靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

Aちゃん家族と誕生日会

2010-10-26 00:00:38 | 誕生日
子供の友人達を招いての誕生日会、というのは今年も予定がなかった。

一ヶ月ほど前、長男が「クラスメートのAちゃんが僕の誕生日会を企画したい、両親の承諾を得られないか、と言っている、僕とAちゃんで誕生日会を開きたい!」と。

どうやらAちゃん、「〇〇(長男)のチチハハはいつも小さな妹弟の世話に忙しく、友人を呼んでの誕生日会は学校に入ってから一度もしていない」と知り、かなり同情した様子。クラスのリーダー的存在、優しく責任感の強いAちゃん、是非企画してあげたい、となったようだ。

最後に友人を呼んで誕生日会をしたのは、確か長男が4歳の時、7年前。家族で話し合い、久しぶりに開いてあげようか、ということに。

大喜びの長男とAちゃん、早速会場の情報集め問い合わせを2人で。会場が決まったら招待状を作り、参加の有無がはっきりしたら人数分のパーティーフェイバー(参加者への土産)を用意、全てAちゃんがあっという間にテキパキと。

そして、費用は、長男とAちゃんが半分ずつ、と言う。それだけは感謝して断り、半分長男、半分チチハハということに。


当日、劇の最終日の翌日、子供達皆大興奮で会場の「ウォーターパーク」へ。2003年にオープンしたこのウォーターパーク、米国で5番目に大きいものだそうだ。年に一度行くか行かないかの、子供達にとって夢のような場所。


水と戯れたっぷり遊ぶ。長女と次女につきっきりで遊んでくれるAちゃん。

遊んだ後はピザ。クラスメート男の子5人、女の子2人。


Aちゃん朝手作りしたというデザートを配ってくれる。三女と長女へ。


音のする風船もAちゃんが用意。


いよいよケーキ、ところがキャンドルを忘れたチチハハ。しかし、Aちゃんの鞄にはキャンドルが、しっかりと入っていた・・・。

歌を歌い、ケーキを食べ、終了。



「Aちゃんなしではこのパーティーあり得なかった、本当に感謝している」とAちゃんのご両親に言うと、「Aのおかげで、忙しいのに大変になっちゃったね。手伝わせてくれてありがとう。」と。弟妹多く大変だろうと早くから来てAちゃんと共に手伝って下さったご両親。言葉がない。

最後に、長男長女次女、お礼にとAちゃんへささやかなプレゼントを手渡す。「Wow! Thanks!」とAちゃん、なんて清清しい笑顔。

ありがたさの身に沁みる、忘れられない誕生日会となった。