なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

木々の緑に癒される〜私市植物園2019年8月(2)

2019-08-24 05:51:01 | 植物

昨日は華やかなスイレンをご紹介しましたが、もともと私市植物園は樹木の植物園として有名です。
光を浴びて鮮やかに輝く、木々の緑を見てくださいませ。
(実は自分が一番癒されているという説が・・・)

最初は何度も登場したクスノキの巨木。根元から枝分かれした独特の姿に、木登りしたくなる人が沢山・・・いないか。



常緑樹見本園を抜け、落葉樹見本園の入り口近くにあるこの巨木はクヌギ。



クヌギといえば、今の時期昆虫ゼリーのような甘酸っぱい匂いのする樹液を沢山出しています。
その樹液に群がる虫たちが沢山・・・
そして虫たち目当てに虫採り・虫観察のオジサマ方(含、星夫)が群がるという・・・
いるいる!



ん?群がってるのは黄色い頭の・・・キイロスズメバチでした><



樹液に夢中で人には目もくれませんが、飛び回る姿に恐怖を感じたのは…なぜか私だけのようでした。
観察する星夫を残して、私はチャンチンモドキを見に行きます。

        

特徴のある樹皮を見ると、いつも撮りたくなります。



細長い球形の種が地面に沢山落ちています。
これを「幸せの種」の根付として販売しているというのは、前にご紹介した通りです。

花木園には今何も花がありません。
私の好きなタニワタリノキもタイミングを逃してしまい、花は枯れて茶色くなっていました。
でもなんか可愛い♪



去年のの台風で倒れてしまったユリノキ、根っこの展示をしていますが、新しい葉が沢山出てきていました。
すごい生命力です。



ここから見るケヤキの光景。左右均等にこんもり丸くて、癒されます~



(つづく)

 

コメント (6)

暑い日本には熱帯スイレンが似合う!~私市植物園2019年8月(1)

2019-08-23 04:58:49 | 植物

暑い暑いと言ってる間に8月ももう10日を切りましたね。
なんだか天気もイマイチで、もうちょっとカンカン照りの夏が続いてほしい・・・なんていうのはワガママでしょうか(笑)

さて、今日から3回にわたり、そのカンカン照りの日に行った大阪市大理学部附属植物園(通称、私市植物園)の様子をご紹介します。
写真からも暑さが伝わるのではと思いますが、その暑さも一緒にお楽しみくださいね~
第一回の今日は、私市植物園イチオシの熱帯スイレンです。
温室でよく見かける熱帯スイレンですが、ここでは園に入ってすぐのところにある四角い池に普通に咲いています。
さすがは研究施設、最近よく出かけていた「モネの睡蓮池」とは趣が違いますが、きちんと品種まで表示されていてありがたいです。



ということで、今回は名前入りで豪華な熱帯スイレンをお届けします!
最初は入って左手側。薄紫のノッポさんは、「アズレア」。性質は強いそうです。



少しだけ逆さスイレンも・・・



隣には、爽やかなレモン色の花。「セントルイス・ゴールド」です。
星形に咲き、きれいな黄色という説明版が・・・





お次は紫系が二種類。こちらは「コロラタ」。説明は「全体に小型」。そうですか。
私としては、形も色も元気いっぱいな感じで素敵だと思います。



もう一つの紫の花は、「デレクターG.T.ムーア」。紫系の代表品種で、繁殖力がやや弱いそうです。
さきほどのコロラタより大きいのですが、写真が超いい加減なので、同じに見えます。



お隣は、スイレンではなくこちら。パラグアイオニバスです!!



みずの森にもありましたが、狭い範囲にぎちぎちに詰まってるので、こちらの方がインパクトがあります。
中央には、開花待機中の蕾が・・・
夜に行くと花が見られるかもしれません。
開いてないやんか~とお思いでしょうが、なんと!
9月6日(金)・7日(土)の2日間、20時半まで開園して熱帯スイレンとパラグアイオニバスの観察会があるそうです。
興味のある方は、18時半からの観察会に参加してみられては?
蕾が開花した様子がみられるかも・・・



入り口右側の池(ブログ1枚目の写真の池)にも熱帯スイレンが咲いています。
こちらは赤系。まずは「レイデケリデリア」です。ピンク系ですね。



こちらはもっと鮮やかな赤。「アンドレアナ」です。
花は小型で、赤みが強い・・・と書いてありました。なるほど、その通り。



夏~な色ですね!



熱帯スイレンですが、説明版によると、5月から10月まで咲くそうです。
いつ行っても見られるスイレン、見逃さないようにご覧くださいませ~
最後は、スイレン池の横の蓮の花托にのったショウジョウトンボの倒立で。
また明日ね~



(つづく)

【撮影:2019年8月12日 大阪市大理学部附属植物園】






コメント (10)

台風の後のお散歩(宇治川ヤハズソウ編)

2019-08-22 05:20:40 | 植物
田んぼを離れ急ぎ足に宇治川堤防に向かいます。
前にも登場したメマツヨイグサ。花弁が濡れて半透明に・・・



ヤイトバナの別名がふさわしく思える今の時期のヘクソカズラ(サオトメバナ)。



そして、これが橋の真ん中から上流を見た光景です・・・
放流量は300m3/s弱。かなり放流しているようです。
台風のせいで濁った水・・流れは緩やかですが、結構迫力がありました。



右手(左岸)には階段があって高水敷に降りられます。
降りてみると・・・水たまりだらけで歩きにくっ!



それでも、もう終わりだと思っていたアレチハナガサがちらほらと・・・



シオカラトンボがすいすい飛び交い・・・あ、止まった!



そして一番沢山生えていた草はヤハズソウ(マメ科ハギ属)です。
残念ながら花は咲いていませんでしたが、少し見た目が違う2種類が見られました。

ヤハズソウその1 細い葉っぱが特徴。



ヤハズソウその2 その1に比べて葉っぱが丸っこい。



その1の葉の先をつまんで引っ張ると、やっぱり!矢筈型に切れます。

      

ではその2はどうでしょう?少し切りにくいですが、おなじように矢筈型に切れます。

      

答えを探しにネット検索~
なるほど! その1がヤハズソウ、その2はマルバヤハズソウのようです。
・・・ありがちな、そのまま名前ですが・・・(笑)
一番の違いは、茎の毛が下向きなのがヤハズソウ、上向きなのがマルバヤハズソウで、決定打になるようです。
・・・ということで、へたな写真をトリミングして確認してみました。
左がその1で、毛は下向きのようです。右はその2で、毛は上向きに見えます。
これで、直観同様、細い葉がヤハズ、丸い葉がマルバヤハズと決定~!

 

花が見られなくて残念だったので、オマケに2年前の9月に見たヤハズソウの花を・・・



おや、また思ったより時間を食ってしまいました。
ことし初見のオオニシキソウの花を横目で見ながら、急いで帰ります。



橋の東詰に毎年咲くフヨウ、今年も満開でした。
こちらの花で今日はお別れです!





(おしまい)

【撮影:2019/8/16 宇治市】      



      



コメント (6)

台風の後のお散歩(里の光景編)

2019-08-21 05:25:56 | 植物

水が減っていた宇治川・・・その後8月15日に台風が来たのはご存じの通り。
翌日16日の朝、ようやく雨の止んだ8時前、急ぎ足でいつものコースをお散歩しました。
雨も風もそれほど強くなかったのですが、川や植物たちはどんな様子でしょうか。

出かけてすぐ、電線で澄み切った小鳥の鳴き声が・・・
ヒヨドリのような二羽の鳥のシルエットに、ひょっとしてあれは・・とカメラを向けましたがあっさり逃げられ・・・
少し逃げるタイミングが遅れた一羽の姿を何とかとらえたのがこちら。
いくらなんでも遠すぎですが、やっぱりイソヒヨドリ(写真は雌)のようです。
ここにもいるんや!とちょっと感動。
毎朝、イカルもいい声でさえずっており、案外野鳥が多い宇治界隈です。

       

気をよくして歩を進め、いつもの田んぼに。今日も雨をたっぷり浴びて青々と光っています。



しっかり探したら、もっと田んぼの植物が見つかるかも・・を目を凝らしましたが、畦に生えているのは
先日もご紹介したタカサブロウとホソバツルノゲイトウ(ヒユ科ツルノゲイトウ属)ばかり・・・
琵琶湖畔で見かけたナガエツルノゲイトウは南米原産ですが、こちらはオーストラリア。
日本の気候に合ったのか、最近やたらと勢力を伸ばしています。



