令和4年10月の道草日記です。
道草日記を書いていると、一か月が経つのが本当に早いです。
この時期になると新たな花は少なくなり、実が随分増えました。
どうぞご覧ください。
〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様) 98種類
☆印は10月に今シーズン初見 だったもの。
(逸)は園芸種の野生化で、道草日記の中では2か所以上で、野生化していたら載せています。
・アカザ(蕾)☆
植えているわけではないでしょうに、ちゃっかり花壇で大きくなっていました。
・アサガオの仲間(逸)
どんどん花が増えてきています。
・アメリカアサガオ
結構下旬まで咲いていますね~
・アメリカアゼナ
・アメリカセンダングサ
総苞葉がたてがみのようになっているのが特徴です。
・アレチヌスビトハギ(花)
・アレチハナガサ
・イタドリ
・イヌガラシ
・イヌタデ
休耕田や水路の脇など恐ろしい勢いで咲いています。
・イヌホオズキ
気温が下がると元気になる組
・イノコヅチ(花)
・イモカタバミ
・エノキグサ
・オオジシバリ ☆
露でヨレヨレの花でしたが、これってオオジシバリですよね。葉が少し大きめ。
・オオニシキソウ
・オオバコ
これまで細々と咲いていましたが、今月下旬になってあちこちに出没!
・オギ(花)☆
真っ赤なオギの花。ここまで赤くならない株も多いようです。
・オシロイバナ
わが家でもまだまだ咲いています。久しぶりの白花。
・オニタビラコ
・オニバス ☆
滅多にみられないオニバスの花。来年も生えてくれたらいいな~
・カタバミ
・カナムグラ ☆
雄花(左)と雌花(右)。結構はびこります。
・カヤツリグサ
・カラスウリ(花)
な、なんと下旬にもまだ花が残っていました。早朝だったのでレース部分が団子になっていました。
・カラムシ(花)
・カンナ(逸)
・キクイモ(花)
何となくあちこちで見かけます。逸出なのかなあ。
・キツネノマゴ
白花見つけて感激!
・ギョウギシバ
・キレハノブドウ(花)
花は地味~ちゃんですね。
・クグガヤツリ
・クワクサ(花)
小さい花だけに、撮りやすい場所に咲いているとつい撮ってしまいます。
・ゴキヅル(花)
池の畔でまだまだ花がどんどん咲いています。
・コセンダングサ
どんな空き地にも生えてきています。全部実になるときが恐ろしい・・・
・コマツヨイグサ
タイミングが良ければ、朝でも花が咲いているのが見られます。
・サクラタデ ☆
ブログでも散々宣伝しましたが、今年はサクラタデが大豊作です。
・シマスズメノヒエ ☆
こちらもブログで宣伝済み。葯も雌蕊も黒いタイプ。
・シロツメクサ
また花の数が増えてきましたね~
・ススキ
・スズメノカタビラ
・スミレ(閉鎖花)
・セイタカアワダチソウ(花)☆
あっちもこっちも、黄色い花が泡立っています。
・セイバンモロコシ
・セイヨウタンポポ(花)
・タカサブロウ(花)
・タチスズメノヒエ
ものすごい勢いで繁殖。詳しくは、ブログ記事を参照してください。
・タマスダレ
ヒガンバナ同様、知らない間にあちこちに入り込んで咲いています。
・ダンドボロギク
・チチコグサモドキ
・チヂミザサ
・ツタバウンラン
・ツユクサ
まだ結構咲いています。見つけると撮っちゃいます。
・トキワツユクサ
気候のせいでしょうか。迷い咲いていました。
・トキワハゼ
・ナヨクサフジ ☆:名前は「なよ」なのに、逞しいのなんのって・・・もう咲いています。
・ニガカシュウ(蕾)
・ニラ(花)
実になりかけています。・・・これって先月のコメントと一緒。
・ノアサガオ
すご~く増えています。色鮮やかで綺麗です。
・ノゲシ
久しぶりに花が綺麗に咲いていました。
・ノコンギク
・ハキダメギク ☆
久しぶりに再会しました。群生していました。
・ハゼラン
・ハナイバナ ☆
新しい花がほとんどない10月に、彗星のように現れ、異彩を放つ繁殖ぶり。
・ハナカタバミ ☆
まだまだ満開です。
・ハナタデ(花)
花穂が直立しているので、ハナタデかと・・・
・ハハコグサ
忘れたころに咲いている・・・いつまで咲く!?
