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500 MILES (ch.o1)

俳優チェ・ミンシク氏ファンが綴る覚え書き+韓国旅+勉強ブログ。

久しぶりにソウル2泊3日(その2)

2010-01-17 | 韓国旅行記(旅程)
●11月14日(土)●
6時半には目覚めて、起きたもの同士で広いリビングで朝からおしゃべり。
まだ寝ている人を気を遣わなくて良いので、本当に快適でした。

ワタシは龍仁市にある臥牛精舎(ワウジョンサ)へ1人で行くことに。
(団体行動が苦手なんで、たまに1人行動させないと暴れます/苦笑)

せっかく江南へいるのでレッドバスを利用して龍仁バスターミナルへ。
しかし江南からバスが出ていると知っているものの、バス停の数が多すぎで右往左往。
訊ねても知らない人ばかりで、乗りたい番号のバス停にたどり着けず・・・。
仕方ないのでその番号のバスを追いかけて停まったところを確認しました。
1本見送るカタチになったけど、10分ほどで次のバスが来ました。


あぁ眠い・・・寝よう。所要時間は1時間ほどと予測。
終点ではないので「龍仁バスターミナルに着いたら教えてください」と言ったのに、
何故か「エバーランド着いたよ~!!」と起こされる。
どんだけ発音悪いんだ、ワタシ!!!(軽くショック/笑)
バスターミナル前で降ろされ、ここでマウルバスに乗り換え。


臥牛精舎。


苦労して行ったわりに、あまり感動はなかったなぁ・・・。
バスターミナルまで戻るマウルバスが、細かくぐるぐる回る系統だったみたいで、
「どこ通んねんッ!!」という狭い住宅道路を通って行きました。
お陰で1時間近くかかりましたよ・・・。
でもその間、車内に流れてたラジオから好みの曲に出会いました。
聞き取れる歌詞をメモって後で調べると『사랑한다 사랑해(愛してる、愛してる)』。
韓国のサイワールドの方へ動画をあげているので、気になる方はどうぞ♪
(「Video」→「좋아하는노래」 →「[스크랩]컬투 - 사랑한다 사랑해」)


再び戻ってきたバスターミナル。バス停を探しレッドバスに乗車。
江南ではなく江北へ行きたかったので、行きしとは違うバスです。
これが土曜日のお昼ということもあって大渋滞に巻き込まれてしまいました。
しかも車内は立ち乗りもぎゅうぎゅうなほどに満席。
息苦しい中、2時間かかりやっとこさ鐘路2街へ到着。
「早くご飯食べなきゃ~!!」と、鐘路を駆け抜け辿り着いたのは・・・


前にも行ったことがある「ナクチセンター」のナクチポックン。

◎前回の所感→「鐘路(チョンノ)「ナクチセンター」/ナクチポックン」

前日の晩ごはんで豚肉を食べたので、海鮮な気分だったので。
前回の反省を活かし(?)、ナクチポックンをそのままご飯にかけず、
赤いソースを落としながらタコさんだけ極力乗せたのに・・・それでも辛い~ッ(´Д`)!!
でもやみつきになる辛さで、ヒーヒー半泣きしながら食事。
その光景を食堂のおばちゃんたちが笑いながら見てました(笑)。


この辺も再開発の対象になっていて隣の家が全部なくなっていました。


観光公社で地図をもらい、コスメショップで頼まれ物を買いだし。
あまりの量に「商売ですか?」と聞かれるほど・・・(苦笑)。

そんな大荷物をしょって、急いでバス乗車。
一旦、江南のレジデンスに荷物を置いてから、Y(@韓国人)と待ち合わせの大学路(テハンノ)へ。
部屋に3人からの置手紙(正確には掃除のおばちゃん宛)があったので、
その返事を書いていたりすると、もう15時半近く。
バスでは16時の待ち合わせに間に合わないと、タクシーを選択するも、
いたるところで大渋滞に巻き込まれ1時間もかかってしまう。。。
よって大遅刻・・・。
すごい寒い日だったので、電話して暖かいところで待ってもらったけど、それでも申し訳なかったなぁ。
16時からの観劇の予定のチケットは、Yのはからいで19時の回のに換えてもらってました。
本当に感謝。
しかし感謝の言葉を喋れば喋るほど敬語になってしまう。パンマル難しいッス^^;;;


公演まで時間ができてしまったので、兼ねてから行きたかった「学林」でお茶。
Yは3年前に知り合って、同い年ということですぐに打ち解けた仲。
2年以上ウクライナで働いて、その間、ずっと会えなかったのですが、
このたび完全帰国したというので久しぶりの再会を果たした訳です。
3年前と、そんなに進歩していないワタシの韓国語が恥ずかしい^^;;;

それから軽く食事をしてからYの彼氏と合流し3人で観劇。


オ・ダルス氏主演の「MONDAY PM5」という三流ボクサーもの。
席が最前のド真ん中!!!
うわ~これじゃ居眠りもできない・・・じゃなく、ダルス氏のホクロまでよく見えちゃいましたよッ。
Yの彼氏くんは途中で寝たそうな。勇気あるなぁ(笑)。


終演後、Yたちと別れて(お邪魔虫は退散?/笑)地下鉄で「江南(カンナム)」駅へ。
ここで大学の後輩S(韓国人)と大学繋がりで知り合ったTさん(日本人)と再会。
このメンバーの共通点は大学と・・・4様???(笑)
こないだ4様が旅本を出さはったけど、その韓国語版をいただきました。
(@4様ファンてことじゃなくて、ワタシが地方旅大好きなので。ここ重要!!!/笑)
旅本はまだ読んでいる最中ですが、地方好きには興味深く面白いです。意外にも(笑)。

お店の閉店時間ギリギリまで粘って、裏口から追い出されました。
飲めないのでノンアルコールだったのですが、素でよくあそこまで盛り上がれるものだ^^;;


ソロリソロリと宿の部屋に入ったら誰もおらず。何とワタクシ1番帰り!!
「3人でレイトの映画を観に行ってきます」と置き手紙と一緒にカラのマッコリ瓶がありました。
どうやらここで酒盛りがあった形跡・・・(笑)。
1人で1時のニュースを見ていたら、あの釜山射撃場事故のニュース。怖かったです。

やがて帰ってきた3人。
Kさんの顔色が悪く、聞けば1人でマッコリをガブ飲みしたからだと。
映画中も気分悪くて、外のベンチで寝てはったそうな。
Kさんだけ先に寝させて、3人でぺちゃくちゃ。話は尽きませんな・・・。

(つづく・・・)


<おまけ>

11月11日の「ペペロデー」はとっくに過ぎていたのですが、
その名残をあちこちで見かけました。

久しぶりにソウル2泊3日(その1)

2010-01-17 | 韓国旅行記(旅程)
韓国語教室の仲良し4人での訪韓。
なのでみんな少しはハングルを理解しており、初めての訪韓でもない4人。
ワタシにとって、いつもとはちょっと違った旅になりました^m^


●11月13日(金)●
予定通りお昼前に仁川空港着。
今回は江南駅近くのレジデンス「エムシェルビル」に宿泊。
6009番バスに乗って「江南駅」で下車とソウルナビに書いてありましたが、
運転手さんに聞くと「新論峴駅」で降りた方が近いって。(@コネスト情報が正解)
教保タワー交差点と江南交差点の間に停まるバス停は「新論峴駅」ということです。


普通の韓国のアパートみたいで、まるでここに住んでいるような気分を味わえますね^^
これで2泊、1人7000円ちょっと。

◎宿泊所感はコチラ→「江南「エムシェルビル」/レジデンス」

補足でタクシー運転手さんの知名度ですが、
5回ほど利用して、そのうち1人の運転手さんしか場所をご存じありませんでした。
「江南駅」もしくは「江南駅交差点」と最初に告げて、後は自分のナビで対処しましたが、
この辺は一方通行や左折禁止も多いので、地図を見せるのが1番早いかも。


江南大路沿いにでーんと建っているこれ。
メディアポールといって、タッチパネル式で情報を得たり記念撮影出来たりする優れもの。
(撮った写真はメールで送れるんですとッ)
韓国語の他に英語・日本語での操作も出来ました。
調べたら全部で22本並んでいるそうな。
この高さなので昼でも壮観ですが、夜は電飾化されさらに目立っていました(・∀・)


「1泊2日」風に・・・「安東チムタクをソゲハムニダ~!!」(笑)
つーことで昼食は安東名物のチムタクにしました。
メガボックスのすぐ裏にあるお店。
日本では食べられないものを食べよう!!(@鶏料理希望)つーことで。
3人はお初。ワタシは7月の安東以来。やっぱご飯がススムくんですわ~♪


お店を出ると、仮装してチラシを配る人に遭遇。
友達を消しましたが、その高さが伝わりますでしょうか?^m^
風船で作られた傘がかわいかったので、思わず「ウサン~!!」って指さしたら、
無言で(喋ってはいけない設定みたい)でワタシにくれました。
(傘が必要なほどではないけど、たまに少し霧雨が降る日でした)
以降、これもって移動することに・・・(笑)。

