俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

赤ん坊を取り違えてしまった

2006-10-22 14:44:52 | Weblog
先週のニュースで、都立病院で赤ん坊を取り違えた話をご記憶でしょうか?

自分があまりにも両親と似ていないという素朴な理由で、血液型を調べ、自分の本当の親を探し始めた青年が、「今の親は自分の本当の親ではない」と結論付け、親に詰問をした。

しかし、当の親は、似ていない自分たちの子供には若干疑問を持ちつつも、
自分の息子に、
「本当の自分の親は誰なんだ?」
と尋ねられた時には、動転したことだろう?

結局、病院で赤ん坊を取り違えてしまったと結論付け、裁判となる。
産院では、事故かもしれないが、これは大変なこと。
最終的には、都が2千万円の賠償金を払えという判決が出て、石原都知事も控訴せずに、この判決を受諾した。

ここまでは、立派な都知事と評価したいが、評価できない点がある。
都立病院の誤りを認めたのなら、原因追求及び、真の親探してやるべきだと思う。

もう25年前のことゆえ、新の原因などは追究できないまでも、今は、間違いを起こさないため、こうしていると説明をすべきである。

もっと大事なことは、真の親を探してやるべきだと思う。

石原都知事は、取り違えた相手の人権を考えると、その方に迷惑がかかるかもしれないと言って、真の親探しを拒否した。

私はこれは問題だと思う。事故を冒した責任を取らず、個人の人権のために調査をしないとは何事か?

真実を明かすことこそ、あなたの責任だと思う。