・ハマクマツヅラ
・ハマスゲ
・ヒメクグ
丸くて可愛いのでついつい撮ってしまいます。
・ヒメジソ
先月と同じ場所です。まだ咲いていました。
・ヒメジョオン
意外と綺麗な花もありますが、ほとんどがヨレヨレです。
・ヒメツルソバ
ヒマラヤ原産。とにかくあちこちで大繁殖。でもうちの庭では枯れた・・・
・ヒレタゴボウ
・ブタナ
・ヘクソカズラ(花)
・ヘビイチゴ(花)
・ペラペラヨメナ
・ホソバツルノゲイトウ
・ホトケノザ ☆
ななんと!早くも咲きはじめていました。え、春の花なのに!?
・ママコノシリヌグイ
やけに鮮やかな色なので違う花かと思いましたが、葉の形がママコ。
・マメアサガオ
・マメグンバイナズナ
・マルバアメリカアサガオ
・マルバツユクサ
・マルバルコウ(花)
ほとんど種になりましたが、時々花も見かけます。夜に咲く花も・・・
・ミゾソバ ☆
綺麗なピンクの花。金平糖のように先の方に固まって咲きます。
・ムラサキカタバミ
久しぶりに美形の花をみました。
・メリケンガヤツリ
・メリケンカルカヤ
・ヤナギバルイラソウ
・ヤブカラシ(花)
・ユウゲショウ
もうそろそろ終わりかと、写真を撮っておきました。
・ヨウシュヤマゴボウ(花)
これも草刈りあとの二番花。気温が高かったせいか多いですね。
・ヨシ(花)
・ヨメナ ☆
冠毛がないので、多分ヨメナかと・・・
・ヨモギ(花)
地味~な花ですが、よく見ると面白い形。
・ランタナ
〇葉、芽のみ 24種類
・アオツヅラフジ
・アカカタバミ
・アメリカオニアザミ
・アルストロメリア ☆:葉が伸びてきました。
・ウチワゼニクサ
・オオキバナカタバミ ☆:今シーズン初めて葉を見かけました。
・ガガイモ
・カニクサ
・カラスウリ(葉)
・カラスノエンドウ ☆
今シーズン初見かも。まだ弱弱しく小さい葉です。
・クズ(葉)
・スギナ
・スベリヒユ(葉)
・スミレ(葉)
・スミレサイシン
・チドメグサの仲間 ☆:なにチドメか分かりません・・・
・ツルニチニチソウ
・ツルマンネングサ
・トキワツユクサ
・ドクダミ(葉)
・ニセカラクサケマン ☆
早くも今シーズンの葉が出てきていました。
・ムラサキカタバミ
・メキシコマンネングサ
・ヤハズソウ(葉)
・ヤブマオ
〇実、種、終わりかけ 48種類
・アオゲイトウの仲間
調べる気力がなく、名前が分かりません・・・次の課題です。
・アキノエノコログサ
すごい群生が見られる場所が2か所あり、こちらは春先までハナゴで残っています。
・アキノノゲシ(綿毛)☆:あっという間に綿毛に・・・
・アメリカアサガオ(実)
・アレチヌスビトハギ(実)
・イシミカワ
・エノコログサ
・オオオナモミ ☆
引っ付き虫、コセンダングサやアレチヌスビトハギに比べたら大きいだけマシかも・・・
・オオニシキソウ
・オッタチカタバミ
・オニバス(実) ☆
月初めに花でしたが、下旬にはトゲトゲの実に・・・
・オヒシバ
・カラムシ(実)☆
花かと思って望遠で撮ったら実でした。
・キレハノブドウ(実)
花が咲いたはしから、実になっていました。スズメバチに出会わなくて良かったです。
・キンエノコロ ☆:金色に光る毛が綺麗です。
・クサイ(実)
・クサネム(実)
まともな花の写真を撮らないうちに、実になってしまいました。お豆さんです。
・クルマバザクロソウ(実)☆:一部で花もみられますが、こちらではほとんど実です。
・ゴキヅル(実)☆:合器蔓です。ゴッキー食べてる鶴ではありません・・
・コニシキソウ(実)☆
その名の通り、錦のように赤くなってきました。地面にへばりついて広がっています。
左が上旬、右が下旬です。
・コミカンソウ(実)
・コムラサキ(実)
・ザクロソウ(実)
たまに何かに紛れるように生えています。
・スミレ(実)
・セイバンモロコシ(実)☆:花から実への移り変わりは早いですね。
・セイヨウタンポポ(綿毛)
久しぶりに整った綿毛を見つけました。
・タチスズメノヒエ(実)
・チチコグサモドキ(実)
・ナガエコミカンソウ(実)
何となく可愛くて、ついつい写真を撮ってしまいます。
・ニラ(実)
まだ新米の実で、緑色です。
・ヌカキビ(実)☆
弱々しく見えますが、結構あちこちで繁殖。
・ハゼラン(実)
