…… 池 千之助   信州ありふれた雑記帳 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

信州・小布施 街並みへ………!

2018年06月05日 | まち歩き
  今日は、朝から出掛けるようになりましたが、外の気温は暑い一日になりました。



  まだこちら長野は梅雨入りにはなっていないようですが、来週あたりからの予報もチラッと聞えそうです。




  さて、今日の写真は、本来は先月下旬に行く予定だった「中野バラ園」が、当時はまだ咲き誇っていない様子でしたので、地理的に、その手前の小布施町の散策をしてきた画像をご紹介したいと思います。




  小布施町は、長野方面からですと、須坂市と中野市の間に位置していて、栗と花の街として有名で、休日ともなると、日本全国や海外からも観光客がいらしています。



  まずは、この小布施を通っている国道403号線です。



   栗菓子でも有名な竹風堂(ちくふうどう)さんの看板もあり、ここに竹風堂・本店があります。



  正直、私の母方の従姉妹さんが、この竹風堂・大門店さんにお世話になっていたので、何となく親近感も持っています。




photo 1




  そして、この403号線から北斎館前の大型車駐車場へ入って行く道を………。



photo 2




  この狭い道を大型車の観光バスが入って行きます。



  そして、その広場周りには、桜井甘精堂(さくらいかんせいどう)北斎亭や、(葛飾)北斎館、小布施堂・傘風楼(さんぷうろう)など、お食事処や土産品、美術館などが点在しています。

  

photo 3


photo 4   桜井甘精堂・北斎亭


photo 5   北斎館


photo 6   小布施堂・傘風楼




  また、ここから栗の小径を入って行くと、高井鴻山(たかいこうざん)記念館・東門があり、この中も有料ですが見物出来る様になっています。



  高井鴻山は、江戸時代の儒学者・浮世絵師で、葛飾北斎の門人だったようです。



  その関係もあり、北斎がこの地・小布施を訪れたようでした。




photo 7   栗の小径


photo 8   高井鴻山記念館・東門


photo 9


photo 10




    で、こちらも同じく高井鴻山(たかいこうざん)記念館正面門になります。



photo 11   高井鴻山記念館・正面門


photo 12




  ここからぐる~~っと廻って、国道に出ますと、こんな景色が………。



photo 13   桝一市村作左衛門酒造場


photo 14




  この建物は「桝一市村酒造場」です。




  また、左側の門は、1750年代に、豪商ながら家老待遇を受けていた市村作左衛門(高井鴻山の祖父)が、その格式によって建てたもののようです。



  それらの文献によりますと、葛飾北斎が小布施に来た時には、この門から入られて高井鴻山と会ったりして、この小布施に何度も来られて、後世に遺る数々の作品を手懸けたのでは……、と云われているようです。




  信州・小布施は、人口一万人くらいと云った小さな街ですが、何か不思議にそれなりの雰囲気を持っていて、私もこの町は好きです。












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8 コメント

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おはようございます (おじしゃん)
2018-06-06 08:46:11
池 さん、おはようございます ♬

信州小布施、名前は知っていますが、訪ねたことはない街ですね。
上信越道を利用した時、 小布施SA を利用したことは数回ありますが (笑)

拝見していると、風情のある建物が沢山ありますね。
それぞれを散策するのも、これまた楽し。  そんな感じがいたします。
行ってみたい所のリストに入れておきます (笑)

それにしても、信州さんには素敵な所が沢山ですね。
やはり観光地、信州さんと言われるだけあります。
我が越後は・・・今一という感じですね (笑)
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長閑な街並み (さなえ)
2018-06-06 10:53:31
(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
シトシト雨で目を覚ました横浜です
長閑な信州の街並みはいいですね~
お菓子も銘菓が色々とありますね
「お茶にしりや」親戚が懐かしいです
竹風堂の栗かのこ 頂きました
味はきんとんのようでしたが 色が栗のように茶色
当時は缶の容器だった覚えがあります
もうしばらく賞味してません…話がそれました すみません
訪れるのにいい季節ですね
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おじしゃんさまへ (池 千之助)
2018-06-06 12:16:15
おじしゃんさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

信州・小布施は、葛飾北斎が何度も訪れた地として
有名になっていると思います。
もっとも、北斎が80歳を超えてから四度この小布施を訪れたようで、
昔の事ですから、江戸からよく歩きで旅をしたものだと、
驚きの声しか出て来ません。

