水俣病は 悪魔のお菓子である

世界は発振によって作られた。
これを持続することは、生命の破壊となる。

生物が生きることは、負帰還することである。
これが生命の持続である。

これが世界の構造であり、神の構造である。
即ち、この世は、正帰還と負帰還のパラドックスに成り立つ。

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人類は、正帰還という巨大現象に、負帰還を掛けることで成立する。

だが経済成長は、正帰還化である。
これは人類を抹消する力である。

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権力はこれを利用して巨利に預かる。
それは自己否定の肯定であり、ガンである。

ガンとは、自己否定の肯定である。

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核ミサイルや原子力発電は、自己否定の肯定である。
人類の根源的破壊装置である。

このようの仕組みに存在しないことが、人の生き方だ。

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人類は生き方を誤った。

人類を破壊しない生き方が、負帰還である。

人類は根源の設定を誤った。

源氏物語とは何か

フランスは、第二世界大戦を終えて、サルトルに燃えた。
実存はヒューマニズムである。

遂に実存は、スターリンであるとなった。
即ち、知と愛は嘘や妄想でしかなかった。

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80年代に、日本はマルキシズムから目を覚まし始めた。

脱構築、ポストモダン、若者は燃えた。
三十年経って、一体あれはなんだったんだろう。

知という嘘、愛という妄想に燃えていた。

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若者は、知と愛、即ち、嘘や妄想に燃える。
これが青春だ。

だが政治と経済の季節が来た。
それは人類と人間の破壊でしかなかった。

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知だとか愛、そんなものは存在しない。
だが未だ感動や恍惚感を追っている。

その存在は証明できない。
これたゲーデルの不完全性定理だ。

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マネーとか地位、愛とか知性、絢爛豪華は嘘や妄想である。

紫式部は千年前にこれを証明していた。
それが源氏物語である。

絢爛豪華は、悪魔のお菓子である。
これを証明した源氏物語だ。

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人がやることは、パラドックスの解消である。
これが普通の生き方だ。