・ヒガンバナ(実)☆
実になったら地味ですね・・・
・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・ヒロハホウキギク(綿毛)☆
花が咲いたと思ったらもう綿毛。
・ヘクソカズラ(実)
・ヘビイチゴ(実)
・ホシアサガオ(実)☆
あれだけあった花が全部実に変身。
・ホソバヒメミソハギ(実)☆
先月花が咲いていましたが、早くも実に・・・
・マメアサガオ(実)☆:草刈りされましたが、地面に放置された茎から沢山の実が熟して・・・
・マメグンバイナズナ(実)
・マルバルコウ(実)
・メヒシバ(実)
・ヤナギバルイラソウ(花後)☆:沢山咲いていたのに、地元ではさすがに花は終わってしまいました。
・ヤブガラシ(実)
・ヨウシュヤマゴボウ(実)
もう終わりかと思っていたら、すごい勢いで実が生っていました。
・ランタナ(実)
・ワルナスビ(実):今年は結構実をよく見ます。黄色いミニトマト様ですが、毒アリ。
以上、のべ170種類。
先月見た数が146種類でしたので、なんと24種類も増えました。
ところが中身をみてみると、花は6種類減。
代わりに、実が22種類も増えていました。
秋と、来たる春を感じますね~
【撮影:2022/10 宇治市】
またまた、いつもの宇治川オギロードの登場です。
そう、あのアートなオギが沢山生えていた道です。
いつも通り7時半頃から1時間程度の朝散歩。
今回はちょっと趣向を変えて、高水敷からではなく、まず堤防の上の道を歩いてみました。
いいお天気ですが、かなり寒い・・・
上からみるオギもいいものですね。
みんなのびやかに穂を広げています。
中洲にはサギ。豆粒のように小さいですが、アオサギです。
堤防の斜面に生えるクズに止まってじっとしているキチョウを見つけました。
寒いし、露だらけなので体が動かないのでしょう。
こちらにはヤマトシジミも。センニンソウの葉に止まって羽を半開きにしています。
それにしても、我ながらよく見つけるものです(笑)
あ、大きな動きがありました。
草がガサガサ揺れています!
そーっとカメラを向けると、飛び立って近くの枯れた茎にとまりました。
ホオジロ(♂)です!
そろそろ鳥さんが姿を見せるシーズンになりましたね~
暑い間はみんな山の方に避暑に行っていたのでしょうか。
さらに歩いていくと、いつもの取水施設が見えてきました。
ここから高水敷に下りる階段があります。
(いつもはここから上に上ります)
ここからはいつものように高水敷を歩いていきます。
最初の方はコセンダングサが道をふさいでいます。
まだほとんど花ですが、一部実になったものも・・・
ヤバイ、もう少ししたら全部この実になって、衣服にグサグサ刺さりそうです。
この辺り、前は見渡す限りクズの原でしたが、今見るとちょっと様子が違います。
確かにクズも多いですが、中ほどには少し背の高い穂が出ています。
(あ、手前はネナシカズラが枯れているところですね)
その背の高い穂はといえば、これこの通りカナムグラの雄花です。
ちょっと前まで目立たなかったのに、こんなに生えていたのですね。
お久しぶりのシロザの花。葉は白いですが、穂は真っ赤になります。
ヒメジョオンにも朝露が付いて綺麗を通り越して、ぼとぼと・・・
お、道に何かいます。ヒメアカタテハでしょうか。
正面顔は初めてです。羽の模様もなかなか凝っていますね。
さっきまで歩いていた堤防を見上げると、お友達同士でしょうか。
賑やかにおしゃべりしながらウォーキングのご婦人たち。
この辺りからイシミカワエリアに入ります。
前に来たときはぽつぽつと実が色づいていました。
一斉に色づいた様子を見たくて来たのですが・・・
全然分からないと思いますが、黒い点々に見えるのがイシミカワの実。
最終形の藍色になっている実が沢山あるように見えます。
でも望遠で見てみるとこれこの通り。
美しい姿を見せてくれました。
朝日が当たって、オギの穂も光ってる。
この後は、穂をかき分け、かき分け、いつも下りる場所から登って帰りました。
川沿いの道は、いつ行っても楽しめます~
服はしっとり濡れてしまいましたが・・・(笑)
実はこの日の1週間後にも歩いています。
その時の様子は、また来週・・・来月?