また、北斎の作品で、一番代表的だと思いますのは、
小布施の岩松院(がんしょういん)本堂の天井に
八方睨み鳳凰図と云う絵があり、
床に仰向けになって見れるのですが、迫力ある絵で、
これは見応えがあると思います。

私も昔、一度だけひょんなことから見させて貰った事があります。
今もお寺さんに頼んで見れると思いますが、
一応撮影禁止になっているようです。

小布施は休日など結構観光客が来ているようで、
町内のあちこちに有料駐車場も設置されていて、
訪ねるには恰好の場所かと思います。

で、私のblogで載せている写真は、
殆んどが観光案内的なパンフレットの要素がありますので、
おじしゃんさんに信州をこう言っていただくと、
逆に有り難いです。

でも、おじしゃんさんのように、ハッと思うような
ネイチャーフォトのセンスある画像は真似出来ません。

いつも羨ましく思っています。

越後は、信州以上に海や山があり、
素晴らしい景色が広がっていて、
こちら以上に見どころ満載なところがあると思っています。

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さなえさまへ (池 千之助)
2018-06-06 12:33:07
さなえさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

こちらも今朝からシトシト雨です。気温も若干低めです。

小布施の街並みは、そんなに広い範囲ではないのですが、
何となくロケーションが落ち着いているような、そんな雰囲気が漂っています。

また、さなえさんがおっしゃるように、
栗菓子の種類が沢山あり、甘党の方はたまらないでしょう……!

竹風堂さんの栗かの子、栗ようかん、栗おこわ、方寸、
くりざさ(水ようかんのようなお菓子)、どら焼きなど、
色んなお菓子が提供されています。

特に、おっしゃるように、「栗かの子」(栗きんとん)は、
今でもアルミ缶の容器に入っています。

この竹風堂さんは、松代城の目の前に松代店もありますので、
贈答品として購入頻度は結構あります。

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Unknown (akira)
2018-06-06 19:29:43
小布施も田舎に近いし、
街並みが好きで田舎に帰った時は良く行きました
建物の名前など、書いてもらうと良くわかります
観光は通るだけと、お土産屋など良く見ますね
北斎の天井画一度見たいと思ってるのですが、行くと時間がなく見られません
小布施の栗おこわ好きで良く買います
又小布施の土産は栗ラクガンです

今日は雨の中、腸の検査開院の9時に行って、家に帰ったのが5時過ぎです
腸にポリープが1個あり切除
がんの転移がなく助かりました!
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akiraさまへ (池 千之助)
2018-06-06 23:33:59
akiraさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

小布施の街並みは、久し振りに寄ってみました。
平日にも関わらず、結構観光バスが何台も停まっていました。
403号線も、一時信号待ちの渋滞もたびたび見ました。

岩松院の天井絵は、私も過去一度だけしか見たことがありませんが、
仰向けになって、天井を見上げると、結構迫力があったような記憶があります。

小布施のお土産品は、栗の本場ですので、
それにちなんだお菓子が多いのだと思います。
甘党の方は、大好物になられると思います。

akiraさんは、今日、腸の検査でしたか………。
大変お疲れ様でした。
ポリープの切除をなさったようですが、
周りの細胞が悪性ではなかったのでしょうね!
お気持ちも落ち着かれたと思います。

自分は、また来週約1~10日程、
腎臓がらみの手術で、出張になります。

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まさに、この辺りを歩き回りました! (原左都子)
2018-06-07 07:48:10
池さん、昨夏の長野旅行の際には詳細に渡る情報提供をありがとうございました。
お陰様で、一日空いていた日程を小布施観光に充てる事が出来まして、充実したスケジュールになりました!
写真を拝見しますと、実に懐かしいです。 あれからもうすぐ1年経つのですね。 娘と二人でまさにこの辺りを歩き回りました。 当日は36度との猛暑日だったのですが、大都会東京の暑さと比べますと比較的爽やかだったような記憶があります。

またいつか是非、信州路を訪れたく思っております。
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原 左都子さまへ (池 千之助)
2018-06-07 10:09:42
左都子さん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

私も、小布施の街並み散策は久し振りでした。
花と葛飾北斎と栗と………、の街ですが、
ここの景色や雰囲気は大好きです。

正直、街並みを撮りながら、昨年8月上旬にお越しいただいた
左都子さんとお嬢さん達は、恐らくここを見て廻られたのでは……、と、
そんな思いも脳裏に浮かべながら動きました。

お陰様で、わざわざお立ち寄りいただきまして、有り難いです。
撮って来た甲斐もあります。
ありがとうございます。

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