり昔は日本と1つだったんだなぁと思える酷似さ。
模型もリアルでオトナでも楽しめました。(しかし、エラい広いッ!!)

外はエエ天気で暑さも回復。
喉が渇いたので、次の東鶴寺の前に喫茶店に寄りました。
丸太小屋の建物で、ちょっと南の島ちっく。
でも2人で韓茶を飲みました(笑)。
ここでかなりゆっくりとお話できて良かったですー。

16時も過ぎてきたので東鶴寺へ。
緑に囲まれて、綺麗な空気で、

山道の横を川が流れているので涼しく感じました。
日ごろ運動不足なのでチョア~。気持ち良い汗をかきました。
水流が穏やかなところでは水遊びしている子供たちだらけ。
30分ほど、緩やかな坂道を歩けば東鶴寺に着きました。
この鶏龍(ケリョン)山の頂上まで登山できるコースもあるんですって。
今回は時間もなかったので、麓にある自然館みたいなところで見学。
4時間くらいかかる登山コースみたいで、結構険しそう。
オンニは登山スキなので、もちろん登ったことあるそうです。

その後、バスターミナル近くで軽く御飯を食べて、
20時前のバスで全州へ帰りました。

全州には21時過ぎに到着して、市内は終バスに近いかなと思ったんですが、
3桁までの番号がホンマに沢山あって(きっと地下鉄がないから?)、
モーテルまでのバスも10系統ぐらいイケるというので、
頻繁に入ってくるバスをドキドキして待つのが楽しいんです。
タクシーも安くて、こっから1メーターちょっと程で帰れる距離ではあるんですが、
バス停に座って、隣のハルモニとお話しながらのんびり待ってみました。

バスを降りてモーテルまで歩いていると、今日ソウル入りされたM姉から国際電話。
着信番号が日本からだったので、
親からか会社からか何かトラブったのかヒヤヒヤしましたよ(笑)。
同じ韓国にいるのに不思議だなぁ・・・。
日本語でベラベラ喋りながらコンビニで買い物したので、
レジのとき少ししか買ってないのに黙ってビニール袋に入れてくれました^^;;;
ちょっと片づけをして就寝。
明日は鎮安にある馬耳山へ行く予定です^^

全羅道の旅(その4)

2007-08-25 | 韓国旅行記(旅程)
途中いくつか立ち寄り、全州へは16時くらいに着きました。
幸いこちらは曇り空のよう。

全州のバスターミナルは2つが隣り合わせで並んでます。
木浦からは市外バスターミナルへ到着しました。
(あとの出来事で、実はもう1つあると教わるのですが^^;;;)

写真の高速バスターミナルは円形の建物で、2階で切符を買って、
1階(ほぼ)360度の方向からバスが発車しています。ソウル行きはこっち。

全州は2回目ですが、あのときは韓国人の友達任せやったので地理感がありません。
そこでまず高速バスターミナルそばにある観光案内所へ。
地図を貰って、モーテルも紹介してもらいました。

まずは荷物を置きたかったので、バスに乗ってモーテルへ。
前に食べに行ったコンナムルクパッの店のすぐ近くでした。
感じよかったので2泊決定。

韓屋村方面へ歩いていくと、懐かしい風景ヽ( ´ー`)ノ
しかし残念なことに韓屋村の中の道路を工事していました。


建物はそのままで、道路だけ新しくしているって感じ。
各店は開いていたので、さっそく「茶門」へ(・∀・)v

「お茶を飲みたいのですが、1人でも大丈夫ですか?」
快く通してくださいましたよ。
(ただし全部個室で数が少ないので、混んでる時間帯はムリかも?)
飛び交う会話を聞いていると、御家族で経営されているみたいです。
カワイイ娘ちゃんがメニュー持ってきてくれました。
冷たいものが飲みたかったので柚子茶に。
扇風機にあたりながら中庭を眺めてると落ち着きますなぁ、、、。
軒下に腰掛けてボンヤリしてると、お母様らしき方が話しかけてくださいました。
ちゃんと「去年1度来たことがあって、雰囲気が良かったので、今回は1人で来ました」と伝えましたよ(・∀・)b

それから全州郷校へ歩いたのですが、地図がまたわかりにくくて、、、
道に迷い川原に出てしまいました。うーん、ここ何処や?
右も左もわからないので、椅子に座ってダベってはるハルモニの集団に訊ねると、
みんな口ぐちに熱心に答えてくださる。
いっぺんに喋らないで欲しいな、、、(苦)。
「あっちへ行けば赤いもんが見えるから、そこを左に行けばあるよ」
ということみたい。
ちゃーんと、こんな景色に出会いましたよ。”赤いもん”みっけ!!

