なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

京都府立植物園植物生態園早回りクイズ~2022/9中旬編(1)

2022-09-29 05:30:25 | 植物

2週間近く前なので、投稿するかどうか悩んだのですが、美貌、もとい備忘のために投稿しておくことにしました。
花の種類がそれほど多かったわけではありませんが、美貌の花たち、どうぞご覧ください。
もちろん、花の名前は写真の後で・・・ひとりクイズもお楽しみくださいね!

花が閉じていることが多いのですが、そろそろ咲き終わりに近いからか結構開いていました。


ノシラン(キジカクシ科ジャノヒゲ属)です。
同じ属の中では結構大型ですよね。海岸沿いの林床などに咲くそうです。

お次はこちら~
一瞬アレチヌスビトハギに似てる?と思いますが、盗人顔ではありません。


こちらはフジカンゾウ(マメ科ヌスビトハギ属)です。
葉が藤の葉によく似ていますね。

見るからにセリ科のこちらのお花。色が独特ですね~


ノダケ(セリ科シシウド属)です。
近くにスズメバチがうろうろしていて、すぐにその場を離れました。

こんな色の花も!色変わりですね。


こちらはもうお馴染みになりましたね。
京都府立植物園では普通見られる紫の他、白花も沢山咲きます。




はい、スズムシバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)でした。
前に若狭に行った時に見たユキミバナも同じ仲間です。
ユキミバナは、生態園でもこんな感じで一面に広がっていました。


これは難問かも・・・
でも里山の山裾などでも時々見かけます。


こちらはシュウブンソウ(キク科シオン属)。
名前からして、今頃咲くのにふさわしい花ですね。それにしても地味・・・

お次はご存じこちらです。


秋の七草のひとつ、フジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)です。
残念ながらアサギマダラはまだ来ていませんでした。少し暑すぎたからかなあ・・・
黒いチョウ(クロアゲハ?)が来て熱心に吸蜜していましたよ。



その近くには歯ブラシ状の花穂で有名なこちらの花が咲きはじめていました。
冬場、厳寒の朝にもこの植物目当てで集まる人がいます。


シモバシラ(シソ科シモバシラ属)です。
昔はてっきりこの立ち上がる花穂をシモバシラに例えていると思っていました。
厳寒の朝に、本当にシモバシラができることから名づけられました。
造形が美しく、寒くても早起きして見に行く価値があります。

この小さい花火みたいな花も結構長い期間咲いています。


ツクシカラマツ(キンポウゲ科カラマツソウ属)です。
山野草としてもよく販売されているそうです。
小さいので、盆栽にも良さそうですね。

ここまでで8種類ですが、数えてみたらまだ10種類近くあります。
残りは10月最初に回して今日はこの辺で。
最後に、近づいても全然逃げなかったアカトンボをどうぞ。
前からみたら、よく分かりませんが(笑)


【撮影:2022/9/18  京都府立植物園】

コメント (4)
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アケボノソウと小さい花たち

2022-09-28 05:31:03 | 植物

午後から雨の予報でしたが、スマホで雨雲レーダーを見ても降りそうもない・・・
ということでかやぶきの里を出た後、由良川上流方面に車を走らせて、河原に下りてみました。
山裾に川が流れるという結構いい感じのロケーション。
そこの林縁で見たのが、ななんとなんと!


どう見ても、アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)ではないですか!
一輪だけと思ったのですが、少し奥の方に行くと・・・


あっちでもこっちでも咲きはじめていました!


五弁の花が沢山咲いて、まるで星のよう。
あれ、四弁の花もありますね??
見れば見るほど完ぺきな造形です。


アケボノソウと川。


これだけでも大満足ですが、河原には小さい花が色々咲いていました。
ひとつはこちらです。


かやぶきの里ではイヌコウジュを見つけましたが、それより小型。
何より、鋸歯の数が少ないので、ヒメジソ認定~(ほんまか?)
極小の花ですが、よく見ると好みのピンク色!


サイズ感はこんな感じで・・・


おや、左の方にもっと小さい草が生えています。何でしょうか?
少し大きく写してみると・・・丸い花らしきものが見えています。


ここで文明の利器、Googleレンズ先生登場!
あっという間に、トキンソウ(キク科トキンソウ属)と判明。
私の身近にはあまりいない草ですが、調べてみたらどこにでもある雑草とのこと。

近くで咲いていた薄赤紫の花・・・なんと、今年初見のイボクサ(ツユクサ科イボクサ属)です!


以前は田んぼに行くと普通に見られる花だったのですが、最近は減ってしまって滅多に見られません。
まさかこんな河原で見られるとは・・・


時間がもうお昼過ぎだったので、萎む直前。ギリギリ間に合いました。
こちらもとても小さい花です。(下の写真の右がイボクサ)


左の方の花はイヌタデのようです。少し小ぶりですが・・・


こちらも。


ミズタビラコ(ムラサキ科キュウリグサ属)もまだ少しだけ残っていました。


お隣に咲いていたのは・・・
これぞ噂のハシカグサ(アカネ科ハシカグサ属)!
それほど珍しくない花だそうですが、初見かもです。本当に小さい・・・


それにしてもなぜハシカ?
由来は不明というのが多いですが、「葉が枯れる時に赤褐色に変わる様子が、ハシカの発疹が乾くときの様子に似てる」
というのがありました。
でも、葉は枯れる時たいてい赤褐色に変わりますよね?

