なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記~2020年9月

2020-09-30 05:29:07 | 道草日記

令和2年9月の道草日記です。
9月に入ってそれまでの猛暑がウソのような涼しい日や雨の日が続きました。
お彼岸を過ぎ日も短くなり、日ごと秋の気配です。
夏の花から秋の花へ移り変わり、さぞ沢山の道草が見られたかと思いきや、意外や意外・・・
夏に伸び切ってヨレヨレになった草を刈るとき、伸びてきた秋の草も刈り取ってしまったのでしょう。
これまで以上に、花どころか植物自体を見つけるのに苦労しました。
狙い目は空き地や、公園の植え込みの下など(それも結構刈られていましたが)。
そして、駆け込みで最終週の午後、通勤路をぐるっと回って昼間の様子を確認してきました。
散々苦労して集めた記録です。どうぞご覧くださいませ。

〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様)  ☆印は9月に今シーズン初見 だったもの
・アオツヅラフジ
・アメリカセンダングサ ☆
ひとつ遠い駅まで歩くと途中で水路があります。そこに今年もアメリカセンダングサなどが咲き始めました。


・アレチヌスビトハギ ☆
いつもの公園で草刈り後復活を果たし見事開花・・・その後また刈られたので、この写真は別の場所で撮ったものです。
エノコログサのバックコーラス付き


・イヌタデ
・イヌホオズキ
家の外に並べているプランターに勝手に生えてきました。一応道草ですよね。超長身です。


・エノキグサ
これは山室の田んぼの畦で撮った参考写真です。
上に突き出ている赤っぽいのが雄花、根元の緑の粒状のが雌花です。


・オオバコ
・オシロイバナ
涼しくなってますます元気。夜目にも鮮やかに目立つ赤が主流ですが・・・


少し離れた場所で見つけた白と赤、そしてミックス。
  

・オニタビラコ
しばらく花を見かけていませんでしたが、下旬になり、ようやくまた元気に咲き始めたようです。


・ガガイモ ☆
宇治川堤防を探し回ったガガイモ、なんと通勤路にある月極駐車場の隅に広がって咲いていました。
前に見かけたのも別の駐車場でした。不思議です。
 
 
・カタバミ
・カヤツリグサ
・クズ(花)☆
・クワクサ
雌雄同株異花で、白い蕊が目立つのが雄花です。


・コセンダングサ 
少し白い舌状花が見えていますね。線路わきに、25日くらいから一斉にと咲き始めました。

 
・コニシキソウ
・コヒルガオ ☆ 花柄にヒレがあったのでそうだと思うのですが、工事現場にあったので写真撮れず・・・ 
・コマツヨイグサ
・コミカンソウ(花)
・ザクロソウ
・スベリヒユ
・セイタカアワダチソウ(蕾)☆ 今にも咲きそうです。
・セイヨウタンポポ
・センニチコウ
いったん見えなくなっていましたが、またどんどん歩道の隙間から咲いてきました。


・チチコグサモドキ
・チヂミザサ(花)
・ツタバウンラン
・ツユクサ
9月に入って元気一杯なのがツユクサ。こんなとこで咲いてたら踏まれるよ~


なんと、白花を発見!秋めいてくると、薄色や白花を見かけるようになりました。


・トキワハゼ
・トゲヂシャ(花)
・ニシキソウ(花)
・ニラ(花)
あぜ道にずらっとニラの花が咲き始めました。じいちゃんちの前の溝蓋にも生えています。


・ヌカキビ ☆
アメリカセンダングサと同時に咲き始めました。


・ノアサガオ
・ノゲシ
一時花が咲いていなかったノゲシですが、涼しくなってまた花が咲き始めました。


・ハゼラン
・ハナタデ ☆ ミゾソバが生えている水路にハナタデも咲いていました!
・ハマスゲ 
・ヒガンバナ ☆
一か所だけ通勤路で発見!
・ヒナタイノコヅチ ☆
そう思うのですが、自信がありません。間違っていたらご指摘ください。


・ヒメガヤツリ ☆
団地の庭で見つけました。写真を撮ろうと出かけたら草むしりされていました。
・ヒメジョオン
暑さ負けか、花がどんどん小さくなってきています。写真では分かりにくいですが・・・


・ヒメツルソバ
さすがヒマラヤ原産、少し涼しくなったらまたどんどん咲き始めました。


・ヒメムカシヨモギ
・ヒルガオ
・フヨウ ☆
例の色が変わる一重のスイフヨウ。木ですが、仲間に入れてください。


・ヘクソカズラ(ヤイトバナ、サオトメバナ
先月に続き、花をみるとつい撮ってしまうシリーズです。


・ママコノシリヌグイ 
えらい増えていました・・・風が強い上、少し近づくとトゲに引っかかれ写真撮れず。尻ぬぐったら痛そう!