屋台で焼き栗を買い食いしながら江南の街をブラリ。
それから新しくできた地下鉄9号線に乗車。深い~ッ!!!
”急行”と”普通”があるの知らなくて、ちょっと戸惑いました。
優しいお兄さんが日本語で教えてくれて把握。
よく考えたら「新論峴」駅が始点やから、どっち乗っても行くことは行くやん・・・。

「ヨイド」駅で普通に乗り換え、「国会議事堂」駅下車。
地上に上がると、いつも空港バスの車窓からしか見たことなかった国会議事堂が目の前にでーんと。


ここは外から眺めようと思ってたら、庭までは入れるんですよね。
(@中の見学は事前予約が必要ですが、外国人旅行者はダメだそうな)
警備員さんに聞いたついでに記念撮影もお願いして・・・。
ドラマや映画の撮影で実際使われている場面も見るけど、
やっぱり金大中・元大統領の国葬を思い出すなぁ。(当時、生放送の中継を見ていました)


続いてKBS見学ホール。
その前に明るいうちに正面玄関のところで「1泊2日」ごっこ。
よくここがOPに使われているんです。
KBS芸能番組好きには聖地みたいなもの(笑)。

◎その辺のことはコチラ→「「男の資格」(ソウル編)」

最初は1人で行くつもりでしたが(だって観光地じゃないし)、
他の3人もついて来てくださいました。それが大正解。
見学ホールのアナウンサーごっこ、関西のノリで涙流しながら爆笑して楽しみました。
江南でもらった風船の傘が大活躍。あれ持ってお天気コーナーをマネしたり。
監視カメラに写ってたら恥ずかしいな・・・(笑)。

笑い疲れて、コグマドーナツを食べたいというリクエストに応えてミスドで休憩。
実はこのミスド、しっかりロケ地なんですけどね(笑)。
あとポンデライオンが大好きなんで、韓国でも1度入ってみたかったんです。


曇ってはいるけれど、エエ感じの夕方の空♪

このメンバーでミスドで喋ってると、普通に京都にいる気分(笑)。
このまま長居し過ぎてはダメだと腰をあげ、地下鉄9号線で「高速バスターミナル」駅まで戻りました。
地下商街を散策。広い~!!
その先にあるキムズクラブ(大型スーパー)で買い出し。
ここのスーパー初めてでしたが、品揃えもなかなかで良い感じ。
他の3人は翌日も買い物しに来たそうです。

大荷物になったのでタクシーを使って宿まで戻り休憩。
夜はHさんのお友達、韓国人のJさんと一緒に食事。
仕事上がりのJさんと待ち合わせて、アックジョンの「678」へ。


カン・ホドン氏が経営しているオギョプサルのお店。
でもそう高くはなく、お肉もパンチャンも美味しかったです。

◎お店の所感はコチラ→「狎鴎亭(アックジョン)「678」/オギョプサル」

ここ本当に1度行きたかったお店だったんです。
Jさんと友達になれたことも嬉しかったけど、二重の喜び♪
Jさんの終バスである12時まで盛り上がって解散。

部屋は申し分ないのですが、お風呂渋滞するのが唯一の難点?
マンネであるワタシが1番最初に入らせてもらい申し訳なかったッス。
確か1時半頃に寝ました。あっという間の初日、、、。

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その8)

2009-12-23 | 韓国旅行記(旅程)
●9月23日●
4泊5日の最終日。天気は快晴。
三成(サムソン)のレジデンスをチェックアウトしてコエックス側へ。
大通りを通ってるのは金浦空港行きだったので(バス停に行って気が付いた・・・)、
空港ターミナル内から出ているリムジンバスで仁川空港へ。

空港に着いて、まずコロコロをどうにかせねばッ。
空港内にロッカーはなく荷物一時預け所に行くと1つ7000wだと(´Д`)高ッ
1回は躊躇ってその場を離れましたが、利便性を考えるとここで預けるのが1番だなと判断。
泣く泣く預けました・・・。

身軽になったところで、3階から出ているバスで「雲西(ウンソ)」駅方向へ。
駅前で三木船着場行きのバスに乗り換えます。
乗客はワタシたちだけの貸し切り状態です。
1番前に座っていたので運転手さんが話しかけてくれました。
「三木船着場に行く」というと、「フルハウスか?」と。
これいたるところで何回も何回も同じことを言われました。
それだけそれ目的で行く日本人が多いってことですけど、
運転手さんはちょっと苦言もおっしゃってましたよ。(@ちょっと納得)

どうやら雲西駅まで行かなくても、途中の停留所で乗り換えのバス停があると。
そこで降ろしてもらいました。なので場所は不明。
バスを乗り換えて三木船着場へ。
ちょうどフェリーが2隻入っていて、車積みしているところでした。
急いでチケットを買おうとするも、信島側でチケットを購入すれば良いみたい。
そのままフェリーへ・・・両方に「信島」の文字があるので、ちょっと立派な左の方へ乗ろうとしたのですが、
キムチさんが係員に聞くと右の船を指さされました。んー何で?


信島はドラマ「恋人」のロケ地で、大好きなチャニ兄も出ている作品ですが、
あんまり行きたいとは思わないんですよね・・・。
ちなみにキムチさんが調べてくれた情報では、
現在工事中か撮影中か何かで一般の立ち入りは出来ない模様。


ほぼ同時に出航するも左の船は信島からは離れた方へ・・・。
今だに何でかは分からないのですが、
偶然にもキムチさんが訊ねてくれたお陰で間違うことがなくて良かったです。
誰もかっぱえびせんを差し出さないからか、席毛島のようなカルメギさんたちはほとんど近寄らず。


KBSの車発見。
この後、芽島の彫刻公園でも見かけました。何かのロケハン?

ぽかぽか温かくて気持ち良い潮風にあたりながら、
旌善(チョンソン)で買ったカムジャトクをむしゃむしゃ食べてるうちに信島へ到着。
ここも10分も掛からないような短時間の船旅でした。


船着場では駐車場にバスが待っていました。
時刻表を見るに、ここもフェリーの時刻に合わせてバスが運行されているようです。
なので、おおよそ1時間に1本。
運転手さんと話しをすると、やはり「フルハウス?」と。
いえいえ、芽島(モド)の彫刻公園に行きます~!!

きっかけはキム・ギドク監督の映画『時間(邦題:絶対の愛)』を見て。
キム・ギドク監督の作品は視聴した数本のイメージで自分には合わないと避け気味だったのですが、
この『時間』は最高にがっつりハマりました。
つまりは最も大衆的でわかりやすい作品と言えるんですけど。
何か初めて『オールド・ボーイ』を観て感動したような感情になりました。
確かこの作品が韓国で上映されたとき、監督が韓国映画界の興行について言及してはりましたが、
本当、こんな作品を放っとくなんてどうかしてますよ・・・。
んで、映画内で何回も出てくる彫刻公園が芽島にあるんです。
もちろん弘大前にあるカフェもいつか行く予定(・∀・)!!


車内に貼られていた地図。(後から運転手さんがくださいました)
右から信島、矢島(シド)、芽島。
信島が大きな島なので、終点の芽島までどれだけ時間がかかるのやら心配していましたが、
最短コースで走るので、たったの15分ほどでした。


3つの島は橋で繋がっています。
ちょうど干潮の時間帯でした。

終点で降りると、彫刻公園まで1キロの看板。
日陰がなかったのがキツかったけど、思ったより短い距離で良かったです。
小さな丘を越えた向こうに彫刻公園はありました。
海岸の向こうからは仁川空港を離発着する飛行機がよく見えるロケーション。


まずは映画で出てきた彫刻を探すも、当時とは場所が移動されている模様。
それでも大体は見つけられたかな、、、。
他の彫刻も個人的には楽しくて、休憩するアジョッシたちの横でパシャパシャ写真を撮りまくってました。
ご存じの通り、結構キワドイ芸術オブジェばかりなんですけどね(笑)。
ポスターになった彫刻もあったけど、さすがに添い寝は出来ず・・・。

メインである手の彫刻のときには、まわりに人がいなくなってしまったので、
キムチさんがセルフタイマーで2人の写真を撮ってくれました。
これがお見せしたいほどの秀作^m^


一通り見学を終え、最後の晩餐タイム♪
管理人らしきおじさんにこの周辺のお店情報を聞くと、
「モド食堂」が良いよと教えてもらいました。
そういえばバス停の辺りにお店らしきものが1件あったなと、そこまで歩いて帰ろうとすると、
ちょうど隣のペンションからおじさんが車で出てきたところにでくわし、
明らかに観光客なワタシたちに「乗ってください」と声をかけてくださいました。
炎天下だったので本当に有難かったです。
モド食堂で降ろしてもらい、お店の人とももちろんお友達でワタシたちのことを話してはる。
第1希望の焼き貝はないと言われたので、第2希望のカニ鍋をオーダー。
メニューには50000wって書いてあったけど、2人なので35000wで作ってくれるそうな。

しばらくハエと格闘し、ネコと戯れながら待っていると、
来ました来ました。でっかい鍋に乗せられてやってきました~♪


なんとカニが4杯も入ってますよッv(≧∇≦)v
しかもパンチャンにもいらっしゃいますやん~ッ!!(大興奮)
どうしようかと悩んでいた30分後のバスにはもちろん乗れるわけもなく、
カニと1時間半も格闘し、その次のバスに乗ることにしました。

