テレビでなのはな村のことを知った(フジサキは見ていませんので、何となく面映いのですが。)、と、この2つの壜を持って、Iさんという方が尋ねて来て下さいました。
大体、フジサキと同じくらいのお年かな、と察しました。
毎年、御趣味でお作りになって、友人知人に配られるそうです。「母から教えてもらったとおりやってます。」とのこと。
<赤柚子胡椒> <青柚子胡椒>
「みなさんのお手伝いになれば。」と、言われ、「ボランティアじゃないですよ。」と、付け加えられました。フジサキ、何となく分かります。「福祉」とか「ボランティア」とかいう言葉、フジサキも嫌でしたもの。
でも、あるとき、教えていただきました。
ボランティアとは、自分に絶望しない世の中をつくるための働き。
(福祉、と言う言葉に置き換えても良いと思います。)
この言葉に出会って、今のフジサキがあります。じゃあ、たいしたことないね。と、きっと誰かが言うでしょう。フジサキのひがみ根性、ひどいですね。
たとえば、次の文章はいかがでしょうか。
フジサキの知人で、横浜で「カフェベーカリーぷかぷか」という福祉事業所を運営している高崎明からの便りです。
私(店長の高崎)は3月まで養護学校の教員をやっていました。教員生活30年の中で、障がいのある人たちの魅力にすっかり魅せられてしまいました。ふつうの人に比べると、できないことはたくさんあります。字が読めない、言葉がうまくしゃべれない、人とうまくおつきあいができない等、あげていくとキリがないくらいです。でも、よぉくつきあってみると、そういったできないことをひょいと超えてしまうようなすばらしい魅力を彼らは持っていました。
こんなすてきな人たちとは、一緒に生きていった方が絶対得!と、いつしか思うようになりました。
本当に、そうだと思います。
絶対、得な生き方です。
Iさん、いかがでしょう。
色んな自主生産物の欲しいなのはな村、Iさん、よろしくお願いいたします。早速頂いた唐辛子の種を播いときますね。
Iさんのチラシ、素人ワザじゃないですね。