靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

言葉の違い

2011-04-27 00:00:11 | 思うに
論文と詩と俳句と小説とブログ、それぞれ言葉の紡かれる過程が全く違って面白い。

どれもスタートから一歩踏み出すか踏み出してないかの時点にいて、素人もいいところなのだけれど、素人なりに面白い。

論文は修士論文以来書いていなくて、多分もう書くこともないだろう。その後、詩を書き始め、友人に誘われ俳句をポツリポツリ、去年からブログ、そして今年に入ってから小説。

論文は、「論理」に則った組み立て。立証できない要素の徹底排除。

詩は生の言葉、意味が生まれるか生まれないかのぎりぎりのところ。詩を書こうと紙に向かうと、意味を成さない文字の羅列になることもよくある。あさいくるしゃのきしめのはいさいこうさまろうねしゃみろるし、というような。

俳句は写生、対象を観続ける。客観と主観が絶妙に合わさり、575のリズムにすっと収まる瞬間。

小説は、詩的要素、俳句的要素も盛り込み、日常に降ろしたもの。書いていくのにかなり筋肉が必要。

ブログは、朝限られた時間内での整理。書き留めたものが、詩や小説のインスピレーションになることも。コメントを通しての交流も楽しい。


書き続けるうちに感覚が変わっていくだろうけれど、今のところの整理。


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