靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

舞台初日

2010-10-18 00:00:57 | 出来事や雑感や (子育て)
ほとんど毎日の練習5週間、長男長女とうとう昨日が初舞台。

「興奮と嬉しさと緊張が混ざった感じ、何だか信じられないなあ本番だなんて」と前日から当日楽屋で別れるまで何度か口にする長男長女。

「今までしてきたことを全部思いっきり出しきればいいのよ」と明るく落ち着いた素振りで言いながらも、実は前日からかなりドキドキしていた私。久しぶりに感じる何だか懐かしい緊張感。

昼と夜の公演、動きたい盛りの次男がいるので夫と交代で。昼の部が無事終わったと夫から電話で聞き、ホッと息を吐く。

いよいよ夜の公演。「Just so stories」by Joseph Rudyard Kipling(1865 -1936)。


20世紀初め英国風の洋服を着た11人の子供達。作家の娘エルシーを囲みエルシーの父親が書いた「ラクダにはなぜこぶがあるか」「サイの皮はどうやってできたか」「「カンガルーはどうやってホップできるようになったか」「アルマジロがアルマジロなわけ」「ゾウの鼻はなぜ長いか」という話を演じて遊ぶ、というストーリー。アンティークなソファーの置かれた居間で、クローゼットから持ち出した毛皮や背広や装飾品で動物の真似をし、5つの話を面白おかしく演じていく。

観客席からクスクス、ゲラゲラ。経験者の子供達の自然な演技に混ざり、ちょっとたどたどしい長男長女。それでも何とかつまづくことなく1時間半の公演、無事終了!最後に皆で手を繋いでお辞儀。

ロビーで、長男長女。友人達から花束を頂く。


また大きな思い出が1つ。


あと4回の公演、頑張ろう!