きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

Google Earth

2006年01月18日 21時19分22秒 | お気に入り

重いけど面白い。←ダウンロード先リンク

 もし使うなら、むちゃんこ重い(?)から、他の作業は全部中止してこれだけにした方がいいよ。

←クリックで拡大

 各種ボタン

 拡大・縮小、回転、縦回転、横回転・・・

 地球儀みたいに動くんだよ。

 ドラッグ&ドロップならぬ、ドラッグ&スローで回り続けます。
 スローのスピードで回転スピードが変わります。

 では、どんどん拡大


 もう少し待てばもっときれいな映像になります。(ならない場所もある)
 家や道路、車まで見えます。

 因みに拡大した画像でも、ドラッグ&スローが出来ます。
 はい、勝手に動いていて気持ちいいですよ。

 これが私の家です↓

 主要都市にはクリップが付いています。

 LAにも一っ飛び

 札幌~

 但し、これはリアルタイムではなく、膨大な量の写真をつなげたものらしいです。

 心配なのは、よく読みもせずにダウンロードしちゃったけど、使用料とか取られるのかな?カード番号とか聞かれなかったからいいとは思うけど。


2006-02-24

 ここに記事にした後、アンインストールしてしまいました。
 ええ、InternetExplorerのツールバーにアイコンを見つけ、「ここにあったのか!」と勘違いをし、アンインストールしたんです。そうしたら、ツールバーからアイコンが消えているじゃないですか!
 いいんです。
 使いたいときはここに記事を書いたから、リンクからいつでもインストールできます。(って言うか、それほど使う機会はないだろう)

コメント (4)
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30時間で復活

2006年01月18日 16時08分05秒 | ネット生活
心配をおかけしましたでしょうか。

 たいへん申し訳ありませんでした。

 わけのわからない方も居られるでしょうが、兄弟喧嘩をしていたくらいにお考えください。

 ご存知の通りのお調子者ゆえ、親しくしていただいている方を傷つけ、理解しあう為にメールのやり取りをいたしました。
 すぐに許していただき、すぐに復帰する事ができました。

 強情娘だとばかり思っていましたので、最低一週間は我慢だと思っていましたが、
 ・・・・やっぱりいい子や~

 今から2日分まとめてチェックに伺いたいと思います。


 って言うか、せしりあさん、貴女にはメールあげたでしょ!遊びすぎ!
コメント (12)
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「未来世界の子供たち」

2006年01月18日 13時40分52秒 | 読書とか

戻る同著者作品

「未来世界の子供たち」 ヴァン・ヴォークト
創元推理文庫1977年発行  1970年作品
CHILDREN OF TOMORROW

 書き下ろし作品であり、すごくスムーズな読みやすい仕上がり。
 現代の我々の抱える問題にも通じる提案と捉える事もできよう。
 (現実的に考えると少年たちはこんなに純粋ではないだろうが)


▲ジョン・レインが10年ぶりに地球へ戻ると、社会組織が変わっていた。
 公の組織である少年団、子供による子供の管理躾けシステム。
 ジョンはそれを自分の基準で考え、その内情を知ろうともしない。

▲地球人を観察するドレン人(異星人)親子。


▼ジョン・レイン率いる宇宙艦隊は、その10年にわたる活動の中で異性人の宇宙船と出会うが、残念ながら平和的コンタクトはならなかった。
 敵宇宙船を振り切って地球へ帰還する。

▼敵宇宙船は尾行を続けていた。
 そして、宇宙艦隊が帰りつく前に目的地(地球)を割り出すと、征服する為の調査に親子を送り出したのだった。

▼監視員(異星人)の息子は地球人に化け、そこで少年団に所属する。
 この感化されやすい異性人の子供は、少年団のルールに縛られるが、これが異星人間の平和的コンタクトをもたらす事となるのだ。

▼地球に帰ったジョン・レインは、少年団を破落戸のチンピラ集団と勘違いし、内情を知ろうともしなかった。
 家族(娘と妻)を自分の自由に出来る<物>としか見ないオールドタイプの少年団反対者(ブータ)として、父親不適格の烙印を押されたジョン・レインは、嗜好品や食事の制限を受ける段階になってやっと、それが強制力を持つ公の組織と気付く。

