司会者も含めた「みんな楽しくHappyがいい♪」さんの文字起しはこちら
NHK
「あの、今回の判断のですね、全ての原点は、えー、福島にあります。あのー、再稼動するということに関しては、福島の皆さんがどのようなお考えになるかということが非常に、あのー、そちらの皆さんと接する機会が多いですから、気になりました。ただ、あのー、政府としてですね判断しなければならないところは、やはり、最後は決断しなければならない。そんな思いで判断いたしました。あのー、同じ津波が来てもですね、エー、炉心の損傷には至らないということをですね、原子力安全保安院、そして、原子力安全委員会を含めたぁ専門家で繰り返し繰り返し議論をしてですね、そしてそこは確認しました。既存の、あのー、専門家だけではですね、充分ではないと思いましたので、私はセカンドオピニオン、サードオピニオンに聞いてですね、『そこは大丈夫か』ってのは確認したとこごにょごにょ。ですからそこは、あの、しっかりとした対応ができているということを、是非みなさんにわかっていただきたいという風に思います」
- 「福島の皆さん、忘れていませんよ」という振り。でも、福島の方の訴え
- それ以上は『想定外』ですね。『炉心は損傷しない』けれど、他は知らないよと。そんなどうでもいいことを確認しましたと。
- それから、原子力安全委員会は『安全』にはお墨付きをつけていませんよね。中途半端な書類にはサインをしただけで。
- 「みなさんにわかっていただきたい」って、わかるか!
「防災の指針というのはですね、原子力安全委員会のところで基本的な考え方を作っています。その中で、えー、例えば、当事者である福井県はですね、すでに、え~、避難場所というのを決めていただいて、県内で防災訓練もしていただいている。ですから、全てができているとは申しません。まだ課題があるのは事実です。しかし、あのー、今の段階でやれることはですね、国もやっているし、そして地元の福井県もやっていただいていると、いう風にごにょごにょ」
- やれることはやっていると言っても、現実的な避難のできる計画がまるでないじゃないですか。それが一番の課題ですよね。
「はい、あのー、特に浪江町の方々のことがですね、私、頭から離れないんですよ。あの時ー、えー、10キロ、そして20キロという避難のですねえ、判断をしたわけですけれど、政府は。その時に、あのー、きちっと方角を示すべきだったのが、示されなかったと。あのー、そこでたくさん被曝をしていただいたっていう状況ではないということはですね、後ほど確認出来ましたが、え~、それを経験した皆さんの想いというのはほんっとに我々は忘れてはならないと思っています。だからこそですねー、今政府としては特別な監視体制をひいていまして、しっかりと原発の状況を政府として監視をするということをやっています。そして、あのー、事故がないという状況を作らなければなりませんが、万万が一、何らかのトラブルがあった場合は、それをそれぞれの自治体にですね的確に情報が伝わるような仕組みを作っているんですね」
- たくさん被曝をしていただいていない?確認した?
- 放射性ヨウ素の計測ができなくなるまで、ホールボディカウンターを使わせなかったのは政府でしょ?政府か民主党の重鎮か。
- だから、確認したのは『すでに計測できなくなって、何かあったときに因果関係を証明できなくなったこと』だよね。そして、『因果関係を証明できないから、賠償を最小限で済ませることができるようになった』ことだろう。
- そのうちに細野さんも早い段階でSPEEDIの情報を知っていたことが判明するはず。
- 政府のひいている『特別な監視体制』は除染ポスト(モニタリングポストの周りだけ除染してデータを取っている)で矮小化するだけでなく、本当の計測結果をマスコミが自主的に測定・公表しないか監視するためのものでしょう。(これはちょっと言いすぎだけど
- 『自治体に的確な情報が伝わる仕組み』ができているって?本当に?福島第一だけ?全国で?
