なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記 2023年12月

2023-12-31 06:09:36 | 道草日記

2023年12月の道草日記です。
2023年も今日でおしまい。
年々一年が過ぎるのが早くなるように感じます。
今年最後の道草日記、どうぞご覧くださいませ。

※名前は五十音順、以下同様
〇花が咲いていたもの 56種類 -24
・アメリカイヌホオズキ 
・アレチハナガサ
池の畔でまだ咲いていました。


・イヌガラシ
結構年中無休でした。


・イヌタデ(花)
・イヌホオズキ(花)
意外と冬場に沢山咲いています。
 

・イモカタバミ
・オオキバナカタバミ(花)

・オオフタバムグラ(花)
・オシロイバナ
・オッタチカタバミ 
・オニタビラコ
・オランダミミナグサ(花)☆
葉が出たかと思うと、もう蕾を見つけました。

・カタバミ
・カラスノエンドウ(花)
あっという間に緑の葉が繁り、花もどんどん咲き始めました。


・キクイモ(花)
黄色い花を見ると元気が出ます!


・キュウリグサ(花)☆
咲いているところには咲いています。


・コセンダングサ(花)

冬になってもまだまだ残っています。
 

・コマツヨイグサ

綺麗に咲いていました~
 

・シロツメクサ
・スズメノカタビラ(穂)☆
花の少ない季節はスズメノカタビラの緑も嬉しいです・・・  


・スミレの仲間(閉鎖花)
・セイタカアワダチソウ(花)
二度目の花が咲いています。キク科が最後まで残りますね~
  

・セイヨウタンポポ(花)
・タマスダレ
・ツタバウンラン
・ナズナ(花)☆
春の七草のタイミングに間に合いそうです。


・タチチチコグサ(花)
・トキワハゼ
・ニセカラクサケマン(花)☆
1月に咲き始めることが多いのですが、12月にも少しずつ咲き始めました。


・ニホンズイセン(花)☆:一輪だけ早熟な花が咲き始め。あとは蕾です。
・ニラ(花)
・ノアサガオ(花)
いつもの恐竜君の最後の雄姿。末にはすっかり花がなくなりました。


・ノゲシ

黄色が鮮やかです。春の花ですが、今やほぼ四季の花。


・ノジスミレ(花)☆
早めに咲き始めた花が一輪。スミレも冬から咲き始めることが多いですね。


・ノボロギク(花)
ノボロギクも春一番・・・というより冬から咲き始めますね。


・ハキダメギク
・ハタケニラ(花)
冬に咲くハタケニラは華奢で綺麗です。


・ハナイバナ(花)

・ハナカタバミ(花)
草刈された場所とは別の溝の脇に花を発見。早朝なので閉じていますが・・・


・ハマクマツヅラ 

・ハマスゲ
・ヒナギキョウ
・ヒメオドリコソウ ☆
もう咲いているのを見てびっくりです!!しかも初夏タイプの花・・・どうしたの!?


・ヒメジョオン
・ヒメツルソバ
三面コンクリ川の壁面に垂れ下がって咲いてます。
 

・ヒメムカシヨモギ(花)
・ブタナ(花)
一度咲き終わったと思ったら、また咲き始めました。キク科強し!

    

・ホソバツルノゲイトウ
しつこく咲いています。草刈りされていない場所には残るのですね。



・ホトケノザ(花)
ガンガン咲いていますね~


・マメカミツレ(花)
・マメグンバイナズナ(花)
もう枯れたと思ったのに、咲いている花を発見。そう、年中無休でした。


・ミチタネツケバナ(花)
先月は少しだけでしたが、今月はあちこちで花を見かけました。


・ミドリハコベ(蕾)☆:ハコベもあちこち。
・メリケンガヤツリ
・ユウゲショウ(花)
・ランタナ(逸)

〇葉、芽が主   56種類  ±0
特に断らなかったら(葉)です。
・アオツヅラフジ
・アカカタバミ
・アメリカオニアザミ
・アメリカフウロ 
・アリアケスミレ
・アルストロメリア 
・ウチワゼニクサ
・オオカワヂシャ ☆:なんともう水の中から葉が出てきていました。
・オオキバナカタバミ

・オオジシバリ
・オオイヌノフグリ
・オオフサモ(特定外来)
・オカタイトゴメ ☆

一応☆は付けましたが、ずっとあったはず。草紅葉です。


・オッタチカタバミ
・オランダミミナグサ
・カキドオシ
・カタバミ

・カニクサ
・カラー ☆:新しい葉が出てきています。

・カラスウリ
・カラスノエンドウ
・カラムシ
・カンナ
・キカラスウリ
・ギシギシ

・クズ

・シロツメクサ
・スギナ
・セイヨウカラシナ 

・セイヨウタンポポ
・セリ
沢山咲いていますが、三面コンクリ水路の下なので採れないのが残念!


・センニンソウ
・タチチチコグサ

・チチコグサモドキ
・ツメクサ 
・ツルニチニチソウ
・ツルマンネングサ
・トウバナ
全部同じと思っていたら、左下がトウバナ。残りはコナスビかも・・・継続観察します。


・トキワツユクサ

・ドクダミ
・ナガミヒナゲシ ☆
もう葉が出てきています!道草日記を始めた当初、観察続けて分かるようになりました。


・ニセカラクサケマン 

・ノゲシ(葉)
・ノボロギク(葉)
・ノミノツヅリ ☆
こちらは散歩道で生える場所が限られているのですぐ分かりました。小さい葉です。


・ハタケニラ
・ハハコグサ
・ヒガンバナ
・マルバヤハズソウ

・ミチタネツケバナ
・ムラサキカタバミ
・ユウゲショウ(草紅葉)

別の場所ではまだ花も咲いていますが、こちらでは草紅葉。


・ヤエムグラ 
冬の緑の定番ですね。
 

・ヤブガラシ(葉)
・ヤブラン
・ヨモギ

〇実、種、終わりかけ 49種類  -5
・アキノエノコログサ
ついに冬っぽくなってきました。

 

・イタドリ(実のあと)
・イヌホオズキ(実)
写真撮ってました。沢山あります。


・イノコヅチ(実)
この実、引っ付きそうで、やだ~


・エノコログサ(実)
・オオオナモミ(実)
・オギ(穂)
・オオバコ(実)
・オシロイバナ(実・枯)
・オッタチカタバミ(実)
・オニノゲシ(綿毛)
・オヒシバ(実)
・カタバミ(実)
・カナムグラ(実)
・カラスウリ(実)

今年は花を見かけなかったので不作かと思っていたら、初めて赤い実を見つけました!


・ギョウギシバ(枯)☆:一面枯れてわびしい光景に。

・コセンダングサ(実)
今年は慎重に行動しているので、まだ実に襲われたことはありません。
 

・コニシキソウの仲間(実)
・コムラサキ(逸・実)
・ジュズダマ(実)
ツヤツヤだった実がくすんだようになって残っていました。この後は白くなる予定・・・


・スミレの仲間(実のあと)
・セイタカアワダチソウ(綿毛)
ほぼ花から綿毛に変わりました。


・セイバンモロコシ(実)
・セイヨウタンポポ(綿毛)
・タチスズメノヒエ(実のあと)
結構この時期鳥の餌になってます。


・ナガエコミカンソウ(実)
・ニラ(実)
まだ残っています。来年も増えるでしょうね~

 

・ヌカキビ(実のあと)
・ノゲシ(綿毛)
花が咲いたら実になるのは当たり前。花とセットで見かけます。


・ノジスミレ(実)☆:写真は花の写真を見てね!
・ノブドウ
残った実も風情がありますね。ターコイズブルーになりました。
  

・ハゼラン(実のあと)
・ハナタデ(実のあと)
・ヒメジソ(実のあと)

・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・ヘクソカズラ(実)
黄葉も綺麗です。

 

・ホシアサガオ(実)
他の植物がなくなってきて、よりごろごろの実が目立つように。
 

・ホナガイヌビユ(実)

・マメアサガオ(実)
・マルバルコウ(実)
・メリケンガヤツリ

・ヤナギバルイラソウ(実)
・ヤブガラシ(実)
よく見るとツヤツヤ綺麗です。


・ヤブラン(実)
・ヨウシュヤマゴボウ(実)
実があると目につきますね。葉は霜が下りると朽ちてしまいますが。


・ヨシ(綿毛)
・ヨモギ(実)

・ランタナ(実)

以上、のべ160種類。

先月見た数が190種類でしたので、30種類減りました。
先月に比べて花の数が24種類も減りましたが、春の花を新たに9種類確認しました。
草刈の影響もありますが、とても寒い日があったので、咲き残っていた秋の花はすべて終了。
一方、一部春の花が咲き始めたのは嬉しいです。

