にわたずみ

松岡永子
日々のことなど

夏の終わりのギャラリー ふたつ

2012-09-11 21:44:13 | ギャラリー
ミナミで、夏の終わりらしい(?)グループ展と個展。

「内臓百景」
以前にもペン画などを拝見したことのあるミズタニカエコさんから案内をいただいた。
小さなギャラリーにいろいろな作家さんのそれぞれの自画「臓」。
だからそれほど大作はないのだが、ちょっとづつつまんで楽しめる感じ。
白を基調にしている作家さんが何人かいて、そうか「内臓」と「流血」は全然違うことなんだな、と気づく。

ギャラリーパライソにて。23日まで。
http://www.paraiso-tv.com/event/index.html


そのままなんば駅の近くまで歩いて、味園ビル。
こちらは飲食店での開催。


椎木かなえ個展「乾いた蛾についての考察」
~私はいつでも手に負えないほどの永遠を願う~

こちらはかなり大きな油彩画がならぶ。
黒い背景にふたつの体を持ったひとりの人物。だと思う。二重身、という言葉を思い浮かべる。
溶けて無くなる、という題(だったと思う)の絵が好き。水面を覗きこむ黒いナルキッソスという趣。なにげなく腕が一本多いし。
「仮面をテーマにしてる画家さんらしくて、店(アニマアニムスという)のコンセプトにも合うんで…」と言うお店の人が、
「夜中、独りで皿洗いなんかしてると目が合いますよ」
うん、それは怖いかもしれない。

29日まで。
http://www.hct.zaq.ne.jp/ringo_no_ichigogari/

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