きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

「ドニー・ダーコ」

2005年10月02日 17時08分42秒 | テレビとか

戻る同カテゴリ進む

リチャード・ケリー監督作品/ドリュー・バリモア製作総指揮
2001年アメリカ

「28日と6時間42分12秒」こんなものを憶える必要なし。

奇しくも事件が起こるのは10月2日(1988年)。
リバースムービーって何の事だ?観れば、なんとなく納得するはず。
《銀のウサギ》フランクの正体は…はあ
「ドニー・ダーコって、ヒーローみたいな名前」このセリフがこの作品を表している。

うそ臭い愛を謳うものの正体を暴くエピソードなんかもあるから、余計に気に入ったのだろうな。
まともに見たらドニーはとんでもない奴だしね。

そして、タイムトラベルとパラドクス。
結局存在しなかった物語。それを受け入れる自己犠牲。
存在しなかった事となるその時空に、ドニーの存在意義全てがあった。
冒頭で父親が「そうなる運命だった」?と思ったが。一応伏線らしい。

SFとして観る事もできるのは、落ちてきたエンジンが未来のものである事は変わらないからだ。10月2日ドニーの上に落ちたエンジン。それは10月30日の母親たちの乗った航空機のものだった。その先の未来は分岐したわけだ。
その航空機に乗るのはあのうるさい先生(キティ)になるはず。その航空機はエンジンを失うのだろうか?
更なるリバースへの伏線か?
そして、なぜ《銀のウサギ》フランクがタイムトラベルを口にするのか?
ドニーの幻覚は「幻覚」なのか「能力」なのか?

わからない事も多いが、楽しめる作品であった。

戻る同カテゴリ進む

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする