おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

マスクを忘れた

2010-12-12 22:40:04 | Weblog
いつもは通勤時に顎まで隠れるマスクをしているのだが

今朝はそれを店に置き忘れたようで

無防備にもノーマスクで家路を辿った


新宿から小田急に乗り換え

急行の始発に乗る事が出来た

さすがに日曜日の朝だけあって

新宿でオールした若者で座席はすぐに埋まった

目の前の女の子はだらしなく足を広げている

寒い時期なので厚手のタイツを穿いているが

私の隣の男は見えそうで見えない奥の院を何とか拝めないかと

先程から微妙に腰の位置をずらしている


そんな事はどうでも良い

この電車の中に風邪の菌を持った人が居ない事を祈る

激しく咳き込んでいるにも拘らず

マスクもしないで口に手さえ当てない人が多い

エチケット以前の問題だ

この間ひいた風邪は何とか治ったが

若い頃のように一晩眠ったらスッキリと言うわけにはいかない

いつまでもグズグズと体調が優れないのだ


いつの間にか爆睡していた

目が覚めると周囲の顔ぶれが変わっている

何処かの高校の運動部だろうか

目の前に何人も立ちふさがって騒いでいる

男子じゃないのが残念だ

こんな時にヘッドフォンステレオの有り難味を痛感する


そう言えば出勤時にもこんな事があった

いつもの様にロマンスカーに乗ってお弁当を拡げていたら

チュパチュパと何か口で吸う様な音が聞こえる

まさか又車内で誰かが…

音のする方に目をやると

まだ若い女性が赤ちゃんに授乳していたのだ

私からは彼女の胸元は見えないが

電車が駅に近付いたらホームに居る人には丸見えだろう

そんな事などお構いなしに女性は母乳を与え続けている


その時、前の車両から親子連れが通路を歩いて来た

この車両のつなぎ目にはトイレがある

彼の前を幼い女の子がスキップしながら先導している

きっと娘と共に用足しに行くのだろう

お父さんの目に授乳している女性の姿が飛び込んで来た

ガン見だ

わが娘のことなどほったらかしで彼女の胸を見ている

若い母親の胸元はさぞかし目の保養になっただろう


しばらくお乳を与え続けた母親は

赤ちゃんを隣に置いた

すると突然火がついたように赤ちゃんが泣き出したのだ

あ~あ

車内に響き渡る容赦ない泣き声

しかし他の乗客は怒る事も出来ずにひたすら耐えている

眠っていた人は一気にたたき起こされただろう

せめてお母さんも赤ちゃんを連れて

デッキに移動するとかすれば良いものを

自分は日頃から慣れてるから平気よと言わんばかりに

軽く赤ちゃんをナデナデするだけだ

ヘッドフォンで音楽を聴いている人は気にもしないが

そうでない人には地獄だっただろう


出勤時と同じ様に帰りの電車でも

ヘッドフォンに救われた私

電車が駅に到着した

まだ6時になったばかり

今朝は寒いのでどうしても自宅まではバスを利用したい

しかし休日ダイヤなので一時間近くもある

駅のホームの待合室に入った

ついウトウトしてしまったのがいけなかった

誰かの風邪をうつされた様なのだ


こうしてブログを更新しながらも喉がいがらっぽい

ヘッドフォンで騒音からは逃れられたが

マスクを忘れたお陰で

風邪の菌からは逃れられなかった

明日の出勤時までには何とか良くなってますように…

















コメント
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