全州郷校は映画『YMCA野球団』でも撮影された場所。
詳しくは→その1その2

今度は最短距離で帰り道。
全州国際映画祭では1番賑やかになる”映画の通り”に行きました。
ここで探すものは・・・あ、あった♪

ミンシクオッパの手形^^飛び出てるタイプの手形です。
(もちろんオッパの隣は竹中直人さんの^^)

この他にも映画祭に来られた方の手形や顔形(?)が、
各映画館前に展示されていました。


そこから近くのキャクサへ。しかし門が閉まってる、、、。
門の前に若者が10人位固まってて、日本語が聞こえてきました。
日本語で訊ねてみると、見学は19時までだったそうな。
このとき19時5分(´Д`)アイグ~
で、ワタシが話しかけたコ、実は韓国人でした(笑)。
日本人に見られるほど日本語がウマイのよ~とまわりの子は褒めてましたね。
早稲田大学と韓国の大学(忘)の交流会だそうです。
若者よ、どんどん交流しんさいや~♪(・∀・)

日も暮れてきたし歩き疲れたので、
この日はうどんを食べてモーテルに戻りました。
1人なので夜は暇で暇で・・・(笑)。
テレビ見たり、友達にメールしたり、洗濯したり・・・。
明日は大田へ向かいます!!

全羅道の旅(その3)

2007-08-24 | 韓国旅行記(旅程)
後で(全部じゃないけど)韓国語で日記を書かなきゃあかんので(夏休みの宿題)、ちょっと見苦しい点もございますが、さっさと走り書きしちゃいます。今回、メモをとってないので・・・。嗚呼、明日も仕事です(´Д`)


8月14日(火)。
目覚ましかけなくても朝7時に起床・・・。
うーん、やはり胃が痛くって体調悪し。
しばらくして韓国語の先生から電話が入ったので相談すると、
「薬を薬局でもらいなさい」と。
という訳で、韓国で薬局デビューです。
しかし沢山ある薬局。どうやって決めようかなと・・・。

9時前にモーテルを出て、駅の方向に歩いていると、
新しめの店舗で、薬師が薄ピンクをまとったキレイなお姉さん2人。
先客もいたし、ここに即決ッ!!(※念のため、ワタクシその方と同性です/笑)
「胃が痛くて、食欲もないんですけど・・・」
と胃を押さえながらアピる。
ワタシは発音が下手くそなので「歯痛」と間違われないようにという先生のアドバイス。
(韓国語で「歯」を「イ」、「胃」を「ウィ」という)
「ご飯は食べました?」とか軽く質問をうけ、棚から薬を出してくれました。
そしてドリンク剤を出し、薬を開封して、、、え?ここで飲めと(・_・)??
口の中に放りこまれ、半ば強引に飲まされました。
外国で薬・・・だなんて躊躇するスキもなしッ(苦笑)。

しばらくすると痛みは和らいできました。
やはり日本より基準が緩いので即効性には優れている模様。

今日は木浦観光するつもりでしたが、体調も優れないし大雨だし、、、
とりあえず木浦駅内にある観光案内所で全州行きのルートを調べることに。
昨日と同じアジュンマが熱心にきいてくださいます。
「チョンジュへ行きたいのですが、電車とバスどっちが便利ですか?」
すると、電車は通ってないと言う。
「じゃバスは木浦から直通でありますか?」
すると、直通はないと言う。
ここでおかしいなぁと薄々は気付いてたんですけど、
「光州で乗り換えればいいから調べてあげます」
と、光州バスターミナルへ電話して時刻を調べてくださったんです。
それをメモに書いて渡してくれる。。。ん?ん?ん?
「청주って!!!」Σ(゜∇゜;)
ワタシが行きたいのは「전주」。
読みは同じ「ちょんじゅ」だけど、日本語の「ん」と読むと前者になってしまうのです。
今更アジュンマに実は・・・と訂正できなくて・・・。

