令和3年10月の道草日記です。
9月は花の多さに嬉しい悲鳴を上げていましたが、10月に入って一転気温が下がりました。
草刈りもあちこちでせっせと行われ、そのあと雨も降らないのでいつまでも草が生えません。
お散歩に出かけてはがっかりすることもしばしば。
その結果、10月は結構苦戦しました。
それでも頑張って咲き始めた花、まだ咲いている花たちをご覧ください。
〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様)
☆印は10月に今シーズン初見 だったもの、(逸)は園芸種の野生化。
・アオツヅラフジ
・アカカタバミ
・アキノノゲシ
結構次々と咲いてくるので、今でもところどころで花が見られます。色が好きです。
・アメリカアサガオ
中旬くらいまでは咲いていましたが、寒くなって枯れてしまいました。
・アメリカセンダングサ
・アレチヌスビトハギ(花)刈られた後、また生えてきて三度目の開花です。
・アレチハナガサ
・イヌガラシ
・イヌホオズキ
珍しい花ではありませんが、結構可愛いです。実も見られます。
アメリカイヌホオズキかもしれません・・
・イヌタデ
今が最盛期。あちこちで群生しています。
・イノコヅチ
・イモカタバミ ☆
花壇では見ていましたが、今月になって野生化した花をあちこちで見かけました。ハナカタバミに負けてられるか!です。
回りの輪生の葉はヤエムグラですね。
・オオニシキソウ
・オオバコ
・オギ ☆ 完全に草刈り後にまた生えて穂が出ました。
・オシロイバナ
朝のお散歩でまだ咲いている花を見つけました。白にピンクのツートンです。
・オニタビラコ
・オヒシバ
・ガガイモ
ななんと、草刈りが遅れた緑地帯で沢山咲いていました。
・カタバミ
・カヤツリグサ
・カラムシ
・カンナ(逸)
・キクイモ ☆
なぜか季節ごとにいろんな花が咲く斜面があります。春はキンポウゲでした。秋はキクイモ。
・クワクサ
・コセンダングサ
普通の写真だったら飽きるので、ヤマトシジミ付きで・・・
・コマツヨイグサ
草刈り後に生えてきた株に花が咲き始めました。涼しくなって、遅くまで開いています。
・サデクサ
・シャクチリソバ☆川辺に沢山咲いていました。
・シロツメクサ
・スイフヨウ
・ススキ
・セイタカアワダチソウ(花)☆
あっという間にそこら中セイタカアワダチソウの花だらけ。うちの溝蓋からも・・・
・セイバンモロコシ
・セイヨウタンポポ
・センニンソウ
先月、「そろそろ花は終わり」と書いていたのに、今もところどころで咲いています。お鬚もあります。
・タカサブロウの仲間
・タチスズメノヒエ
・タマスダレ(逸)
・チチコグサモドキ
・ツタバウンラン
マツバウンランは花期が短いのに、こちらはずっと咲き続けています。久しぶりに花を撮りました。
・ツユクサ
まだ咲いてる&昼も咲いてる!
・トキワハゼ
・トレニア(逸) ☆
野生化寸前の花はあちこちで見ていましたが、ついに田んぼのあぜ道で咲いているのを見つけました。
・ニラ
・ネコハギ ☆
やった!ついに花が咲いているのを見ることができました。
葉のネコ毛も素敵です。
・ノアサガオ
元気ですね~ 見るたびに花が増えています。
・ノゲシ
・ノコンギク
・ハキダメギク ☆
結構あちこちで見かける花ですが、ご近所散歩では初めて発見しました。
・ハゼラン
・ハタケニラ
・ハナイバナ ☆
田んぼの畦に、何やら小さい花が・・無理にピントを合わせて見てみるとハナイバナでした~
・ハナカタバミ(逸)
・ハナタデ ☆ 池の縁に沢山咲いていました。
・ヒナギキョウ
団地の芝生、全部草刈りされたのに逞しく再生し、また満開です。可愛い花ですね~
(実際の色はもっと淡い紫色です)
・ヒメジョオン
・ヒメツルソバ
・ヒレタゴボウ
収穫後の畑に大量に生えていました。黄色い点々がヒレタゴボウです。
・ブタナ
・ホソバツルノゲイトウ
・ホトケノザ
すこし淡いピンクバージョン。
・ボントクタデ
・ママコノシリヌグイ
・マメアサガオ(花)
・マルバツユクサ
割りとしつこく咲いています。
・マルバルコウ
晩秋まで咲く花です。最近は午後になっても萎みません。
・ミゾソバ(花) ☆
やっと花が咲き始めました。
・ミチタネツケバナ ☆
春に咲く花が最近秋にも見られることが多いです。二期作!?
