なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

駆け足宇治川朝散歩 2019/5(後編)

2019-05-22 05:06:47 | 植物

いつ行っても何か咲いている宇治川上流左岸の山肌。
4月に行った時にはエンゴサクやケマンの仲間を沢山楽しむことができました。
でも今回咲いていた花は・・・

私は咲いてるわよ!
ツボスミレ(スミレ科スミレ属)です。別名ニョイスミレ。
とても小さいスミレですが、淡い紫色の花弁に赤紫の筋がオシャレです。




私も咲いています!
あれ、ちょっと上品ぶって咲いている?
この場所では結構一年を通じて咲いているクサノオウ(ケシ科クサノオウ属)ですが、花の咲き始めは可憐です。




私も咲いています!
ん?なんだこのウニみたいなのと、芥子粒ついた団子みたいなのは・・・
そうだ、ヒメコウゾ(クワ科コウゾ属)でした~

雌雄同株で、ウニみたいなのは雌花序


                芥子粒は花粉でした。雄花序です。
                


お目当てのあの花は・・・残念!まだ蕾でした。
ユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)です。
あと少ししたら、山肌一面にユキノシタの花序が揺れるのですが・・・




時間がだんだんなくなってきました。
つり橋を駆け足で渡って・・・


(橋から下流を臨む)

対岸で見たのは・・・
ノイバラ(バラ科バラ属)




ウツギ(アジサイ科ウツギ属)はまだ蕾が固く・・・




なぜか暑くなってからまた勢力増大しつつあるヒメツルソバ(タデ科イヌタデ属)。
夏には弱いと思っていたのですが。




やっと観流橋のたもとのイチョウ(イチョウ科イチョウ属)が見えてきました!
なんとか門限(笑)に間に合いそうです。



せっかくの光景ですが、この辺りは延々と工事をしており雑然としているのはお許しください。
これで今回の宇治川駆け足散歩はおしまいです。
そこそこ楽しめるので、機会があればぜひ宇治に遊びに来てください。

<お知らせ>
週末にかけて、出張など仕事が立て込んでいるので土曜日まで休載させていただきます。
日曜日から六甲高山植物園の花をご紹介する予定です。
少しだけお待ちくださいね~

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駆け足宇治川朝散歩 2019/5(前編)

2019-05-21 05:22:39 | 植物

先週の日曜日、早く目が覚めたので思い立って宇治川上流にお散歩に行きました。
9時までに戻らないといけなかったので、2時間ほどの駆け足です。
お目当てのあの花は見られたでしょうか。

前に平等院で藤の花を見たのは4月30日。
当然もう藤は終わったと思っていたのですが、静かな平等院門前商店街のお店の前にまだ美しい藤の花が・・・



最盛期にはどのお店の前にもこのような鉢植えの藤の花が置かれ、華やかです。

途中で宇治川沿いの遊歩道へ。
イロハモミジなどの落葉樹のトンネルを歩きます。
新緑が一番美しい季節・・・



こんなところに巨木。
縦に剥がれたような独特の樹皮は、そう、ムクノキ(アサ科ムクノキ属)です!
実が美味しいらしく、鳥が食べてあちこちに種を運んでくれます。
そのお陰で、いまやなつみかん家にもムクの木が・・・

        

さらに先に進むと、垣根に絡みついたこの花。
もうテイカカズラ(キョウチクトウ科テイカカズラ属)が咲いていました。
風車のような五弁の花です。



宇治川畔にはテイカカズラが沢山あるので、これは期待できる!
と思って勇んで見に行きましたが、残念! まだ花は影も形もなく、硬い蕾があるだけでした。
でも赤い葉が綺麗。




川辺のトウカエデ。
目にも鮮やかな明るい緑の葉と、若々しい実。




山側に目をやると、もこもこと白いものが沢山くっ付いた木。



ど迫力のカナメモチ(バラ科カナメモチ属)でした!
写真ではまるでカリフラワーのようですが、良くみると蕊の美しい素敵な花です。




そして、みたかったあの花、今年も咲いていました!
スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)です。



岩にあごを乗せるように咲いている花を見つけました。
良くみると、周り中びっしりと咲いています!
咲き始めは白ですが、徐々に黄色くなり、このように黄色と白が混じった光景となります。
別名の金銀花はこの様子から。



近くには咲いていません。
ガードレールの向こうに咲いていた花を手を伸ばしてなんとか撮ったのがこの写真。
スイカズラは吸い葛で、花を口にくわえて吸うと甘いことから名付けられたそう。
甘い香りに甘い蜜、手の届く場所になくて、確認できなかったのが残念です。




すっかり満足しました。
次に、早春ジロボウエンゴサクなど色々見つけた山肌に移動。
何かみられたでしょうか?
         

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フィナーレは華やかに♪~京都府立植物園5月 (7)

2019-05-20 05:28:09 | 植物

京都府立植物園の5月特集、いよいよ最終回です。
華やかに咲く花たちの出身地は様々。 皆さんはどれが一番お好み?