そのまた近くにはオトギリソウが咲いていました。
山裾と川が近い場所、結構掘り出し物が見つかります。


唯一名前が分からなかったこちら。
Googleレンズ先生にも分からなかったこの花の名前を教えてくださいませ。
全体はこんな感じ。


地味な花が咲いていました。


前にも見たことがあるように思います。
その時も名前が見つけられませんでした。
気になって夜も寝られません(うそですが)

ということで宿題を残して、河原を後にしました。
車を停めた場所に戻るまでに、トキリマメ(マメ科タンキリマメ属)の花を見つけました。
タンキリマメとよく似た花ですが、葉の形からトキリマメだと思います。

おっと、マメ科制覇したと思っていましたが、まだまだありましたね。


最後は綺麗に色付いたノブドウの実で・・・


美山ワンデイトリップ、夏にも増して楽しめました。
また季節が変わったら行ってみたいです。

【撮影:2022/9中旬 京都府南丹市】

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蕎麦の花咲く美山かやぶきの里へ(後編)

2022-09-27 05:32:28 | お出かけ

今日は集落の端にある恩谷川からスタートです。
ここには前にダイコンソウやミツバの花などが咲いていました。
今回はというと・・・


ジャーン!

川の畔にツリフネソウが自生していました。


こんなところを上流(写真の右手)に歩いて行きました。
川のそこここに赤いツリフネソウの小群落が・・・


大群落~を撮りたかったのですが、残念ながら花は終わりかけで、半分以上実になっていました。
他にも、おなじみハグロソウや


ヒヨドリバナにススキ!


奥に一軒のかやぶき屋根のおうち。
外には白いハギが満開になっていました。


恩谷川の説明板がありました。大きくしても読めないかもしれませんが・・・→
通る人も少ないのか橋が崩れかけ、横に仮橋がかけられていました。


再び集落を突っ切って、今度は前にボタンヅルが沢山咲いていた反対側の端に行ってみます。
途中、ゲンノショウコの白花群落に出会いました。


ほんの数輪、赤花も咲いていますが、関西地方にしては珍しく白花優勢?
花はどれも咲き始めで、雄性期でした。


どんどん歩いていくと、今年初見のミゾソバ(タデ科イヌタデ属)発見!
明るいピンク色が可愛い♡


すっかり気分がよくなりました。
さらに歩いていくと、普通のピンクのハギの木がありましたが、花があまり咲いていません。
よく見ると白っぽい花を付けたツルが木を覆うように伸びていました。
こ、これは・・・


これこそ日本に昔から自生している寄生植物、ネナシカズラ(ヒルガオ科ネナシカズラ属)の花でした!
この間宇治川畔クズに寄生していたあのラーメンはやはり外来種のアメリカネナシカズラであることが確定・・・
かなり雰囲気が違います。
でも、植物に寄生して、宿主の栄養を奪って弱らせることは共通。
ハギに寄生していますが、マメ科が好みなんでしょうか。

ちょっと衝撃を受けたところで、前に沢山のボタンヅルが咲いていた場所に向かいます。
お~


見事に綿毛になっていました。
センニンソウ同様、お鬚ですね!


近くにはアカネ(アカネ科アカネ属)の花が。
4輪生する葉はよく目にしますが、花を見るのはすごく久しぶり。


フェンスの向こうに小さな花。
イヌコウジュ?それともヒメジソ?
鋸歯が沢山あるので、イヌコウジュ(シソ科イヌコウジュ属)ということで・・・




そしてその近くには見たかったこの花が。
ヤブマメ(マメ科ヤブマメ属)です。でも家に持ち込むとすごく増えるようなので、用心、用心。
これで、この時期に見たいマメ科の大半は制覇したかも。


紅白のゲンノショウコが溝で咲いていました!


こんなに近くにいて、赤と白が交配しないのかしら。子供は何色?


最後は、別の場所からソバ畑を見ながらゆっくりと戻ります。
私はこの角度の方が好きかな~


畔が模様っぽい。


イタドリもタデ科。勝手にお邪魔。


ソバ畑の向こうに少しだけ田んぼがありました。


もう稲刈りが済んで、稲架がけしていました。


チョウがソバの蜜を吸いに来ていました。
最初ツマグロヒョウモンかと思いましたが、少し色が地味な感じ。
ひょっとしてミドリヒョウモンでしょうか。


少し花をアップで撮ってみました。


蕊が赤くて可愛いです。


こんな感じでぐずぐずしているうちに、人が増えてきました。
みんなこぞって赤いポストの前で写真を撮っています。
こんな光景もいいですね~


ということで、かやぶきの里を離れ、由良川を少し上流に向かい、川辺で少し休憩しました。
明日はその時に見た花をご紹介しますね~

【撮影:2022/9中旬 京都府南丹市】

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蕎麦の花咲く美山かやぶきの里へ(前編)