・メヒシバ
・メリケンガヤツリ
・メリケンカルカヤ(花)☆光があたると結構綺麗です。でも家に生えてしまうと、根絶が難しいです。
・ユウゲショウ
こちらも花期が長いですね~
・ヨシ(穂)
・ヨモギ(花) ☆
・ランタナ
・ワルナスビ
〇葉、芽のみ
・アカザ
・アリアケスミレ
・ウチワゼニクサ
・カニクサ
・ギシギシ
・クズ
・シロザ
・スギナ
朝露に光るスギナが綺麗でした。
・スベリヒユ
・スミレ
・タチツボスミレ
・ツルマンネングサ
・トキワツユクサ
・ドクダミ
・ヒメマツバボタン
・マルバヤハズソウ ☆
びっくり、近所の公園に生えていました。葉の先を引っ張ったら矢筈になりました。
・モリムラマンネングサ
・ヤエムグラ ☆
〇実、種、終わりかけ
・アレチニシキソウ
・アレチヌスビトハギ(実)
草刈りを免れた一帯にびっしりと生えていました。
・イシミカワ
もう終わりかけの実は、ブルー一色になっていました。
・イタドリ(実)
・エノコログサ
・キレハノブドウ
・キンエノコロ ☆
・コミカンソウ(実)
・ザクロソウ(実)
・ナガエコミカンソウ(実)
柄の付いた実は、結構可愛いです。
・ナツフジ(実)
・ニシキソウ(実)
・ニラ(実)
・ノブドウ(実)
・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・ヒロハホウキギク(綿毛)
・ヘクソカズラ(早乙女花、ヤイトバナ)(実)
あっという間に実に変わりました。わが家のキンモクセイのてっぺんにも沢山の実が生っているようです。
・ホシアサガオ(実)☆
先月あんなに咲いていたのに、もうびっしりと実になっていました。来年も沢山生えそうです・・・
・マメアサガオ(実)
こちらも実がおわりかけ、もう株自体が枯れる寸前です。来年も沢山生えそうです・・・
赤い目玉は、踏切の点滅警報灯(笑)
・メヒシバ
・ヤナギバルイラソウ(実)
・ヤブガラシ(実)
・ヤマノイモ(むかご)
・ヨウシュヤマゴボウ(実)
以上、のべ118種類。
先月の130種類と比べると少し減りました。
季節の変わり目で、先月見た花の多くが終わってしまったか、終わりかけです。
それでもしぶとく咲いている夏の花もあって、いつまで咲くのか楽しみです。
ホトケノザやミチタネツケバナなどは完全に年2回咲く体制になりましたね。
【撮影:2021/10 宇治市】
今日は久しぶりにご近所散歩です。
電線に沢山の鳥が・・・スズメですね!
スズメは秋にかけて若鳥中心にかなり大きな群れを形成するようです。
保温、食糧確保等々、メリットがあるのでしょうね~
池の方はというと・・・
小さいですが、こちらカルガモです。
遠くにいるのもカルガモかな~と思って望遠で見てみると・・・おや、頭が茶色いカモですね!