「はい、あのー、SPEEDIについてはですね、使い方を根本的に考えていかなければならないと思っているんです。あのー、一番情報としてですね、的確に皆さんにお知らせをできるのは、やはりモニタリングなんですね。実測なんです。ですからその体制を作るということも大事です。それと同時にシミュレーションですから、いろんなことをやっていただけるような状況に持っていかなければなりませんので、え~、今ちょうどあの、参議院で、あのー、ご議論いただいています原子力の規制委員会ができましたらですね、そこーの組織からできるだけ、早い段階できっちりデータをお示しするということは、やらなければならないだろうという風に思います」
「そうですねー、あのー、規制を強化するということがですねー、中身としては一番大事なんですが、そうした様々なルールを作るときに、最も前提となるですね、条件というのは、私は、もう徹底した透明性、そしてそれを説明をする努力だと思うんですね。そこの部分で疑いを持たれたことがですね、結局は、今回の事故の対応を含めて皆さんから不信感を持たれたことに繋がりました。ですから、まずは、そのー、透明性をですね、徹底的に高めたいと思います。その上で、あの、安全に絶対はありません。えー、さらに上を目指していかなければならないんですね。これまでは、新しい知識がでてきたりとか、新しい、あのー、様々意見が出てきた場合は、むしろそれをですね排除する方向に出ていたと、そのことによって対策が出来なかったというのがありますから、安全神話にですね、それこそまた落ちるということではなくて、新しい知見が出てきたらそれを取り入れる、そしれそれをあのー、それこそ過去のものにも適用して、危ないものについては止めるというそういうルールを出してますので、ここももう一つのポイントになると思います」
- 細野さん、言葉ではわかっているんだよね。今、現在、あなたは透明性をもって説明する努力をしていますか?
- この発言は自虐ギャグでしょうか。それとも自分は規制組織ではない(本来は規制側になるべきでしょ?何推進してんのよ)から透明性も努力も必要ないというのかな。あのさ、推進側でも透明性は必要なんだよ。がんばれ!
「あのー、今度のですね、原子力規制委員はですね、え~、いくつかのですね、条件を付けた上で選びたいと思っています。それはこれまでの電力会社との関係がですね、あの、極めて近くて、影響を受ける人はこれは排除しなければなりません。それがまず前提ですね。その上で、さまざな情報については、それぞれの個人についても徹底して公開をするというそういうやり方をとります。あのー、原発を推進をしてきたか、もしくは原発に反対してきたかというですね、そういう、あのー、所謂心情というところから出発するのではなくて、本当の専門家、そしてその人が業界とですねべったりの関係ではないということをしっかりと皆さんにわかっていただける方、そういう方というのが条件になると思います。そしてもう一つは、やはり危機管理なんですよね。これだけの事故を経験をしていますので、危機のときにも、あの、しっかりと判断をできるだけの人格というものが求められると思いますので、人選はきわめて難しいのですが、慎重に選んだ上で、是非国会にもご承認を頂きたいと思っております」
- 細野さん、再稼動前提の野田内閣の選んだ人間は信用できない。
- 少なくとも、人選する側は脱原発の活動家と放射性物質の危険性を訴えていた人間を中心にすべき。
「そうですね、あのー、距離を置いてきたということも一つあると思いますね。それと同時に、専門性において、これまでのように原子力発電の炉だけの、原子炉だけの専門家ということではなくて、もう少し幅広い分野で全体を科学的・専門的に見れる人というのが大事なのではないかと思います」
「はい。そうですね。国会でも審議にしっかりと答えられるような人選をしていかなければならないと思います」
「あのー、暫定的な基準だということを、あのー、明確に言ったのはわたし自身なのですね。関西連合のところで、あのー、説明をさせていただくときに、そういう発言をしました。あのーーー、ですから、新しい規制組織が誕生した後にはですね、その組織が判断をするということをします。ですから、そこのー、あのー、目に適わないということになればですね、それは、あ、新しい基準の元で、止めることも有り得る訳です」
「関西の皆さんといろいろと話をした中で、嘉田知事もそうですし、さらには橋下市長もですねー、さまざまな議論をする中で、再稼動そのものについては一定のご理解を頂いたと思います。それはなぜかというと、動かすこともですね、実は命との関わりなんだということをですね、首長の皆さんも良くわかっておられるからなんです。15%の節電というのは、本当に激烈な節電なんです。その中で体の弱い方、お年寄りが熱中症で倒れる人がいるのではないか、で、万万が一、え~、火力発電所が落ちてしまって、大規模停電が始まれば、そこでもしかしたら人工呼吸器をしておられる方がおられるかもしれない。そういう人の命が失われるかもしれない。そのことも含めて考えたときに、大飯3号機・4号機についてはそういう判断をすべきだろうというのが、政府の立場なんです」
- そういう人たちには自家発電を支援すれば済んだよね。蓄電装置でもいいよね。人質にしているだけだよね。