仕方ないので駅近くにある派出所に入りました。(困ったときはお巡りさん!!)
もちろん「ピビンパッで有名なチョンジュ!!!」と付け足して聞きましたよ(笑)。
『僕の彼女を紹介します』に出てきそうな強気な女性警官が対応してくれ、
パソコンでの調べモンは後輩らしき男性警官が。
やはり木浦からバスが出ていて、次はあと30分後だと。
「タクシーで行けば間に合うから」
と言われるも極力乗りたくないので、次の13時発に乗ることに。
大雨やけど、しばらく木浦を歩くことにしました。

まず有名なのはユダル山。駅前からもチラリと見えます。
しかし観光地図がイラストを重視して詳しい道のりが分かりずらく。。。
回り道をして、やっとこさ登口を発見。

登り始めると、ますます強まる雨。
先はまだまだありそうやし、急坂・・・このままムリして登っても霧で景色もあまり良くないだろう・・・よしッ、やめ!!!
まさしく『木浦の涙』だなぁ、、、。

次にどこへ行こうかと地図を見てたら「木浦文化院」。
旧・日本領事館だった建物。。。
そして海側へ行くと「木浦近代歴史館」がありました。
東洋拓殖会社の建物を最近内装だけ改築して歴史館にしたようです。
これらはまた後ほど。。。

この近くにあるという旧日本街を見たかったのだけどウマク見つけれず、
何だか人に聞きにくい心情であったし、、、。
(誤解のないように付け足しますと、今回あまり長く接する機会は少なかったものの、どの人も訊ねれば親切に答えてくれました。何か怖いイメージを持っていたので(@○○○の街)肩すかし食らった気分。もちろんそういう世界もあるんでしょうが、温かさを十分感じられる街です。観光案内所も多いし、観光業に力を入れてるんだろうなぁと。)

歴史館前の風景。左は日本家屋ぽいかな?

フラフラ歩いてると港に出ました。
思わず「モッポヌン ハングダァ~~~!!」とテンション上がるも強まる雨(苦笑)。
港沿いにスラ~ッとある駐車場は無料みたい。太っ腹や。
ちょっと離れたところにはフェリー乗り場が。
ここからチェジュ島にも行けるらしい。

それからまたトボトボと歩いて、バスに乗ってバスターミナルまで。
13時発の全州行きに乗るのですが、13時過ぎても全州行きのランプがつかない。

これは違う乗り場の掲示板ですが、このようにバスが入るとランプがつくのです。

不安になって係員に聞くと、見落としてないか探しに出てくれました。
そのとき、ちょうどバスが入ってきたので、すかさず乗車。
乗車して30秒後に発車。ホンマ、油断できまへんなー(笑)。
以上で、天気に恵まれず大変だった木浦とはお別れです。

全羅道の旅(その2)

2007-08-24 | 韓国旅行記(旅程)
8月13日(月)。
朝5時半に起床。うーん、体調良くなし(-_-)
トランクはホテルに預け出発。
体調悪いから引き換えそうか迷いながらもヨンサン駅に到着。
ベンチに座って最終判断を考える・・・むーん。

とりあえず行ってみて、ダメやったらすぐソウルへ戻ろう!!

韓国語の先生がちょうど研修で韓国にいらして、
「何かあったら(先生の本当の)オンニの家(チョンニャンニ近く)に来なさい」
という支えがあったからだと思います。感謝!!


