この間、いつもの池の畔を歩いていてふと見下ろすと、何やらツルのようなものがネットに絡みついていました。
持っていたコンデジを目いっぱいズームにして覗くと・・・
ちっちゃな星のような花が沢山咲いていました。
ゴキヅル(ウリ科ゴキヅル属)です!
花序の上の方に雄花が沢山、下の方に雌花が一つ付くそうですが、全然区別がつきません。
分かりにくいので、花のところをトリミング。
10枚花弁があるように見えますが、5弁花で残りは萼だそうです。
思い起こせば、去年もこの池でゴキヅルを見ていました。
場所は今回のところではなく、別のゴミがポイ捨てされているような雑然としたところ。
そこは今年は草刈りを徹底的にされてしまったので、出てこなくなりました。
でも種が運ばれたのか、今年はこの場所の他にも、池の浮島のような場所に生えています。
ゴキヅルという名前はちょっと語感がよくないですよね。
でも、漢字で書くと合器蔓で、実が蓋付容器(合器)のように見えるからなんだそうです。
去年撮った写真があったのでご参考~
(2019/11/30 宇治市)
分かりにくいので、こちらも実の部分をトリミング。
蓋付き容器というより、緑の帽子をかぶっているみたいですね~
とても暑い日で、マガモもお休み中~
暑くても、名残の夏の花、はしりの秋の花が結構咲いていました。
この写真を撮った時からはや2週間。もう懐かしい感じです。
ヤノネボンテンカ(フヨウ科)
ヒルガオ(ヒルガオ科)
マメアサガオ(ヒルガオ科)
ノアサガオ(ヒルガオ科)
ヒルザキツキミソウ(アカバナ科)
そして、ついつい撮ってしまうヘクソカズラ(ヤイトバナ、サオトメバナ;アカネ科)です。
日ごとに日が短くなり、気温も少しずつ下がってきました。
今年は、ゴキヅルの実ができ、合器になるまでちゃんと見届けたいと思います。
【撮影:2020/9/5 宇治市】