なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治市植物公園八重桜ライトアップ2024(宵の口編)

2024-04-27 05:40:54 | 植物

八重桜ライトアップ、写真を撮りながら歩いていると、だんだん辺りが暗くなってきました。
時計を見ると、18時30分。日没が18時13分なので、これから本格的に夜になってきます。
ペーター君、夜更かししてちょっと眠そう。



空を見上げると、エノキの上に三日月。


星夫の真似をしてパチリ。おや、結構ハマりそう。


園路もすっかり暗くなってきました。


ライトアップされた桜が白々と浮き上がって見えます。




しばらく進むと鬱金と関山が咲いていました。


鬱金と月


関山と月


あかん、ハマってしもた・・・
時間に限りがあるので、先に進みます。もう真っ暗です。


ラクウショウとのコラボもいいですね~
こちらは昼も素敵な光景です。

あれ、修景池の対岸の八重桜もライトアップされていますね!


前に一度だけ八重桜ライトアップに行った時は、ラクウショウの横の園路は通れなかったような。
今回は暗い中通ることができました。足元のぼんぼりライトだけが頼りです。


横手、まるで蛍が飛んでいるような光景。
何だと思われますか?


こちらは実はシロヤマブキが暗闇に浮かび上がった光景。下の岩が顔のようで怖~い。
ラクウショウの間から、向こうの八重桜が見えました。


池に張りだした休憩所、中央の白いものはなんでしょう。
見に行ってみると・・・ぎょぎょぎょっ、なんやこれ~!


どうみても人の顔。横から見ると(左)、後ろから見ても(右)
  

家族連れも沢山実に来ていましたが、面白いという子もいれば、怖いと泣き出す子も。
そりゃそうですよね~
先に進み、先ほど対岸に見えていた桜並木の道を歩きます。


池越しに見たライトアップの光景。多分最近のスマホだったらもっと綺麗なんでしょうね。


緑にライトアップされたラクウショウが何とも幻想的でした。


こんなに沢山あったんですね。刻々と20時に近づく中、花を愛でながら進みます。








帰路につきます。人影も少なくなってきました。




行きに見たあの白いしだれ八重桜。真っ暗になってまた雰囲気が変わります。


そしてあのオモイガワ。真っ暗になってますます綺麗に。


最後は、丘の上から夜景を見て・・・


昼にも散々歩いていたので、久しぶりの夜のお出かけでちょっと疲れました。
でも楽しかった~

これで今年のサクラはすべておしまいです。
お付き合いくださってありがとうございました!

【撮影:2024/4/13  宇治市植物公園】

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宇治市植物公園八重桜ライトアップ2024(薄暮編)

2024-04-26 05:33:46 | 植物

2024年桜大特集、最終は宇治市植物公園名物、八重桜ライトアップです。
宇治市植物公園にはサクラの仲間が沢山あり、中でもしだれ桜と八重桜はご自慢。
珍しく星夫が夜家にいるとのことだったので、一緒に宇治市植物公園の夜のお花見に出かけました。
この日の日の入り時刻は18時13分、植物園到着が18時03分。
まさに日の入り間近の夕暮れ時でした。

いつもと違う、フラワーブリッジの光景。


まさに日没の光景です。


う~、この辺ですでに星夫がトラップされてしまいました。
今日は20時までだからとせかしてようやく入園。


いつものお嬢さんが花の飾りをつけて出迎えてくれました。


花と水のタペストリーのある花の広場は立ち入り禁止。
いいもん、先に寝るもん。


俺らは働くぞ~


ということで、八重桜ライトアップにレッツゴー!ワクワク
といっても、まだ周りには十分明るさが残っています。


今回は昼間には出かけられませんでしたが、どの八重桜もまさに満開!
こちらは一番沢山あった関山。


ハナカイドウですね。


普賢象です。




宇治市植物公園は高台にあるので、見下ろすと広々した景色が広がります。
この白いサクラ、樹名板がなかったのですが、なかなかインパクトがありました。


暗くならないうちにと、山ほどシャッターを押しました。




白い方の八重桜のアップです。


何とも不思議鮮やかな光景。


おや、また恐竜くんがいましたね。花に囲まれて嬉しそうです。


少しずつ暗くなってきました。
向こうの方に大勢の人が集まっています。何があるのでしょう?