8時30分発、木浦行きのチケットを購入。行くぜッ!!
という意気込み裏腹に半死して過ごしてました(苦)。
料金は40500ウォンで、日本の新幹線に比べたら相当安いです。
そりゃ高速バスに比べたら倍近くありますが、やっぱ楽ですもんね。
月曜の朝で半分くらい埋ってました。

この便は結構途中停車駅が多い列車。
イクサン駅を超えたあたりで人の乗車下車も少なくなってきたので、
逆向きの席だけど空いている窓側へ移動。
来週友達が行くナジュ駅も停車。

駅前なのに、あまりにも何もなくてつい写真を撮ってしまいました(笑)。
どうやら「チュモ」のセット場があるみたいなのですが(^m^)

初めて湖南線を乗りましたが、全羅南道に入るとのどかな田園地帯、
駅前も日本でいう「岐阜●島」駅みたいところばっかだし・・・
権力やねッ(笑)。
つーか湖南線という響きが、つい琵琶湖を連想してしまいますがな・・・。

ほぼ定時に木浦駅着。
すぐに観光案内所へ直行。
今回の旅行は節約のため、極力タクシーは使わないようにと目標を持っていたので。
まず市外バスターミナルまでのバスの番号を聞かなくては。
男性の先客がいらして、風貌や話してる感じから日本人だなと直感。
自分の用件を案内所のアジュンマにさささ~と聞いてから、
その男性に日本語で話しかけてみると、「旅行者じゃないんでしょ?」と言われました。
一体、ワタシは何者に見えたんでしょ?(笑)
その方はワンドに行かれるそうで、ワタシは先を急いでいたし、軽く挨拶して別れました。
たぶん大学の先生っぽいな。。。←予想

バスターミナルへ着く頃には雨もあがっていて良い感じ。
すぐに珍島行きの切符を買い、13時発に乗車。

車内は砂ほこりっぽいニオイが・・・しかしすぐ慣れる(笑)。

バスはモーレツに飛ばし快調だったのですが、ある信号待ちでエンジン停止。
運転手さんが何度か試みるがダメで。
乗客のアジョッシに「すみませんが、私が合図したらここを回してくれますか?」と頼んで、自分はバスの外へ。
何かをいじってるようで(よく見えん)、
何回目かのトライで無事にエンジン復活!!
あ~こんなところで立ち往生されたらどうしようかと焦りましたよッ。


レシートタイプのバス乗車券。発車前に回収されます。

そしてバスは終点・珍島バスターミナルへ。
実は珍島を訪れるにあたって調べていると、郡庁の観光課に日本人女性がいらっしゃることを知って、メールで問い合わせを入れてみたんですよ。
やはりバスの便数が少ないため自力で回るには時間がかかってしまう。
特に私は5時間ほどの滞在予定でしたので、、、。
そこで観光案内の資格を持つ方をご紹介くださったのです。
その方とここで会いました。

大雨の中の珍島観光は長くなるので、後でベッコに書くとして・・・。


「こちら珍島から、あちらモドリまで~」
モドリ見えますか???

珍島のモーテルに泊まっても良いかなと思ったけど、結局木浦に戻ることに。
帰りはバスターミナルではなく、珍島大橋のふもとにあるスーパー前から乗りました。
(一見バス停には見えなくて、店内に小さい時刻表が貼ってあるだけ)

木浦バスターミナルへは20時過ぎに到着。
降りるときに気付いたのですが、運転手が行きと同じ方でワタシのことを覚えててくださって、「どこへ行ってきたの?」とか、しばし会話。
また市内バスに乗って木浦駅前まで戻ってきました。
そして今夜のモーテル探し。
変なおじさんに「学生?これから何処に行くの?」と声かけられながら(怖)、
急ぎ足で辺りを探してるとキレイ目なモーテル発見。
受付のおじさんも良い感じだったので、ここに決定。

再び外に出たら雨がやんでて、ルミナリエがキレイでした。
ブラブラ歩いて、キンパッ1本買ってモーテルで半分だけ食べました。
テレビ見て、やることないので22時半には就寝。
とにかく雨に疲れた1日でした。

全羅道の旅(その1)

2007-08-22 | 韓国旅行記(旅程)
8月12日(日)。
えーーーーーーと、確か12時50分のANA便。←既に記憶ヤバシ
空港で薬や胃腸ドリンクを買って飲んで、搭乗まで時間があったので空いている椅子に横になって寝てたら、段々と痛みは治まってきました。
(ちなみに只今食欲はすっかり戻り、体重もすっかり戻り(笑)。旅行してきたばっかなのに恋しい韓国料理ばっか食べてます^^)

