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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

京都ちょこっと散歩~法然院の秋の青紅葉

2024-11-23 05:31:03 | 京都散歩

哲学の道を歩き、法然橋を渡って最後の目的地の法然院に向かいました。
脳内イメージでは、法然橋を渡ったすぐ先にあると思ったのですが、結構坂を上っていった先にありました。
結構これまでの散策で疲れていたので、ようやくたどり着いて山門を見たときには一段と感動!



石段を登って中に入ると、左右に綺麗に整えられた盛り砂がありました。



こちらは白砂壇といい、水を表す砂壇の間を通ることで、心身を浄めて浄域に入ることになります。



紅葉の葉と流れの絵が砂で描かれていました。
境内を進むと、池の向こうに本堂が見えてきます。



疲れていたのでしょうか、本堂やその他のお堂の写真を撮り忘れました。
お参りはしましたが・・・



菊の花が印象的な手水鉢・・・でしょうか。



境内で見たセンリョウの実。



マメガキの実でしょうか。なんとなく気になって望遠で覗いたら生っていました。



何より好きだったのがやっぱり山門!









え、しつこいですか?(笑)
法然院の由来や、現在の活動については、ホームページに詳しく書かれています。
特に興味を持ったのが、貫主さんが文化や森の自然に関する活動を色々されていること。
こちらももう一度ゆっくり訪ねてみたい場所になりました。

ということで、今回の京都ちょこっと散歩いかがでしたでしょうか。
これだけ回って大体3時間。
この後、バスで東山三条(地下鉄東山)まで戻りました。



こちらは東山区の古川町商店街の生麩屋さん愛麩(まなふ)でいただいた生麩ソフトクリーム。
もちもちした生麩がアクセントになって美味しかった~

【撮影:2024/11/10  法然院】

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京都ちょこっと散歩~哲学の道をぼーっと歩く

2024-11-22 05:24:58 | 京都散歩

永観堂を出たあと、哲学の道に向かいます。
哲学の道は銀閣寺と若王子神社を結ぶ約2kmの散歩道です。
(余談ですが、てつがく、と打って変換したら、てつ萼と出ました)
今回は若王子側からスタートしました。



スタート地点はこんな感じ。疏水のすぐ脇の小道と、中央の少し広い道、左の歩道。
どこを歩いたらいいのか迷いましたが・・・



やっぱり水路脇の道が素敵!ということで、以後なるべくこちらを歩くことにしました。



哲学の道は、今から約1世紀前に京都大学教授で哲学者の西田幾多郎が毎日歩いた道。
散歩しながら思索にふけったことから、「哲学の道」と名付けられたそうです。



ネコも思索にふけりながら歩いていきます・・・なわけないか。



青紅葉や



オレンジに色づいたモミジが綺麗です。
この水路は琵琶湖疏水。人工的に作られた水路なので、なんと南から北に流れているそうです。

   

   

疏水にはカモもいました。慣れているのか、人が近づいても逃げません。



さらに進むと、大豊神社の幟。
こんな感じで途中途中、山側に神社仏閣の案内が現れます。



疏水の両側にはサクラの木。さぞ春は美しいことでしょう。
その時期に早起きして行ってみたくなりました。



今はほとんど花はありません。対岸で咲いていたコンギクに目を惹かれました。



来た方向を振り返って。
思ったほど人は多くなく、のんびりと歩くことができました。
この後、最後の目的地に向かいます。

【撮影:2024/11/10  哲学の道】

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京都ちょこっと散歩~永観堂のプレ紅葉(後編)

2024-11-21 06:53:47 | 京都散歩

永観堂の続きです。
諸堂から見たモミジはほぼ青紅葉でした。
では、境内のモミジはどんな感じでしょう。
そこで、次は広い境内を歩いて、紅葉の進み具合を確認することにしました。
(11月10日の写真ですので、今の状況とは違うことをご承知おきください)



こちらは唐門(勅使門)。青紅葉が綺麗ですね~



境内の石畳を歩いていきます。見ての通り人が連なっていますが、まだ少ない方です。



右手に綺麗に紅葉したカエデ。手前のススキがいい味だしています。
それでついつい・・・



全体としてはこんな感じですね。気の早い木の一部分だけが紅葉している感じ。







AIで真っ赤に変換したら、紅葉の光景になるかも・・・
いえいえ、青紅葉も綺麗です!





