靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

「安心場」という救い

2013-03-24 02:58:34 | 思うに
親のどっしりとした佇まい、太陽のようにカラカラとした笑顔に、子供達は安心するもの。

大丈夫よ、どんとこい、そんな肝っ玉母さんの笑顔。

からっと空気をかえ、大丈夫よと明るく元気に接しているうちに、子供達もああ大丈夫なんだと元気になっていく。暗闇に一緒にはまり込むよりも、暗闇を背に、太陽に向かって歩く姿勢を見せる。

そうはいっても、私自身、もう元々弱弱なんです。そんな線が細いことでどうするのだと、自分を自分で叱咤しつつ今でも進んでいる状態。

今回の次男の件でも、心が痛くて。あげく心臓がちくちくしだし、やばい心臓病?と思いきや、「ちくちく」という痛みは精神的なものである場合が多いと聞いたとたん、ちくちくが消えたり。

こんな私が、日々走り回り笑顔で五人を育てていられるのも、心の奥にある「安心場」のおかげです。安心場に戻り、癒され、また進み続ける力をいただき、この感覚をはっきりと感じることがなかったのならば、私はとっくに潰れていたでしょう。私はこの安心場の温もりに生かされているのです。

この「安心場」とは、私自身が創りあげた妄想にしてはあまりにもリアルで、確実に私自身の感情から心の状態から身体にまで影響を及ぼし。とにもかくにも、たただだありがたいとしかいいようがない救いです。


どうしようもないことというのはあります

それらどうしようもないことを受け入れ 自分にできる限りのことをしようと進んでいく 

その力の源 それが 私にとっては この心の奥の安心場です

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