仁川空港はやっぱりそう混んでなく。
入国審査で、女性の審査員ガパスポートをめくりながら「全部、観光ですか?(笑)」って。このパスポートになって、まだ8回目なんですけどね。
なんか韓流ブーム好きなやつに見られたかなーと思って、ちょうど「どこへ行きます?」とか聞かれたので、「全羅道へペナンヨヘン!!」とアピっときました。
つーか、こんなに話したの初めて。それだけ暇やったってことで(笑)。

いつものバスに乗りソウル市内へ。

↑バスの中に薄型テレビがついてたー

雨は降ったりやんだりと行ったところ。
大渋滞のウルチロ入口の交差点を馬が車道を走ってて、
よく見たら結婚式を終えた新婚さんが馬車でパレード。めでたいねー。
写真に収めたかったけどタイミングを逃したのが残念ッ。

16時過ぎだったか、いつものウルチロ3ガのホテルへ到着。

荷物を置くや、まず用事があったので地下鉄で移動。
地上にあがったら土砂降り。
さらに心配になることもあったり。
電話でのやりとりは、やっぱ難しいですなぁ(´Д`)

続いてチョンガッ駅まで移動。

↑雨宿り

韓国観光公社に行って、色々な地方のパンフレットを貰おうかと。
初めて行ったんですが、ビルの地下でいいんでしょうか?
18時すぎで、この大雨てこともあってか閑散としてました。
カウンターにはアジュンマ1人しかいなくて、
普段は日本語担当者がいて、KTX予約するとこも出来るみたい。
色々相談したら丁寧にパソコンで調べて答えてくださいました。
お言葉に甘えてパンフレットもどっさりといただきました。
雨がひどいので、しばらくその場で読んでたのですが、
まだ旅の初日なのに「次回は順天(スンチョン)に行きたい!!」と考えてました。
あと安東(アンドン)も外せないですよね!!(だーかーらー)

明洞CGVで映画『華麗なる休暇』を観ようと移動したら、
19時半の回が既に売切れ。
1つ下の階のフードコートは閉まっちゃったんですね。
ポスターを沢山貼って誤魔化してました。
次の回にすると遅くなってしまうので、今日は諦め。

↑何か怪しい色の空

今日1日何も食べていないから、せめてコングクスくらいはイケるやろと
初めて「明洞餃子」に入りましたが5口くらいしか胃に入らず。
うーん、勿体ない。けど、人気店やのに雰囲気はイイ感じですなー。

歩いてホテルまで戻って、明日からの用意。
「ペナンヨヘン」=「リュックサック旅行」。
このために、ちょっと古めのリュックを持ってきました。貧しく見せるため(笑)。
極力荷物は減らして23時には就寝。
と、まぁとりあえずソウル入りしただけの日でした。

韓国版「ピローマン」観劇の旅(5日目)

2007-05-20 | 韓国旅行記(旅程)
5月6日、帰国日。
体調を崩してたためにエアーを取るのが遅くなり希望の夕方便が取れず。13時20分発の便。
同室のオンニはその1時間後(成田行き)で、逆に後輩は朝一の便(関空行き)だったので先に空港へ。(爆睡中で見送りも出来ずミアネ~)
今日はホテルのお粥ではなく、最後なので何処かへ食べに行こう!!と早起きしてパッキング済ませてオンニと外出。

行きつけのトースト屋はサラリーマン対象のため日曜は定休日で・・・仕方ないからミョンドンの街を彷徨ってたら、クリスピークリームドーナツ発見ッ!!
日本ではまだ新宿にしかないので、朝やし空いてるし、オンニに頼んでココにしてただきました。


せや、試食用で1個もらえるのすっかり忘れてましたッ。
同じの2個に・・・結局1個持って帰りましたけど。(ぺっちゃんこになってた/笑)
味は・・・ウワサ通りのウマさ!!!まさしくトケル!!!(≧∇≦)
しかし飲み物が高いね・・・どれも4000ウォン以上つーのが痛ッ。

ミスドがこないだこの近所に韓国1号店を出店したし、もちろん圧倒的なシェアを占めているダンキンドーナツも健在。
ミョンドンはドーナツ戦線ですぞッ!!


