昨日の続きです。
・ナガミヒナゲシ ☆(花)
中旬から咲き始め、下旬には最盛期~終わりかけです。
ひとつの実に1600個の種子が入っており、一つの株に100個くらい花が咲くことがある。
つまり、多いものでは、一株で15万個の種子を散布するとか・・・(Wikipediaより)
どんどん増えるわけですね。
・ナズナ
・ニセカラクサケマン
・ノゲシ
・ノジスミレ
「スミレ」によく似ていますが、小振り。違っているかも・・・
・ノヂシャ ☆
大好きなノヂシャ、道端でも時々見かけるようになりました。
この写真の花は、去年持って帰った株からうちのプランターに勝手に生えてきたノヂシャです。
・ノボロギク
・ノミノツヅリ
前に沢山咲いたらミニサイズのカスミソウみたいと書きましたが、ラッキーにもその状態の花を見つけました。
・ハタケニラ ☆
・ハナニラ
・ハハコグサ
あちこちで咲き始めました。こちらの花はわが家の玄関先のひび割れから咲いた花。
・ハルガヤ ☆
イネ科アレルギーの原因にもなるとされているハルガヤが咲き始めています。
アレルギー体質の方はマスクを忘れずに!
・ハルジオン ☆
優しいピンク色と細い花弁が大好きです。朝の光を浴びて・・・
・ヒメウズ
・ヒメオドリコソウ
結構しぶとく咲いています。
・ヒメコバンソウ ☆
・ヒメジョオン ☆
今の時期はハルジオンかと思っていましたが、意外にもヒメジョオンも同時に咲き始めています。
茎を折ると中が詰まっているのがヒメの方。確認したので間違いないです。
・ヒメツルソバ
・ブタナ ☆
もうあちこちで咲き始めているようです。通勤行き帰りは花が閉じています。
・ヘラオオバコ ☆
まだ蕾と思っていたら、あっという間に咲き始めました。
・ホソムギ ☆
・ホトケノザ
結構しぶとく咲いています。
・マツバウンラン
今花盛り。色々な所にひょろんと生えてきて、風に揺られる姿はなかなかの風情です。
・マメカミツレ
・マメグンバイナズナ ☆
・ミドリハコベ
・ムシクサ ☆
全くの初見です。街路樹の下草として生えていました。何科かも分かりませんでしたが、オオバコ科クワガタソウ属だそうです。
言われてみれば・・・
・ムラサキカタバミ ☆
葉はほぼ年中ありますが、花を見たのは久しぶり。
下に見えている葉はドクダミですね。
・ヤエムグラ
やたらと蔓延っています。花は小さくて上手く撮れません。
・ヤグルマギク ☆
完全野生化。毎年通勤途中のお宅の溝蓋から咲いています。二色あります。
・ユウゲショウ ☆
まだ走りです。写真は来月撮ってきます。
〇葉、芽のみ
・トゲヂシャ ☆
・ドクダミ ☆
・ヘクソカズラ ☆
・ヤブガラシ ☆
芽生えは可愛いですが、あっという間に大きくなります。
花が咲くと、スズメバチまで呼び寄せるやっかいなヤツです。
・ヤブカンゾウ
・ヨモギ
〇実、種、終わりかけ
・オオイヌノフグリ
・コセンダングサ
・フラサバソウ
・ミチタネツケバナ
以上、後半41種類。前後編合わせて78種類!
今回、散策エリアが少なかったにも関わらず、かなりのラインアップになりました。
わが家の溝蓋にも結構な種類が生えています。 花が咲いていると可愛いのでつい抜くのをためらいます・・・
さて、皆さんの地域と比べてどうでしょう。
ほとんど変わらないと思うのですが、変わった野草を見られたら教えてくださいね。
平成最後の道草記録です。
3月同様、4月も多くの花がみられました。
中にはほぼ一年中見られるものもありますが、今の時期だけ見られる可憐な花も多数。
観察日は4月12日と、4月19日~24日、27日、28日です。
先月は普段の通勤路プラス地元の散歩道の花もリストに入れましたが、今月はほぼ通勤路のみとなります。
あまりに多かったので、2回に分けて投稿することにしました。今回は前編で、 タ行までです。
〇花が咲いていたもの(五十音順、以下同様)
☆印は4月に今年初見 だったもの
・アメリカフウロ
・アリアケスミレ
上旬中心に咲いていました。スミレ類は下旬には少なくなっています。
清楚な愛らしさにすっかり魅了されました。
P
・アレチハナガサ ☆
もう咲き始めていました。早すぎる?と思いましたが、マイアルバムにも連休明けの写真があったので少し早いだけ。
同じ場所で12月まで咲き続ける予定。
・イヌガラシ ☆
草むしりされる前の通勤路の溝蓋植物、緑の草が生えてきたなと思ったら、4月に入ってどんどん咲いてきています。
これもその1つ。
・イヌホオズキ
・ウラジロチチコグサ ☆
・オッタチカタバミ ☆
・オニタビラコ
年中無休ですが、さすがに春の花は綺麗です。うちの庭にも咲いています。
・オヤブジラミ ☆
少し前まで葉っぱだけでしたが、4/27に花を確認しました。
ヤブジラミと違って、花びらの先が少し紫がかって、花柄が少し長いそうです。
その特徴に当てはまったので、これはオヤブジラミと認定!