食後のコーヒーを飲みながら社長のおじさんとおしゃべり。
ワタシの茶髪と自分の白髪と交換してくれとか話してたんですけど、
どうやらワタシたちカップルに見られていたようで(笑)。
まぁワタシがそんなんだから仕方ないんですけどね・・・。
実は後から聞いた話では、アウラジの商店でも、
ワタシがウォンビン家を探しているうちに言われたそうです(笑)。

終点地点から折り返してきたバスを停めてくださり乗車。
最後まで見送ってくれて、「モド食堂」マジでオススメです!!
15時にはフェリー乗り場に到着。
フェリーの次の便は15時半。
しばらく時間があったので、チケット売り場の固定電話をお借りして、
全州(チョンジュ)のカンさんへキムチさんが電話したり・・・。
海をボーーーーッと眺めたり・・・。(あぁ楽しい旅の終わり(´Д`))


ちなみに『時間』では船内のシーンもありましたね^^

順調に三木船着場には16時着。
ここまで戻れば一安心。あとは空港に戻るだけです。
行きと同じで空港直行バスはないので「雲西」駅近くで乗り換える必要があります。
そのついでに「雲西」駅前にあるロッテマートで最後のお買い物をがっつり。

反対方向のバスに乗りそうになりながらも、空港行きのバスを見つけ乗車。
出発1時間40分前に無事に空港へ戻ることができました。
ここで一旦キムチさんとは別行動。
関空行きのチケットカウンターはさほど混んでなく。
コンビニでキンパプ買って(@明日の昼飯)、次は両替。
行きしにするのは時間がもったいなくなって、
最近はいつも帰りにするようになりました。もちろん円→ウォンですよ。
「5万w札をいれてもいいですか?」と聞かれたので、物珍しさに承諾してしまったけど、
財布の厚さは緩和されるも、地方を旅行するには何かと不便かも。
1万w札でさえ、いつ崩して小銭をつくろうか苦労するのに。。。
(※11月のソウルで無事に使えました。化粧品屋さんで大人買いしたときに^^)

日系の航空会社だったので第2ターミナルが搭乗口。
あんな遠いとこまで行くんや・・・と地図みて呆然。
キムチさんの便も似たような位置でした(笑)。
免税店で1つだけ買って、最後の韓国料理はユッケタン。
これはちょっと失敗だったかな、、、美味しくなくはないのですが人工的な味。
勿体ないけど、結構残してしまいました。

搭乗口に走るとキムチさんが待っていてくれました。
もう搭乗を開始されていたので少ししか話せなかったけど、
また次の旅も楽しみたいッスね^^


機内食は初めての空弁。
関空便は短すぎてしょぼいのばかりですが、これは良いですやーん♪
でも直前にユッケタンを食べたので、ちょこっとだけ試食。

関空は雨が降った後のようでした。
いつものように乗合タクシーで帰宅。
何はともあれ、無事に帰ってこられるのが最高の幸せです(・∀・)
今回もお世話になった皆様に感謝。カムサハムニダ~!!!

韓半島横断の旅(その7)

2009-12-23 | 韓国旅行記(旅程)
9月22日のつづきです(・∀・)

旌善(チョンソン)のアラリ村はそんなに広くなくて、1周30分もあれば十分。
韓屋が再現されていて、ここも時代劇の撮影に使われてたりするそうです。
で、他と違うのは民泊施設としても開放されているということ。
もし民泊者がいるときは、その建物の敷地内は立ち入り禁止になってしまいます。
これ前にBSでやってた黒田福美さんの旅番組で見たことがありました。


当時の人間模様を再現した銅像があって、それ1つ1つとネタを考えて記念撮影。
この土下座してる人の上に土下座で乗っかって組み体操♪とか(笑)。
相手が銅像なので触ると熱かったなぁ・・・。

そうこうしているうちにドッと観光バス3台分の団体客が入ってきました。
入口のアジョッシのところに戻ると、さっきと反転、大勢に囲まれて大忙し。
実はこの方、「両班(ヤンバン)証明書」に漢字で名前を書いてくれるサービスをしてたんです。
行きしに書いてもらうべきでした(´Д`)
しかしここまで来たら両班になりたいぞ・・・。
何人か待ちで、やっとワタシたちも書いてもらい晴れて両班にッ♪


申込書みたいな紙に住所・名前を書いて渡すのですが、
キムチさんもワタシも韓国では使われていない漢字があるのに、
スラスラ~と、しかも味のある書体で書いてはったのが凄かったです。


アラリ村から一旦、旌善バスターミナルまで戻りました。
旌善→東ソウルの便は多くないし(1日13便)最終の便(18:20発)に乗ろうとしているので、
先にチケットを購入しようと思ったからです。
でも発車20分前にしか売ってもらえないことが分かり、市内バスに乗って五日市(オイルジャン)へ。


まずは一通りどんなものか偵察タイム(・∀・)v
韓国では普通の平日ですが賑わっていました。
商売人は許可を貰っている証拠なのか、皆さんビブスを着てはりました。


旌善名物コンドゥレの山積み。
前日の夜ごはんのパンチャンで出てきたけど、ワタシ大好き♪
しかし買って持って帰ったところで、どう料理すれば良いのやら。。。


感じの良いアジュンマの半屋台でジョンを食べました。これ全部で3000w。
どこも各ジョン1枚1000wぽかったです。
広場みたいなところに出ている食堂テントは、どの店も価格を提示していました。


お腹もふくれたところで、再び五日市散策~。
カムジャ餅はアンコが入っていないのを確認して(笑)2000w購入。
これは翌日の朝ごはん行き。(@信島行きのフェリーの中で食べました^Q^)
あとこれは何処でもよく見かけますが、クァベギ(@ねじりドーナツ)3つで1000w。
これも事前にアンコが入っていないのを確認して(笑)購入。
で、ブラブラしてたらホバクの蒸しパンでしたっけ?
とあるお店のアジョッシが「どうぞ~」と通行人に分け与えています。
それにワタシたちも食いついたのがきっかけでおしゃべり。
何と目の前の屋台でおごってもらいました!!
知らない人でも出会って3分でおごっちゃう文化は日本にはあまりないですよね、、、(笑)。


時間も迫ってきたのでアリラン公演が行われる文化芸術会館へ。
ここはキムチさんが調べてくれたのですが、スッカラに載っていたそうです。
1時間弱の公演で何と無料ッ!!!
もちろん言葉の壁(江原道なまりがすごい)もありますが、何となくわかります。
予備知識なしで行ったら、後半の展開にビックリしました^^;;;
ちなみにアラリ村で遭遇したバス団体客(堤川老人会でしたっけ?)と、
五日市でも会い、ここの公演場でも一緒になりました^^;;;
キムチさんは公演中に隣のおばあさんに日本語で補足を受けてたそうで。
ワタシの隣のおじいさんは案の定、途中で踊り始めました。
で、シリアスな場面になると退屈しだすと・・・(苦笑)。

カーテンコールが終わるや、あっという間にいなくなる団体客。
ソウルで演劇を観たときも思いましたが、観客の撤収が本当に早いです。
取り残された最前列のワタシたち。
すぐに演出者の方々がステージの片づけに入りました。
ここで積極的なキムチさんが話しかけてました。

公演前のアナウンスが面白くて、携帯を切りましょう云々の後に、
「公演は終バス・電車に乗り遅れない時間に終わりますので、ご安心ください。」って(笑)。
たぶんソウル行きのバスのことを指しているのだと思います。
ひそかに心配してたのよね、ビミョーな時間だったので。
でもこのアナウンスを聞いて一安心♪
文化芸術会館からバスターミナルまでは橋を渡り、歩いて15分くらい。
余裕で間に合いました(・∀・)



旌善とももうお別れです。(翌日帰国せねば(´Д`))
無事に東ソウル行きのチケットも買え、出発までしばしの休憩タイム。
平昌(ピョンチャン)経由ってことは山道必須ですからね!!
体調をしっかり整えておかないと・・・。

ワタシは近所を探検、対して運転手さん軍団と話しをしてたキムチさん。
1本前のソウル便に日本人の女性が1人で乗らはったそうなのですが、
ベンチで煙草を吸っていて灰皿もないのにどうするのか皆が注目していたら、
カバンから携帯の灰皿を取り出ししまい込んだことに驚いたそうです。
こういう話を旅先で聞くと、同じ日本人として嬉しくなりますね^^
逆にワタシも日本人として恥のない行動をとらなければと思いました。

出発して2ヶ所目。見覚えのあるターミナルに停まりました。
そこが平昌バスターミナル。
今年の1月にマスを食べに寄った、ある意味(苦笑)思い出が深い町です。
定刻の発車まで10分休憩というので、キムチさんはトイレへ。
ワタシは外の空気を吸いに。
そこで運転手さんに「日本人?」と話しかけられ会話が弾みました。
今日、東ソウル発の便でも日本人を乗せたという話も。
(五日市に合わせて旌善に行かれる方、結構いらっしゃるんですねー♪)
あと安興(アヌン)はチムパン(あんまん)で有名だよと教えてもらったり。
ここでの何気ない会話が後に助けとなりました・・・。


