「若い読者のための短編小説案内」村上春樹 1997文芸春秋
「僕の作品もこうやって読めば10倍楽しいよ!もっと読み込んでね」
筆者のそういう声が聞こえてきます。だから、村上春樹氏の作品を読む前にこの本を読んでおくと良いですね。
で、紹介されている6作品の中できょくたんが読みたくなったのは、なんだかとっても変な小島信夫の「馬」ですね。作者の名前は憶えやすいと思うけど、どうしても小島よしおと間違えてしまう。これは村上春樹氏の名前を言おうとして、村上直樹とか村上もとかと間違えるのと同じです。覚えやすいけど間違えやすいって名前ですね。
ちなみに、きょくたんの書棚にあったのは安岡章太郎だけでした。
「海辺の光景」と「なまけものの思想」
村上シリーズに区切りが付いたら、一度ゆっくり読んでみようと思います。