・オランダミミナグサ
・カズノコグサ ☆
田んぼの定番ですが、久しぶりに畦道で見かけました。
・カタバミ
やっぱり春の花は綺麗!
・カラスノエンドウ
・カラスムギ
前に名前不明の草の露を投稿したことがありましたが、穂が出てきてカラスムギと判明しました。
・ギシギシ ☆
・キュウリグサ
・キンポウゲ ☆
昨日(4/28)見つけましたが、夕方だったので花が全部閉じていました。
・コハコベ
・コバンソウ ☆
ホソムギの間に、小判がぶら下がっていました。
・コマツヨイグサ ☆
これ、わが家の溝蓋です(笑)
・コメツブツメクサ
大増殖中。
・シロツメクサ ☆
・シロバナタンポポ
これは通勤途中のお宅の生垣の隙間で見つけた花。
・シロバナマンテマ
・スズメノエンドウ ☆
小さくて揺れて撮りにくい花ですが、通勤路でカラスと同じくらい咲いています。
・スズメノカタビラ
・セイヨウアブラナ
中旬頃に満開でした。種ができたら収穫してマスタード作ってみたい・・・
P
・セイヨウカラシナ
葉を写さないと、アブラナと全く区別付きませんね。
・セイヨウタンポポ
通勤路にはカンサイタンポポは見られません。
・チチコグサモドキ
・タチイヌノフグリ ☆
・タチツボスミレ
・ツタバウンラン
この写真には、ツタバ星人のほか、タチイヌノフグリ、ツメクサが写っています。
・ツボミオオバコ ☆
・ツメクサ
・ツルニチニチソウ
先月咲き始めたツルニチニチソウ、駐車場の隅でものすごい勢いで繁殖し、沢山の花が咲いていました。
・トキワハゼ
前編はここまでで、37種類。明日はナ行から後半行きます!
昭和一桁生まれ、平成31年4月没。
まさに2つの時代を生きたその人は庭の花をこよなく愛していました。
その人の名はハハ。
寝る間も惜しんで花の世話。
これらの写真を撮ったのは真夏。
日の出から日の暮れまで、野良仕事ならぬ庭仕事三昧の日々。
その甲斐あって、花たちはいつも精一杯綺麗に咲いてくれていました。
たまたま家に残っていたのがこんな写真だけでしたが、春は足の踏み場もないほどのパンジーにサクラソウ。
花が終わっても丹念に採種し、次の年に蒔いて育てていたのを覚えています。
特にパンジーにはこだわりがあり、しょっちゅうHCへの運転手を仰せつかり、多いときは3箇所くらい回りました。
こちらは駅前花壇のパンジーですが、普通の色なのでハハの気には召さないかもしれません(笑)
そんなハハの庭も無人になってはや8年。
年に数度の剪定と草取りのみのお手入れで、この4月にはこんな状態に・・・
強いラベンダーだけが繁り・・・
後は見渡す限りのスズメノエンドウ。
でも形は違っても花好きはしっかりとムスメに受け継がれ・・・
春にはハナミズキが咲き乱れ
ちょうど2年前の今頃ポット苗で購入したキンギョソウ、絶えたと思っていたらまた花を咲かせてくれました。
こちらもすっかり枯れてしまったと思っていた〇イソーのハナキリン、ハハの逝った朝に、小さな一輪の花を咲かせていました。
私なりにこれからも花と向き合っていきますので、どうぞ見守っていてくださいね、おかあさん。
御陵の森のオドリコソウに目を奪われましたが、じつはそれ以外にも色々な花が咲いていました。
決して珍しい花ではありませんが、今の時期しか見られない花ばかり・・・
宇治川の山肌でみかけた花と同じ花も結構ありましたが、咲く場所が違うとちょっと雰囲気が違って見えたりもします。
そんな花たちをご覧くださいませ~
その1 ムラサキケマン(紫華鬘;ケシ科キケマン属)
ヤエムグラに囲まれ華麗に咲いていました。
個体数で言えば、オドリコソウに次いで多かったのではないでしょうか。
その2 シロヤブケマン(白藪華鬘;ケシ科キケマン属)
最近ムラサキケマンのあるところ、セットのように咲いているようです。
宇治川ほどの数は見られませんでした。
その3 セントウソウ(仙洞草;セリ科セントウソウ属)
ミニサイズ特集でも出した花ですが、御陵の森ではかなり成長した姿を見ることができました。
何度見ても、ピンクの蕊が可愛いです。 茎に毛はありません。
こちらも個体数はかなり多かったです。
全体はこんな感じです。・・・って葉が写っていませんでした。
その4 ヤブニンジン (藪人参;セリ科ヤブニンジン属)
