おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

桜田淳子のCD-BOX

2010-12-10 13:16:55 | Weblog
先週の日曜日

近所のブックオフを覗いてみたら

桜田淳子のライブCD-BOXが値下げされていた

アイドル時代に発売されたライブ盤8枚と

主演映画「遺書・白い少女」のサントラ盤

そして1979年にNHKで放送された「ビッグショー」のDVD

を加えた10枚組だ

「白い少女」のサントラはヤフオクでばら売りされてるのを購入済みだし

「ビッグショー」もBSで既に放送されたので

ダブる部分もあったのだが

定価の半額に値下げされていたので

かなり迷った挙句レジへ持って行った


レジでは真面目そうなバイト君がかなり手間取っている

何故ならブックオフでは一部の商品に付いては

万引き防止の為、中味を抜いてあり

それを購入時にパッケージに戻すからだ

今回は9枚のうち一枚だけ抜いてあった

しかしそれがどのジャケットの物か

バイト君にはよく分らなかった様だ

紙ジャケットなので彼の手垢が大変気になる

何度も何度も盤とジャケを点検している

その内、私の後ろには何人かの客が並び始めた

「なに、このジジイ

 面倒なCD買って店員を困らせてんの?」的な視線を感じつつ

バイト君の作業が終わるのを見守る私


「大変お待たせいたしました」

満面の笑顔で商品を渡す彼

「お売りいただける本やCDがあれば…」

ブックオフのレジが必ず口にするフレーズを

背中に聞きながら私は足早に店を出た

顔から火が出るほど恥かしかった

さっき後ろに並んでいた私と同世代の女性が

レジを覗き込んでいたのだ

「今時桜田淳子?イイ歳してオタクなの、このオヤジ

 キモいわね~」と呆れていたに違いない

ほっといて頂戴!

因みに私はオタクだけでなくオカマの二重苦よ!


アパートに戻って早速CDを聴こうと思ったら

何とあれだけ手間取ってたバイト君

盤とジャケット全然合ってない所に入ってて

ホントに何やってたのよアンタ!と叫びそうになった