・マメアサガオ(花)☆
8月末まで咲いていなかったのに、9月の声を聞いてあっという間にピンクも白も咲き始めました!




・マメグンバイナズナ
・マルバアメリカアサガオ
線路わきでも可愛い花を咲かせています。


・マルバツユクサ
・マルバルコウ ☆ 

通勤路に蔓が伸びているのを先月も横目で見て、ひょっとして、と思っていましたが、やっぱりそうでした!
葉の形に若干特徴があるようです。


・メマツヨイグサ
・メリケンカヤツリ 
ヤブガラシ
・ユウゲショウ
先月は草刈りで花が見られませんでしたが、このひと月でまた伸びてきて花が咲いていました。すごい!


・ヨウシュヤマゴボウ
・ヨモギ(蕾)
・ランタナ 
結構花が増えています。綺麗ですね~



〇葉、芽のみ
・アカカタバミ
・アキノノゲシ 
本当だったら、花の方の仲間入りだったはずですが、刈られてしまいました・・・
・ウラジロチチコグサ
・オカタイトゴメ
・カニクサ
・カラムシ
・シロザ
・スギナ
・スミレ
・ツルニチニチソウ(葉)
・ドクダミ
・ミゾソバ
・モリムラマンネングサ
・ヤブカンゾウ

〇実、種、終わりかけ 
・アメリカオニアザミ(綿毛)
・アレチヌスビトハギ(実)☆
近道だと思っても、アレチヌスビトハギの実の藪には近づくなかれ。


・エノコログサ(実)
・オッタチカタバミ(実)
・オヒシバ
・コミカンソウ(実)
・ザクロソウ(実)
・トゲヂシャ(綿毛)
・ナガエコミカンソウ(実)
・ノゲシ(実)
早くも実・・・ふわふわして結構お気に入り。


・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・メヒシバ
・ヤブガラシ(実)
・ヨウシュヤマゴボウ(実)
おうちの実です。この後抜きました。


以上、のべ88種類、頑張ったかいあって(笑)、7月頃の数に戻っていました。
みなさんのお近くの植物と比べていかがでしたか?
ながなが見てくださって、いつもありがとうございます。

コメント (6)
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氷河期の生き残り、ミカヅキグサなど~山室湿原2020/9下旬(3)

2020-09-29 05:20:44 | 植物

山室湿原、見所の紹介を急ぎすぎて、全体をご覧いただいていませんでした。
山室湿原は面積約1,5ヘクタールの小規模な中間湿原で、米原市の天然記念物に指定されています。
湿原内は木道や説明版が整備され、実際の動植物を観察しながら学べる優れた場所です。
さて、改めて入り口から入ってみましょう。


湿原には低層湿原、高層湿原とその中間である中間湿原があり、山室湿原は中間湿原です。
(ちなみに、京都市内にある深泥池は泥炭やミズゴケが沢山堆積した高層湿原です)
この湿原が成立したのは約2万5000年前。
その頃地球は氷期で、今でもここでは寒冷期の生き残りであるミカヅキグサが代表的な湿原の構成種となっているそうです。
特に第一湿原で多く見られました。

ミカヅキグサ(カヤツリグサ科ミカヅキグサ属)


氷河期の生き残りと聞くと、見る目が変わります。


もう一つ、近くにあった個の星型の植物は、シロイヌノヒゲ(ホシクサ科ホシクサ属)。


こちらは深泥池でも見たことがあります。湿地に生育する植物です。


木道を進むと、木々が点在しています。


サクラの木に似たハンノキの仲間、サクラバハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)


遠くからでも目立つ赤い実は何でしょう。


ちゃんとミヤマウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)と説明板がありました。
ウメモドキに似ていますが、寒冷期の生き残りで、ここ山室湿原が南限なんだそうです。


説明がありがたいです。
さらに進んで第二湿原方面へ。この辺りから辺りはミズゴケがいっぱい。
木道まで登ってきています。ミズゴケはふわふわして、ミズゴケの層は結構厚みがあります。


茶色いのや(左)、美しい緑のミズゴケ(右)
 

赤いキノコがミズゴケからにょっきり。


さらに進むと、両側がシダのエリアに入ります。ちょっと普通の湿原のイメージと違いますね。


先に進むと、両側に昨日ご紹介したサワシロギクが登場。


こちらが第3湿原。


木道に倒れ掛かるようにノギランの花後。


カキランもかなり沢山ありました。咲いているときは綺麗だったでしょうね~


ほどなく終点の第五湿原です。サワアザミが沢山あったところ。
終点近くに出口があり、そこから湿原外に出ることができます。
でも私たちは勿体ないので、同じ道を戻りました。
近くで見たシソ科の花(名前が分かりません)