エントリーNo.1は、カナリア諸島からです。
北門はいってすぐのワイルドガーデンはエキウム・ウィルドプレッティー(ムラサキ科)のお庭になっていました。
まるでモアイ像のように並ぶその姿。



通りすがる人々は皆、「すごい大きいなあ」、「ようみたら花綺麗なあ」と感嘆の声を上げていました。
去年もご紹介した、蘂蘂しい花。




エントリーNo.2は、マデイラ諸島から。
エキウム・カンディカンス(ムラサキ科)です。
No. 1とは比べ物にはならないほど小さいけれど、青い蕊蕊しい花が魅力的です。




エントリーNo. 3はラナンキュラスの品種、ラックス(キンポウゲ科キンポウゲ属)です。
元々は中近東からヨーロッパ原産で、日本の寒さや湿度にも適応し、地植えできるように品種改良されたものらしいです。
キンポウゲ属特有の光沢をさらに強調したような外観。なんとも魅力的・・・
色や咲き方のバラエティもあるようですが、行った時期が遅くて数種類になっていました。



みんな知ってるキンポウゲ(ウマノアシガタ)も同じラナンキュラス属。
どれも花弁に光沢があるので、ピカピカ属って呼びたくなりますね。
虫を呼び寄せるためなのでしょうか。







確かにキンポウゲもピカピカ。
参考写真です。 ピンボケですが、たしかにエナメルのような光沢が・・・


(2017/5/3 京都府立植物園)


エントリーNo.4 はラナンキュラスと似て非なるこちら。
アネモネ(キンポウゲ科イチリンソウ属)です。
ラナンキュラスにはピカピカの花弁がありますが、アネモネの花弁のように見えるのは萼だそうです。



ご参考までに、日本に自生するアネモネの仲間、イチリンソウです。
こちらも白い部分は花弁ではなくて萼。


(2017/4/14 京都府立植物園)


最後は日本から。
エントリーNo.5 シラン(ラン科シラン属)です。
あちこちからシラン便りが届いていますが、ここ京都府立植物園でも水車小屋前に沢山のシランが咲いていました。
野生では準絶滅危惧種だそうですが、栽培種はいたるところで見られ繁殖力も相当です。



普通にみられる赤紫の種類のほか、



少しピンクが入った品種も・・・




いかがでしたでしょうか。
どのお花がお好みでしたか?
これまであまり外国産の花や園芸種には目を向けていませんでしたが、よくみると綺麗で、由来を調べるのも楽しいです。

来年は、バラ園やシャクヤク園にも行けるよう、(1)朝早く出かける、(2)電池とSDカードの予備を持っていく、
を徹底しようと思います^^;

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令和ならでは・・・の花でした~京都府立植物園5月 (6)

2019-05-19 05:57:43 | 植物

昨日の続きです。
キングサリの近くには、前にも紹介したあの花が。
スモークツリー(白)。




おっ!紫色の葉・・・ということは、これがピンクの煙のスモークツリーの花なんですね。
回りは紫ですが、花自体は黄色なんだ~





いつ行ってもなにかしら咲いている四季彩の丘。
今回も行ってみると・・・あれれ、こんな看板が!
これは行かなければ・・・




ということで、←の方向に進んでみると・・・ありました!



花がまだ咲いてないやん、と思って見回したら・・・
いまや皇后様になられた雅子さまを象徴するかのように、空に向かってりんと咲く花一輪。
濃い色と、バラのような八重咲きが魅力的です。

隣には普通のハマナスも咲き始めていました。
なぜかみんな向こうを向いちゃってる・・・
かろうじて蕊が見える一輪。




離れた場所には、こんな花も。名札には「コハマナス」。
愛子様というわけでもないでしょうが、とっても可愛い花。
葉が食べられていたのもご愛嬌。




これでほぼ木々の花はおしまいです。
最後に、一人生えのように咲いていたこの花。 アザレアの仲間でしょうか。
分かる方、教えてくださいませ。



あすは最終回。
草本で締めくくろうと思います。

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赤、黄、ピンク・・木々の花の競演~京都府立植物園5月 (5)

2019-05-18 06:00:51 | 植物

生態園には白を中心に木々の花が沢山咲いていましたが、一歩生態園の外に出てみると、色とりどりの花たちが沢山!
花を見つけるたびに写真を撮っていたら、結構な数になりました。
ちょっと見てくださいますか?

ベニバナトチノキ(ムクロジ科トチノキ属)
街路樹などにも時々使われていますね。
知らなかったのですが、これは北米原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種だそうです。
植物界での国際結婚みたいなものですね~







で、そのアカバナトチノキも見ることができました!
真っ赤な姿が、野生的でアメリカン?





ここでマロニエも見ることができればよかったのですが・・・

ベニバナトチノキのすぐ下にあった木、シックな濃い臙脂色の花。
クロバナロウバイ(ロウバイ科クロバナロウバイ属)です。
光が当たると、赤みが強く見えますね。
ロウバイの仲間ですが、北米原産。




そのまた近くには、パッと目立つこの黄色い花。
その名もキングサリ(マメ科キングサリ属)。
ヨーロッパ原産で、綺麗なのですが強い毒があるそうです。
知らなかった!!



金色の鎖をぶら下げたような姿は遠めにも鮮やか。




こちらも海外からやってきた木です。
アメリカキササゲ(ノウゼンカズラ科キササゲ属)。
細長い実はササゲに似ていますが、マメ科ではありません。
大木が数本生えていましたが、去年の台風で倒れてしまいました。
かろうじて残っていたこの木。確か前に見たのはベージュの花だったと思いましたが、綺麗なピンク色でした。



花の感じが何かに似てる?
そう、キリの花にちょっと似ていますね。キリはキリ科ですが、少し前まではノウゼンカズラ科に分類されていたそうです。



今年は寒暖の差が大きく、花が咲く時期が不安定ですが、沢山の花がみられて良かったです。
じつは、まだ続きます^^;

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