乳幼児期に受けた集団予防接種の注射器使い回しが原因で、
B型肝炎ウイルスに感染したとして、患者14人が国を相手取り
総額4億9,500万円の損害賠償を求めた集団訴訟の第1回口頭弁論が
18日午後10時から札幌地裁(中山幾次郎裁判長)で開かれた。
訴状よると、1980年代から行われた注射針・筒などを連続使用した
集団予防接種を厚生労働省は漫然と放置し、その結果、B型肝炎ウイルスに
感染したが、国は感染患者がまっとうな生活を確立するための政策や救済措置を
取っていないと主張。
B型肝炎訴訟では、2006年6月に最高裁が原告患者5人の感染原因が
注射器を連続使用した集団予防接種にあるとして国の責任を認めた。
しかし、国は訴訟による個別認定がなければ補償に応じないとして、
原告5人以外に対する救済措置を講じず、札幌地裁のほかに
静岡、広島、鳥取、福岡の各地裁で集団訴訟が起こされている。
*****私の意見*****
またも、厚労省。
こんどは、何の手も打たずに、注射器使い回しを漫然と見過ごしていたと言う罪。
既に世の中は注射器使いまわしは肝炎ウィルスの感染につながるとの認識が高まっていた。
ところが、いつもの通り、問題が起こらなければ動かない役人
。
その結果、手遅れになったとて自分たちの責任を感じようとしない。
こんなことに国民は怒っている。
同様の訴訟が全国でも起こり始めた。
素直に認めて出直す勇気を持つべきだ。
有明海の干拓事業も、自分たちは政治家の思惑通りに動いた為、責任はとらない。
もう、お前たちの話なんか聞きたくない、と役人離れが始まって。久しい。
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