雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

走馬灯

2012-04-14 | 日記
 壊れた便座の代替を、近くの電器店へ買いにいった。 予めAmazon の価格をメモして持って行き、比較してみた。 Amazon で配送料、手数料、消費量込みで30,800円の Panasonic DL-WE20-CP が、なんと 55,800円で 25,000円も電器店の方が高いい。 ちなみに別の型番のものを比べると、Amazon で 44,632円の DL-WE40-CP が、69,800円と、25,168円も電器店の方が高い。 迷うことなく Amazon で買うことにした。 Amazon で買って面倒なのは、保証期間内に故障した時に、箱に詰めて宅配便で送らなければならないこと。 そんなことくらい我慢ができる程度の値段差だ。 

 電器店へ行ったついでに、小さなゼラニュームの鉢を買って来た。 妻は切り花をあまり好まなかった。 すぐに萎れるので花が可哀想と、もっぱら鉢植えの花を喜んだ。 ゼラニュームの花は青臭い匂いがあるので、好まない人も居るが、私たち夫婦は共に好きだった。 仏壇に今日買って来たゼラニュームの鉢と、ミニ羊羹を供えて、暫し妻の思い出に耽った。 ご近所の庭の老齢の桜が、点滴などの手当も甲斐なく一昨年に枯れてしまった時、妻が嘆いていたことなどが私の脳裏を次々と走馬灯のようによぎっていった。

 
 

自動車事故と便座

2012-04-14 | 日記
 前前回の記事で、自動車事故について私の推理を書いたが間違っていた。 事故を起した運転手が癲癇の持病をもっていたようなので発作による事故だろうと思ったが、後の報道によると最初にタクシーに追突したことでパニックになって逃げようとしたらしい。 転換の発作ならブレーキを踏んだり、車をバックさせたりすることは無いが、目撃者によりその事実が証言されていた。 「どけーっ」とばかり警笛を鳴らして横断歩道の人々の群れの中に突っ込んで来たというおばさんの証言は正しかったようだ。 転換の発作だと思って、運転手に同情さえしたのに。 これは事故でなく、未必の故意による殺人か、積極的な殺人になるかも知れない。 被害者のご家族は勿論、加害者のご家族も心痛いかばかりか。 

 昨日は13日の金曜日、イエス・キリストが処刑されたのが「金曜日」であり、最期の晩餐に集まった人の数が13人だったから、13と金曜日を合わせた日を不吉とされたのだとか。 どこまで本当で、どこまでが嘘なのか、知れたものではない。 まして、日本人が好きな縁起など根拠も統計的に事実とするデータもない筈だ。 ところが、昨日眼科検診をうけた結果、「今年の夏に白内障の手術しましょう」と医師に告げられた。 「あーっ、やっぱり縁起わるーっ!」

 しかも、昨日トイレの便座が壊れてしまった。 今使っているのは、日立のファミレットなのに、近くの電器屋さんはパナソニックしか置いていなかった。 「縁起わるーっ」 ん? そんなこと縁起と関係ないか。