どう見てもセリ科、一瞬ヤブジラミかと思いましたが、茎に長い毛が沢山生えている・・・
どうも、ヤブニンジンのようです。
松江の先生の図鑑によると、中央に8個の雄花、その周りに6個の両性花が位置するようですが、数は若干少ない気がします。
両性花の方はもう実になってきていました。
つんつん突き出た雄蕊が魅力的♪
その5 クサイチゴ(草苺; バラ科キイチゴ属)
こちらも先日宇治川畔の植物として投稿したばかりですが、御陵の森でも沢山咲いていました。
最盛期を少しすぎたところらしく、花弁の落ちた花も多く見かけました。
その6 キンポウゲ(金鳳花;キンポウゲ科キンポウゲ属)
独特の光沢のある黄色い花と、ゆらゆら揺れる姿は春の風物詩です。
ここからは青~紫系の花を4種類連続で・・・
その7 キランソウ(金瘡小草; シソ科キランソウ属)
こちらも宇治川畔の投稿で出したばかりです。別名の「地獄の釜の蓋」の由来もそちらに・・・
あちこちで地面にへばりつくように咲いている姿を見かけるようになりました。
その8 カキドオシ(垣通し; シソ科カキドオシ属)
茎が地を這って伸び、時に垣根を越える・・・ということから名付けられたそうですが、咲き始めらしくそこまで蔓延ってはいませんでした。
お人形さんがぶら下がっているような花が可愛いということに、初めて気付きました。
その9 オオイヌノフグリ(別名 星の瞳、天人唐草など; オオバコ科クワガタソウ属)
言わずと知れた、青い瞳。
子供の頃から大好きな花ですが、この時期まで咲いているとは思いませんでした。
ラストはこちら。
その10 タチツボスミレ 目玉焼き添え・・・違うか(笑)
タチツボスミレは溝蓋の隙間にまで生えてくる、繁殖力の強いありふれたスミレですが、森の中でみる美しさは格別です。
写真をサムネイルでみたとき、なんでここに目玉焼きが落ちてる!?
って真剣に悩んだのですが(ウソ)、ツバキの花が落ちていたのでした。
なんだか、道草図鑑みたいになっちゃいましたね。
今までこんな素敵な場所に気付いてなくて、もったいないことをしました。
石垣があって腰より高い位置に生えているので、写真も撮りやすく、これからもちょくちょく行ってみようと思います。
〔お知らせ〕
昨日のコメ欄でお知らせした通り、明日から少しの間投稿をお休みします。
先週末、たまたま車で桃山御陵を抜ける道を通ったとき、一瞬ですが助手席から見えた「あるもの」に目を奪われました。
どうしても気になって、日曜の朝、早起きして電車で出かけました。
そしてそこで見た光景は・・・
一面に広がるオドリコソウ!
それも、行けども行けども途切れることなく咲き続けています。
ピンク色がかったものや、真っ白など、息を呑む光景でした。
オドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)
日本全国に分布するありふれた花ですが、20年以上、家の近くでは見かけていませんでした。
いつのまにこんなに繁殖・・・
白い花も・・・
先日京都府立植物園に行ったときに生態園にあったので、きっと減ってるんだと思っていましたが、こんなに増えていたとは。
御陵の森は昨年の台風で沢山木が倒れてしまいました。
日当たりがよくなったことも一因なのかもしれませんね。
ピンクと白の競演!
夢中で写真を撮っていて、ふと上を見上げると何と!
ウワミズザクラ(バラ科ウワミズザクラ属)が満開でした。
花がついている枝(花序枝)に葉があるのがウワミズザクラ、ないのがイヌザクラだそうです。
こちらは枝に葉があるので間違いなくウワミズの方。
サクラとは全く違う花ですが美しさは共通。
これは別の木ですが、ものすごい花の数。
ウワミズザクラの「ウワミズ」は「上溝」、古代、亀甲占いに使用したことから名付けられたとありましたが、
どのように使用したのかはよく分かりませんでした。
(ちゃんと調べれば分かるのでしょうが・・・)
ちなみに、こんな感じで咲いていました。もうちょっと芸術的に撮れれば素敵なんですが・・・
魅惑のオドリコソウに、ウワミズザクラの応援団。 早起きした甲斐がありました。
ラストは、お気に入りのピンクの株をどうぞ。
さて、御陵の森にはオドリコソウ以外にも色々な花が咲いていました。
ありふれた花ばかりですが、明日はそんな花をご紹介します。