いかがでしたか?
第一から第五まで湿原あると言いながら、まともに写真があったのは第三だけ。
小さい花ばかり見て歩いていたので、全体像が不足・・・
今度行ったら、広~い視野で、あちこち見てみたいと思います。

この湿原はハッチョウトンボの他にも、サギソウがとても美しいそうです。
8月に行ってみたいです。

【撮影:2020/9/21 滋賀県米原市】

 

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湿原の沢トリオ、おまけ付き~山室湿原2020/9下旬(2)

2020-09-28 05:31:30 | 植物

今回のハイライトを昨日投稿してしまったので、後はのんびりと湿原に咲いていたその他のお花などご紹介します。
もう何度も皆さんに見ていただいたこちら、またもやこれほど沢山見られるとは思っていませんでした。
サワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属)です。
入り口入ってすぐにお出迎えしてくれました。


踊っているようなこの姿、何度見てもいいですね~
それにこれまで見たのはすべて植物園や公園で咲いていた花ですが、これは正真正銘の野生の花。
ススキとのコラボもいかにも秋らしくていい感じ。


木道の近くにもあちこちで花が見られました。
人の手が全く入っていないので、花は思い思いに咲いています。
たまたまかもしれませんが、雄性期の花が多いみたいです。


今回の湿原ではダントツ一位の出現率です!


次に、サワギキョウと同じくらい沢山咲いていたのがこのアザミ。
その名も、サワアザミ(キク科アザミ属)です。
うつむいて咲いています。


調べてみると、北海道から滋賀県北部、主に日本海側に咲くそうなので、この花は南限近いのですね。
「大きくなる」との説明が多いのですが、こちらで見られたのは皆ほどほどのサイズ。
木道の横で控えめに咲いていたりして・・・


ちょっと上を向いて顔を見せてよ、って言いたくなります。
そう言えば京都府立植物園の植物生態園にもサワアザミがありますが、もっと巨大な感じでした。
いい写真ではありませんが、全体の雰囲気が分かるので・・・
          

湿原を歩いて行って終点近く、第五湿原には、特に沢山サワアザミが咲いていました。
少し終わりかけていましたが、虫が色々吸蜜に来ていましたよ~
こちらはスズメガですね。


湿原の沢トリオ、最後はこちら。
沢に咲く白いノギク・・・サワシロギク(キク科シオン属)です。


ぱっと見、舌状花がまばらなところなどシラヤマギクによく似ています。
でも全体は背が高くて、スマートな感じ。葉も細いです。
説明版には、「白から赤に変わる」と書いてありましたが、どう見ても、白から枯れる・・・でした。


さて、今日の湿原の「沢トリオ」、いかがでしたか?
見られそうで見られない花たち。ロケーションもよく、楽しめました。

で、タイトルのオマケですが・・・
今年初見のツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)です!


湿原の花ではなく、普通の野山に咲いていますが、花といい、実といい秋らしい素敵な植物です。
見られてラッキーでした。


最後に、人懐こいアキアカネ(多分)をどうぞ!




ちなみに、ここ山室湿原には、7~8月にハッチョウトンボが出現するそうです。
その時期に行ってみたいです!!

【撮影:2020/9/21 滋賀県米原市】

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極小ミミカキグサに会いに・・・~山室湿原2020/9下旬(1)

2020-09-27 06:22:09 | 植物

伊吹山付近のお出かけ場所の検索をしていて偶然見つけた「山室湿原」。
滋賀県米原市にあり、名神高速米原インターから15分くらいで行ける、超お手軽湿原。
でもそこは2.5万年前の自然が残っているとても貴重な場所とのことだったので、ずっと行きたいと思っていました。
その後ずっと機会がなかったのですが、シルバーウィークの四連休に思い切って出かけました。

情報にあったとおり、米原ICから15分で到着。
新幹線の高架下の空き地に車を止めて、湿原まで約10分、田んぼ道を進みます。
(ここでも色々な花に出会いましたが、その様子は最後にご紹介します)
着きました!


入り口の看板に簡単な地図と、月ごとに咲いている花が載っています。
今咲いていると思われる花をチェックし、鹿よけの入り口を開けて中に入りました。
(クリックすると大きくなります)

本来ならここで見た順番でご紹介するのがいいのかもしれませんが、今回の山室湿原のマイ目玉は・・・
ミミカキグサです~

ミミカキグサ(タヌキモ科タヌキモ属)。
タヌキモの仲間ですが、サイズがめっちゃ小さいです。
長い方でも3~5mmくらいしかありません。
山室湿原では4種類あるとのことで、目指せ!コンプリート!
他の花や木などは後にして、まずはその結果をご紹介します。

湿原は第一西、第一東、第二~第五までに分かれています。
その中で、このミミカキグサのあるのは第一湿原です。
湿原にはこのような木道が設置され、その上を歩いて行くのですが、ミミカキグサが生えているのは当然その下。


