なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

グランシップ トレインフェスタ 2019

2019-05-11 23:51:49 | 日記

以前行ったことがある。名古屋から373系で、横浜から485系のジョイフルトレインで臨時列車が走るというので、後者を撮りに行った。東静岡駅を通過したら、なんかの甲種が停まっていた。これから行く 興津~由比 の撮影ポイントは下り向きらしいので、「あまり人いないかも」と思った。興津駅で下車。ポイントまで結構距離があったなあ。全然余裕で入れた。下りの「ふじかわ号」は到着前に通過してしまっていた。EF64形牽引の貨物は撮り逃した。普通列車を撮影。

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 貨物列車。

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 日中の空いてる時間帯に入り、3両編成の普通列車。

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 結局、撮影者は20人程であった。10時15分頃に「華」編成がやってきた。先に「485系のジョイフルトレイン」と編成愛称を言わなかったのは、「宴」と勘違いしていたからである。それどころか、「宴」は少し前に引退したそうである。

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 「トレインフェスタ」で11時から鉄道をモチーフにピアノとバイオリンで演奏活動をしている「スギテツ」のコンサートがあるので、カメラと三脚をリュックにしまい、走って駅に向かった。1人の撮影者が自転車で追いついて、声を掛けてきた。これからその足で「トレインフェスタ」に向かい、その後も鉄道活動もすると言っていた。
 会場である「グランシップ」の最寄駅の東静岡駅で下車。「グランシップ」に入り、コンサートがある中ホールへ。聴衆が少なく、「こういうイベントに参加しないなんてもったいないなあ」と思った。


 2人が遮断機を模した棒を持って舞台に立ち、「スギテツ」は舞台下から現れた。「鉄道唱歌」と「線路は続くよどこまでも」が演奏された。前半はクラシックに親しんでもらう趣旨、後半は鉄道を絡めた演奏をすると言った。
 まず、クラシック音楽作曲家の曲をモチーフにした演奏があった。肖像画を映し、子どもに名前を訊くクイズを出した。「モーッアルトがスーパーで爆買い」という題の演奏では、「田子重」というスーパーにモーッアルトの肖像画を合成した静止画が映された。「田子重」というご当地スーパーがあるんだろうね。他にも色々な趣向の演奏があった。パトカーと救急車の音の表現があったけど、ピアノは音が隣同士だけど、バイオリンはクリッサンドという奏法で音が繋がるという楽器の特性を紹介し、音楽の知識も教えてくれた。
 後半では、新幹線車両先頭の曲線は手作業で行なわれていて、技術の後継者不足が問題になっているという話があった。「打出板金」という技法だそうで、ある職人さんがその技術で作ったアルミ製のバイオリンを使っての演奏があった。普通のバイオリンとの音色の違いは分からなかったや。最後は静岡県内を走る各鉄道会社の写真を映しながら、クラシック音楽を用いたメロディーの後、民謡や沿線企業のCMの曲などのメロディーを演奏した。静岡鉄道の部分では故さくらももこさんの「ちびまるこちゃん」の「おどるぽんぽこりん」のメロディーが演奏され、しんみりした。アンコールは西村京太郎トラベルミステリーのオープニング曲だった。
 ユニークで面白かったけど、「リストラされた犬のおまわりさん」という題の演奏があり、リストラされた人を笑いものにしている様で不快だった。いつの間にか犬のおまわりさんの指人形を指にはめてバイオリンを弾いてたが、演奏が終わったらそれを投げ捨てたところが特に。こういう感覚の2人の演奏を聴くことはもうないだろう。帰宅後、関西の夕方ニュース番組で男か女か見た目で分からない一般人に芸人が近付き、性別を確かめるという企画が放送され、コメンテーターが「人権感覚に欠ける」と怒ったというネットニュースを知ったし。
 コンサートの後はJR貨物の部品販売を見に行ったけど、一般販売はもう車標や油関係の道具しか残っていなかった。


 入札販売は抱き合わせ販売で、手が出ない最低入札価格だった。




 上の階からは東海道本線、新幹線の眺めが良かった。鉄道イベントにふさわしい場所だなあ。


 鉄道模型ジオラマは他にも見る機会がある。次は2時からの「ふじのくに鉄道トーク」に参加したかった。興津駅近くの鮮魚店に「桜えび入荷」という貼り紙があった。個体数減少で休漁だったけど、捕獲に制限を掛けて漁を始めたそう。興津の鮮魚店では観光客向けではないからか持ち歩きだと売るのを渋られた。2時までに戻れそうなので、由比まで買いに行くことにした。値段高かったけど、毎年春に桜えびを食べているので、今年も食べたかったし。


 会場に戻ったら駅弁を買いに行った。部品販売に向かう時に販売コーナー近くを通ったのだが、お昼時なのに買っている人があまりいなかった。外でも食べ物売ってるし、「グランシップ」の前にコンビニがあるし、駅弁は値段が高いから買う人が少ないのだろう。買った時点でも結構売れ残っていた。駅弁の衰退が危惧される。新富士駅で販売されている「富士山溶岩焼弁当」(富陽軒)にした。やっぱり、ガッツリお肉は魅力がある(笑)




 色々なところに鉄道模型ジオラマがあり、メインは大ホールなんだけど、別にホール全体に線路が敷かれている訳ではなく、多くの鉄道模型愛好団体が集まり、空間を分け合っていた。ブルートレインとか国鉄車両に目がいってしまうなあ。




 ちょっとだけ見て、トークが行なわれる中ホールに入った。こちらは結構観客がいた。司会はもう有名な南田祐介さんと女子鉄アナウンサーの久野知美さんだったけど、久野さんのことは知らなかった。南田さんは静岡大学出身で、静岡県と縁があるそう。南田さんが静岡のご当地CMのセリフの前半を言うと、静岡県民はその後の言葉を言っていた。会場の人達にどの地方から来たか尋ねたけど、東北から九州までいた。
 パネラーが舞台に登場した。今日は岳南電車、静岡鉄道、天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道だった。まず、「新しい時代・令和に観るべきところ」というテーマで、各パネラーが話した。岳南電車は工場夜景列車をアピールしたりした。静岡鉄道と遠州鉄道は開業○○周年をアピールした。天竜浜名湖鉄道は新しい観光車両や転車台をアピールした。遠州浜名湖鉄道の引退した吊りかけ電車のモーター音を、南田さんが口で表現してくれた。テレビで観るまんまのキャラだなあ。もう1つ、各鉄道会社が2分間PRするコーナーもあった。最後に抽選会があったけど、抽選券を持った子どもさんが対象の様で、ホール、会場を出て帰路に就いた。



コメント
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