目を皿のようにして探していると、「みつかっちゃった」とミニカタツムリくん。
ツノ出す姿は久しぶりです。



普段は行かない奥のほうまであぜ道を進みます。
もうヒレタゴボウ(アカバナ科チョウジタデ属)が黄色い花を沢山咲かせていました。
北米・南米原産で、別名 アメリカミズキンバイ。ミズキンバイ仲間は外来種が幅を利かせていますね。



何気に左隅の植物が気になるなつみかんです・・・

さらに探して、探して・・・これはウワサのアゼナの仲間かな?
あまり見たことがないので、自信がありません。



そして、見たかったこの花がありました!
おそらく田んぼの害草として駆除されてしまったのでしょうが、わずかにまた生えてきていました。
喜んだら叱られるかもですが、ちょっと嬉しい・・・
オモダカ(オモダカ科オモダカ属)です。でもおせちに入れるクワイも同じ仲間なんですよ。



喜んで何枚も・・・溝に落ちるところだった・・・



他にも野菜の花たちが沢山・・・
どれも台風の雨で水浸しでしたが、その前がカラカラ猛暑だったのでちょっと嬉しそうです。

カボチャ(ウリ科カボチャ属)



ツルムラサキ(ツルムラサキ科ツルムラサキ属)



ササゲ(マメ科ササゲ属)
細長いマメが沢山生っていました。



大好きなオクラの花。立派なオクラも生っています。



オクラ畑。



突き当りのオクラ、堂々と咲いていました。



ニラは勝手に生えているようですが、なかなか綺麗です。



田んぼでまたトラップされてしまいました。
ここだったら、カワイ子ちゃんのイボクサも生えるかも・・・ちょっと期待して、少しだけ川の方に向かいます。

(つづく)

【撮影:2019年8月16日 宇治市】

コメント (10)

あとはひたすら急ぎ足~宇治川上流散歩 2019年8月中旬(後編)

2019-08-20 05:24:18 | 植物

毎日座り仕事ばかりだと、運動不足になりがち。
特に暑い夏は、クーラーの効いた部屋で甘いおやつばかり食べている生活・・・
こうやって週末歩いているのは、そんな運動不足解消の意味もあります。
でもこれが逆効果で、のどが渇く→水分沢山とる、おなかが減る→さらに沢山食べるという悪循環。
春にいったん痩せたのに、なぜかお正月太りの体重に戻ってしまいました^^;

そんなことはどうでもいいのですが、目的のコカモメヅルを見たあとは、つり橋渡ってひたすら急ぎ足で右岸を戻ります。
つり橋のたもとに生えていた大きなアキニレの葉。



少し水分のあるところが好きなアキニレは、翼果を飛ばして岸辺のあちこちに生えてきています。
時には、アスファルトの隙間のような場所からも出ていてびっくりです。

つり橋から、上流側(左)、下流側(右)。流れが穏やかで、空の雲が映っています。

 

水の色が普段と違って薄緑。岸辺まで下りて釣りをしている人もちらほら・・・



いつものクヌギ三兄弟は、橋を渡ってすぐのところ。

      

右岸にはほとんど花がありません。ヘクソカズラ(サオトメバナ・ヤイトバナ)だけが輝いていました。
ね、可愛いでしょう。
ちなみに、和名は非常に気の毒ですが、我が家の庭に抜いても抜いても生えてきて、うっかり触るとえも言われぬ臭い。
手に付いたらなかなか取れず、確かに花がない時期やったら仕方ないかも~と思った次第です^^;



山肌に咲いていたヤマムグラの花は、暗いのと小さいので超ボケボケに・・・
来年の参考に小さく載せておきます。

     

林道出口に差し掛かったところにはいつものヤブミョウガ。



目がつぶらなヒヨドリさんがあいさつに来てくれました。
暑いのにご苦労さん!



ここから先は観光客も来られる散策路になります。
興聖寺や・・・



観流橋の大イチョウ。



宇治発電所からの水しぶきが涼し気です。



いつの間にかエノキの実が色づいていました。齧ると少し甘いですが、食べるところは少ないです。
(食べるなよって?笑)



お疲れ様、お帰りなさい。とアオサギくんも・・・



これで今回の宇治川早朝駆け足散歩はおしまいです。
最後のほうの写真、小走りで撮ったスナップ写真です。
お付き合いくださって、ありがとうございました!

(おしまい)

【撮影:2019年8月12日 宇治川上流】     


コメント (6)