時間がないので足早にホテルへ戻って、荷物を持って空港バスに乗りました。
携帯でオンニへメールを作成してたんですけど、それで地元人と間違われたのか。
セジョンホテル前で停車しているとき、今空港から来られたばかりの中国人カップルに英語で急に話しかけられました。「南大門はここですか?」って言ってたんですけど、久しぶりに空港バスで帰るもんで、この次はマポだったかなぁと反射的に「イェー」と韓国語で返事しまい、、、。
しばらく考え込んで気付いたのですが、ここはいわゆるミョンドンで、次が南大門の停留所であることを!!Σ(゜∇゜;)
幸いにもトランクを降ろしている運転手に再確認してはるときに気付かれたようで、再び乗車し無事に降りてはりましたけど・・・油断してたとはいえ、スゴク申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね・・・。

帰りはマポからマポ大橋を渡らず右折してずっとハンガンを左手に進んで行ったため、『グエムル』の景色は味わえず。。。ホンマ運転手によってコースが変わります(´Д`)


空港では2時間前に到着するも、レンタル携帯を返却したり、最後のお土産(免税店ではなくコンビニやコスメ)を買い、書店で欲しかった韓半島のでっかい地図を買い(トイレのドアに貼る予定/笑)、ギリギリまで忙しく歩き回ってました。


機内アナウンスに反して、そんなに揺れず関空着。大阪は大雨でした。

今回も楽しく充実した旅を送れ、無事に帰国できたのも皆様のお陰です。
カムサハムニダッ(・∀・)!!!



・・・いやいや!!旅はまだ終わっておりませんでした!!!
(確かに家に帰るまでが遠足だと習いましたがね)

帰りの空港タクシーの中です。
今日はジャンボ型が満員ということで普通型のタクシーに後ろ3人が乗ったのですが、どうやら右側の方が外国の方のようで、英語が話せない運転手さんと会話に苦労してはりました。最初中国の方かなぁ・・・と思ってたのですが、途中携帯で連絡してはる声は、どう聞いても韓国語じゃないですかッ!!

放っとけなくなって「韓国の方ですか?」と話かけてみると、一瞬驚かれましたが嬉しそうに返事してくださいました。
テジョンにある大学の教授さんで、京都大学へ9月まで研修に来られたとのこと。なので英語は大丈夫だけど、京都は初めてで日本語は1つも話せないので不安だったそうな・・・。
ぎこちない韓国語ですが京都の良さをアピールしたり、逆にワタシが韓国で味わったことを話したり、運転手さんとの会話を通訳してあげたり、、、あっちゅう間の乗車時間でした。

最後に「お陰で楽しい時間を過ごせました。有難うございました!」と嬉しいお言葉をいただき、連絡先を交換したのですが、、、しまったぁ、携帯のメアドをお教えしてしまいました。ハングル使えないじゃん(´Д`)
だからか向こうも大学のメアドを教えてくださったので、まずは英語で連絡しなくちゃアカンことに・・・英語で文章で作るだなんて大学2回生以来ですよッ(苦笑)。
せっかくの縁なので、今度頑張って送ってみようかと思っています。


と家に着くまで、最後の最後まで韓国な旅。サイコーでした!!!
次はいつ行けるのかなぁ・・・(遠い目)。


韓国版「ピローマン」観劇の旅(4日目)

2007-05-20 | 韓国旅行記(旅程)
4日目、実質の最終日です。
3人で朝食を食べて、それからは別行動。2人は大学路に行くとかって言ってましたな。ワタシは昨日の予定通り仁川へ行くことに。しかし昨日までの疲れもあり、しばし部屋でグズグズしてテレビ見て・・・映画情報番組で『密陽』やってたんで見入ってしまいました^^;;;。(ホンマは『優雅な世界』を観に行きたかったのですが、ホテル近くの映画館で上映中も時間が合わずで断念・・・)
あ、テレビCFではキムタク出演のギャッ●ビー(ムービングラバーのやつ)を何回も見ました。白黒を基調として軽く踊っているVer.。ワタシは初めて見るものでした。(日本ではあまりテレビ見れないからなぁ・・・)地下鉄の広告でも見たし、韓国でもギャ●ツビー売り出し中のようです。

