雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

またもや車の大事故

2012-04-24 | 日記
 昔住んでいたところの近くの公園から、軽い車の衝突事故を目撃した。 そのぶつけた方の車は自宅の車庫から出てきてすぐの三差路で、右から走ってきた車の横っ腹に正面からドスンとぶつかった。 ぶつけた車を運転していたのは十代と思える若い女性で、ぶつけられた運転手には目もくれないで車から出て来ると自宅にさして一目散で走り込んだ。 「おかーさーん」と言う甲高い声が聞こえた。

 昨日は、またもや信じられないような事故が起きた。 登校中の小学生の列に、軽自動車がノーブレーキで突っ込んで、小学生と別の若い保護者の生命を奪っている。 あとに、意識不明の重体のこどもが居たようなので、「どうか助かって欲しい」と思わずにはいられなかった。 なんとも無残なことに、若い保護者の方は妊娠7ヶ月目だったようで、胎児もまた助からなかつたと報じられていた。 この加害者の少年は無免許で、昨夜眠らずに車を乗り回しており、居眠りが原因であったとか。 

 加害者の少年は動じることもなく、ただ淡々と携帯で多分親にだろう連絡をとっていたそうである。 この様子を聞いて、昔目撃した事故を思い出したのだ。 「親が何とかしてくれる」そんな無責任さが感じられて、いた堪れない気持ちになった。