【撮影:2022/10/20 宇治市】
日曜日の朝の恒例シンデレラ散歩。
いつもは宇治川の上流や下流方向が多いのですが、月末に近づくと道草取材に追われます。
ということで、この日はいつ行っても色々な植物がみられる田んぼ方面へ。
・・・残念ながら、草ぼうぼうだった線路脇はすっかり除草され、スッキリ寒々・・・
溝蓋の隙間から、わずかな雑草が生えているだけです。
あ~あ、何も咲いてないな~と思って通り過ぎたとき、何かが舞い降りた気配がありました。
鳥!?
驚かさないように少し先まで行ってそーっと振り向くと・・・
その雑草、エノコログサの穂の脇に2羽のスズメ。
遠くから最大望遠で観察。
すると、細い茎にパッと飛びついたスズメ、茎を足で押さえ、実を食べ始めました。
先日のイネ科の記事で、エノコログサはヒエの仲間という話を書いたところです。
結構おいしいのでしょうか、夢中で食べています。
こちらも夢中で撮っていると、睨まれました。
もうちょっと近寄れたらよかったんですけど。
まあ時間もないので先に進みます。
前にびっしりとペラペラヨメナが咲いていた水路。ここも草刈りされて一時期ツルツルに。
それがもののひと月くらいで、沢山のヒメツルソバ!
涼しくなる今の時期、まるで息を吹き返したかのようにピンクの花を大量に咲かせています。
そしてその手前に咲いていたのがこちら、ミゾソバです。
こちらは別の場所のミゾソバ。こちらもあっという間に突然沢山咲きはじめました。
そしてさらにその手前に咲いていたのがこちら。
一番昔から馴染みのある赤い粒々の花、イヌタデです。
さらに先に進み、田んぼに着きました。
ついに稲刈りされたようです。
2週間ほど前に通った時は、まだ黄金色の穂が垂れていました。
きっと美味しいお米がとれましたね。
お隣の休耕田では・・・
何やらあちこちに赤い固まりが点在。
ズームで確認すると、こちらもイヌタデ!
やっぱりイヌタデは田んぼの植物だったんですね~
自然に近い状態では、一番ベーシックな花が咲くような気がします。
こんな花や、田んぼ脇の植物を見ながら歩いていると、なんともうホトケノザの花が!
そういえば、実家の母が施設に入っていたとき、前の田んぼをよくお散歩しました。
秋にホトケノザが沢山咲いていたのを覚えています。
最近すっかり二期咲きになりましたね。
夏の間全然咲かなかった絞りのアサガオも・・・
ちなみにこのアサガオは植えてあるのではなく、毎年自然に生えてきています。
(なので、時々草刈りに遭います)
後ろの田んぼももう稲刈りが終わっていますね~
ところでこちらのアサガオ、1週間後に同じ場所を通った時にはなんとピンク色に!
これぞマジック!?
道草の写真をパチパチとりながら、ぐるりと回って帰路につきました。
帰り道では、コセンダングサにとまるヤマトシジミ。
寒すぎて固まっているようです。
こちらも固まっているヤマトシジミ。止まっているのはメヒシバの穂でしょうか。
そしてこんな柄のガ。
Googleレンズ先生に聞いてみたら、白帯の名画、もとい、シロオビノメイガでした。
ということで、先日の朝活散歩 池編に続いて、田んぼ編でした~
そうそう、道草の取材たっぷりできましたよ!
月末をお楽しみに~
【撮影:2022/10下旬 宇治市】
今日も朝活散歩の続きです。
北池横の湿地ぽい草地に久しぶりに足を踏み入れると、最初に現れたのはキツネノマゴ。
かなり花穂を咲き上っていましたが、まだ結構咲いていました。
その時見つけたのが・・・
他の方の投稿では時々見ていた白花のキツネノマゴ!
うっすらピンクが残っていますが、明らかに普通のキツネノマゴとは違います。
こちらが普通タイプ。
いや~幸先いいですね。
さらに先に進むと、なんとサクラタデが群生!
この間宇治川の高水敷脇でも結構何カ所か花を見ましたが、ここまで多くはありませんでした。
かなり興奮!