安興バスターミナル。
真っ暗でしたが、チムパンの看板もチラホラ・・・。
アンコ嫌いなワタシには縁のない町かも?(笑)


いつの間にか寝ていて、目覚めたのがオリンピック大橋の手前。
夜間ライトアップされてるから眩しく感じました。
特に田舎帰りなので眩しい眩しい。あぁソウルは大都会だなぁと(笑)。
東ソウルターミナルでバスを降り、キムチさんのトイレを待っているときに違和感に気付きました。
「きゃ~!!腰にぶら下げているデジカメがないーーーッ!!!(汗)」
イノチ、パスポート、現金の次に大切なデジカメ!!!
(@メモするのが面倒なんで、最近はデジカメで記録しているのが頼り)

戻ってきたキムチさんに「デジカメ探してくるぅぅぅぅッ!!!」と叫び捨て、
バスを降りたところ(道端)に戻るも、もうバスはその場にいませんでした。
仕方なしに係員を探しに乗り場口へ。
最初に声を掛けた人に「どこの会社のバスでした?」と聞かれ、
何となく覚えてたのでその会社のブースまで連れて行ってもらいました。
(@よく見たら乗り場に各会社のブースがあるんですね)
そこで乗ったバスの時刻から運転手さんの携帯を調べてもらい、
幸いにまだ車庫に待機しているということが確認できて一安心。
車庫に向かって歩いているところに、あの運転手さんがニコニコ顔でこっちに。
そして手にはワタシのデジカメが♪
「わーワタシのデジカメ!!」
「座席の下に落ちてたよ^^」
「カ、カムサハムニダァ~!!!」
本当は落とし物が自分のものである証拠を提示しないとダメらしいのですが、
その運転手さんとのやり取りで係員さんもすぐ理解してくれたようです。
本当に焦りましたが助かりました^^


事なきを終え、お腹すいていることも思い出し(笑)、
テクノマート側に渡り、そこからバスで5号線「バンイ」駅前まで。
オリンピック公園のすぐ隣です。
何でこんなところまで来たかというと、近くにあるテジカルビ屋さんが目的。
ここもスッカラに載っていたそうで、写真見て美味しそうだとキムチさんの推薦。
壁には芸能人のサインがズラリと並んでいて、特にスポーツ選手に人気があるようです。
2人前を注文。


今まで韓国で食べた豚肉の中で1番美味しかったです。
時間が遅くなかったら、もっと食べたかった・・・。

帰りはバスがなくなってしまったのでタクシーで。
久しぶりにソウルでタクシーに乗りましたが、助手席の後頭部にテレビがついているんですね。
地上波の放送ではなくてCFがずっと流れているそうですが。
「三成(サムソン)」駅近くで降ろしてもらい、無事に2日前に泊まったレジデンスに帰還。
明日も良い天気になりそうなんで、最後までいっぱい楽しめそう♪

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その6)

2009-12-09 | 韓国旅行記(旅程)
●9月22日●
江原道旌善(チョンソン)の山奥、九切里にある汽車ペンションに宿泊した朝。
起きると外はエエ天気♪(テンションも自然とあがります^m^)
ちょっと肌寒いけど、テラスに出て甘甘のタバンコーヒータイム♪


相当な山奥なので晴天の下に霧がもくもくと立ちこめていて幻想ちっく。


今日は9時からレイルバイクに乗るけど、すぐそこが乗り場なのでゆっくり過ごせます。
(@もし旌善中心部に泊まってたらバスの関係上6時起きでした^^;;;)

が、のんびりし過ぎて(笑)、9時ちょっと前にチェックアウト。
管理人さんに挨拶して、汽車との写真をお願いして、モタモタしてるとどこからか呼ぶ声が。
昨日夕食を食べに行くときに出会ったレイルバイクのおじさんでした。
そのとき9時から乗ることをアピってたので、まだ来ないワタシたちを待ってくれてたようです。

「お、遅れてシミマセ~ン!!」
既に他の9時発の組はみんな出発してしまったみたい。
でもヨチさんやレイルバイクに乗ってるところの撮影にも快く応じてくれ、
すごく感じの良いスタッフさんばかりでした。
重いリュックも預かってくれ、貴重品だけバイクのカゴに。
簡単な説明を受け、10分遅れでワタシたちもスタート!!!ゴーゴゴゴーッ!!!

しばらく平坦な道が続いた先に下り坂。結構スピードが出ます。
ここで線路沿いにカメラマンがスタンバイしていて撮影タイム!!
乗ってるところを写真に収めてくれあとで商売されるアレ。
保津川下りでもあった・・・。
前日にバスの運転手さんから「あの辺で撮影されるからエエ顔しなさいよ」と教わっていたのですが、
まさかこんな下り坂のところで・・・めっさ前髪オールバックですやん!!(笑)
(終点のアウラジ駅に着くともう出来上がっているのですが、まぁ見事にオールバック。
このまま残しておくのも恥ずかしいのでキムチさんが引き取ってくれました/笑)


最初のトンネルを超えるとアウラジ川沿いに出ます。
川の水が、山の緑に負けないくらいキレイ~。
秋に来れば紅葉も楽しめるんでしょうね。


途中、踏切が3つほどあり、各所にこうして係員さんが立ってくれています。
とはいっても、通る車は少ないですけどね^^;;;念のため。

遅刻したことにちょっと悪いなと思い、早めにこいでいましたが、
あっという間に前の組が視界に入りました。
めっさこぐの遅いんですわ。何度こぐのをやめたことか・・・(苦笑)。


畑沿いを通り抜けているときは畑作業しているアジョッシに声掛けられたり。
そして最後のトンネルでは有名なあの曲が・・・。


アウラジはこの三日月の橋が目印。
あぁ・・・もうレイルバイクも終わっちゃうんだなぁ、、、。
と素敵な田舎景色を惜しみながらアウラジ駅に到着。
全部で50分ほどですが、基本的に下りが多いので疲労感は全くありません。
結局は前に出た組と大差なく着きました。てか前が遅すぎッ。
同時に出てたらイライラしてること間違いなし(笑)。

さてアウラジ駅にはでっかい天然記念物のオルムチがいます。


本物じゃなく建物(笑)。
オルムチは日本語でヤガタニコイ・・・って言われてもわかりませんわ^^;;;
中はアメリカンなメニューが目立つレストラン。
ここまで来てハンバーガー食べるのもちょっと・・・。
近くにメンミルグクスのお店があると聞いてたんで探すも、まだ開店前で閉まっていました。
仕方なく旌善中心部に出ようとバスターミナルへ戻ることに。

売店兼の停留所でバスの時刻を確認すると次は40分後。
レイルバイクの時刻と合わせてあるようで、
ワタシたちがオルムチと戯れている(写真を撮ってる)うちに出てしまったようです。
仕方なく向かいのよろず屋さんで休憩させてもらう。
キムチさんはアイス食べるって買い食いしてる。
ワタシは散歩ついでにウォンビン家を見に行ってこよう♪(じっとできない性格)


感想を一言、この家だけ別格!!
田舎に似つかわしくないモダンさなので、すぐわかりました。
でも故郷で家を建ててあげるなんて親孝行さんですなぁ。。。

再びよろず屋に戻ってみると、ちょうど米屋さんが配達しに来ていました。
その方が「どうせ旌善に戻るので、(配達のバンに)乗ってください」と。
なんて幸運なッ♪お言葉に甘えることに。

その方は家の仕事(米屋)を手伝いながら英語教師をしてはるそうです。
日本にも何度かいらしたことがあるそうで、キムチさんが連絡先聞いてました。
相当に飛ばしてくださったので30分後には旌善の町並みが見えてきました。
中心部の五日市(オイルジャン)近くで降ろしてもらうことに。
お昼ご飯にしたいのでメンミルグクスが美味しいお店をちゃっかり情報収集。
橋を渡ったところに、紹介してもらったお店はありました。


ちょうどお昼時もあって団体客で賑やかな店内。
それとは離れた部屋に通されてメニューを見てると、
メンミルグクスの他にチョッパル(豚足)も有名なお店のようです。
でもサイズがデカイしお昼ご飯なので、泣く泣く諦めグクスのみオーダー。


するとグクスの前にチョッパルを持ってきてくださって、「サービスです」と♪
んもう、江原道のみなさん大好きです!!(笑)


これグクスもカツオのダシが効いて、めっさ美味しかったです。
日本のソバよりも麺が太くコシもあって、うどんみたいな食感。
ペチュキムチも美味しくて、普段そんなにキムチに箸をつけないキムチさんがもりもり食べてはりました^^

会計するときにコーヒー自販機を探していると、
入口にいはったおばあさんが「スジョンガ飲みますか?」と、
冷たく涼しいスジョンガもいただきました。
これたぶんおばあさんの手作りじゃないかなぁ、、、たぶん。
で、そのおばあさんが創始者の方でした。ご挨拶できて良かった。


現在位置を地図で確認するとアラリ村とはそう離れていないようなので、
食べた後の運動を兼ねて歩いて行ってみることに。
15分ぐらい歩いたかなぁ、、、晴天で暑かったです。
キムチさんはちゃっかり日傘、ワタシはタオルをフォーマーかぶり。