今年一年、道草日記そして拙ブログをご覧いただき本当にありがとうございました。
来年も足と手と頭が動く限り続けたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

【撮影:2023/12  宇治市】

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大みそかイブ、締めは夕暮れの池の光景・・・

2023-12-30 07:01:11 | 自然

もういまから2週間くらい前になりますが、インフルエンザおこもりからの待ちに待った解放日。
夕暮れ時に池経由で買い物に。
家から出たとたん、雲の美しさに目を見張りました。



あ~目で見た光景はもっと綺麗だったのに!
池の方向に行くと、いつものお休み場所にはぽつんとカモが二羽。
あれ~今日は少ないな。


あ、飛行機雲!


池の向こうは東になりますが、夕焼けで赤くなった雲が池に映って、オレンジ色に。
ハシビロガモが並んでお食事中~


池の向こう端の木にサギが鈴なりです。


日が沈んで・・・


細い三日月が出てきました。


池には沢山のカモが休んでいます。
多分キンクロハジロ、シルエットになっています。


素敵な夕暮れのお散歩でした。


ということで、2023年最後の投稿は、年の暮れにちなんで、一日の暮れをご覧いただきました。
こういうさりげない景色を来年もお届けしたいと思います。

明日は道草日記。
大みそかはお忙しいと思いますが、横目でみていただければ嬉しいです。

【撮影:2023/12中旬 宇治市】

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ハトがのんびり、トビものんびり

2023-12-29 05:41:06 | 自然

12月に入っても暖かい日が続いたとある休日、久しぶりに宇治川右岸を歩きました。
昨シーズン散々歩いた隠元橋下流ではなく、宇治にもほど近い辺りです。
見慣れた水道橋の光景。


橋脚付近にカワウが少し。


橋の上にびっしり鳥が止まっていることもあるのですが、この日はパラパラ。
とても暖かい午後だったので、みんなノンビリしています。


あれ、こちらはカワウではありませんね。
なんと、トビがぺったりお腹を付けて休んでいました。
「あんまり見るなよ~」


オギの穂がほわほわと風に揺れていました。




光っています。
お久しぶり~!


おや、岩の上で日向ぼっこしているのは、ミシシッピアカミミガメですね。
わが家のカメはもう冬眠させたのに、あまりの暖かさで野生のカメはまだ活動中。


オランダガラシも青々と・・・


ここから通行止めになっているので、Uターン。
お買い物ついでの散歩なので、せわしないです。
また水道橋まで戻ってきました。


この植物は何でしょう。


答えは、もうほとんど葉が落ちてしまったメドハギです。
まだ緑が残っているのにびっくり。
クズは黄葉していましたね~


あれ、だれか泳いでいます。
逆光なので黒っぽくしか見えませんが、コガモみたいですね。
ここにいたのね~


京滋バイパスが見えてきました。


ん?防音壁になにかゴマ粒のようなものが沢山付いている?


ありゃ


全部ハト・・・


こんなに沢山ハトが休んでいるのを見たのは初めてです。


私が好きなお腹をくっつけて休んでいるスタイル。
「あんまり見んといて」


そういえば、いつも行くスーパーのゆるキャラはハトでした。
ハトの縁で、カワラバトも寄ってきた?
嫌われることも多いハトですが、こうやってのんびりしている姿には癒されます。

【撮影:2023/12中旬 宇治川】

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朝露の畑のケリ劇場

2023-12-28 05:31:18 | 鳥さん

少し前の週末、いつものように早朝散歩に出かけました。
寒いけれど良く晴れた朝です。
前には見られなかったホトケノザが沢山、朝露に濡れて光っていました。



ノゲシも


綿毛がしっとり・・・


こんな写真を撮っていると、向こうの方に見慣れた姿が!