満開の桜が2本!みんなこの花に見とれていたのでした。


樹名板をみると、オモイガワ。ジュウガツザクラの系統のサクラだそうです。


それにしても、見事としか言いようがありません。


こちら昼間に見たらどんな感じなんでしょうか。
探してみたら、2000年に撮っていました!
ちょっと長くなりますが、載せてみますね~意外とピンクが濃いサクラでした。


     
  
          

さて、オモイガワに思いを寄せながら、先に進みます。


あれ、向こうに見えるあの真っ赤っかは何でしょうか?


まるで燃えてるみたいですが、こちらはベニバナトキワマンサク。
こんなに満開なのは初めて見ました。


近くにあったカリンの花。もう咲いていたのですね!


この辺りまで来ると、だんだん暗くなってきました。
残りは後半、宵の口編でどうぞ。

【撮影:2024/4/13  宇治市植物公園】

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妙心寺退蔵院のしだれ桜2024

2024-04-25 05:23:58 | 植物

仁和寺を後にし、次に向かったのは妙心寺です。
京都には、妙心寺と大徳寺という2つの大きな臨済宗の寺院があります。
ただ、いわゆる観光寺院ではなく、多数ある塔頭もほとんど公開されていません。
ですので長く京都に住んでいたのに、妙心寺に参拝したことが一度もありませんでした。

今回、妙心寺の塔頭の一つである退蔵院のしだれ桜が満開という情報をたまたま入手。
仁和寺から徒歩で行けることもあり、桜モード全開のなつみかんは迷わず向かったというわけです。
今回も目的はサクラなので、お寺の説明は公式ホームページでお願いします。
妙心寺はこちら、退蔵院はこちらです。

仁和寺を出て府道101号線(通称きぬかけの道)沿いに少し進み、妙心寺の標識で斜め右折。
少し進んで京福電車の線路を渡るともうそこは妙心寺の北門です。
先ほどの仁和寺とは違う、静かな境内を石畳に沿って進みます。


左右には塔頭が並んでいます。
妙心寺には現在も40余りの塔頭があり、ほとんどが非公開です。
外から見ただけでもなかなか風情があり、ほっと落ち着ける空間でした。


途中、(塔頭ではない)妙心寺があり、大庫裏や法堂を見学できます。
法堂の天井には巨大な雲龍図があることでも有名。
こちらはまた機会があればということで、先に進みます。
ずっと聞こえていた美しい囀り。イソヒヨドリ発見!


奥さんを求めていたのでしょう。雌を発見して追いかけましたが、逃げられたようです。
(左が雌です)
   

どこにいっても鳥がいるとそちらに目が向いてしまいます。うう・・・
さて、退蔵院です。
この季節、退蔵院は有名なのか、ここだけ人が沢山集まっていました。
といってもこんな感じです。


観音像にご挨拶して・・・


大玄関から方丈に入り、そこのお庭を眺めます。
上手く撮れません。うう・・・


人も多かったのですぐに出てお目当てのお庭の方へ。
屋根の椿がいい雰囲気です。


そしてこちらがしだれ桜。陽の庭と、


陰の庭です。


私には色の違いしか分かりませんでした・・・
見上げるとしだれ桜はこんな感じ!


少し離れたところからは・・・


大きさを分かっていただけるでしょうか。少し寄って・・・


優しいピンクのサクラが満開でした。


お庭には東屋も。


ヤエヤマブキとクロロウバイが咲いていました。
     

さらに進むと、別のお庭がありそこには・・・


トキワマンサクとシモクレン!
 

そして見事だったのがこちらのお庭です。


あの陰陽の庭のしだれ桜があんなに小さく見えています。
退蔵院、それほど広いお寺だと思わなかったのに、すごく奥が深かったです。




池の奥には小さい滝も・・・そこにもしだれ桜が。


哲学者のような眼差しの池の鯉。


いかがでしたでしょうか?
禅寺のご紹介としては全然イケてませんが、雰囲気はお伝えできたのでは・・・
ということで、最後に退蔵院で咲いていたクレマチスで本日はお別れです。



明日と明後日は、こんどこそ2024年度最後のサクラをお届けしますね~

【撮影:2024/4/16  京都市】


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仁和寺の新緑とミツバツツジ

2024-04-24 05:39:42 | 植物

少々遅かりし・・の御室桜を見た後、境内を巡りました。
赤い建物は鐘楼。


緑の新緑とのコラボが素敵です。


こちらは国宝の金堂です。
江戸初期に御所の紫宸殿を移築したものなんだそうです。


正面の金の吊り灯籠


横のお庭にはとりどりの花が咲いていました。


白く輝いていたのは、シャクナゲ。


そしてピンクのツツジは、コバノミツバツツジです。


蕊の数が多いのでコバノミツバツツジかなと・・・違っていたらすみません。


イロハモミジの新緑がいいですね~


この時期日本人の心をとらえる光景です。


そしてその奥にはびっしりと花を付けたコバノミツバツツジ。
あまりに花付きがいいので、皆この前で写真撮影。


八重桜も咲いていました。


新緑の木々と花が額縁になった五重塔もいいですね。


そして、感動したのがこちらの光景です。


ミツバツツジの向こうに御室桜が沢山!


