なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

フェリーとしま 乗船

2011-04-29 23:59:40 | 旅行

 今年のGWもトカラ(鹿児島県鹿児島郡十島村)を旅する事にした。昼前に家を出て、夕方鹿児島市内に入った。まずは「トカラ結プラザ」で土産を買った。帰りだと店が開いている時に行けない。品数の少なさは相変わらず。お菓子が土産に都合いいんだけど、塩飴しか置いてない。もっとお菓子を作って欲しいな。島バナナアイスクリームを自宅に宅配してもらう形で購入した。手際の悪さも相変わらず。お客さん来ないの・・・?ネット販売が主なのかもしれない。


 道路を挟んで隣には、十島村役場がある。村役場が鹿児島市内にあるのである。その方が都合いいからである。なお、三島村も同じく鹿児島市内に村役場を置いている。


 私の離島の旅には、悪運がついてまわるものである(汗) 次に、釣りで使うオキアミを買いに「トカラ結プラザ」からちょっと歩いたところにある釣具屋に行ったのだが、閉まっていた。廃業したのだろうか?もしやっていなかった時のために、さらに先にある釣具屋を見つけておいて良かった。重たい荷物を背負い、かなり歩いたけど・・・。


 「フェリーとしま」の待合所に行って乗船券を購入し、買った釣り餌を冷凍扱いで預けた。大きな荷物をロッカーに入れ、市電に乗って温泉の銭湯に向かった。鹿児島市内の銭湯の多くは温泉だそう。今回は「錦湯」(「荒田八幡」下車)というところを選んだ。外観は近代的だが、中は古い感じだった。美味しいものではないが、飲泉もした。


 飲食物を購入して、「フェリーとしま」の待合所に戻った。ところが、またアクシデントが。コインロッカーが開かないのである(焦) 乗船券販売所の人を呼び、開けてもらったが、時間が掛かった。
 トカラは私の様にリピーターが多い。そういう人と再会するのも楽しみである。2年連続会っている熊本の母子を見つけ、声を掛けた。
 出航時刻は23:50なのだが、乗船は10時からできる。船に乗り込み、上にあるレストランで熊本の母子と乾杯した。


 船内には名文が掲げられている。


「トカラには刻をこえて生きつづけるものがある(太字)  そこにはなにもない、 という人がいた。いや、そこにはすべてがある、 という人もいた。透きとおった目と曇りのないこころで、トカラの島々に立てば、いったいそこに何が見えるのだろう。それはだれに聞いてもわからない。人は自分でも気づかずに旅に何かを求める。求めるものがちがえば、見えるものもちがう。トカラの旅は、流れることを忘れた刻(とき)への旅、そしてそれは自分を見つめる旅でもある。海と空と人々は、旅人を優しく迎えいれ、やすらぎと平穏を教え、いのちの不思議をあますことなく見せてくれる。さあ、トカラへ、自分を探しに。」

(ボード変わって)「それは神々の刻印なのかもしれない。(太字)  そこにはただ島があり、ただ人々の暮らしがある。ほかには青い海と、澄んだ空と、透明な時間があるだけだ。原始、人の暮らしとはこのように美しいものだったのにちがいない。訪れるすべての人の心に深く刻まれる、神々がつくり、神々が守り、魂のおもむくままに、生を舞う島々、トカラ。」

 

 まさに、この文章の通りである。観光でまわるところは大きく分けて2つ。1つは海、山の自然である。もう1つは島人の生活圏である。歩けば島人に出会い、出会えば挨拶し、会話することも多い。信仰の場も特徴ある。私の場合、人との出会いを求め、人の良さを再認識する旅だと思う。島人と、旅人との出会い(再会)を求めて、さあトカラへ。客室に戻り、眠りについた。

 

 
 


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