ケリです!
子育ての追っかけをして以来、見かけていませんでした。
もう一羽いるはず・・・と思ってキョロキョロすると、いました。


思いっきり逆光なのでボケボケです。
諦めてまたホトケノザを撮っていると・・・


畦道に出てきました!
おーい、こっちにおいで。
連れ合いを呼んでいる模様。


そして二羽揃って反対側の畑に移動しました。
軽快な足取り。






もう一羽はどこに?
おや、いつのまにか向こうの方に移動していて、こちらの方に近づいてきました。


二羽が枯草を挟んで出逢いました。


あれ~無視ですか。


もう、いちいちうるさいなあ。


ということで久しぶりのケリ劇場でした~
前にも書きましたが、ケリは姿からは雌雄の区別が全くつきません。
子育てを終え、また夫婦二羽でのんびり過ごしている模様です。

今回、気になることが2つ。
1つは、あの子どもたち。何羽無事に育って、今どこで暮らしているのでしょう。
もう1つは、このケリの生活の基盤となっている休耕畑。
先日行ってみたら、一部が地ならしされて、重機が入ったあとがありました。
ひょっとして住宅地になっちゃうのかも・・・

田畑で作業されているのは、高齢の方ばかり。
代替わりできなくて、この場所がなくなってしまうのではとすごく、すごく心配です。

【撮影:2023/12中旬 宇治市】

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サザンカの森、純白編~大阪公立大附属植物園2023/12上旬(7)

2023-12-27 05:36:37 | 植物

昨日に引き続き、大阪公立大附属植物園のサザンカ林で見たサザンカをご覧ください。
今日は、白いサザンカ編です。
白いサザンカは綺麗なのですが、すぐに傷んでしまって純白の花を見ることは意外と難しいです。
今回は頑張って白い花を探してパチリしてきました。
サザンカの品種は色々ありすぎて、しかもそれほど有名ではないのでクイズは止めますね(笑)

最初は、初めて綺麗な花を見たこちら。


「玉獅子」(たまじし)です。
有名な品種かと思ったのですが、検索しても出てくるのは大阪公立大附属植物園の記事ばかり。
今更ながら、大阪公立大附属植物園のサザンカの森の奥深さに驚きます



昨日ご紹介した乙女サザンカと隣り合っていました。


玉獅子は八重咲でしたが、お次は清楚な一重咲き。


いや~気に入りました!
こちらはケンキョウという品種。
漢字では見驚」だそうで、見て驚くくらい綺麗ってことでしょうか。


お次はまた八重咲き。
一番沢山咲いていて、かつ有名な品種・・・だと思います。


「富士の峰」(ふじのみね)です。


花弁のフリルが可愛いですね~
色も名前の通り、雪の積もった富士山みたい。




つづいてまた一重です。
こちらは「雪山」(ゆきやま)という品種。
白い花弁に黄色い蕊というゆで卵っぽい色合いがお気に入りです。特に開き始めが。


少し開いた花。


しばらくすると平開します。
まだギリギリ蕊は黄色いですが、この後茶色く変化していきます。


お次も一重咲きです。
こちらは「雪月花」(せつげつか)
先ほどの雪山ににており、樹名板がなかったら絶対分かりません。


しいて言えば、花弁にウェーブがあり、少しだけピンクが入っていることでしょうか。
あ、それで「花」が入ってる?


お次は、もっとシンプルな一重咲き。
葉の感じが少しサザンカとは違いますよね。
こちらは「アブラツバキ」。ベトナム原産のツバキ科です。
その名の通り、油が取れますが、食用ではなく化粧品などに用いるそうです。


いかがでしたでしょうか。
ツバキ園はあちこちにありますが、これだけ多くのサザンカの品種を育てているところは少ないのでは。
今回は比較的いい時期に行けたと思います。


最後に、これだけ色々なサザンカの品種があるのに、原種はないの?
と思われた方のために・・・
残念ながら、大阪公立大附属植物園では原種は見当たりませんでした。
なので、京都府立植物園の植物生態園で数年前に撮った写真をご参考までに載せておきますね~


一重の清楚な花です。
ところが、一昨日久しぶりに京都府立植物園に出かけると、この木がバッサリ切られていました。
おそらく剪定されたのだと思いますが、花が咲いてからにしてほしかった~
次に見られるときまで、しばしのお別れですね。

※※追加しました※※
fukurouさんに、入り口右手のサザンカが原種に近いと教えていただきました。
名前がわからないまま写していたので、こちらに貼っておきますね!
とても満開でした。

(原種に近いかも・・・)

これで今回の大阪公立大附属植物園特集はすべて終了です。
年末の道草日記を除くと、年内の投稿はあと3日。
ゆる~く地元の光景をお届けする予定です。
今年もあと少し、どうぞお付き合いくださいませ!

【撮影:2023/12/9  大阪公立大附属植物園】


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