超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

村上春樹のノーベル賞条件

2009-09-19 06:45:21 | Weblog
村上春樹がノーベル賞を取れるにはどうしたらいいか。

こういうテーマを設定すると、世界が見えてくる。

      *。
アメリカの新自由主義は、
権力を生きさせるために、無力を死に排泄することだ。

このアメリカ原理主義が崩壊した。
現代文明が崩壊したのだ。

アメリカは未だこれが分かっていない。
アメリカは世界に戦争をばら撒いている。

*。
村上春樹は弱者殺しにどう対応するか。

アメリカ・日本文学はこの問題に無頓着だ。

ヨーロッパはこの段階を超え、生の文明に到達した。

    *。
現代迄あった強者の文明は、
爆発の文明であり、成長の文明であり、
これが崩壊した。

そして安定と秩序の生の文明に到達した。
即ち、負のエントロピーを食べる文明だ。

*。
発展途上国も、死の爆発文明から、
生の安定の文明に切りかわらねばならない。

ここで爆破するすることは、自殺にしかならない。

アメリカは中国に爆発を求める。
自分の首にロープをかけさせている。

*。
現代は、安定・安全・安心を求めている。

成長はこの破壊因子だ。

      *。
現代は成長から安心へ重心を移動した。

これが国家天動説から人間地動説への移動だ。

即ち、正のエントロピーを食べる世界から、
負のエントロピーを食べる世界への移動だ。

これで人は人間となる。
成長経済は、強盗の経済だ。

*。
アメリカの若さは、強盗殺人を生業としていた。

それを青春の称していた。

国家にミサイル、国民に拳銃。
粋がっていた。

*。
アメリカに手を上げろ。
どこもそうしていた。
世界は殺されても、手を上げなくなった。

アメリカに手を上げても殺されることが分かったからだ。

     *。
成長でなく安定こそ、人の生きる道だ。

これが負のエントロピーを食べることだ。
やっと人らしくなった。

*。
ここで成長文明は、死の文明だ。

世界は生の文明にロック・オンしなければならない。

地球や人類の安心・安全・安定が第一の問題になった。

*。
即ち、スミス・アンプリファイアーに、
ベーシック・インカムのフィードバックを掛ける。

これが人類の正業となった。

      *。
村上春樹は、生の文明のどう関わっているか。

即ち、お上原理主義は間違いである。
これを超えることを阻止することは、誤りである。
これにはっきり答えなければならない。

そういうメッセージが出ているか。

*。
オウム真理教を殺すのでなく、越えるのはお上日本だ。

これで生の文明になる。

お上日本を殺さず、オウム真理経を殺す。
この誤りを知らねば、ヨーロッパ水準にならない。

お上日本はクローズド・ループだ。
世界に開かれていない。

*。
村上春樹も、アメリカに同期しない、
自分の考えで世界を考える段階に到達したといっている。

そこには生の文明しかない。
即ち、相対理論化された生態系だ。

ここにどうアイデンティティを取るかだ。

西行は 何故出家したか

2009-09-19 05:19:06 | Weblog
西行は何故出家したのだろうか。

阿久悠に「教会へ行く」という歌がある。

教会へ行く。
真っ黒なドレスを着て。
大好きな人が死んだ朝に。
あの人はいい人だった。
私だけが知っている。
人は寂しい 不幸な人だったというけれど。
誰も来てくれない、私だけでいい。
静かな祈りを 捧げてあげる。
誰も来なくていい 私だけでいい。

こんな趣旨だ。
これを男と女の間でいっている。

これを男が自分に捧げた祈りとすると辻褄がある。
西行の出家は、自分に捧げた自分の勤行であった。
妻子を置いて。

*。
阿久悠も自分の生き方を自分に捧げたのだろう。

自分の勤行を女を通して、歌わせる。
これが粋というものかもしれない。

自分で自分を歌っちゃ、自己満足だ。
でもそうしなければならなかった。

これが男の宿命だ。
これが男の寂しさだ。