「はい、既存の原子力の規制組織(保安院)についてはですね、動いているものも動いていないものも原発というのはリスクを抱えていますのでしっかり最後までやってもらわなければならないと思っています。ただ、再稼動というのは、これはもう国民が注視をしていますし、考え方を含めてですね、あのー、新しい組織でしっかりやるべきだと、いうお考えを持っている方が多いと思います。私もそういう考え方です。ですから厳しい規制をしっかりと導入して、そして新しい皆さんに判断をしていただいて、そこが、あのー、次の、えー、大きなですね、変化のとき、そして、そこでも判断をすることになると思います」
- 細野さん、再稼動なんてできないじゃないですか。再稼動は枝野さんに任せておくべきだったね。枝野さんも同じようなことを言いそうだけど。
「ストレステストをどう扱うのかということとですね、これもまた新しい規制組織での判断になると思います。あのー、本当にシビアな事故が起こった場合には、政治の判断というのが重要になってきます。ただ、平時の原発の安全基準については、これはむしろ専門家、え~、科学者の皆さんに、任せるのがあるべき姿ではないかというのが今回での議論です」
- ( ´,_ゝ`)プッ、細野さん・・・やっぱり再稼動できないじゃん。
「総理が言っているですね、重要な電源というのは、実は、あのー、それを主な電源としてですね、これからもどんどん使っていこうというのではなくて、安定した電源が必要だというのはあるんですね。あのー、もちろん太陽光であるとか、風力であるとかバイオマス、そういった燃料というのは、電源、電源というのはこれからもっともっと増やしていかなければならないんですが、えー、少なくとも日本社会を支えていく上でのベースの電源が必要だと、そういう考えでです。ですからですね、野田総理を含めてですね、原発の依存度をですね、ともかくしっかりと着実に下げていくというのは、政権全体の合意になっているという風に思います」
- は?ベース?トータルでしょ。ベースというと原発はいつまでも使いますよというメッセージみたいになるよ。それが本音?嘘をついて繕おうとするから、どんどん嘘を重ねなければならなくなるんですよ。
「はい、そうですね。15%、これ2030年の数字なんですが、この15%というのは自然体で言った場合の割合、で、みなさんにこの全体の中でですね、このコジェネレーション、再生可能エネルギーのところを見ていただきたいんですけども、この2つはもう徹底的にやるべきなんですよ。コジェネレーションというのは節電という要素も含みますが、だいたいこれで2割くらい、そうですね。で、再生可能エネルギーが大体3割、もっと上を目指してもいいと思います。これをあわせると大体半分になる。残りの半分を火力と原子力、現実的にどうしてもなってくるんですね。で、もちろん原子力は出来るだけ下げたい。しかし、一方で、火力というのもリスクがあるんですよ。中東から石油を持ってくるとか、LNGはどこから持ってこれるのかとか。で、そこの見極めがですね、現実的にこういう絵を描く上ではきわめて難しいんですね」
- 単純に「僕は無能です」っていうわけですね。
- きっちり、現在の原油(など)の長期契約などのデータも出して説明すればいいのに。それができないんでしょ。民主党の国会議員は。官僚の出してくる情報を読み取れない、把握できない、理解できないんだろうね。だから、これ以外の案を自分たちで作ることができないんだろう。たぶん、官僚の中にはもっと素敵なアイデアを持っている人がいるだろうから、それを見つけることができればいいのにね。決定力、判断力がない。のね?
「各党いろいろ議論があったんですけれど、公明党自民党の皆さんにもいっしょに提案をしていただいた法律では40年というのを書いています。この40年というのはですね、えー、原子炉の、おー、外側のですね、えー、まー、強度であるとか機械の使用回数などでもともと想定されていた年数が40年、ですから、そこでまずしっかりと線を引くことでですね安全についての考え方を明確にする必要があると考えています」
- これまた嘘でしょ。最初の設計寿命は30年くらいだったよね。それを何度も延長してきたんだよね。「もともと想定されていた年数」というのは、たぶんどこかの書類にあるんでしょう。でも、正式なもともとじゃないよね。たぶん。
「もちろんですね、あのー、専門家、の皆さんの判断、というのがこれから大事になりますので、そこでしっかり検討していただけばいいと思いますね。ただ、どなたが評価をするにしてもですね、リスクというのは、ゼロから1に突然なるわけではありません。だんだん高まります。高経年化というのは、これはですね、何らかのリスクをやはり高めることは間違いない。このことを考えれば、今の日本の社会の中で40年という運転制限をですね、定めた意味の大きさを是非、専門家の皆さんにも受け止めていただきたいと思います」
「今回がラストチャンスですね。ここで原子力の安全についての信頼を国民から取り戻すことができなければ、間違いなく日本のですね、原子力はもう、やっていけなくなると思います。ですから、そこは我々も心してやらなければならないと思いますし、国民の皆さんに率直にそのことの説明をしていきたいと思います」
- いや、ラストチャンスを逃しましたから。再稼動についての説明で国民を納得(説得)できなかった時点で、二度と信用は取り戻せませんから。
細野豪志環境相は、「巨大な投資をした電力会社に、(原発を)廃止せよというのは大変なことだ」と電力会社の利益を擁護。(赤旗)