昼前に出発。
乗り換えの「シチョン(市庁)」駅で、あの黄金の豚さんの露店に出会い、それから1号線に乗って「プチョン(富川)」止まりの列車だったので、また乗り換えて「トンインチョン(東仁川)」駅まで。去年1度行ったところだったのでスムーズ。
トンインチョン駅前でフォーク歌手らしき方が路上ライブ+販売会してました。ごっつ目が合ってしまい、もっと聞いていたかったのに逃げるように退散^^;;;


こっから『パイラン』のロケ地巡りスタート!!
結果報告(笑)は、また別口にて。


「トマト海苔巻き」( ゜д゜)???←トマト苦手な人
その看板の店には買い求める人の列が・・・。
巻いている現場を覗きましたが、ハッキリとしたトマトの存在は確認できず・・・。今思うと、何で並んでる人に聞かなかったのか後悔してます。うーん、流行ってるのでしょうか。


1人で堂々と歩いているとよく声をかけられるのですが、ここでも若い女性2人組に。
最初ボォーッとしてたので何なのか理解できず、面倒なので「日本人ですから韓国語わかりません」つーてんのに、しつこくくらいついて来る・・・。こりゃ宗教の勧誘に違いないねぇ(´Д`)・・・と警戒してたら、
「わかんなくても良いから、このアンケートに答えて欲しいんですけど。英語で説明しますから・・・」
しゃーないので1項目目を見たら「ハヌニム」と・・・やっぱりじゃん!!
つーか文章を理解できない者がアンケートに答えて何の意味があるのか理解不能。
「興味ないです」「結構です」
キッパリ断るのに、「これから何処に行くんですか?」「韓国語は何処で勉強されたんですか?」とかしつこくしつこく・・・。
まぁ韓国語で話す経験になりましたけども。前向きに前向きに。

「宗教」・・・今回初めて友達から「宗教は何?」と聞かれました。
あまり意識したことなくて「ないです」と答えたけど、親戚はやっぱ仏教なのかなぁ。


それからシンポ市場をブラブラし、インチョンの風景を撮りつつ、幾つか『パイラン』のロケ地を順調に渡り歩きました。
あ、1つだけ。最初のシーンのゲーセン(はセットにしろ、その建物)を探したのですが、途中工事してて全面通行止めの道があったり、ここだけ探しきれませんでしたね、、、。

「美術文化空間 建立工事」と書いてあります。
この写真を撮ってたら、通りすがりのアジョッシに「何でこんなの撮るんだ?」と質問されました。答えにくいなぁ、、、うーん、記念?(笑)


昨日Kオンニ(インチョン在住)から「1人でインチョン来るなら電話して」と言われてて、結局後輩は大学路へ行ったので、何回かメールや電話をしてたんですけど繋がらず。2時半頃にようやく電話が繋がり、「もしかして今起きました?」と聞くと図星で(笑)、あれからオールで飲んでたからだそうな。
「今起きたから、顔を洗って用意して迎えに行くから。ご飯食べた?まだ?じゃ先に昼食食べておいて。後で電話するから~」
ということで、予定通りチャイナタウンへ。
パイランが立ち寄る中華料理屋でチャジャン麺を食べました。


3000ウォン。全州で食べたのより10倍ウマカッタです(・∀・)


去年、二日酔いのなか歩いた三国志通り。この坂を上り、さらに山のてっぺんに自由公園があります。
週末、休日、天気良しとあって、あらゆる店で人が賑わっておりました。


チャイナタウンにも黄金の豚さんがわんさか。
ここでは値段を聞かなかったのですが、初日ロッテマートにて。黄金のは専用箱に入ってたりして、普通の色のと比較して約5倍の値段でしたよ、、、。

「インチョン(仁川)」駅で休憩。
しばらくしたらKオンニが車で迎えに来てくださって、一緒にソウルへ戻りました。

今日は5月5日、日本と同じく「子供の日」。
オンニ曰く、インチョンの西部にあるウォルミ島へ行ったりする車で大渋滞。
トンネ(町内)なのに『パイラン』のロケ地は行ったことがない、なーんて話してたんですけど。(近いほど、いつでも行けるや~と思っちゃうもんですよね。分かります、その気持ち)

