靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

あのハードな日々が

2011-10-24 00:40:37 | 私史
あれやこれやの行事続き、そんな中家のあちらこちらの修理に工事の人々が毎日のように出入り、そこへ食器洗浄機が壊れ床水浸し、山のような食器洗いに普段の倍以上の時間、しかも次男鼻水たらし始め夜中何度もぐずる・・・。

なかなか チャレンジグな日々が続いていますが、こうして早朝少しでも書く時間がとれるということ、ありがたいです。

こういったちょっとしゃれになってないと笑っちゃうような状況になってくると思い出すのが、日本語を教えていたときのこと。

それまで「日本語」を教えたこともなく、教壇に立ったのは教員免許修得のため2週間教育実習で母校の高校に戻ったときのみ。しかも英語での授業。大学で授業を持つと決まったのが長女が生まれる直前。産後すぐから夜な夜な日本語文法・教授法の勉強、長女4ヶ月で研修や授業が始まってからは、2歳と0歳の長男長女の世話をしながら勉強授業の組み立て採点などで睡眠2時間続き何日かおきに5時間も寝られたらいい、週末の1日だけ10時間の寝だめで乗り切る、という日々だった。夫も夜勤があり夜中や明け方出かけていく。もう互いにいつ寝たのか首を傾げるような状況。

寝不足ヨレヨレながらも生き生きとしていたと思う。長かった学生時代、教師教授に向かってあれやこれや思っていたこと、全部ここで形にするぞと張り切っていた。教えることの大変さそして楽しさ。

こちらの学生が「日本語」を学ぶ動機は、第二外国語が必須なので何となくからビジネスを目指すまで様々。日本文化など日本が大好きな学生も多かった。漢字博士なんかもいて「『薔薇』ってこう書くんですよ」と教えてくれたり。あと必ずクラスに何人かいたのが漫画や日本のサブカルチャー好きの学生。彼らは漫画の台詞のような日本語をよく知っていた。「『来る』は『参上!』ですよね」とかセーラー服でクラスに来た学生も!授業後アニメのDVDを嬉しそうに見せてくれたり。(笑)

やりがいがあって楽しく充実した2年間だった。それでも結局このままの生活ではどうしても後ろの隅の隅に追いやられてしまう「子育て」にしばらくじっくりと向き合おうと外での仕事をやめた。外での仕事と子育て両方をバリバリと切り盛りうまくいっている友人もたくさんいるけれど、不器用な私にはこの選択が必要だったと思っている。

あの頃の「体力の限界に挑戦」体験が今の大きな力になっている。この笑っちゃうような状況、もう20代後半とは違う身体を労わりつつ(笑)、 今日も子ども達と思いっきり絡み合っていきたい。

こうしていられる一時一時に感謝を込めて。

てんぷら!

2011-10-24 00:38:38 | 
家ではあまり揚げ物しないのよね、という友人たちも私を含め何人か。揚げ物の達人たちに教わる。

海老剝いて、


かき上げ材料、いか、桜海老、たまねぎ、枝豆、ニンジン。


フーリガンも。


こちらの鍋であげて、


あちらの揚げ機でもあげて、

(この友人持参の揚げ機、コンパクトさが皆に大好評)

とにかくずっと揚げ続け、

出来上がり! サックサク~。


もりもり天丼! かぼちゃ、にんじん、フーリガン、海老、かきあげ、ブロッコリー。


ああ、何て贅沢な。


ちびっ子たちも食べ、


エルモも食べ。


作る母たちを後ろに、お絵かきなんかも。



たまりませんでした。ありがと~!

(よかったらこちらイマココ煮もどうぞ。複数人で続けるブログです。「カイ」で書いてます。)

水羊羹!

2011-10-24 00:38:00 | 
賑わう台所。


友人が作りながら調べてくれた、「ゼラチン」と「寒天」と「アガー(agar agar)」の違い。

ゼラチン: 牛や豚の骨や皮に含まれるコラーゲン。弾力があり口中で溶ける。常温で溶ける。
寒天: テングサやオゴノリなどの海藻。弾力があまりない。常温で溶けない。
アガー:スギノリやツノマタなどの海藻。食感はゼラチンと寒天の間といったところ。常温で溶けず冷凍保存可。

この日は、

アガー!

(タイ語で飾られた「テレホンブランド」なるタイ産)

で水羊羹を作ってみた。アガーはこちらのアジア食材店で購入可能。

水に溶かし沸騰させ型に。

そして外へ。


出来上がり!


おいし~い。寒天で作ったより柔らかく感じる。


子ども達は、

友人読み聞かせ、


ピアノ演奏。