雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

もの申す

2012-04-10 | 日記
 以前のことだが、礼拝堂で神に祈りを奉げていた敬謙な信者達の身に災いが降りかかった。 礼拝堂の床が落ちて多数の怪我人と、死者まで出したのだ。

 神にもの申す。 あなたを信じて、あなたに祈りを捧ぐべく、あなたの元に集った信心深き者たちに、なぜこのような仕打ちをなされたか。 

 天地を創造し、人を創り、ひたすらあなたを信じた「ノア」を洪水から救いたもうたあなたが、ここに来て何故に罪なき人々を、そして純真無垢の子供達まで震災と洪水から護りたまわず、死に追い遣られしか。 こう申す慇懃無礼なる私を、なにゆえ罰を下さずこれ程までも長寿とされるのか。 あなたの真意が掴めない。 
 今日もまた、あなたの僕(しもべ)である親子連れが我が家に訪れて、機関紙を買えと、更に教会に講和を聞きに来るようにと勧めて帰った。 小さな子供の前では、無下には断らないと思っているらしい。 私は無下に断ったけれど…。

 と、まあ冗談ではあるが、ほんの耳垢程度の本心も混じっている。 

警察の符牒

2012-04-10 | 日記
トーク番組で、ちょっと薹がたったアイドルが、洋服店(だったかな?)の店員のことを「バイニン」と呼んでいた。 「あっ、この女、もしかしたらヤクやってんじゃないか?}なんて、私は思わず疑ってしまった。

 これは、「〇○さんにお芋いただいたので、オレイマイリに行かなけりゃ」てなところかな? 

 テレビのサスペンスドラマをよく見るので、警察の符牒なんかを覚えてしまったり推理を楽しんだりするけど大丈夫だ。 殺人マニアにはならないから。

 殺人と言えば、推理作家「内田康夫」原作の「浅見光彦シリーズ」の大ファンだ。 もう終わってしまったが、時代劇「水戸黄門」も好きだった。 この二つに共通点がある。 浅見光彦を犯人扱いしていた刑事たちが「警察庁刑事局長の弟君」と聞くと一同「ハハァー」 水戸黄門の「この紋所が目に入らぬか」と印籠を見せられて「ハハァー」みたいなところが…。 しかし、浅見光彦のように、行く先々で殺人事件の死体に出くわしていたら、たいがい嫌になるだろう。

 以前は洋画のアクションものが好きだったが、年を取ると単純で楽しいものが良くなってくる。 映画なら「男はつらいよ」みたいなところかな…。