ホシハジロかと思いましたが、羽の模様が違いますね。
ヒドリガモ? みんな寝ていてわかりません。
池の隅に生えるセイタカアワダチソウと、青空を映す水面。
マガモも増えてきました。
おや、遠くの方で大騒ぎしているカモがいます。
とりあえずパチリ。
拡大してチェックしてみると、首に白い輪があるのでマガモのようです。
しつこく一羽を攻撃している個体がいました。
こちらのアオサギはどんどんトウネズミモチの洞に入って行ってしまいました。
池から離れ、こんどは宇治川方面へ。
途中の道沿いの緑地帯、珍しくまだ全然草刈りされていません。
なんと、ガガイモがまだ咲いていました。
カメムシ付きの株も・・・
ガガイモが大好きな、ヒメジュウジナガカメムシですね。
咲いているのを見つけてきっと大喜びなんでしょう。
宇治川畔にやってきました。
・・・見事なほどにつるっつるに草刈りされていました。
すっきりしていいですね!!
仕方がないので、田んぼコースへ。キクイモが綺麗に咲いています。
季節外れの絞りのアサガオも・・・
そういえば去年も同じ花が咲いていましたね。ひょっとして野生化?
あれ、そろそろ戻らないと、始業時間です。
何気なく見上げると、電線に鳥が沢山!
まるでムクドリのように群れを作っていますが、どうみても小さいです。
色分けや、羽の形状を見ると・・・
下からなので分かりにくいですが、腰がオレンジ色で、胸に縦じま模様が入っているようです。
コシアカツバメが渡りのために集まってきているのでしょうか。
京阪宇治駅の構内は、コシアカツバメの営巣地として有名です。
うちの辺りにも沢山いるのかもしれませんね。
ということで、今日は(今日も)鳥たちを沢山見られてラッキーでした。
冬のお楽しみの先取りですね。
(その分、花が少なくなっていますが・・・)
【撮影:2021/10/22 宇治市】
もう10日以上前になりましたが、久しぶりに山科川にお散歩に行ってきました。
草刈りされたので草花には期待できません。
何か木の実でも生っていたら・・と思って出かけたのですが。
ススキの向こうに見える鳥さん、サギ?
アオサギでした! 足が水に浸かっているので、頭でっかちに見えますね。
回りを見ると、カワウと
マガモと
カルガモも発見!
歩き始めたとたんに見つけたのでちょっと気をよくして本格的に歩き始めました。
晴れていた空が急に暗くなったので少し気になりましたが・・・
わずかに残ったヒメジョオン、可愛いですね~
いかん、ポツポツと雨が降ってきました。
その時、対岸のカンナにきらりと光る青い姿・・・ひょっとして!?
なんと、お久しぶりのカワセミちゃんがカンナの蕾に止まっていました。
慌てて数枚撮りましたが、その時無情にも土砂降りの雨に・・・
カワセミもどこかに飛んで行ってしまいました。
(ぼけぼけトリミング画像です)
腹が立つことに、ほんの5分ほどでまた青空に・・・
お散歩再開です。気になっていたモッコクの実は生っているでしょうか。
実はありましたが、まだ弾けてはいないようでした。
その時、同じくウォーキングされていたご婦人に「虹が出ていますよ」と声をかけられました。
え?とあわてて見てみると・・・
お分かりでしょうか。遠くの山の上に少しだけ虹が・・・
ちょっとラッキー!
気をよくして途中の橋を対岸に渡ります。
烏の行水をパチリ。
あ、あそこに小鳥が!
ヒタキの仲間のようですが、正確にはわかりません。
詳しい方、教えてくださいませ。
もうちょっとちゃんと撮ろうと思ったのに、自転車の人がとおりかかって飛んで行ってしまいました。
もうヒタキのシーズンなんですね!
でもマルバルコウがまだ咲いてるし・・・
いつのまにか、川の中州にシャクチリソバが群生。
どこからやってきたのでしょうか?
