なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記~2018年11月

2018-11-30 05:10:42 | 道草日記

まごまごしているうちに11月も終わりの日になりました。
ということで、今日は11月の道草記録です。
今回は、主に11月17日に観察した植物ですが、一部11月24日のものも入っています。
また、日が短くなって通勤途中では花が開いていないことが多いので、写真は休日に撮りました。
一部、地元のほかの場所で撮った写真も含まれています。

それでは行ってみましょう!


〇花が咲いていたもの(五十音順、以下同様)

・アメリカフウロ
花が咲き始める一方、真っ赤に紅葉した葉もみられました。


・イヌホオズキ
前に「アメリカイヌホオズキばっかり」と書きましたが訂正です。地元ではイヌホオズキが主流でした。


・オシロイバナ
・オニタビラコ
毎回同じ場所。ピント合った写真撮ってみたい!


・オランダミミナグサ
中旬に初めて葉を見かけ、その後初めて花を見つけました。ちょっと早い?


・カタバミ
・カヤツリグサ
・キュウリグサ
こちら11/24に初観察です。結構沢山咲いていてビックリしました。


・コセンダングサ
・コマツヨイグサ
寒くなってくると昼近くまで花が開いています。


・シロツメクサ
・シロバナタンポポ


・スズメノカタビラ
・セイタカアワダチソウ
中旬にはまだまだ元気に咲いていました。


・セイヨウタンポポ
最近、ホトケノザとセットであちこちで見かけます。アスファルトの隙間でも元気。


・トキワハゼ
こちらも久々に見かけるようになりました。


・ノゲシ
・ノボロギク
・ハタケニラ
一時抜かれてなくなっていましたが、また伸びて咲いています。
返り咲きと言っていいのでしょうか。


・ハナカタバミ
去年は庭の中に収まっていましたが、今年は道端や空き地、堤防などいたるところに大侵出を果たしました。


・ヒメツルソバ
ヒマラヤ原産だけあって、冬が近づくにつれて元気一杯!あちこちで絨毯のようになっています。
こちらは空き家の溝で繁殖したヒメツルソバ。


・ホトケノザ
今あちこちで満開!田んぼや畑だけでなく、町中でも結構よく見かけます。


・マルバルコウソウ
さすがに少し少なくなりましたが、まだまだ線路脇や堤防で元気に咲いています。


・ミチタネツケバナ
・ヤブガラシ
まだまだ元気に咲いています。


・ムラサキカタバミ
一応、春から初夏に咲くことになっていますが、盛夏以外、結構見かけます。


・ヨモギ
・ランタナ


〇葉、芽のみ

・アレチヌスビトハギ
・ウラジロチチコグサ
・カラスノエンドウ?
・セイヨウカラシナ
・タチチチコグサ
・ノジスミレ
・マメアサガオ
・ヤエムグラ


〇実、種、終わりかけ

・アキノノゲシ
先月咲いていた場所で綿毛を見つけました。


・イタドリ
・イノコヅチ


・エノコログサ
線路脇で晩秋の風情・・・


・オヒシバ
・クワクサ
実が綺麗な赤紫になってきました。一部花も見えます。


・コニシキソウ
・コミカンソウ
・シロザ
・セイタカアワダチソウ
線路脇のセイタカアワダチソウが、先端から綿毛に変化中。


・セイバンモロコシ
・センダングサ
・ツユクサ
・ハゼラン
・ハマスゲ
・ヘクソカズラ
・メヒシバ
・メリケンカヤツリ
・メリケンカルカヤ


以上55種類。
粘り強く咲いている花、春の花の返り咲きが混在し、思ったより花の種類が多かったです。


<お知らせ>
明日12月1日は一日充電のため投稿お休みします!

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宇治川11月 (6)~鷺の舞い

2018-11-29 05:16:26 | 植物
宇治川「ススキ」の正体を確認しに出かけた先週末、水道橋に沢山の鳥がとまっているのを見つけました。
遠めでみた感じでは、白い鳥と黒い鳥。



近づいてズームで見てみると・・・



アオサギ、白鷺、カワウが混在しているようです。
白鷺の種類は何でしょう?
さらにズームで・・・



中央の二羽をトリミング。



左のほうは嘴の先が黒く、口角が目元と同じ場所なので「チュウサギ」のようです。
一方、右のほうは、嘴の先まで黄色で、口角が目元より後ろにあるので、「ダイサギ」。
ちなみに、夏になると嘴は黒くなるそうです。

シッタカしていますが、これは全て帰宅後写真をじっくり見てから分かったこと。
現地で見ているときは全然わかりませんでした。

さて、さらに見ていると鳥たちがざわざわしてきました。
ひょっとして飛ぶ?
と思ったとき、アオサギが・・・



飛んだ!