そうそう、この時。フと窓の外に見覚えのある建物・・・パイランのロケ地!!!
思わず「あ!!!Σ(゜∇゜;)」と指差したら、オンニもすぐに「パイラン!!!Σ(゜∇゜;)」と気付かれたらしく(それだけ通じるのは流石ファンやわ~って感じました♪/笑)、ちょっと横につけてもらって車の中から撮影。

どのシーンか分かりますか?^^

一旦ウルチロ3ガのホテルまで送ってもらい、ブーツにはきかえたりして(笑)それからホンデへ。

連続でホンデに行って気付いたのは、日本語表示のある看板をよく見かけるってこと。「イザカヤ」で通じるし、日式料理店もあります。ミョンドンでよく見かける観光客のための”なんちゃって”表示とはまた雰囲気が違う・・・もちろん近くに日本人留学生が通う学校が幾つかあるってのも要因だと思いますが、その他に若者の街で日本文化が浸透しているんだなぁと感じるような。
で、1番驚いたのが「ももじろう」。
京都では有名な居酒屋チェーン。ピンクのド派手な色使いそのままに、しかも「ももじろう」とひらがなで日本と同様でっかい看板。あまりの堂々さに思わず「あれ?ここ京都だっけ?」と錯覚してしまうほど(笑)。
あぁ・・・写真撮ってくれば良かったなぁ(´Д`)←後悔中


ホンデの真ん中にでっかい駐車場がありますけど、ここ無料なんですって。(正確には、ある時間帯だけかも。←うまく聞き取れなかった)
昨日は夜遅かったので数台空きがありましたが、今日はさすがに見つからず・・・。でっかい車を器用に操り、横の小道に入って行くオンニ。
そのとき「オンニ!」という声が聞こえたかと思えば、Uオンニでした。偶然?
結局少し離れたビルの駐車場に・・・ってッ!!いいんですかい???
オンニ曰く、「今日は業務が休みだから止めても大丈夫なの(・∀・)b」
日本じゃ考えられません~ッ(笑)。

テジョンからいらしてくださったJオンニと合流してソジュバーへ。
ここ去年の2月、ワタシが初めてポンゲへお邪魔させてもらった場所ですよッ。「仲間に入れてください」と書かれたメモだけ持って乗り込んだ・・・懐かしかったですねヽ( ´ー`)ノ
最初は3人だけかと思ってたら、徐々に集まってくださり最終的には7人で。
2件目の途中で「明日帰国日だから」と先に抜けさせてもらい、皆さんと抱擁してお別れしました。

日本語勉強しているJがタクシーを捕まえてくれて交渉。
アジョッシ、「ウルチロ3ガ」知らないって・・・どんだけーッ!!(丿 ̄ο ̄)丿
「ウルチロイックの東だ」とか説明してもらい乗車。
ホンマに大丈夫かい(汗)・・・心配してたら、気軽に話しかけてくれるアジョッシ(26歳やて)で。会話も弾んでいると、また日本語教えてくれトーク。喜んでお教えしますけど、話に夢中でしっかり前を向いて運転してくれッ!!と恐怖を味わうこと数回・・・深夜は特にスピードが出てますからね、、、。
タクシーの運転手と客なんて、ほとんどが「その場だけの関係」なのに、きっと楽しい旅にしてもらう想いで外国語を覚えようと努める姿勢には頭が下がりますわ。もちろん日本のタクシーの運転手さんにもいらっしゃると思いますけど。

下車するときに料金を払おうとすると「もうもらったから大丈夫」と。
後から知ったのですが、Jオンニが乗車するときにマノォンを支払ってくださってたみたいで・・・最後の最後まで御世話になりっぱなしの旅でした。


ホテルに戻ったら、「昨日バイト上がりにホンデに行った」と聞いてたお兄さんで、ホンデ話に盛り上がり(またかいッ)。
2次会中のJからも電話があったので(きっと道を知らない運転手だったから心配してくれたのかな?)、無事に着いたと、Jオンニにもよくよくお礼を言って・・・
部屋に行くと、やっぱり同室のオンニは就寝中だったので、また合鍵で開けてもらい忍び足で進入。

軽くパッキングをして就寝。(2時半頃)