ミツバツツジをメインに・・・


最後に素敵な光景を見つけることができて良かったです。
最後は、本坊(御殿)横の勅使門に脇に咲き始めていた御衣黄。


本当に咲き始めだったので、黄色というよりも黄緑色が初々しいですね。


ということで、桜を満喫できました!
来たときはまだそこまで人が多くなかったですが、10時に出るころにはかなりの人出。
これからますます増えるでしょうね~


仁王門の仁王様にご挨拶して、次の目的地に向かいました。
 

つづく・・・

【撮影:2024/4/14  京都市】

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仁和寺の御室桜2024

2024-04-23 05:31:09 | 植物

先週末、1年ぶりに仁和寺を訪れました。
桜熱が冷めやらないなつみかん、まだ見られる場所はないかと探していました。
たまたまその前日のNHK京都ニュースのサクラだよりで、唯一「満開」となっていた場所がこちら。
仁和寺の御室桜です。
去年の4月上旬に初めて訪れ、結構感動した記憶があります。
今年は全体に桜の開花が遅めなので、ちょうどいいかもと迷わず朝一番に出かけることにしました。
今回は植物カテゴリーでの投稿なので、仁和寺については公式ホームページでご確認くださいね。

道路に面してドドーンと威容を誇る仁王門をくぐると・・・


う~すでに拝観券を購入するための人たちが、九十九折れの列を成して並んでいます
それでも、窓口は沢山あるのでほどなく購入し、広い境内を進んで行きました。
お目当ての御室桜は、中門(重文)を入った左手にあります。
門の手前にも大きな桜。満開です。これは期待できそう!


そして、いよいよ御室桜の見学路に入るわけですが・・・


あれ、桜咲いてる?入り口の桜は見ての通り、ほぼ葉桜に・・・
昨日のニュースはなんだったの!
気を取り直して中に入ります。


う~ん、去年行ったときは真っ白のもこもこのサクラが見られたのですが・・・


う~ん、地面には沢山の花びらが・・・
それでも、木によってはまだまだ綺麗に花が咲いていました。
あ、ヒヨドリ!


それにしても「立ち止まらないでください」と絶え間なく警備員の人が叫んでいます。
写真を撮れる場所がちゃんとあります!とのことなので、仕方なく先の方へ。
あ~ここ覚えてる!


超有名なアングルですね!
五重塔の手前に満開の御室桜。定番の光景ですが、なかなかに感動します。



葉は出てきてるし、日差しは強いし・・・
ですが、桜と葉のコラボも美しくて、何枚も写真を撮ってしまいました。


ソメイヨシノでもそうですが、咲き始めは白く、時間が経つとピンクになってきます。
御室桜も同様で、去年見たときより、かなり赤みが強かったです。




これはちゃうか(笑)
落としたり、盗まれても、仁和寺のものと分かる名前入りの瓦です。

撮影場所での写真撮影を終えて、さらに進みます。
こんな感じですね。


名残惜しいので塔の写真をもう一枚。


花びらが落ちて蕊と萼だけになった花も可愛いですね。


園路の後半になって、少し咲き始めの花も見られました。
花弁が純白なのがお分かりかと思います。


まあ主流はこんな感じですが。
ところで、下の写真にいくつか黒い点のようなものが見えますでしょうか。


結構目の前にもぶんぶん飛んでう~ん、うっとおしい!

えーい、とったる~、とれた!


ご安心ください。とったのは写真です。クマバチでしょうか。すごい数でした。



名残惜しいですが、この辺で御室桜園を出て、観音堂(重文)の方に向かいました。
こちらは御室桜と観音堂。


若々しいサクラでした。


最後になりましたが、御室桜ってどんな桜?と思われたかも。
御室桜は正式には御室有明という品種なんだそうです。
有明という品種はサトザクラの系統で、花付きの良さと香りがいいのが特徴。
特に、御室桜は遅咲きで背丈が低いのが特徴。
地面が粘土質なので根が伸ばせず背が低くなったと言われているようです。

明日は、仁和寺で見たその他の光景をお届けしますね~

【撮影:2024/4/14  京都市】

コメント (8)
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