しばらく行くと、白いミミカキグサらしき花がぽつぽつと見えてきました。
やった!滋賀県ではここにしかないという、シロバナホザキノミミカキグサ発見!
何と小さい・・・
(でも後から分かったのですが、白が一番サイズが大きかったのでした)
膝の故障でちゃんとしゃがめないなつみかん、見た目を構っている余裕はありません。
涅槃像のように横たわり、ぐっと上半身を湿原側に傾けてようやく撮れたのがこの写真。


トリミングしてみました。


結構可愛い花♡
この花の形が耳かきに似ているからこの名前が付いたのかと思ったら違いました。
花後に残った萼が果実を包んだ形が耳かきに似ているからだそうです。
ちなみに、ミミカキグサは食虫植物なので、花弁がぱかっと開いてパクッと虫を飲み込む・・・
のではなく、ほふく茎や葉に付いた捕食嚢でプランクトンなどを食べるのだそうでした。

よく見ると白い花が一番沢山ありました。
もう一枚、後ろ姿をどうぞ。


一つクリアです。
次に大きくて目立ったのがこちら。ホザキノミミカキグサです。


こちらもトリミング。下から飛び出している距がミミカキグサの特徴みたいですね。


また後ろ姿ですが、こちらもご覧ください。やっぱり可愛いですね。
これで2つクリアです。


お次がこちら。見るからに小さいでしょう。
こちらが今回の本命中の本命、ムラサキミミカキグサです。


トリミングしてみると・・・ボケボケですね。


それでも雰囲気は分かっていただけるでしょうか。
紫というより、藍色っぽい色です。
大きさはシロバナよりさらに一回り小さく、せいぜい3mmくらい。
こちらは生息域が非常に限られており、全国的に絶滅危惧種に指定されているそうです。
これは、頑張らなくては・・・
ということで、涅槃作戦でもう一枚。


青いヘルメットをかぶっているようですね。距が特に目立ちます。
トリミングしてみると・・・


肉眼では全く花の様子が見られないので、たとえピンボケでも見られて自己満足。
3つクリアです!

で、あと一種類はというと、あれれ、普通の黄色いミミカキグサがないよ。
もう一度、東、西とうろうろして、ようやく見つけた1輪。


特に遠いところに咲いてる~
これからもっと咲くのかもしれませんが、今のところはこの一枚しか多少ピントのあった写真がありません。
え~い、トリミングしちゃいましょう。


色は違っても、形はほとんど同じですね。
これで山室湿原ミミカキグサ、コンプリートです!

こんなことができるのも来る人がほぼないからですね。
ほとんど宣伝していない上、トイレもないので、お出かけスポットとしてはかなりマニア向けかもしれません。
でも、植物好きの人、自然が好きな人は、きっと何度も行きたくなると思いますよ~

【2020/9/21  滋賀県米原市】

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堤防で見た黄色い花~アキノノゲシと謎の木の花

2020-09-26 05:35:25 | 植物

昨日黄色い花を全部投稿してしまうつもりだったのですが、長くなりすぎたので2回に分けました。
今日は後半、堤防で見た黄色い花です。

1つ目は皆さんお馴染みのアキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属)
9月の初めころからぽつぽつと咲き始めました。
こちらの写真はどん曇りの日に堤防のコンクリートをバックに撮ったのでちょっと雰囲気がいつもと違います。


優しい色の花の姿に似合わず、全体はかなり体格が良く、長身です。
突き抜けるように咲くので、青空によく似あいます。
次の写真は、去年の9月下旬に奈良の明日香でそんな姿を撮った写真です。
   
今年はまだそんな写真は撮れていません・・・
これからが本番ですね!

さて、堤防で見たもうひとつの黄色い花がこちら。
なんだ、この黄色い花は!?
去年もあったかもしれませんが、覚えがありません。
つーか、花が咲いていなかったら、葉の感じから「センダン」と勘違いしていた可能性大。


なんとか目いっぱい花をズームで撮ってみました。


結構可愛い花かも。
これでもよく分からないので、トリミングして拡大。


そうだ! 前に宇治市植物公園で見たモクゲンジの花(下の写真)に似てるかも。
     

でもよく見てみると、モクゲンジの葉は少し薄手で鋸歯があるのに、謎の木の葉は全縁のようです。
また、花の時期もモクゲンジは7月なので、ずれています。


ということで「モクゲンジの仲間」でググってみると、見事、オオモクゲンジがヒットしました!
オオモクゲンジはムクロジ科モクゲンジ属。
中国原産で日本には自生しません。
沢山の花が咲いて実がなるようなので、どこかからヤシの実のように流れ着いて芽生えたのでしょうか・・・
実(種)はミニサイズですが・・・
なにはともあれ、新しい仲間に出会えて、めでたい、めでたい。

【撮影:2020/9/13 宇治川】

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