歩いていると、池の畔にでてきました。



なんと対岸には綺麗に紅葉した木々が沢山並んでいます。
なぜこんな風に一部分の木だけ紅葉が進んでいるのか分かりませんが・・



夢中になってシャッターを押しました。



臥龍廊の先にあった多宝塔(なぜか臥龍廊からは直接行けない)が紅葉に映えています。



最後の最後に満足して、永観堂をあとにしました。



まだ少し時間があったので、さらに先に行くことに。
有名ですが、一度も歩いたことがない哲学の道に向かいます。

【撮影:2024/11/10  禅林寺永観堂】

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京都ちょこっと散歩~永観堂のプレ紅葉(前編)

2024-11-20 05:26:46 | 京都散歩

京都の紅葉名所は数あれど、必ず名前が出てくるのが永観堂です。
ただ、紅葉の時期にはあまりにも混雑すると聞き、これまで行ったことがありませんでした。
今回は南禅寺から歩いてすぐということもあり、ちょっとだけ見に行くことに。
まだ全然紅葉していないので、きっと空いているでしょう~と思って・・・
その結果は・・・2回に分けて投稿しますので、どうぞご覧ください。



最初に永観堂の説明をちょこっと。
永観堂の正式名は禅林寺。853年に創建された歴史のあるお寺です。
最初は密教道場でしたが、永観が浄土念仏を唱えて、永観堂と呼ばれる浄土宗のお寺になりました。
横を向く珍しいお姿の「見返り阿弥陀」が有名です。
これは、永観が念仏を唱えながら阿弥陀如来の周りを行道していると、阿弥陀如来が一緒に行道を始め、
その時、永観が驚いて立ち止まったため、阿弥陀如来が振り返って「永観遅し」と言われた伝承による。
(Wikipedia一部改変)
ということです。
境内は思いのほか広く、歩いていても自分がどこにいるのか全然分からず。
後から境内図を見て理解しました。
皆様もどうぞ境内図を開けながらご覧くださいませ。

途中の道も結構人が多かったので覚悟はしていたのですが、



う~行列できてる。
中門の手前で、沢山の拝観者(ほぼ外国人観光客)がすらーっと列を作っていました。
トップの写真はその中門です。



中門を入り、「諸堂入口」で靴を脱いで堂内を拝観しました。
諸堂って何や?と思ったのですが、中に入ると、いくつかの建物が回廊で結ばれ、確かに諸堂。
お堂の中もお庭も見所満載で、「紅葉だけではなかった!」と驚きました。



