「グレート・ギャツビー」スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳 2006中央公論新社
スコット・フィッツジェラルドがどうしてもアイスクリーム販売店に見えてしまうのは内緒。
車で愛人を跳ね飛ばすまで「巌窟王」を読み直しているかのような錯覚を覚えました。
あ~、なんて上手い構成だろう。なるほどね~。うん、うん。
でも、よく見てみると(きょくたん的価値観で読むと)悪者扱いのトムが一番まともな人間なんだよね。そういう読み方で(も)いいよね?
いい作品だけど、予定通りもう3年(60歳まで)待ったなら、さらにすばらしい訳になったんだろうね。