水門のところでお休み中のコサギ。
器用に片足で立っています。
アキノノゲシももう終わりに近いですね~
エノキの実を食べに、小鳥たちが集まるのももう少しでしょうか。
ということで、山科川散歩、お楽しみいただけたでしょうか。
やっぱりたまには歩いてみるもんですね~
【撮影:2021/10/17 京都市伏見区】
日が短くなりましたね~
特に残業しなくても、帰り道はもう暗くなっています。
そんな時に見かけておや?と思った光景、ご覧くださいませ。
最初はこちら。
JRの踏切脇のフェンスに沢山咲いていたこちらの花、アサガオそっくりですが・・・
葉が丸く、マルバアメリカアサガオの赤色バージョンのようです。
それよりなにより、どうしてこんなに暗くなってるのに咲いているのでしょうか。
踏切の反対側で見かけたのはこちらです。
マルバルコウといえば、午前中は咲いているものの、午後にはみんなしぼんでしまう一日花。
なのに、同じく暗くなっても元気に開いています。
そういえば、ノアサガオも夕暮れ時まで開いていました。
こちらは上の2枚の写真より少し時間は早いですが、もう暗くなりかけの時間。
例の恐竜のように咲いている場所です。
近くにはセンニンソウもこんなに寒くなったのに咲いていました。
不思議です・・・
最近渡ってきたマガモはもう家路を急いでいます。
夕焼けが綺麗です。
さて、最初の「夜まで開いている」問題ですが、答えは2つありそうです。
1つは、「気温が低いと遅くまで閉じないことがある」ということ。
アサガオとマルバルコウはそのせいかもしれませんね。
一方、ノアサガオはなかなか萎まない品種のようです。
(とはいえ、真夏は午後には萎んでいますが)
そもそもセンニンソウは咲きっぱなしです。
ということで~
最後はお月様で。
もう前のことになりますが、20日に見た満月です。
あまりに綺麗なので1枚撮っていました。
ハンターズムーンというそうですね。
ということで、ちょこっとだけ夕暮れから夕闇にみた光景でいた~
皆さん、温かくしてお過ごしくださいね。
【撮影:2021/10中旬~下旬】
福知山城、外観は昔の造りを忠実に復元していますが、中は鉄筋コンクリートの博物館になっています。
お城の歴史や、城主の変遷、当時の掛け軸や書状など色々な展示物がありました。
興味のある人にはきっと面白いのでしょうね~
ということで、わたしはささーっと見学(笑)
最上階からは、最初にみたしゃちほこが目の前に見えます。
それほど高い建物ではありませんが、周囲に高層建築が少ないので、景色がいいですね~
ここは上段の間と呼ばれる部屋を復元したもの。
説明によると、戦国時代の様式なんだそうです。
下りてきました。
お城の回りには、点々とキキョウが植えられています。
何故かと思ったら、桔梗は明智氏の家紋なんですね~
そして、今は福知山市の市の花にもなっているようです。
こちらは当時の面影を残す銅門(あかがねもん)番所です。
振り返って、天守閣の全体を・・・
大江に向かう前だったので、そろそろ引き上げることにしました。
サクラの木を飛び交う小鳥たち・・・あ、シジュウカラ!
城壁を見上げて・・
三角や四角の穴は狭間(さま)と呼ばれる鉄砲や矢で攻撃するための穴です。
昔からこの穴が可愛い感じがして、お気に入りでした。
明智光秀の人気を表すように、自動販売機まで、イケメン明智光秀柄でした。
太鼓橋のたもとまで戻ってきました。
シラカシの巨木に沢山のどんぐりが生っていました。
最後に、昼食を買いに寄ったコンビニから見た福知山城をどうぞ。
ということで、この後、9号線を通って大江に行ったというわけです。
8号線にもお付き合いくださってありがとうございました!
【撮影:2021/10/9 福知山市】