生態園ばかりお付き合いしてもらっても申し訳ないので、そろそろ四季彩の丘に移動。
残暑厳しいこの季節、四季彩の丘に向かうのはなかなかに勇気がいります。
というのも、木陰がない!
強い日差しに負けないで咲いている花は偉いな~
前にアガパンサスが咲いていた斜面には、ヒガンバナの仲間が咲き始めていました。
周りの緑の葉がアガパンサス。
ヒガンバナといえば、秋のお彼岸頃の田んぼに並んで咲く光景は秋の風物詩。
曼殊沙華という名前で呼ぶとますます風情が増します。
でも鱗茎に猛毒があるというのは有名な話。
動物に荒らされないように、昔、お墓や田んぼの畦に植えたそうです。
そのせいか、縁起の悪い植物という人も多く、うちの母もその一人でした。
でも咲いている場所が違うと、雰囲気も変わりますね。
田んぼのヒガンバナは、これからがシーズンです。
さて、近くにあったよく似たこのお花はネリネです。
ヒガンバナと似ていますが、ちょっと洋風?
こちらは同じヒガンバナ科ですが、ヒガンバナ属ではなくネリネ属。
ダイヤモンドリリーとも呼ばれ、園芸植物として親しまれています。
オマケと言っては失礼ですが、もう一つヒガンバナ属を・・・
こちらは生態園の入り口近くに咲いていたナツズイセンです。仲間に入れて~
おや、ずいぶん前から咲いていましたが、まだ綺麗に咲いていましたね。
他にも四季彩の丘には色々と咲いていましたが、なんせ暑い!!
植物がアーチのようになった休憩所(=日影がある)に座ってしばしの休憩。
このルリマツリは座ったまま撮りました(笑)
色が涼し気でいいですね。南米原産のイソマツ科だそうです。
こちらはサネカズラ、別名ビナンカズラです。
もう実になっているものも多いですが、花もポツポツ見かけます。
マツブサ科サネカズラ属。
ここには八重のスイフヨウがあると聞いていましたが、こちらでしょうか。
あまりに暑くてぼわっと広がっていました。
色はすでにピンク色。昼間っから飲んだらだめですよ~
暑いけれど空は気持ちの良い青空。
背の高いイネ科、ホウキモロコシを見上げてみました!
シオンも元気に青空に向かって背伸び。
気持ちはよいのですが、やはり生態園に比べたら暑さが半端じゃありません。
もう一度生態園に戻りましょう。
(ということで、生態園を二周しました)
【撮影:2020/9/5 京都府立植物園】