逆光でカメラの液晶を見てもなーんにも見えません。
仕方ないので、適当にパシャパシャシャッターを押し続けます。

あ、白い方が一斉に飛び立ちます。






下の中洲に降りていくサギもいますが・・






多くは旋回して、




戻っていきます。




ススキ、もといオギのあった場所から、素敵なショーを見せてもらいました。


(この写真は11/10撮影、11/23には全部倒れていました)


ちなみにカワウも時々飛び立つのですが、動きが早すぎて全く捉えられませんでした^^;


<撮影:11/23 宇治川水道橋付近>




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宇治川11月 (5)~野にあるキク科まつり

2018-11-28 05:04:28 | 植物
先日、宇治市植物公園のキク科まつりをご覧いただきましたが、宇治川でも素朴なキク科まつりが行われていました。
元気のでるビタミンカラーが中心です。
オマケに途中の道でみかけたキク科もプラスしたので、ご覧ください。


年中無休に近いセイヨウタンポポ。
総苞片が反り返るのが特徴。



        


ブタナもここではほぼ年中無休。








ヒメジョオン、少しずつ小さく、細くなってきました。
でもまだ優しく咲いています。




溝に咲いているペラペラヨメナ。
ヨメナと言ってもノギクの仲間ではなく、ヒメジョオンと同じムカシヨモギ属。



中米原産ですが、日米欧に帰化しています。
最初白くて、後に赤くなることから、ゲンペイコギク(源平小菊)の別名も。
こちらは赤くなった花。



年々生える範囲が広がり、咲いている期間が長くなっている気がします。





畦道に咲いていたノゲシ。
夏場は消えていましたが、涼しくなる頃からまた咲き出しました。






最後に偶然みかけたシロバナタンポポ。
団地の緑地に生えていました。
関西ではシロバナは普通にみられますが、この季節はまれです。




明日は宇治川で見たびっくりの光景を・・・


コメント (15)
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宇治川11月(4)~センダンとコセンダングサ

2018-11-27 05:25:15 | 植物
昨日はナンキンハゼの紅葉で、今日はセンダンの黄葉・・・
と思ったのですが、残念ながら黄葉には少し早かった!



それでもおなじみのセンダン、大豆のような黄色い実も付き始め、目を引きました。

観察木の宇治川右岸、JR宇治川橋梁下流にあるセンダン。
緑と黄色のまだらになっていました。
センダン科センダン属。
本州伊豆半島以西に分布します。
成長が早く、どこにでも生えてくる印象のある木。
少し散歩すると、路肩に勝手に生えてきた木を必ず見かけます。



少し近寄って・・・




実がぶら下がっています。




同じ場所の8月の写真。
センダンはおまけで、じつはJR奈良線の緑の電車を撮ったのでした。
黄緑色の103系電車は最近廃車が進み、そのうちなくなると言われていて、てっちゃんがよく写真を撮りに来ています。
鉄子さんではないのですが、昔から乗っているのでちょっと残念・・・


(2016/8/11撮影)


同じ場所の5月の写真。
上品な紫の花が咲く頃・・・


(2018/5/26撮影)

川辺の花・・・


(2018/5/26)


花のアップ(別の場所の写真です)


(2018/5/9 宇治市植物公園で撮影)


今はすっかり実になっています。
この実はあまり美味しくないらしく、真冬になるまで残って、鳥たちの最後の食料となっているようです。


(2018/11/23撮影)


さて、上の写真の下に写っているのは、あの悪名高い引っ付き虫、センダングサの実です。
こんな実になっているのはまだ少数派で、まだ花が沢山咲いていました。



実が終わった後の様子。




同じ「センダン」の名が付いているのは、木のセンダンと葉が似ているからだそうですが、どうでしょう?
似ているといえば似ている?
微妙ですね~

センダンつながりとはいえ、とりとめのない投稿ですみません。
最後にオマケでトップのセンダンの今年3月に撮った夕景をどうぞ。









コメント (12)
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宇治川11月(3)~華麗なるナンキンハゼ

2018-11-26 05:17:10 | 植物
晩秋の草刈が終わると、冬季恒例の宇治川河川工事が始まります。
河川敷のノブドウエリアに入れなくなり、堤防上の道路から見下ろすだけになります。
11月、宇治川を眺めながら堤防上をあるいていると、ところどころ赤く染まった木が見えます。

2週間前、11月10日にはまだ緑も混じった木が見えました。



お隣のマルバヤナギの緑とのコラボがとっても素敵。




他の場所にはオレンジ色の木も・・・



同じ木で、ほぼ同じ場所にあるのに、どうしてこの違いがでるのでしょう。




11月23日には、オレンジの葉は散ってしまい、紅葉はますます鮮やかに。





こちらにも・・・



拡大すると、一面真っ赤!




宇治川に生える木はそれほど種類がなく、エノキ、アカメガシワ、アキニレ、センダンと、このナンキンハゼ。
上流にはこれに加えてトウカエデも一部野生化していますが、下流にはみられません。
ということで、下流で真っ赤になっている木はほぼナンキンハゼと思って間違いないようです。

ナンキンハゼはトウダイグサ科ナンキンハゼ属(前はシラキ属だったのに・・・)。
中国原産で公園に植えられたり、街路樹になっています。
秋に実がなり、白い蝋質の種が鳥に食べられ、その落し物であちこちに広がっているようです。

奈良公園などでは、元々の植生を脅かすとして駆除が行われていますが、秋の紅葉はなかなかものものだそうです。


<参考写真>

奈良公園で昨年7月に見たナンキンハゼ。こんなに大きくなるのですね。
今はどうなっているのでしょう。紅葉していたら見てみたい!




なんのひねりもない投稿でスンマセン。
ジョーさんのプレッシャー、半端ない・・・^^;
コメント (14)
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