アラリ村の入口に到着。入場料はいらないようです。
入ってすぐのところにヒマそうにしている案内員のアジョッシ。
大きなリュックを背負うワタシたちに声を掛けてくださり、
貴重品以外のものは預かってもらいました。

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その5)

2009-11-27 | 韓国旅行記(旅程)
さて旌善(チョンソン)行きのバスに乗りましたが・・・
当初は旌善中心部に宿を構える予定でしたが意外に早い時間に入れそうなので、
九切里(クジョンニ)まで今日中に行っちゃって汽車ペンションに泊まりたいなぁと。
運転手さんに聞けば、このバスはアウラジ(@旌善と九切里の中間地点)にも停まるそう。
ということで旌善ではなくアウラジで降りることに決定。

山道クネクネを心配していましたが、幸い運転が荒くないバスだったので全然平気で、
あっという間に「アウラジだよ~」と1時間ほどで着きました。


降ろされたところでキョロキョロしていると、停車している1台のバス発見。
近づくと中から最前席のおばあさんが身を乗り出して「何処に行くの?」と。
「九切里です」と答えると、有無も聞かず「(このバスだから)乗りなさい」と。
いまキムチさんと九切里は何もないらしいからアウラジで食事しようかと悩んでたところだったのに・・・。
運転手さんも合わさって、もうとにかく「乗れ乗れ!!」とにぎやかさは発展するばかり(笑)。
一応聞いてみると九切里にも宿も食堂もあるらしい。心配するなと。
まぁ地元民の言うことが確実ですからね。その言葉を信じて乗車しました。
(このアウラジ→九切里のバスも1日6本なので、こんなに乗り継ぎが良いのはラッキー)

車内でもたくさんお話ししましたけど、アウラジってウォンビンの故郷なんですって。
そういえばそんな記事を読んだことがありますや・・・。
停留所を出てすぐのところで運転手さんが指さして教えてくれました。
日本人のファンも多く訪れるそうです。
線路沿いを走っているときに、ちょうどアウラジ鉄道を観光列車が通りました。
明日はあそこをレイルバイクで突っ走る予定(´▽`*)♪

九切里について真っ先に目に入るもの・・・
思わずワタシが「メットウギ(=バッタ)だ!」と叫んでしまったのですが、
すかさずヨチ(=キリギリス)だと訂正されました。


外見似てますやん・・・区別しにくですやん・・・(苦笑)。
ワタシたちを降ろしたバスはそのまま先を走って行きました。
てっきりここが終点だと思いきや違ったんですね。
田舎のバスは運転手さんも乗客もみんな顔見知りだから、
その中に”ヨソモノ”が入ると面白いですよ^m^

九切里は確かに思ったほど田舎ではなく、食堂もチラホラ確認できます。


お目当ての汽車ペンションもすぐに発見。一目で気に入りました♪
まずは空きがあるかを確認しなくちゃと管理人室へ行くと、この日のお客第1号。
1号室を見せてくれたのですが、思ってた以上にキレイに整っていて即決。


この小さい方の部屋で1室70000wです。
内装は窓以外、ほとんど原型をとどめていませんが、
動くと軽く揺れるのが線路の上の電車の中なんだなぁって実感させられます^^

宿を確保できたので、次はご飯タイム♪
管理人さんに聞くと、線路沿いのコスモス道を抜けたところにある食堂が良いよと。
その前にヨチさんを確認しに行ったけど、中のカフェは18時までで閉まってしまいました。
朝は9時からかで、9時発のレイルバイクを予約してるので結局カフェは出来ず。
でも横にあるおみやげ物屋さんは18時半までだったので物色しに。


ここも電車を改造した造りです。
多くは乾燥させた、漢方で使われてそうなものなのですが、
他のとこで見たことがなかった「オガジャ」という(覆盆子ぽい)お酒を小瓶で購入。


だいぶん陽が落ちて暗くなったコスモス道。
左が川、右が線路なのですが、そこに汽笛が聞こえ電車がこっちに向かってきます。
レイルバイクをひいた観光列車でした。
今日の最終を終え、車庫入れというか端っこに停めるみたい。
係りのおじさん2人が乗っていて、「アンニョンハセヨ~」と叫んでくれました。
電車を停め、おじさんたちはレイルバイクをこぎ九切駅のプラットフォームまで戻るんですね。
その間にキムチさんが「明日私たちも9時から乗ります~!!」とか叫んでたんですけど、
ここでアピールしといて良かったと明日思うようになります^m^

さて紹介してもらった、まさにサムゴリにある「サムゴリ食堂」。
薄暗い中にひっそりとある外観。。。


だ、大丈夫かな、、、と心配になりながら入店。
「あら、遅かったわね」と、どうやら管理人さんが電話してくれてたみたい。

店内には2人がチョンソンの名物・コンドゥレ定食を食べていました。
メニューを見ながらキムチさんと悩む・・・「川魚メウンタンって珍しくない?」。
ただメウンタンって、字の通り”辛い鍋”なんですけど、
「日本人だからあまり辛くしないでください」と先に告げると、
かなりの確率で「辛いから美味しいんですよ~」と返事が返ってきます(笑)。
今回もやっぱりそうで、その辛さに警戒してたんですけど、珍しいのでオーダー。


これが思うほど辛くなく、魚のダシがいっぱい広がった美味しい辛さ。
キムチさんがまたしても秘訣を聞き出そうとするけど、
ただ「魚をたくさん入れたら美味しいのよ」とおっしゃってましたな。

最後に生卵をいただいて雑炊に。これがめっさウマ。
キムチさんが魚に詳しくて説明をうけたけど、
少なくとも5種類の川魚が、大中小と入っていましたよね。
パンチャンにコンドゥレも出てきて、おかわりするぐらいいただきました。
それで飲み物も入れて全部で35000wだったのですが、
ナント30000wで良いですよと5000w札を返してきはるんです。
うわわわわΣ(゜∇゜;)・・・何度もお礼を言ってお店を出ました。


空は大分晴れてきて、いくつか星も見えました。
海と星を見ると加山雄三を歌ってしまうクセ・・・(笑)。
真っ暗の中、携帯の照明を懐中電灯かわりにして再びコスモス道。
(ビビリなワタシはちょっと怖かった!!)
無事に汽車ペンションに戻りました。

こんな山奥ですが衛星のおかげでテレビの画面もキレイに見れます。
インターネットもあったので色々チェックしたり。。。
旅の中日で疲れもたまったので、23時には気を失ってました^^;;;

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その4)

2009-11-01 | 韓国旅行記(旅程)
●9月21日●
三成(サムソン)駅近くのレジデンス宿泊。
今日は全国的に雨予報ですが、ほとんど移動なので問題ないかなと。
まずは東ソウルバスターミナルから襄陽(ヤンヤン)へ向かう予定。


これで有名な町♪
ほどほどなマスコット好きですが、これは・・・。
ホ●トのきのこ(@きのこのっこ~♪)の方が断然カワイイッス(´▽`;)

フロントでコロコロの荷物を預かってもらいました。
これが2日後も宿泊することにした理由の1つ。
コロコロかばんは何かと邪魔。リュック1つでは身軽に動けます。
もちろん値段も安いし、立地条件も良いってのも決め手でしたけどね。
(@東ソウルへ行くため2号線上で、友達が泊まる江南のホテル近くも含)
ちなみに次回も4人でレジデンスに泊まるので楽しみです^m^


気が緩んでいたのか地下鉄で逆方向に乗ってしまってタイムロス。
東ソウルターミナルに到着したのが8時10分で、
次の8時15分発のは売ってもらえず、50分だったか次々発に回されました。
ワタシは諦めてたんですけど、キムチさんが「まだバスいるかもしれない~」と乗り場へ走る!!
そしてもぎりのおじさんに説明したら「はよ乗りなされ」と。
え、いいの?Σ(゜∇゜;)
トータルの人数さえ合っていれば、乗車時刻は関係ないみたいです(笑)。
さらに幸運だったのが空いている席も残り2席だったということ。
おかげでこの後の行動がゆとりをもって動けました^(・∀・)v

襄陽は今年の年明けに温泉と薬水のために五色温泉に行った以来。
その前にまずはソウルから草束行きのバスに乗ったとき、
バスターミナルでなく道ばたで乗客を降ろしていたのを覚えていました。


なので何の迷いもなく道ばたで下車。約3時間。
一応「YANG YANG EXPRESS BUS STOP」って書かれてるけど、
フツーの市バスの停留所にしか・・・。
幸いに雨は止んでいました。

こっから目的の「ソンイゴル」というお店までは歩いて行けそう。
びゅんびゅんに飛ばす車に気を付けながら狭い歩道を歩くこと15分。
かわいい(いや、ビミョーな?)看板が目に入りました。


この看板のセンスはどうかと思いますがー(苦笑)、
スッカラに載っていたのをキムチさんがチェックしてくれたお店です。
ネットでも検索しましたが、襄陽を代表する結構な有名店であるよう。

メニューを見て松茸定食が良いかなと思ったけど、雑誌と同じ松茸プルコギを。


お肉はもちろん韓牛です。もうなんて贅沢なッ。
しかしこれだけで満足してはいけません。
パンチャンにはしっかりカニさんもいらっしゃる♪
これで2人前60000w。
お腹一杯になるほど松茸を食べるのって初めての経験じゃ・・・。

帰りに入口で売っていた松茸ゼリー・松茸キャンディ・松茸チョコを購入。
しかしこれは微妙は味でした。
やっぱ松茸はそのまま香りを楽しむものかな。
キムチさんは松茸酒を買ってはったけど、どうだったんでしょ?


