おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

最近つかわへんよぅになった京都弁

2022-06-26 18:31:35 | Weblog
京都の街中から離れて住むようになったら
「言葉遣いが大阪弁やな」と京都に住む年寄りがいいよった。

「うちらまだ、京言葉のこってるわ」やて。
「はいはい、そーどっか。」

「どうせ最近の若い子は、観光客相手に京ことばつこうてへんから、関東弁になってるんやろ」と
反撃しつつ「どんだけ京ことばつこてるんや?」ととうたら
「こないだテレビでなんでも「お」つけたら京言葉になると京都に住んでタレントが
いうてたけどそんなもんやろな」
ということで元悪ガキ2人の居酒屋での京ことば対決

久しぶりに確認したら、「ぜんぶつこてる」やて(笑)
京男はあかんたれ、京女はしっかりもんの典型がゆうてくれるわ。
「そんなことあらへんやろ」とつっこんだら「それが大阪や」そうな。   
 おんなじいいようでもイントネーションで変えられる便利な言葉がたんとあるけど
よぉー考えたらえずつない意味のもんを京都以外の人に伝えるための隠語みたいなもんなんやろな。
「はしとはしとはし」「くもとくもとくも」前後のことばいれんと聞き分けられ伝えられたら「京都の人」や。
※「橋と端と箸」「雲と蜘蛛と組も」を京ことばつかう人に順番を自由に話してもらってあてるゲームは京ことばのリスニングテスト(笑)
ニコニコ笑いながら「どんくさいなぁ」っていったらかどがたたへんという「コミュニケーションツール」が京ことばで、「花街ことば」や「公家ことは」みたいなんが有名になったけど、うちらがつこてたんは京都弁なんやろな。
「おいでやす」という言葉とともに全国区になった「いけず」という言葉のおかげで
「いじめ、いじわる」という意味とイメージが「京都の人間」にまとおりついてんのやなぁ
「京の花街言葉」と「京都弁」はちゃうとおもうんやけど。
 ま、若いバイトの店員さんも巻き込んで
ひさしゅうわすれてたきたない京都弁たんとおもいだしてたんのうさせてもうたわ。

「ちょろこい」 簡単 軽薄
「おいど」 おしり
「すこい」ずるい こざかしい 計算高い
「たらかす」なだめる ごまかす だます
「せつろしい」忙しい 気ぜわしい 
「ばば」排泄物
「しんきくさい」陰気 もどかしい しれったい 面白みがない
「おでき」吹き出物 
「らっこ」 痔
「きづいな」わがまま
「しょうびんな」貧乏くさい 貧相な
「つろくあわせ」帳尻合わせ
「えずくろしい」くどい 度を越している
「ほんがら」空っぽ 知恵がない
「やくたない、やくたいもない」 迷惑な 無茶な
「ほたえる」あそぶ たわむれる 暴れる 
「ねっから」一向に 全然
「どんくさい」にぶい 不器用 作業が遅い 理解が遅い

「たんと」たくさん
「ごもく」塵 ゴミ
「くべる」燃やす
「すみくた」すみっこ 端っこ
「かんかん」バケツ 硬い 怒る 夢中になる 
「せーだい」一生懸命 いくらでも たくさん うんと
「てんこもり」山盛り
「そんなり」そのまま 普段着
「きづつない」 申し訳ない いやな思いをさせた 心配や心遣いをさせてしまったことへの謝り
「つらって」連れ合って 連れ立って
「かなん」いや 
「おみや」 足
「えんばんと」 折あしく あいにく
「かってきて」 借りてきて
「こうてきて」 買ってきて
「ほかす」 捨てる
「よばれる」 食事をご馳走になる
「いぬ」 帰る
「たんねる」 尋ねる 質問する 聞く
「うざる」 あふれるほど ありあまるほど
「はしこい」気が利く すばやい 頭の回転が速い
「ぼとぼと」びしょ濡れ
「はばかり」便所 
「はばかりさん」ごくろうさん
「どない」どのように
「とぉーに」とっくに ずーと前に
「どぉーなり こぉーなり」なんとか ようやく 

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