▼ドレン人の社会でも荒れる少年たちが問題になっていた。
 少年団の組織機構のノウハウを欲しがるドレン人は、それを条件に不可侵条約に応じた。

△ジョン・レインは異性人との不可侵条約で少年団の組織を認めざるを得なくなり、そのおかげで(いやいやながら)ブータの烙印をはずす事ができた。

△ジョン・レインが娘に仕掛けたハンサムなプレイボーイ仕官は、早熟な不良少女である女狐の罠にはまり結婚を迫られる。

△ジョン・レインの娘スーザンは父親の仕掛けた罠の呪縛から逃れ、少年団の中で尊厳を取り戻す。


ジョン・レイン 主人公、”男らしい”父親たらんとするオールドタイプのブーター 宇宙艦隊司令
エステル・レイン ジョンを10年間待ち続けた、ただ無力なオールドタイプの?妻。
スーザン・レイン ジョンの娘 少年団レッド・キャッツの心正しきジャパー(団員)

リー・デイヴィッド 少年団レッド・キャッツ リーダー
マイク・サッター   レッド・キャッツ サブリーダー、融通の利かない正義漢
ドロレス・マンロウ 元レッド・キャッツ 早熟淫乱で追放された
マリアン・ベイカー  レッド・キャッツ団員
アルバート・メイヨ  レッド・キャッツ団員
バッド・ジャガー   レッド・キャッツ最年少団員 異星人(ドレン人の子供)の変装

トム・クラントン 少年団イエロー・ディア リーダー
ジョー・パット イエロー・ディア団員
ジョニー・サンモ 少年団ブルー・ベアズ リーダー
ベン・キスモ 少年団
マーティン・テイト 少年団

レン・ジャガー オールドタイプのブーター 異星人(ドレン人)に利用された機械工
デズモンド・リード 宇宙委員会議長
ピーター・セネス ジョンの誘いでスーザンを口説く若い宇宙船仕官
アンドルー・スコット ジョン・レイン連絡秘書
ヤンロ博士 物理学者
レオン ヤンロ博士の助手
フィリップ ヤンロ博士の助手
ジム・エリオットン 宇宙司令部司令官
ポータニイ 自治少年団訓練センター

ビリアーズ 一等航海士
コーニッグ中尉
アレックス・ミジュナレン 仕官
マーティン・リルビー 8歳の子供
アーサー・ローリオー 立会人になった大人
グレゴリー・ボンジ 立会人になった大人
アン レイン家の近所
ヘンリー 警官

監視員 地球潜入調査異星人(ドレン人の大人)


 少年団を認める立場で読むか、否定する立場で読むか。
 作品的には少年団がすばらしいものと描かれるが、どちらでも読めるとは思う。

 私が少年時代を思い出すと、一桁の年齢では頭のいい動物に過ぎず、自己抑制は良心ではなく社会(親)の監視にあったように思う。10代になると良心による自己抑制と社会正義に目覚めるが、自分の性欲との闘いに終始していた。
 そんな自分を基準に考えると、この作品の少年団が存続する為には、少年団員たちに対する強力な管理体制が必要であり、更には下の少年たちを統制する為の強い権限の移譲が必要となる。
 作品では詳しくその部分に触れてはいないが、なんとなくそんなニュアンスは覗かせているのではないかと思われた。

 先にも書いたが、現代の我々の社会も父親不在のみならず、共働きによる両親の不在が問題となっている。
 問題は子供の教育だけではなく、不審者続出、事件多発により子供の安全にまで及ぶ。
 そこで国や自治体、教育現場、会社までが色々模索しているようだが、この少年団が機能するようならば、一気に問題解決するのではないだろうか。
 あくまで機能するならばの問題であるが…

 少年団創設は、きちんと教育された指導力のあるリーダーが必要となる。
 創設時に大人の計算が入ると、それは子供にも伝染するものと思える。
 だが、子供に自分たちで組織を作らせたならば、それこそ暴力的縄張り争いをする原始的村社会を作るだろう。
 閉ざされた組織にしてはいけない。それは逆に組織内での暴行を助長する。
 特にリーダーが(ちょっとしたきっかけで)弱い団員に性的暴力を振るう可能性は高いと思われる。

 この作品中の少年団を創るのはかなり多くの問題を乗り越えなければならないようだ。
 この作品はヴォークトの1970年の作品であるが、40年代の作風であれば、少年団の悪いリーダーなんかを改心させる話もあったかもしれないと思いつつ、そこまで欲張る必要もないかとも思った。
 まあ、子供を理想視するようになったおじいちゃんの作品と言うことか。

 よくできた作品じゃないかと思うが、

 私が気に入ったのは、バッド・ジャガー(ドレン人子供)がみんなの前で正体を見せてもがいている姿である。
 ここは笑った。

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