襄陽大橋を渡っているとき、火事?と思うような白煙がもくもくと。
でも次第にこっちへ近づいてきます。
この自衛隊の車から出ていたのですが、これが消毒車ってやつでしょうか??


橋を渡りきったところに1枚目のでっかい松茸オブジェ。
(実はゆっくりと360度回っているんです。ワタシのサイに載せています^^)
他にも色んなところに松茸のマスコットがいるのですが、
やっぱどれもあまりカワイくはない・・・けど一緒に記念撮影(苦笑)。
ここを右に行くと洛山寺(ナクサンサ)、左に行くと五色温泉。
数年前に火事に遭ってしまった洛山寺はまだ修復できていないそうです。


さて近くのスーパーに入ってみるけど、お土産になるようなものはなさそう。
レジ係の人に近くの松茸専売所を教えてもらいました。
そこはバスターミナルの目の前にあるお店。
キムチさんがお土産に数本買いたいなと思い寄ったんですけど、
やはりキロ単位での販売になるそう。
キロで50000wとかって言われても実感がわかないし、持ち歩くこともしんどいし。
何よりも帰国日である23日までそのままで保存するのは良くないそうです。

なので仕方なくお礼を言って帰ろうとしたら、、、
そのおじさんが「キモチ」(@日本語)と言って、カタチのいいマツタケ2つを差し出してきます。
最初なんのことやらだったのですが、何とタダでくださるってΣ(゜∇゜;)!!!


さらに生で食べてみてごらんと、その場でさばいてくださいました。
味付けはゴマ油と塩を合わせたもの。
松茸どころかキノコ類を生で食べたことがなかったので、かなり躊躇するも、
こんな機会は他にはないといただいてきました。
(お腹を壊すこともありませんでしたよ^^;;;)

ちなみに数日後に松茸祭りが行われるのですが、
ここもインフルの影響を受け、例年より短期間での開催だそうです。
ニュースで見ましたけど、奉化(ポンファ)のきのこ祭りとかは、
もうハナから全面中止になったっていうところもいくつかあったり。


目の前のバスターミナルから江陵(カンヌン)行きのバスに乗りました。
こっからは1時間弱。
このルートは3回目なので、見える景色も見覚えのあるものばかりです。
でも途中のバス停にも松茸のマスコットがいるのには初めて気付きました。
(一般道を高速に通り過ぎるので撮影はできませんでしたが^^;;;)


海沿いにある38度休憩所。
このあたりが38度線なのでしょうか?

江陵から旌善(チョンソン)行きのバスは毎時00分発だと調べていました。
この調子だと江陵着が13時50分頃・・・。
毎時00分発だけど15時発だけがないので(なんでやーッ)、何としても14時発に乗りたいところ。
キムチさんが調べてくれてた船橋荘でお茶はまたの機会に見送り。

着いてすぐチケット購入。
自由席なので先に車内に荷物を置いてからトイレタイム。


江陵バスターミナルって、ドラマ「復活」で出てきましたよね^m^
旌善行きのバスは結構混んでいました。
クネクネの山道でしたが、幸いにも比較的安全運転をしてくれたので体調を崩すこともなく。


途中で停車した臨渓(イムゲ)っていう町。
お店に「オソオウヤ!」って書かれてありますの見えますか?
標準語で「オソオセヨ!(いらっしゃいませ)」。江原道の方言だそうです(・∀・)

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その3)

2009-10-26 | 韓国旅行記(旅程)
バスに乗って再び船着場まで戻ってきました。


片道1車線の道はフェリー乗船待ちの車の渋滞でバス動けず。
船着場周辺は大にぎわい。
まだお昼なので今から上陸する人の方が多いようでした。
普門寺行きのバスもすし詰め状態です。

船着場には数件のお店が並んであります。
せっかくなので席毛島側でご飯食べようかなとお店選びしていると、
キム・ユンソク氏似のおじさんに声をかけられ、
渋いおじさんに弱いワタシはすんなり入ってしまったという(笑)。

昨日はママカリのムチムを食べたので・・・今日は・・・
おッ、ママカリ焼きのペッパンがあるじゃないですかッ♪
1人前でも大丈夫だって。
それオーダーして待っていると、キム・ユンソク似のおじさんが「サービス」として天ぷらをくれました。
店頭で揚げていた揚げたての山と海の天ぷら。


ママカリ焼きの白飯。
パンチャンにママカリの塩辛もあって、席毛島名物を堪能できて良かった♪

後から知ったのですが、ここ1泊2日の撮影時にメンバーが食事をしたそうで、
入口のところにステッカーが貼られてありました。
その回、見たことなくて残念・・・どこで撮影されたんだろう。
キム・ユンソク似のおじさんはすぐ近くにペンションも経営しているそうです。
船着場近くに泊まりたい方は、どうぞ♪

相変わらず人と車で混んでいる船着場。
この日はフェリー3台を稼働させていました。
なのですぐに乗るフェリーがやってきて、手際よく車を乗せて即出発。
カルメギさんとの別れを惜しみ(笑)、再び江華島(カンファド)へ戻ってきました。



行きしに新村(シンチョン)への直行バスは1時間に2本と時間を確認していたので、
まだ20分ほど余裕があるけど、この人波では混むこと必須なので先にチケット買いに。
案の定、長い列が出来ていて、あっという間に満席。
高速を通らないので立って乗ることも出来るけど、
終点の新村へは2時間かかるので次の便へ見送る人が大半でした。
本当、季節の良い日曜に行かれる方は要注意ですよ~。

行きも帰りも運良く直行に乗れたので江華ターミナルを利用することはありませんでした。
窓の外から人参が沢山売られているのだけは確認。
まぁまた機会があれば江華島にも来てみたいなぁ・・・。


狭い座席下に置いたコロコロかばんにも負けずウトウト・・・。
これからは今日の宿がある「三成(サムソン)駅」まで行きます。
同じ2号線だけど、新村からはちょうど逆側(1番遠い)駅。
そこから市内バスもあるけど日曜だから渋滞してそう。
どうしようかと決められないでいるうちに、
1時間半ほどして行きしに乗った「松亭(ソンジョン)駅」前に到着。ここは5号線。
こっから乗り換えて行く手もあるけど、とりあえず保留に。
すると次の停留所のアナウンスが「合井(ハプチョン)駅」ですって。
確か同じ線じゃなかったかと路線図を確認すると、新村駅から3駅隣の2号線。
降りること確定~!!ワタシの他にもここで降りる方が多かったです。

すぐ2号線の入口を見つけ、いつものようにTーmoneyを取り出し改札へ・・・。
が、ピッと反応してくれないんです。何度試みても。。。
駅員のいない改札だったので、仕方なく自動販売機で切符を買うことに。
しかしいつの間にか従来の紙式ではなく、カードに変わったんですね。
便利なTーmoneyに頼りっきりだったので全く知りませんでした・・・。
ひとつずつ案内文を読みながら進めていくと、タイムオーバーで最初からやり直しに。
「男の資格」でもおじさん組が同じことになってたけど、これじゃ笑えないッス(苦笑)。
2回目で無事に購入することができました。


電車の中で再度カードに記載されている注意書きを読んでみると、
改札付近に回収機があってそこにカードを返却すると補償代の500wが払い戻されるしくみのようです。
どうりで購入時、いつもより金額が高いなぁと思ったんですよ~。
「1200w運賃+カード補償代500w」がプラスされていたんですね。

「三成駅」で無事に500w戻ってきました。
ひとまず予約をしていたホテル(というかレジデンス)にチェックイン。
実はここに明後日も泊まる予定です。なんでそうしたかはまた後で書きますね^^

ちょっと休憩した後、日が沈まないうちにこの辺を散歩することに。
あまり江南方面には縁がないので、どんなとこか開拓しに。

「銭の戦争」のロケ地である銀行は、看板が外され営業をしていませんでした。
まわりに比べて低い建物だし、もしかしたら取り壊しの可能性も???