下手な写真を撮る手が止まらない~
ご存じの通りサクラタデはタデ科イヌタデ属。
よく見かけるイヌタデと同じ仲間です。
花弁に見える部分は、萼と花弁の区別がつかず、合わせて花被片と言われるそうです。
淡いピンク色で、花被片が五裂する様子が桜の花のように見えることから、この名が付けられました。
あまり意識してみていなかったのですが、実はサクラタデは雌雄異株。
雌花は花から雌蕊が突き出しているそうですが、上の写真をみても一見雄蕊しか見えません。
別の写真でも確認してみます。
まあ、可愛い花。
でもこの花も、雄蕊と雌蕊、どちらも同じくらいの高さに見えます。
ちなみに、雄蕊は8本、雌蕊の柱頭は3裂しています。
なので、花には白い粒々だらけで可愛らしく見えるのですね。
他の写真でも確認しましたが、どの花も雄花でした。
この辺りには雄株しかないのでしょうか。
ということで、自分の撮ったアーカイブ写真で確認してみると、何枚か雌株の花が見つかりました。
こちらは京都府立植物園で撮った写真。
横から見ると明らかに雌蕊が飛び出しています。
もっと分かりやすい写真がありました。
一昨年行った滋賀県米原のあぜ道で見たシロバナサクラタデ、こちらも雌株のようです。
ひとつ賢くなりました。
さて、この場所にはサクラタデ以外にもイヌタデ属が続々・・・
このピンク色がたまらない、ミゾソバ。
ソバという名前ですが、イヌタデ属です。
お次は、ハナタデかと最初思いましたが、葉が細長く、花はひょろんと垂れています。
ひょっとして・・・と葉をかじってみたら、ぴりりと辛い!
こちら、ヤナギタデでした~
こちらがどうもハナタデのようですが、自信はあまりありません。
葉がヤナギタデより少し太いです。
じゃあこれは?
う~ん、葉も何も写ってないので分かりません。
他にもボントクタデというのもあるので、なかなか区別が難しいです。
ハナタデの方が少し花穂が太いようなので、これまでハナタデと思っていたのはヤナギタデだったかも・・
下の写真で群生していますが、手の届かない場所なので葉っぱを齧ることもできず。
謎は謎のままになりそうです。
【撮影:2022/10 中旬 宇治市】
朝活散歩の続きです。
去年もなんどか話題にしたノアサガオの恐竜、今年は少し前までガリガリでした。
ところが、ほんの少し見ないうちに・・・
まあ、立派に成長しはって~
まだちょとボリュームが少ないですが、かなりたくさんの花が咲きはじめました。
ノアサガオは在来種もあり、沖縄から紀伊半島の海岸部に繁殖しているそうですが、花のサイズが小さいそうです。
それに比べて、園芸種が逸出したと思われる、このノアサガオ。
熱帯系の花なのに寒さに強く、11月頃までガンガン咲き続けます。
むしろ、夏より秋の方が元気です。
恐竜の後ろの木はカシのようですが、そこにも沢山ツルが絡んで花が沢山。
元の木が見えないくらいです。
いや~、なかなかの美形。ついつい撮ってしまいます。
花の中央は少し白くなって、中に蕊らしきものが見えます。
栄養繁殖する品種には種ができないそうですが、どうでしょうか。
それにしても、真ん中から光が点った灯りのようですね。
夢中で写真を撮っていると、上の方からチチッチチッという聞き慣れた鳴き声が。
お~電線に・・・
3羽のセキレイが止まっていました。
ズームで見てみると・・・
セグロセキレイでした。
セグロが二羽。お月様と一緒に撮りたかったけど、鳥が小さすぎ(笑)
この二羽、落ち着いて止まっているように見えますが、結構落ち着きないです。
アスファルトの上だけでなく、電線でもぴょこぴょこ動き回っています。
で、もう一羽はというと・・・
よく見えませんが、ちょっと違う?
やっと横顔が見えました。やっぱりハクセキレイです!
こちらは独り者のようですね~
近くでセグロセキレイが飛び回っていましたが、全く無視してじっと止まっていました。
もうちょっとセグロセキレイをちゃんと撮りたいと狙いましたが・・
飛んで行ってしまいました。あ~あ
セキレイたちがいなくなったので、中池の方に移動。
あのオニバスはどうなったでしょうか。
・・・トゲトゲの実になっていました・・・
池の畔にはタマスダレが群生。
人が入れない場所に、どうしてどんどん球根植物が増えるのでしょうね。
不思議が一杯です。
【撮影:2022/10中旬 宇治市】