つなぎ法案を自民党は一昨日、衆議院に提出し、昨夜は緊迫の一夜になる予定だった。
ところが、衆議院議長の河野氏が自民、民主の幹事長を呼んで話し合いを持ち、この法案の提出は見送ることにした。
自民も民主も苦しいところだった。
しかし、こうの議長はいい仕事をしたと思う。
この結果は、問題の先送りかもしれないが、人間の知恵で何とでもなる。
大事なことは混乱にならないこと。 チョットした混乱から、この平和な世界が大きく壊れることだってある。
私は、問題は福田首相にあると言いたい。
福田が、国民の立場で、政治を行うとしたら、この紛糾している間、自分の言葉で国民に語るべきだったと思う。 「国民の生活も苦しいと思うが、この財政が逼迫してくると、国民の生活そのものを壊す恐れがある。
だから、この暫定の揮発油税の延長をお願いしたい。」、と。
「それが理解していただけなければ、私は辞任する。」、と。