まずは奉恩寺(ポンウンサ)へ。こんな街中に立派なお寺があるんですね。
熱心な信者さんがたくさんいらしていました。


それからコエックスモール。案の定、広すぎる地下で迷子(苦)。
お使いごとやお土産ものを仕入れました。
雑貨屋で物色しているときにG-Dragonの「Heartbreaker」がBGMにッ。


色々と問題になってますが、、、ワタシは超好きッス♪
「チクッチクッチクテ~」のところで、周りの子たちも今にも走り出しそうなノリで踊ってました(笑)。
(と時間を過ごしたのですが、後になってある理由で木洞に行けば良かった・・・
って、それさっき知ったんですけどね。
悔しいからさっきメール送りました。教えてくれたってイイですやーん!!!/謎笑)

荷物を宿に置いてしばらくすると、友達から「いま仁川に着いた」と連絡が。
この友達は何回も韓国に来ているけど個人旅行は今日が初めて。しかも1人旅。
そこで最初だけワタシがサポートしてあげることに^^
もちろん事前にバスの番号と乗り場の番号を伝えてあります。
それを出迎えるため、友達のホテルがある清潭(チョンダム)洞までバスで移動。
無事に停留所で会うことができました。
チェックインを手伝ってあげて(日本語通じなくて意外)、夜ご飯を食べに。

この辺は全くと言っていいほど知らないので、事前に調べて行きました。
「セビョクチプ」っていうんですけど、焼き肉は結構な値段なんですけど、
だけど手頃な値段のユッケビビンバプも人気があるんですって。


じゃじゃーんと♪
ユッケビビンバにヘジャングクがついて、これで8000wですよ~ッ。
信じられません、、、このハイソな清潭洞で・・・。
残念ながら友達はユッケが食べられないとこいうこで違うものをオーダー。

近くのカフェで24時近くまで喋っていました。
京都の友達なので、ここが京都かって錯覚してしまいますね(笑)。
ホテルまで見送り、ワタシはバスで再び三成駅前へ。
都会のバスは夜遅くまであるので便利です(地下鉄は早いけど)。街も明るし。

コンビニに寄って、レジデンスの部屋に帰ったのが24時半。
シャワー浴びて、片づけて横になっていたら、
1時半頃、光州(クァンジュ)から来たキムチさんが帰ってきました。
やはり日曜の夜なので道も混んでいたそう。
明日に備えてすぐに就寝。

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その2)

2009-10-22 | 韓国旅行記(旅程)
●9月20日●
前日は23時に寝たので、6時には目覚めてしまいました。


そのお陰で澄んだ朝焼けを窓から見ることができて良かった♪
と、ここで冷蔵庫(@共同)のお茶を取りに行こうとドアを開けると、
共同スペースのところに見知らぬ方が寝ていてビックリ!!(笑)
確かに深夜、少し騒がしいなぁとは感じてはいたけど、、、。
6つある部屋が埋まってしまったので、はみった2人は共同スペースで寝ているようです。

朝のニュースを見ると、今日は午後から曇っていき明日は雨予報。
あと西海岸は黄砂も注意って言っていました。この時期に・・・。
身支度をして7時過ぎに再び出ると、その2人はもう起きていなくなっていました。
代わりに6号室のドアが開いたままで、地べたに寝てる人が見えてるし(笑)。
日本ではなかなか会えない光景です^m^


自転車に乗って、まずは涼しいうちに普門寺(ポムンサ)へ。
まだ早いかなと思ったけど係員の人もいたし観光客もチラホラ。


入口からしてすごい急坂・・・さらに石仏までは急な階段をかなり登ります。
見ただけで筋肉痛確定(泣)。

でもここは期待通りの感動でした。
石仏前にはお辞儀をするスペースがあったので、
ワタシも初めて韓国式に見よう見まねでお辞儀をしてみました。
しかしこんなところによく造りましたよね、昔の人たちは・・・。
こっから見渡す海の景色も最高なのでオススメスポットです(・∀・)b

普門寺を出てからは、昨日とは逆の方向へ走りました。
待ちかまえていたのは山越えです(笑)。
「男の資格」のメンバーたちは、よく7人乗り自転車で越えたと関心しますわッ。
ちゃちいギアでは越えれず、自転車を降りて押してもくもくと進むのみ・・・。
やっと越えた先には一面田んぼの光景が広がっていました。
そして直線にのびる道。


地図がないので降りてきた道だけは忘れないように山のカタチを記憶し、
適当に田んぼと田んぼの間を走ってみることに。
舗装されている道路はたまに車が通りますが、田んぼのあぜ道は誰~もおらず。
すごく開放的で気持ち良いのですが、、、陰がなくて暑ッ!!(笑)
この日も油断したので、すっごい時計焼けが出来てしまったという。。。

やっと見つけたスーパーに飛び込んでアイス購入。
日陰のベンチに座って食べてたときに気付きました。
ここポンチャン兄が「右折~」言ってたところだわッ(´▽`*)


てことは、この道を通ったんですなぁ。(テレビと少し違う印象)
スーパーの向こうにバス停がありますが、この一帯、2時間ほど走りましたが、
1度もバスを見かけることはありませんでした。
一体、1日に何本走っているのか・・・。
自転車を置いてブラブラしてたら警察署を発見。
ここで席毛島と江華島の地図をもらいました。


珍しいのが、これ「交通事故注意および観光案内道」。
何処で交通死亡事故が起こったか記載されているんです。
ちなみに真ん中のS字っぽい島が席毛島で、その右のでっかいのが江華島。


自転車に乗ってるところを記念撮影したいのですが、いい感じに人に出会えず。
仕方ないのでカーブミラー越しに1枚。
暑すぎでタオルをファーマーかぶりしてるの見えますか?(笑)

ここから1周しようかと思いましたが、テレビで反対側も急坂が続くと知っていたので諦め。
前日に自転車屋のお姉さんに聞くと、1周5時間ぐらいはかかるそうな。
観光公社に書かれてある”2時間半”は、本格的な装備で足腰の強い男性対象かと。

そこでこの近くにありそうな映画『イルマーレ』の撮影地まで行ってみることに。

この簡素な地図で見るに、この道を真っ直ぐに行ってどっかで右折する感じ。
快調に自転車を飛ばしてたら、あぜ道のところに撮影地と書かれているような看板発見。
草に埋もれてたので確信が持てず一旦通り過ぎてしまいましたが、
念のため引き返し草をかき分けると、どうやらこのあぜ道を右折するよう。
本当かなぁ?と疑うも、まわりに通行人がいなくて訊ねることも出来ず。。。
えいやッ!!とそのあぜ道を突っき抜けてみることに。
途中向こうからトラクターが来るも、よけるのがやっとの狭さ。
不安になりながらもどんどん進んで行って、ようやく突き当たりのところに「撮影地」と書かれた建物発見。
どうやら今は貯水池で釣り堀を経営しているよう。
ご主人を見つけ経緯を話し写真を撮らせてもらいました。


向こうに見える島のカタチが映画に出てくるものと同じですが、
その他はほとんど変わってしまいましたね、、、。
撮影に使われた家は台風で吹き飛ばされたそうです。


来た道を戻ってるときに、逆方向に向かう自転車屋のお姉さんに出会いました。
今日は日曜日なので忙しく配達してはるそう。
基本的に団体であれば島内のどこでも配達・引き取りしてくれるみたいですよ。
ワタシも返却は民泊に置かせてもらうことに。


民泊に戻り、挨拶して、歩いて普門寺の入口へ。
行きし同様、ここからバスに乗るためです。
普門寺の駐車場を見てびっくり。朝の光景とはガラリ、観光バスだらけ!!
日曜はこんなにも混むんですね。これから行かれる方、要注意ですよ~。
たぶん狭い石仏前もエライことになってるんでしょうね、、、。


山の上、削れている部分に石仏があります。高いでしょ~。
昨日偶然見てたドラマに出てきました。
キム・ソナさんとイ・ドンゴン氏の「夜になれば」っていうドラマで。
席毛島の真ん中に位置するこの山を縦断するハイキングコースも人気のようです。

週末のバスは30分に1本に出ていて、近くのよろず屋でチケットを購入。
順番に座ってしばらくバスを待ちました。
(現金では乗せてもらえないみたい。わざわざ買わせに行かせていたので。)

(つづく・・・)

韓半島横断の旅(その1)

2009-10-17 | 韓国旅行記(旅程)
●9月19日●
出勤日だったけど有給をいただき4泊5日にすることができました。
行き先を決めるにあたって最初に確定したのが、
2と7がつく日に開かれる旌善(チョンソン)の五日市。
旌善に行くからにはレールバイクにも乗りたいところ。←欲張りジェンイ^m^
あとは季節柄、海にも行きたいなぁってことでカタチを作っていきました。
・・・それが出発2日前の話(笑)。

それプラス、ワタシはどうしても席毛島(ソンモド)に行きたかった。
前にキムチさんが行ったときの写真を見せてもらって普門寺(ポムンサ)とキレイな夕日に興味を持っていたんですが、
大好きな芸能番組「男の資格」の中のミッション「男7人、自転車旅行をする」で、
おじさんたち7人が一丸となって島を一周したんですよ。
↓世界初?7人乗り自転車で(笑)。


その回のがめっさめっさ大好きで(´▽`*)
ある日の夢に出てきたほどマネしたくなり・・・マネして来ました(笑)。


銀連休初日。
高速渋滞を予測し、朝4時40分に乗合タクシーがお出迎え。
ソッコーに寝たので、料金支払いのときで1回目覚めただけで気付いたら関空の橋でした。
どの道を通ったのかも分かりません(苦笑)。

