「‘THE SCRAP’懐かしの1980年代」村上春樹 1987文芸春秋
ふ～ん,,,
スターウォーズ2010年ETロッキーⅢターミネーターネバーエンディングストーリー
「1日3分で奇跡が起きる 確実に金持ちになる「引き寄せの法則」」ウォレス・ワトルズ 川島和正 監訳 2008知的生きかた文庫（三笠書房）
これは酷い。
ウォレス氏が悪いのではない。川島の紹介の仕方が最悪だ。
同じものを訳した本が何冊もあるようなので、この本だけは止めておいた方がいい。怒れてきてしまうから。だいたい、こんな胡散臭い（嘘の）タイトルはこれだけだ。他の方はきちんとしたタイトルにしている。
川島の他の本を見てもその胡散臭さがわかる。
また、三笠書房と言うのもこれから本を選ぶ時に外す対象にしたくなった。いや、絶対に外す。
この本の内容は100年前の所謂インテリ向けの本であって、その時代においてはその通り成功のバイブル、正しく金持ちになるためのあり方を示していただろう。しかし、現在の日本（その他の国でも）においてそのままの表現で通用するものではない。”金持ち”の部分を”豊か”に置き換える必要があるだろう。また、「才能は必要ない」と言いつつ、「自分の能力を把握してその使い方を知らなければならない」とするのはいかがなものか。
最悪なのが、川島の「私は（これを実践して）年収5000万円になった」というような記述のしかただ。それは嘘であって詐欺と呼んでもおかしくない。私には彼がこの法則を実践しているとは思えないのだ。
「引き寄せの法則」がそれなりに考えさせられる部分が多いだけに残念だ。
私は怒りのあまり、この本を薦めてきた人間に対して殺意を覚えてしまった。
別の受診しなくても罰則はないよね。
2009年11月04日（水） NHKニュース7
