なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

みちくさ

2010-08-31 15:18:47 | なのはな村日記

旅の案内誌「みちくさ」という情報誌があります。

次の号は都城特集だそうです。なのはな膳を撮影する「なにわのカメラマン」(名刺にそう書いてありました。)川瀬氏を撮影しました。

川瀬氏、風貌に似合わぬ良き人でした。楽しみにしています。 フジサキ

 


本日の給食

2010-08-27 13:31:18 | なのはな村日記

本日の給食です。
なのはな村は開所の年の1年間は給食でしたが、2年目から授産(生産)活動に切り替えました。支援者と利用者さんで作る昼ご飯。収益が出た分は利用者さんの給料になる、と、画期的なことだと自画自賛したのですが、いかんせん、350円の単価を抑えることが出来ない。また、加算(給食スタッフに補助がつくのです。)もいただけない。
 思い悩んだあげく、給食に戻しました。現在は、利用者さんは230円、職員は300円で頂いています。なのはな村の無農薬野菜を出来るだけ使っていただいていますが、やはり若者向けに肉・魚も結構あります。みんなは喜んでいますが、フジサキは動物性たんぱくは昼ご飯でまかなおうと、常に完食です。保護者の方にも予約で食べていただいていますが、味付けも良い、と好評です。何せ「レストラン遊楽」の初期を担ったSさんが調理士で頑張っていますから。
 ご飯は大・中・小とお好みで。医者から制限を受けた人は仕方ありませんが、今のところはみんな希望通りです。フジサキも自分の希望で中にしていただいています。家庭といっしょの陶器の茶碗であることは言うまでもないことです。        フジサキ



7人の挑戦者たち

2010-08-23 10:43:41 | なのはな村日記

都城でも、インターネット上でも、有名な森精肉店です。今年は口諦疫の影響で・・と、社長さんは渋い顔をされていましたが、それでも大忙しの7,8月でした。自分のことのように言っていますが、これには、まあ、訳があるのです。
なのはな村就労移行の実習の話から、森精肉店とのお付き合いが始まったのが6月の初めです。7,8月の忙しい時期にはアルバイトで対応されるということで、なのはな村の面々の働き具合を見て頂いて、そこにつなぐことが出来ればという密かな願いのなかでの、実習の始まりでした。
ところが、結構難しい作業です。まず、支援員が覚えるのに一苦労。企業秘密があるので詳しい行程は話せませんが、1枚の肉に秘伝の味噌が塗られて真空パックされるまでの行程をこなします。

http://www.yasasii-ko.jp/shop/bussan/mori.htm 注文も出来ます。

この行程は通常3人ということですが、5人で従事するわけにはいかないでしょうかと、提案しました。3人分しか給料は考えないけどそれでよければ、と了解を頂いて体制を作って見ることにしました。希望を募り、申し訳ないけどある程度、事業所内で選考もして、7人のチームが出来ました。うまくいけば5人が交代で出向くことになります。
難しい作業ですが(当然、正確性はあたりまえの話です。)、みんな良く頑張って2週間くらいで支援員は手を出さないで<見守り>の位置につくまでになりなりました。が、それでも最終的にみんなは支援員を頼っています。
そこで、更に社長に提案です。「支援員は現場を離れてよいでしょうか。」社長の返事です。「7、8月をなのはな村にお願いするにしても、最終的な責任を支援員に取ってもらえると思っていた。」確かにその通りです。図々しい提案ですが、更に続けます。支援員がいないほうが、彼らはもっと能力を発揮すると思います、と、彼らの可能性を訴えました。何かあったら、支援員は直ぐ駆けつけますから。最初は難色を示されていた主任さんも段々頷いて下さり、最終的には「やってみなければ分からないなら、やってみよう。」という社長の言葉で提案を受け入れてくださりました。

その結果、実習だけではなく、7,8月の短期就労ということで7人の挑戦者たちを受け入れていただきました。現在、支援員は職場までの送迎のみで
す。ときに、現場の様子は見ますが。
いま、彼らの世界がどんどん広がっていくのを感じます。また、同時に会社の方々も、「支援員」というフイルターを通すことなく彼ら個人と向かい合うことで、彼らに色んな興味を持って下さっているようです。ときに話を聞くと、○○君、××さんという個人の名前が良く出てきます。

今回のことで、簡単に結論めいたことは言えませんが、彼らの可能性が広がったことは事実です。挑戦者の中で就労に失敗した人、企業実習も途中で失敗した人が何人もいます。今回のようなグループ就労が可能となればいやいや、みんな就労移行が出来るぞ、と、強く思います。
ともあれ、この挑戦者たちの中から継続的な就労者が出てくればうれしい話ですし、今回不可能でも、11,12月とこの仕事はあります。1年間のうちの4ヶ月の短期就労は可能となった訳です。         フジサキ


 

 


新メニュー登場

2010-08-20 15:09:50 | なのはな村日記

遊楽に新メニュー登場。題して「おにぎり膳」

おにぎり3種炊き込みご飯おにぎり・あぶら味噌焼きおにぎり・古代米入り玄米おにぎり)
おみそ汁・香の物・日わり小鉢・デザート

フジサキは、午後3時に500円なりをお支払いして頂きました。いつも、500円でご提供いたします。