釈迦堂から見た池のあるお庭



ウメモドキの実が綺麗に色づいていました。
釈迦堂を回る回廊から唐門(勅使門)が見えます。



さらに進むと、お庭。
晴れ過ぎて影が邪魔ですが・・・
今はまだ青紅葉ですが、紅葉すると見事でしょうね。



さらに進むと、何やら登っていく回廊が見えてきました。



御影堂につながる廊下を進んでいきます。
そして、そこで見たのがこちらの不思議なぶら下がる松の葉



松の葉は二又になっていますが、こちらは三又。
「三鈷の松」という結構有名な松の木のようでした。



それにしても、境内至る所にある青紅葉が綺麗です。



上の写真で朱塗りの建物が阿弥陀堂。
こちらに有名な見返り阿弥陀がおられ、拝観することができます。
当然写真は不可なので、こちらでご覧ください。



拝観を終え、先ほど見えていた登っていく回廊に向かいます。
こちら、登る前に見えていた御影堂。



階段もしくはエレベーターで昇ったところから見える御影堂



階段が急なので、足の悪い人用にエレベーターもありました。
そして極めつけがこの階段。



臥龍廊と呼ばれる緩いらせんのようになった階段です。
登りはまだいいのですが・・・



手すりが低いので、下りが結構怖い・・・
でも登り切ったところから見える景色が美しくて感動しました。





まだまだ青紅葉ですが、紅葉が進んだら綺麗でしょうね~
ということで、下りてきました。さっき歩いていたところがよく見えます。



明暗コントラストがきつすぎて、いつもにもまして分かりにくい写真になってしまいました。
とりあえず、もう少し紅葉が進んだら再訪してみたいです。

明日は、境内の様子です。

【撮影:2024/11中旬 禅林寺永観堂】

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京都ちょこっと散歩~南禅寺から水路閣のプレ紅葉

2024-11-19 06:27:43 | 京都散歩

京都に住んでいるのに、京都の名所を全然知らないのもいかがなものか。
最近そんな風に思って始めた京都ちょこっと散歩。
半日程度をめどに、京都のベタな観光名所を訪れて、なつみかん目線でご紹介する企画です。
ガイドブックも予習も全然なしなので、観光ガイド的にはヌケモレだらけ。
そこは反面教師として、実際に行かれる方がしっかり事前学習していただければと思います~

今回は11月中旬の休日、南禅寺~永観堂~法然院の超有名コースを歩きました。
紅葉の進み具合は如何に!?
1回目の今日は、南禅寺です。

地下鉄蹴上駅を下車し、両側に南禅寺塔頭を見ながら歩いていきます。
時間はちょうど正午、思ったより歩いている人が少なくて驚きました。



紅葉はまだまだと思っていましたが、時々綺麗に色づいた木々が見られます。



こちらは何有荘(かゆうそう)庭園。
明治時代に廃された南禅寺塔頭の跡地に築造された6千坪の大庭園なんだそうです。
残念ながら非公開。門前の紅葉している木はドウダンツツジですね。



立派な門は、金地院の中にある東照宮の楼門です。
その金地院は南禅寺の塔頭の一つで、「鶴亀の庭」という庭園で有名です。
江戸時代に家康の帰依を受けた以心崇伝が創建。家康ゆかりなので、東照宮なのですね。



紅葉がいい感じ!



ここから少し行くと、南禅寺の門があります。
やはり南禅寺は人が多いですね。人が少ないと思ったのは、蹴上から行ったからかも。



先に進むと、日本三大門のひとつの三門(重文)が見えてきます。



すごい迫力!
ここは、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」で有名です。
楼上を拝観することができますが、今回はパス。





門を抜けたところで振り返ってみた三門です。
見事な青もみじ(笑)



その先に法堂(中心となるお堂)があります。
中には入れませんが、天井に描かれた龍の絵を覗き見ることができます。



南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で、1291年に創建されました。
その後、足利義満によって、京都五山・鎌倉五山より上位の「五山之上」とされます。
知らなかったのですが、南禅寺は禅界で最高の格式をもつお寺だったのです。
境内には、国宝に指定された方丈をはじめ、立派な建築物や庭園が沢山。
今回は時間の都合もあり、お庭見学はパスしました。



紅葉が綺麗だった天授庵。
こちらは南禅寺でも一番由緒ある塔頭なんだそうです。



杉苔の中から芽生えた松。こんなのばかり目につきます。



そしていよいよ水路閣。
琵琶湖疎水を通す水路橋で、日本離れした赤レンガアーチがとても印象的。
南禅寺を訪れるのはもう何十年ぶりなので、懐かしく見学しました。





紅葉は進んでいませんでしたが、青もみじと赤レンガのコラボがとても素敵。



要は、これが見たかったという・・・
サスペンスドラマで見た、という人もおられるのでは。

南禅寺の塔頭や庭園をすべて見学すると、半日はかかりそうです。
庭園に興味のある方はぜひ訪れて下さいませ。



空を見上げると、綺麗な秋空。
紅葉も少しずつ進んできています。



ここから紅葉で超有名な永観堂に向かいます。

【撮影:2024/11中旬 南禅寺】

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