2022-09-26 05:25:10 | 植物

京都府南丹市の美山かやぶきの里には、8月初旬にお出かけし、夏の様子を色々ご紹介しました。
その時は暑すぎたこともあって人も少なく、集落前の畑もまだ土の状態でした。
今回、「あとひと月半もしたら、一面ソバ畑になるんでしょうね~」と書いていたそのタイミングで美山を再訪。
さてその結果はというと・・・

蕎麦の花が満開でした~\(^o^)/


こんなに綺麗に咲いているなんて想像以上です!
ジグソーパズルにしたら気がくるいそうなほどのソバ、ソバ、ソバ・・・
自分がどこにピントを合わせているのかも全く分かりません(笑)


有名な赤いポストの前にも沢山のソバの花・・・


どちらを向いても一面のソバの花です。


今回も早く家を出発したので、8時半には現地に到着していました。
それでもこの光景を撮りたい人たちが結構大勢。
私は人が少ない間に、集落を散策します。
まずはお地蔵様にご挨拶。
無事に来ることができて良かったです。


前回もご紹介した通り、村の人たちが一丸となってこの光景を守っておられます。


家の庭にはコスモスを始め、色々な花が咲き乱れ散策する人の目を楽しませてくれます。
夏の時にはなかったキバナコスモスやコスモスの花が満開!


このおうちの前にはベンチがあり、撮影スポットになっているようでした。
フィギュアを置いて撮影している人も・・・
最近よく見かけます。










行ったのは敬老の日の三連休の初日。
雨が降ることを覚悟していったのに、意外にも晴れ間ものぞくいいお天気でした。
ハナトラノオの蜜を吸いに来たクマバチ。


シュウカイドウはそろそろ終盤。撮りたかった雄花。でもピンボケ(泣)


何してんねん。
前に来たときは犬がいましたが、今回は猫ちゃん。
そない睨まんでも・・・


民俗資料館は10時開館なので、今回もパス。
前にある柿の木の実が柿色になりかかっていました。


庭に植えている花以外にも色々な野草が・・・自然と融合した暮らし。
ちょっとお試ししたい気分です。
ふと目を下に向けるとツルボが沢山。


キンミズヒキが一輪りんと咲いていました。


コスモスとキクイモの咲く道。


キクイモもコスモスも背が高くなるのでこういう場所で咲いていると見栄えがします。


パンパスグラスも大きいですね~


期待していたヒガンバナはまだ咲きはじめ。
ヒガンバナとソバの花の光景にはちょっと早かったようです。
コスモスの隙間に1本だけ咲いていたヒガンバナ。


かやぶき屋根のおうちと花々を堪能したのち、少しはずれにある川沿いを歩いてみることにしました。
その様子は後編で・・・

【撮影:2022/9中旬 京都府南丹市】

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お彼岸に彼岸花

2022-09-25 06:01:15 | 植物

一昨日の秋分の日は朝から雨でしたが、止み間に少しだけ田んぼの方にいってみました。
ヒガンバナが咲いているでしょうか。


ちょうど咲き始めたところでした!
朝からの雨でぼとぼとになっていましたが、黄色くなった稲穂に赤い花がよく映えます。
お彼岸に咲き始めるとは、律義な花です。


ヒガンバナは何もないところから突然にょきっと花茎が伸び花が咲きます。
ご存知の通り、鱗茎に毒があるので、モグラ除けに畦道などに植えられたといいます。
花が終わった後に、細長い葉が出てきます。


あ、アゲハチョウが蜜を吸いにやってきました。
日本に咲くヒガンバナはどれも三倍体なので、種を付けることはありません。
なのに、虫を呼ぶ蜜を出すのは不思議ですね。


もっと不思議なのは、種が付かないのに、年々咲く場所が増えていることです。
特に、川沿いなどに咲いています。
今日行った宇治川上流、ダムから放流があると水の下になる場所に沢山のヒガンバナが咲いていました。
バラバラになった鱗茎が流れ着いて増えたのでしょうか。


田んぼの畦道に群生するヒガンバナ。
日本の原風景として好まれるためか、全国的にわざわざ植えているところもあるようです。
元実家の近くの山田池公園でも実りの里エリアでその光景が見られます。
昨日、実家の両親のお墓参りに行った帰りに寄ってみました。


ここの特徴は、赤に交じって一部白いヒガンバナも植えられていることです。


少しピンクが混じることもあるようですが、白も結構綺麗ですね。


ちょっと早かったようで、これで三分咲きくらいのようでした。
満開は来週くらいでしょうか。


余談ですが、母は生前ヒガンバナが大嫌いでした。
お墓に植える花なのでと言ってましたが、毒があるのも嫌だったのでしょう。
墓前のお花は、キクやリンドウなど好きな花が入っていますよ~



【撮影:2022/9/23 宇治市、9/24 枚方市】

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