飛行機はほぼ定刻通りに仁川空港着陸。
空港から江華島直行がなく(ありそうなのに)、まずは松亭(ソンジョン)行きのバスを探します。
チケット売りのお姉さんに聞くとソウル駅方面行きのバスがそうなんですね。
料金は金浦空港下車と同じ5000wでした。
乗り場へ行く間も係のあじさんたちが次々と「どこ行かれますか?」と韓国語だけど親切に聞いてくださる。
実は翌日に初めて1人旅する友達が来るのですが、これだと迷ったり間違うこともないだろうと一安心(・∀・)

金浦空港の次に松亭駅に停まりました。思ったより時間がかかって45分ほど。
(あ、車内で偶然に「30分前」(@今ヘビロ指定にしている曲)の披露会の映像がッ。
こんな短い時間に遭遇できるなんて嬉しいッス、ポンチャンオッパ^m^)
ここは前にケジャンを食べに利用したことがあるので土地勘があるとキモチが楽です。
キムチさんに教わった通り地下道を通り反対車線へ。
階段を登った先に停留所があって、「何番やろ?」と上の方に書かれている路線図を目を懲らして読んでいたら、
ちょうど江華行きの札を掲げたバスが近づいてきました。
しかも「ウェポリ」って書いてあるってことは外浦里船着場までの直行?
念のため運転手さんに聞けば、確かに行くとのこと。ラッキー♪
後から知ったのですが、週末は1時間に2本(平日は1本)直で行くバスがあるようです。
料金を聞くと確か4300w。
5000wを出すと、困った顔して50wコインをジャラジャラと(笑)。
それでもおつりが足りないので一旦席につけと。
後から乗ったお客の小銭で、「アガシ~!!」って声かけられました。
よくワタシがヨジャだと分かりましたなぁ。。。(笑)


新村から来ているバスなので、4列シートの車内はもう満席。
いつも思うんですけど、何で韓国のバスって最後部列だけ異様に高いんでしょうね?
自分の席、1席を取るのがやっとなので、足下のコロコロかばんが邪魔や・・・。
隣のおばちゃんが袋からキムチジョンを取り出して素手で食べてる・・・。
関わりたくないので窓の外を眺めてたら、このバス、パク・シニャン号だと判明(笑)。


外浦里船着場は終点なので、降りて落ち着いて撮影(・∀・)
直行で行けたお陰で予測より早く、2時45分には到着しました。
刺身屋さんをかきわけフェリー乗り場へ。
やはり土曜日。フェリーを待つ車と人がかなりいました。


チケットは江華島側で購入。これで往復乗れるそう。

乗船するとすぐに出発しました。
慌てて3階のデッキへ移動。もちろんカルメギさんと戯れるためです♪(笑)


ジョナサン~パンガウォ└(´▽`*)┘


5分ほどで席毛島に到着。

さて、ここからどうしよう・・・。
バス停のアジョッシに相談すると、宿だったら一旦普門寺に行って探すと良いよって。
観光公社に載っていたレンタサイクル屋さんも普門寺入口にあるそうです。
普門寺行きのバスは既に待機していて、フェリーの到着に合わせて出発しているようです。
お客さんも適当に増えたところで出発。
真っ直ぐ行かずミンモル海水浴場方面で一旦Uターンして行くので30分ほど掛かりました。

さて普門寺で降りるも、ここからどうしよう・・・。
見渡すと普門寺旅館という、よく見かける外観の旅館が1つ。
あとは食堂を兼ねた民泊スタイル。
しかし実は「男の資格」で使われた民泊で泊まることも捨てきれなかったので、
とりあえず、とあるマートの入口で酒盛りしていたアジョッシたちに声を掛けてみました。
「この辺にレンタサイクルがあると聞いたのですが・・・」
「あぁそれだったらそこ(目の前)だよ」
よく見ると空き地に自転車が並んでいました。
誰もいなかったので、そのアジョッシが電話をかけてくれる。
まもなくして来たのが、明るい笑顔が印象的なオンニ。
今夜の宿のことも心配してくれ「週末だから人が多くて高い」そうな。
一応、「男の資格」の民泊のことも切り出してみましたが同様だと。
あぁ不安的中・・・(´Д`)
やっぱね、基本的にこういうところは2人以上の団体で行くものだから・・・。

でも予算を伝えると、その値段でお友達の民泊を紹介してくれました。
そこまで乗せて行ってくれることに。
とは行っても、普門寺の入口から徒歩でも5分ほどの近場。
少し小高いところにあるので景色が良いですやんッ♪
今日のお客様1号だったみたいで、もちろんオーシャンビュー部屋へ。
2階の玄関入ってすぐに共有スペースがあって、各部屋のドアが6つほどありました。
部屋の鍵はちゃんとあるし、狭いながらにシャワーとトイレもそれぞれついているのが有難かったです。
即決定(・∀・)v

少し子供達と遊び(@パンマル使う練習/笑)荷物を整理して、早速自転車の旅に出発~♪
まずはミンモル海水浴場方面に行くことにしました。
良い天気やし、キレイな夕日が見られることを期待して・・・。

まずはバス通りから「男の資格」の撮影で使われた民泊を発見したので、
そっちの方へ逸れると、すぐ下のところに温泉施設があることに気付きました。


近くの人に聞けば無料の公衆温泉浴場だと。
せっかくなので入ってみたい♪時間をチェックして、まずは汗をかきに(笑)。


こっち方面は平坦な道が続くので楽チン~♪
翌日逆方向に行ったときと比べると、民泊・ペンションなどはこっち側に集まっているよう。
やっぱミンモル海水浴場が近いからでしょうね。


自転車をレンタルしたときに聞かれたのが、「自転車は乗り慣れていますか?」。
日本人からすると、「・・・は??」ですよね(笑)。
韓国、特にソウルでは日常的に自転車に乗る習慣がないからか、
出会う人々も、ただこいでるだけなのに「キャーキャー」騒がしい(笑)。
サドルやギアの調整もよく知らないようでした。

バスに乗ってたときも気付きましたが塩田はもうなくなっていました。
でも塩の販売だけはあちこちで続けられていました。
扶安(プアン)で見たコムソ塩田がキレイだったから期待してたのになぁ。。。
そこを越えるとミンモル海水浴場がありました。
ここは日の入りの名所。
それから映画『酔画仙』のロケ地としても有名な海水浴場です。
(@最後の方で、ミンシク兄がアン・ソンギ先生と再会する干潟)
日没まで1時間ぐらいある時間帯でしたが、はやくも人が集まっていました。


ここでしばし休憩。でもどんどん地平線の部分にだけ増える雲、、、。
これは夕日は見られないと判断。
あと街頭が少ないので、暗くなると怖いんですよね、、、。
なので切り上げて、明るいうちにさっきの温泉施設に戻りました。

まぁ無料というだけあってロッカーには鍵はないし、
入ってすぐが脱衣場で、そのすぐ先が浴場と簡素なつくり。
パスポートも全財産(笑)も持っていたので、さささ~と浸かる程度で楽しみました。
入口に「石鹸・シャンプーなどの洗剤類は使用禁止」と張り紙があるのに、
躊躇いなしに使っているアジュンマたちに混じって(笑)。
まぁお湯が熱めだったんで、そのくらいで十分でしたけど。

さっぱりしたところでご飯タイム(・∀・)v
民泊のお姉さんに聞くと、この辺りなら普門寺寺入り口の○○食堂(名前忘れた^^;;;)が良いよと。
もう暗くなって参拝者も少なく、閑散としている中、そのお店へ。
ママカリが食べたかったので「小」サイズ(@1万5000w)を訊ねると、
それでも1人で食べるには多すぎるので、山菜ビビンバやチゲにしたらと勧められます。
でもどうしても食べたかったので、その想いを伝えるとムチムを特別に1万wで作ってくださいました(・∀・)v


ちょっと辛かったけど、ママカリがたくさん入っていて美味しかったです。
(刺身もあるけど、季節ではないのでムチムの方がオススメだそうです^^)
おばちゃんと一緒にバラエティ番組見ながら食べました。

お店を出るともう真っ暗。車もほとんど通ってなくて怖いぃぃぃ(´Д`)
もちろん自転車に電気などはついてなく。
だけど民泊とは逆方向に少し行ったところにあるスーパーへ。
ここ「男の資格」で長老(笑)2人が買い出しに来たところだと気付いたので。
辛いもの食べた後は甘いものが欲しくなりますしね・・・。
こういうスーパーって、あまり1人で食べるようなサイズで売っていなくて、
ほとんどが大袋。何にしようかと迷ってると、店の日が話しかけてくださいました。
そこで正直に告白(笑)。
予告もなく急に入ってきて、たくさん買い物して、すぐに帰っていったそうです。
あっという間の出来事だったので、ギョンギュ翁の背中しか見てないって。
こんなことで訪ねる外国人が珍しいのか嬉しそうに話してくれました(笑)。
本当は、あの民泊にも泊まってみたかったんですけどねー。
どなたか興味ある方は誘ってください(笑)。

そういうことで20時には民泊に戻りました。
テレビ見たり、全州のカンさんに連絡したり、おやつ食べたりしたり。
気付いたら23時には寝てました。やっぱ田舎の夜は早いッス。
旅行前はどうしても寝不足が続くので、ここで充電充電~♪

(つづく・・・)